14:09 国立
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監督
120分のうちの始めの30分ぐらいは、もしかしたらグラウンドで見ていた方々には申し訳ないゲームをしたのかなと思いますが、それ以降の時間というのは広島の攻撃も素晴らしいものがありましたし、我々も粘り強い守備からカウンター気味でチャンスを作り、非常に見ていて面白いゲームができたと思います。これだけ多くのサポーターのみなさんの声援によって、選手達は力をもらったし、勝たなければいけないというものをグラウンド上で表現できたのではないかと思います。本当に素晴らしいプレーをしてくれた選手達に感謝したいし、誇りに思っています。久しぶりのタイトルのチャンスを、選手達が優勝ということでサポーターのみなさんに喜びを与えることができ、本当に良かったと思います。中2日でまたリーグ戦があるので、しっかりコンディションを整えてまたやっていきたいと思います。
後半の立ち上がりすぐに失点して、広島の攻撃力を考えると、そのままずるずるいくか、カウンターからまた失点するのではないかと、ということも考えました。ただ、実際、それからジュビロの選手達はグラウンド上を非常によく走りましたし、非常に自分達のペースでゲームを運んでいたと。やはり何としてでもゴールを奪うんだという気持ちが外から見ていてわかっていたので、やってくれるのではないかなというふうに、後半を見ていました。
二つとも同じ答えになると思いますが、今シーズン、非常に相手のリズムの中で粘り強く、フィールドプレーヤ―、ゴールキーパーが一体となって粘り強く守備ができることが成長していますし、今日のゲームでもやはり生かされていると思います。やはり広島さんの方は中2日のゲーム、我々はすごい雨の中でしたけど中3日あるということで、もしかしたら、最後の最後に動きが少し落ちたのかなと。ただ、広島の選手達は非常にパワーのある選手もいますし、120分戦っても素晴らしいプレーをしてくれて、逆にジュビロの選手たちもそれに踊らされるというわけではありませんが、非常に自分達から動き出してプレーできたと思います。非常に粘り強い守備からの攻撃というものがゲームで出せたと思います。
特別、相手の動きを見て引いてやるとか、変わったことは伝えていないです。普段通り自分達のポジションが取れたら前からプレスにいこうと。ただ、広島さんの方もそれほど無理をせずに、攻撃の組み立てをしていたので、穴がなかなかできず、ああいうゴールに近い箇所でのプレーが少なかったと思います。
ベンチサイドで言っていたのは、西ではなく、那須なんですが、彼が守備の仕方をちょっと変えていたので、ミーティングで言ったこととシーズンを含めて戦ってきた戦い方をまたやろうと伝えました。
それは思わなかったです。やっている選手達もまだいけるという感じが見られたので、別にそういう気持ちは全くありませんでしたが。
ベンチでもコーチ陣と驚いていました。「すごいな」と。90分のリーグ戦ではやはりチームで一番動いています。時々イージーなミスもありますが、非常にチームのためにもプレーをしてくれているとストライカーだと思います。今日に関しても、やはり90分過ぎてからのプレーというのは、また一段とあいつのすごさが出たのではないかと。もしかしたら、まだできるのではないかと。それぐらい、本当にすごいなという感じです。
理由はあります。だいたいゲームの前にプランを立てても、そのままプラン通りにいくことはありません。いくつかの形の中で、今、山崎が好調なんですね、トレーニングでも練習ゲームでも。彼を使ってみたいということは始めからありました。多少、ジウシーニョがフロンターレ戦(10月30日)で足首を怪我して、思いきっていこうということで代えました。
今おっしゃられたように、勝つことによって選手達は非常に自信をつけています。今日でも先制点を取られても、慌てることなくプレーできていますし、そのあたりも非常に成長していると思います。
駒野に関しては、私はドクターではないのではっきりしたことは言えませんが、まだジョギングもできない状態ですので、今シーズンは難しいと思います。
選手
ギリギリで同点に追い付くことができ、逆転することができました。本当に大きな一歩だと思います。ただ、ここで満足してはいけないと思っていますし、今日の試合で得たことを今後生かしていかなければいけないと思います。自信になりますが、リーグではまだまだ結果を残していかなければいけないと思っています。
なかなか試合に出れなかったので、多少の不安もありましたが、良い結果につなげることができてよかったです。
前半、もっと縦にパスを入れていきたかったのですが、なかなか良い判断ができなかった部分もありましたし、自分の特長をなかなか出せなかった部分もあります。後半はずっと攻撃できていたので、その流れを維持できましたし、前線の選手がカウンターから良い形で得点を取ってくれましたし、山ちゃん(山崎亮平)も起点になっていてくれたので、後ろとしては楽でした。
チームの中でもここまで来たらやはり気持ちが大きなウエイト占めるという話をしていましたし、実際戦っていてもそう感じました。それが相手よりも上回れたことだと思いますし、そういった意味では、チームとしてメンタル的に強かったと思います。
あれは(前田)遼一の頭に合わせたつもりでした。遼一が上手かったですね。チームの戦術としても、遼一のヘディングの強さというものがあるので、そのセカンドを狙うということを意識しています。
