2013年11月23日 vs 横浜 F・マリノス

14:00 ヤマハスタジアム

試合テキスト速報

インターネットラジオ

インタビュー他

関塚 隆

監督

──感想

前節降格が決まり、ホームで首位のマリノス戦ということで、何とかやはり意地を見せ、サポーターのみなさんの前で勝とうということでピッチに送り出しました。ただ、前半は非常にいい形もありましたが、前半の途中からセカンドボールを拾われ、押し込まれ、セットプレーという流れが少しできていたと思います。後半、もう一度前から行きながら、相手の圧力に負けずに前に行こうということでしたが、押し込まれ、セットプレーから失点しまいました。その意味では、マリノスさんの方が戦い方を整理した試合をできていたのかなと思います。

──ビルドアップの時のミスが目立ちましたが、それも敗因でしょうか?

ビルドアップと言いますか、マリノスさんがボールを縦に入れ、我々がマイボールにした時にそこでのプレスがマリノスさんの特長でもあったと。それをどう回避するかと。そのプレーヤーが出せなくても一つ前に出すということを話していましたが、なかなかそこで勇気を持てなかったと言うか・・・。縦に入れられるプレーヤーとそれを躊躇するプレーヤーがはっきりしていたので、そこのところが我々にもう一つリズムを持ってこれなかったポイントだと思います。

駒野 友一

駒野 友一

選手

いい時間帯もありましたが、なかなかシュートを打てない場面もありましたし、いい試合をできませんでした。ボールを下げること自体は間違いではないと思いますが、リスクを追うべき場面と言うか、前に出せれば突破できる場面で後ろに下げたり、後ろが気になってしまった部分もあったと思います・・・。やはり強気なプレーを出すことが一番だと思います。

山本 脩斗

山本 脩斗

選手

相手の入りとしては、裏に蹴ってくるということはわかっていましたし、守備することはできました。ただ、後半に入ってセットプレーから失点ということで、やはり悔しいです。ホームで勝点3を取るということをチーム全体で意識していましたし、その中でいろいろトライしましたが、なかなかそういったものを出せなかったと思います。

山崎 亮平

山崎 亮平

選手

相手がどうかと言うより、こちらのミスが多くなってしまいました。相手の背後でボールを受けたいという思いがあったのですが、なかなか合わせられないところがあり、なかなか前でプレーできませんでした。

安田 理大

安田 理大

選手

サッカーでは何をしても上手くいかない状況があると思いますし、今日そういう状況になってしまいました。今の順位がそのまま試合に出てしまったと思います。序盤からプレスが来ることはわかっていましたし、もう少し何とかしたかったのですが・・・。残り2試合チームとして最後までプレーするだけです。

横浜F・マリノス ■樋口 靖洋監督

──感想

リーグ戦もラスト3になり、大事な局面を迎え、その中で本当に集中力の高い、質の高いゲームができたと思っています。勝点3を取れたことをここまで駆けつけていただいた本当に多くのサポーターと共に喜びたいと思います。

ゲームの内容については、我々が目指しているアグレッシブさを出すということに関して言えば、今季のベストに近いゲーム内容だったと思います。特に守備面で相手の起点になるであろう前田選手、山崎選手に非常に厳しい対応をして起点を作らせないと。セカンドボールをうちのボランチ、サイドハーフの選手がプレスバックしながら取ると。本来のボールを奪いに行くという守備がかなり高い確率ででき、ジュビロさんにあまり多くのチャンスを与えることがなかったと。これは高く評価したいです。

得点をなかなか取れず焦れる展開になりましたし、前がかりになり、カウンターを受けるということをしてしまいがちですが、経験のある選手たちがじっくりと1点を奪いに行くという姿勢を表現してくれたと思います。その意味でも攻守のバランスをしっかり取りながらゲームを進めることができましたし、いいゲームコントロールだったと思います。リーグ戦はあと2つです。今日以上のゲームをするということにポイントを置き、また次の準備をしたいと思います。