2014年4月13日 vs ギラヴァンツ北九州

16:00 本城

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シャムスカ

監督

──感想

我々にとっては1戦1戦を勝つために考えて臨んでいますが、今日に関しては目標を達成できなかったということと、よくなっていた守備のコンパクトさが(この試合では)よくなかったのではないかと思っています。そして、我々も負けを受け入れなければいけないと思いますし、相手に賛辞を送らないといけないと思います。そして、90分間戦い続け、結果を求め続けた選手たちに感謝したいと思っています。

──守備が乱れた理由、間伸びした理由は?

我々のミスもありましたが、相手の攻撃に素晴らしいものがあったと思います。悪いところを言えば、少しスペースを与えすぎたのかなと思います。そして、1対1で彼らの方が力を発揮できたのではないかと思います。

──先制した試合ではありましたが、試合を通じて想定外だった部分は?

先制したことは選手たちを褒めたいと思いますが、相手の方が少ないチャンスを生かしたと思います。我々の方が相手よりも多くのチャンスを作りましたが、チャンスを生かすことができませんでした。試合中、試合をコントロールした場面もありましたが、特に彼らの同点ゴール(1失点目)に関しては、(クロスが)駒野に当たり、GKが出るタイミングをずらしてしまったことは残念に思っています。

──具体的に相手の攻撃が素晴らしかった部分とは?

我々のペナルティーエリアの近くでは彼らの力を発揮させなかったのですが、彼らの動きは素晴らしかったです。そして、すごく効率がよく、決めるところでしっかりと決めていたと思います。

──相手のミドルシュートに対して寄せが甘かったですが、その原因は?

試合の序盤、10分、15分のところはしっかりとプレッシャーをかけるようにという指示を出しましたが、ゴールを決めたところではちょっとリトリートしてしまいました。ポジショニングに関しては数的優位を作れていましたし、しっかりオーガナイズされていたと思います。ただ、繰り返しになりますが、相手は効率よく動いていましたし、チャンスを生かしていました。

──ミドルシュートから2得点していますが、相手の守備ブロックに手を焼いた部分はありましたか?

スリッピーなピッチということで、ペナルティーエリアの外からシュートを打つということは、試合が我々に求めていたことだと思います。それをきっちり決めることができたことは成長を感じました。

藤ヶ谷 陽介

藤ヶ谷 陽介

選手

細かい部分でミスがあり、しっかり対応していかないとこういう結果になってしまうかなと。先制して、すぐに(得点を)取られてしまった後は相手が余裕を持ってディフェンスの間に顔を出し、パスを受けて、という展開になってしまいました。守備面としては後手後手になってしまったと言うか、狙いどころがちょっとあいまいになり、相手のペースを握られてしまいました。

──1失点目について

僕自身、(クロスの)コースが変わり、中途半端になってしまったかなと思いますし、そういうところもしっかりと対応しないと。せっかく先制点を取ってくれたのに簡単に同点にされてしまいました。申し訳ないです。

駒野 友一

駒野 友一

選手

ミスが重なってしまい、得点を取りましたが、リズムを作ることができなかったと思います。プレッシャーの位置が定まらず、バラバラになってしまった部分がありました。前節までよかったところ、プレッシャーだったり、ポジショニングだったりという部分を今日もやり続けなければいけませんでした。

松井 大輔

松井 大輔

選手

相手というよりも、自分たちが自分たちでゲームを壊した感じがしました。入り方や球際とかそういったところで、前半に1点取ってから気を引き締めていかなければいけないところで、それができなかったかなと。反省して、修正できればと思います。

山田 大記

山田 大記

選手

(先制点を決めたが?)残念です・・・。チームとして集中してなかったわけではないのですが。やはりセカンドボールの予測と反応の部分で、跳ね返ってくるボールがスリッピーなところがあり、ボールがルーズな状況で追い越し過ぎたかなと。リスクマネージメントの部分で中盤、サイドが(ボールを)追い越すべきなのか、しっかりキープされているのか、といった部分をみんなで判断していければと。奪われる過程と言うか、もちろん奪われないことが一番ですが、奪われることもあります。そのあたり、前に急ぎ過ぎていると言うか、無駄に追い越し過ぎなくても、攻撃はいい形が作れているので。ただ、攻撃に関してはそれほど大きな問題を感じませんでした。

課題としてはこれまでもありましたし、それが出たのが今日の試合でした。いい薬にしなければいけません。

ギラヴァンツ北九州 ■柱谷幸一監督

──感想

まず初めに雨の中たくさん来てくれたサポーター、ファン、観客のみなさんに感謝したいと思っています。磐田というビッグクラブとの対戦だったので、もっといい雰囲気でやりたかったのですが、その中でたくさん来てもらい、なおかつ勝ちゲームを見せることができてよかったと思っています。

ゲームの方は早い時間に失点したのですが、逆に早い時間だったのでみんなおそらく開き直ってまたリスタートし、ゲームを進めていくことができたのではないのかなと思います。前半のうちに1点返せたことが振り返れば大きかったと思います。攻撃も守備も1週間準備してきたことがゲームの中で出せ、なおかつ、勝つことができてチームにとっても自信になるゲームだったのではないかと思います。次すぐにゲームが来るのでしっかりいい準備をして、次も勝てるようにやっていきたいと思います。