(同点に追い付いた場面は)ピッチの外で緊張しながら見ていましたが、みんなを信じていましたし、優勝できてよかったです。みんなで一つになって予選から戦い、けが人もいる中で、みんなで助け合う気持ちを持ちながら決勝戦まで来ることができました。今日もみんなの力で優勝できました。
勝つことができて良かったです。(セットプレーからの得点もあり、)今シーズン、セットプレーからの得点があまりなかったので、ようやく得点できなと。チームとして、まだまだ良くなると思っていますし、さらに強いチームになれるようにまた練習からやっていきたいです。
みんなで勝ち取った優勝だと思いますし、とても嬉しいです。
(MVPを獲得できたことは)ついていると思っています(苦笑)。(同点ゴールは)那須が上手くニアサイドで触ってくれましたし、詰めたらこぼれてきてくれました。サポーターの声援はとてもよく聞こえましたし、とても力になりました。これからも熱い試合をして、サポーターが喜んでくれるようなサッカーができるように頑張りたいです。残りの試合も全部勝てるように頑張りたいです。
チームとしてチャンスが作れていましたし、自分としては、仕掛けて行けばボールは取られない、と思ってプレーしていました。また試合に出られるように頑張っていきたいです。
(優勝の喜びは)くせになりそうですね(笑)。我々のサポーターも優勝に値すると思っています。いつも信じて声援を送ってくれますし、本当に感謝しています。全てのサポーターにおめでとうと言いたいです。
良いボールが来ましたし、当てることだけを意識しました。やっと得点が取れたなと(苦笑)。ただ、これを続けていかなければ意味はないと思いますし、他の試合でも集中していければと思います。
僕が入る時点では1-2だったので、これ以上失点しないことを意識していました。ただ、まだ時間はあったので、慌てずにプレーするということを古賀さんと那須さんと確認して落ち着いてプレーできたと思います。
このような敗戦の後にコメントすることはなかなか難しいですが、今日の試合、入りはあまり良くなかったのではないかと思います。磐田は立ち上がりから我々に攻撃していましたし、我々のポゼッションもしっかりケアしてきました。その中で、選手達は少し緊張して入ってしまったのではないかと思います。もちろん、こういった舞台を初めて戦う選手もいますので、そういった中で緊張するということは仕方がなかったかもしれません。その中で、磐田は取るべきして取った1点目だったと思います。1-1に追い付くまでは、明らかに磐田が上回っていたゲームだったと思います。我々はああいった失点の後で、そのまま負けていてもおかしくない展開だった思いますが、1-1にすることで生き返ったと言いましょうか、同点に追い付いたことがチームに勇気を与え、その後は素晴らしプレーができたのではないかと思います。残念ながらセットプレーからの失点を重ね、負けてしまいましたが、良いチームというはああいったセットプレーからの失点というのはやってはいけないなと。後半終了間際にセットプレーから失点し、延長戦では高萩洋次郎選手のシュートがバーに当たるということもありました。私自身、試合を終えて思うことは、カップは今回我々の方に来たくなかったのかなと。今日、スタジアムに足を運んでくれた観客、あるいはテレビで観戦していた視聴者の皆様、素晴らしい試合が見れたのではないかと思います。一つの試合で8点のゴールがあったゲームですし、そして最後に我々がPKを決めていれば9点です。素晴らしい内容のゲームだったのではないかと思います。
言い訳になってしまうのであまり言いたくはありませんが、今日、決勝を戦うにあたり、連戦ということでしたが、(両チームにおいて)中2日と中3日というのは、やはり試合が進めば進むほど、少し差が出てくるのかなと思います。やはりJリーグの日程を組むにあたって、決勝を戦う2チームがその前のリーグ戦において、中2日で決勝に臨むのか、中3日で決勝に臨むのかという所の違いはしっかり理解してスケジュールを組んでいただきたいなと思います。我々はリードされながらも同点に追い付き、そして逆転と、一時は2点差をつけられながらも諦めずに戦い、1点差にまで迫り、最後2点差がつきましたが、PKというところまで行きました。残念ながら今日は敗戦してしまいましたが、リードされながらも強い意識を持って最後まで戦ったと思います。負けてしまったことは非常に残念ですが、これで我々は終わるわけではありませんし、明日は新しい日が始まるので、しっかり切り替えて今後の試合につなげていきたいです。今日、優勝した磐田にはおめでとうと言いたいと思います。そして来年は我々がこのカップを手にできるように日々頑張っていきたいと思っています。
柳下 正明
監督
──感想
120分のうちの始めの30分ぐらいは、もしかしたらグラウンドで見ていた方々には申し訳ないゲームをしたのかなと思いますが、それ以降の時間というのは広島の攻撃も素晴らしいものがありましたし、我々も粘り強い守備からカウンター気味でチャンスを作り、非常に見ていて面白いゲームができたと思います。これだけ多くのサポーターのみなさんの声援によって、選手達は力をもらったし、勝たなければいけないというものをグラウンド上で表現できたのではないかと思います。本当に素晴らしいプレーをしてくれた選手達に感謝したいし、誇りに思っています。久しぶりのタイトルのチャンスを、選手達が優勝ということでサポーターのみなさんに喜びを与えることができ、本当に良かったと思います。中2日でまたリーグ戦があるので、しっかりコンディションを整えてまたやっていきたいと思います。
──後半の最後に追い付いて、また、延長戦で再び突き離しましたが、どんな心境で試合を見ていましたか?
後半の立ち上がりすぐに失点して、広島の攻撃力を考えると、そのままずるずるいくか、カウンターからまた失点するのではないかと、ということも考えました。ただ、実際、それからジュビロの選手達はグラウンド上を非常によく走りましたし、非常に自分達のペースでゲームを運んでいたと。やはり何としてでもゴールを奪うんだという気持ちが外から見ていてわかっていたので、やってくれるのではないかなというふうに、後半を見ていました。
──本日の試合を振り返って一番大きな勝因と、選手の成長ぶりを感じたところを教えてください。
二つとも同じ答えになると思いますが、今シーズン、非常に相手のリズムの中で粘り強く、フィールドプレーヤ―、ゴールキーパーが一体となって粘り強く守備ができることが成長していますし、今日のゲームでもやはり生かされていると思います。やはり広島さんの方は中2日のゲーム、我々はすごい雨の中でしたけど中3日あるということで、もしかしたら、最後の最後に動きが少し落ちたのかなと。ただ、広島の選手達は非常にパワーのある選手もいますし、120分戦っても素晴らしいプレーをしてくれて、逆にジュビロの選手たちもそれに踊らされるというわけではありませんが、非常に自分達から動き出してプレーできたと思います。非常に粘り強い守備からの攻撃というものがゲームで出せたと思います。
──「始めの30分ぐらいは――」とおっしゃっていましたが、それはどういう原因だったのか、慎重に相手のミスを拾って、というゲームプランがあってやったことなのか、ということと、その時間帯の中で、(前半)15分ぐらいでしょうか、ベンチに近いサイドで西選手と話していましたが、あのあたりで何かプランを変えたりしたのでしょうか?
特別、相手の動きを見て引いてやるとか、変わったことは伝えていないです。普段通り自分達のポジションが取れたら前からプレスにいこうと。ただ、広島さんの方もそれほど無理をせずに、攻撃の組み立てをしていたので、穴がなかなかできず、ああいうゴールに近い箇所でのプレーが少なかったと思います。
ベンチサイドで言っていたのは、西ではなく、那須なんですが、彼が守備の仕方をちょっと変えていたので、ミーティングで言ったこととシーズンを含めて戦ってきた戦い方をまたやろうと伝えました。
──後半、自然と広島が下がり、ジュビロがどんどん前に出ていきましたが、決定機が3回あったと思いますが、監督の心境としては“神様に見放された”という心境だったのでは?
それは思わなかったです。やっている選手達もまだいけるという感じが見られたので、別にそういう気持ちは全くありませんでしたが。
──前田選手についてですが、得点、アシストをマークしましたが、監督はどのような見方をされていますか?
ベンチでもコーチ陣と驚いていました。「すごいな」と。90分のリーグ戦ではやはりチームで一番動いています。時々イージーなミスもありますが、非常にチームのためにもプレーをしてくれているとストライカーだと思います。今日に関しても、やはり90分過ぎてからのプレーというのは、また一段とあいつのすごさが出たのではないかと。もしかしたら、まだできるのではないかと。それぐらい、本当にすごいなという感じです。
──3枚目カードをジウシーニョ選手を交代させていますが、これは予定通りだったのか、何か理由があったのでしょうか?
理由はあります。だいたいゲームの前にプランを立てても、そのままプラン通りにいくことはありません。いくつかの形の中で、今、山崎が好調なんですね、トレーニングでも練習ゲームでも。彼を使ってみたいということは始めからありました。多少、ジウシーニョがフロンターレ戦(10月30日)で足首を怪我して、思いきっていこうということで代えました。
──勝っていることが選手達の自信になっているのではないかと思いますが、(リーグ戦)残りの6試合にどのように役立つか、また、駒野選手の状態はいかがですか?
今おっしゃられたように、勝つことによって選手達は非常に自信をつけています。今日でも先制点を取られても、慌てることなくプレーできていますし、そのあたりも非常に成長していると思います。
駒野に関しては、私はドクターではないのではっきりしたことは言えませんが、まだジョギングもできない状態ですので、今シーズンは難しいと思います。
那須 大亮
選手
ギリギリで同点に追い付くことができ、逆転することができました。本当に大きな一歩だと思います。ただ、ここで満足してはいけないと思っていますし、今日の試合で得たことを今後生かしていかなければいけないと思います。自信になりますが、リーグではまだまだ結果を残していかなければいけないと思っています。
上田 康太
選手
なかなか試合に出れなかったので、多少の不安もありましたが、良い結果につなげることができてよかったです。
前半、もっと縦にパスを入れていきたかったのですが、なかなか良い判断ができなかった部分もありましたし、自分の特長をなかなか出せなかった部分もあります。後半はずっと攻撃できていたので、その流れを維持できましたし、前線の選手がカウンターから良い形で得点を取ってくれましたし、山ちゃん(山崎亮平)も起点になっていてくれたので、後ろとしては楽でした。
古賀 正紘
選手
チームの中でもここまで来たらやはり気持ちが大きなウエイト占めるという話をしていましたし、実際戦っていてもそう感じました。それが相手よりも上回れたことだと思いますし、そういった意味では、チームとしてメンタル的に強かったと思います。
──5点目の場面について
あれは(前田)遼一の頭に合わせたつもりでした。遼一が上手かったですね。チームの戦術としても、遼一のヘディングの強さというものがあるので、そのセカンドを狙うということを意識しています。
イ ガンジン
選手
(同点に追い付いた場面は)ピッチの外で緊張しながら見ていましたが、みんなを信じていましたし、優勝できてよかったです。みんなで一つになって予選から戦い、けが人もいる中で、みんなで助け合う気持ちを持ちながら決勝戦まで来ることができました。今日もみんなの力で優勝できました。
西 紀寛
選手
勝つことができて良かったです。(セットプレーからの得点もあり、)今シーズン、セットプレーからの得点があまりなかったので、ようやく得点できなと。チームとして、まだまだ良くなると思っていますし、さらに強いチームになれるようにまた練習からやっていきたいです。
前田 遼一
選手
みんなで勝ち取った優勝だと思いますし、とても嬉しいです。
(MVPを獲得できたことは)ついていると思っています(苦笑)。(同点ゴールは)那須が上手くニアサイドで触ってくれましたし、詰めたらこぼれてきてくれました。サポーターの声援はとてもよく聞こえましたし、とても力になりました。これからも熱い試合をして、サポーターが喜んでくれるようなサッカーができるように頑張りたいです。残りの試合も全部勝てるように頑張りたいです。
山崎 亮平
選手
チームとしてチャンスが作れていましたし、自分としては、仕掛けて行けばボールは取られない、と思ってプレーしていました。また試合に出られるように頑張っていきたいです。
ジウシーニョ
選手
(優勝の喜びは)くせになりそうですね(笑)。我々のサポーターも優勝に値すると思っています。いつも信じて声援を送ってくれますし、本当に感謝しています。全てのサポーターにおめでとうと言いたいです。
船谷 圭祐
選手
──先制ゴールを振り返って
良いボールが来ましたし、当てることだけを意識しました。やっと得点が取れたなと(苦笑)。ただ、これを続けていかなければ意味はないと思いますし、他の試合でも集中していければと思います。
大井 健太郎
選手
僕が入る時点では1-2だったので、これ以上失点しないことを意識していました。ただ、まだ時間はあったので、慌てずにプレーするということを古賀さんと那須さんと確認して落ち着いてプレーできたと思います。
サンフレッチェ広島 ペトロヴィッチ監督
このような敗戦の後にコメントすることはなかなか難しいですが、今日の試合、入りはあまり良くなかったのではないかと思います。磐田は立ち上がりから我々に攻撃していましたし、我々のポゼッションもしっかりケアしてきました。その中で、選手達は少し緊張して入ってしまったのではないかと思います。もちろん、こういった舞台を初めて戦う選手もいますので、そういった中で緊張するということは仕方がなかったかもしれません。その中で、磐田は取るべきして取った1点目だったと思います。1-1に追い付くまでは、明らかに磐田が上回っていたゲームだったと思います。我々はああいった失点の後で、そのまま負けていてもおかしくない展開だった思いますが、1-1にすることで生き返ったと言いましょうか、同点に追い付いたことがチームに勇気を与え、その後は素晴らしプレーができたのではないかと思います。残念ながらセットプレーからの失点を重ね、負けてしまいましたが、良いチームというはああいったセットプレーからの失点というのはやってはいけないなと。後半終了間際にセットプレーから失点し、延長戦では高萩洋次郎選手のシュートがバーに当たるということもありました。私自身、試合を終えて思うことは、カップは今回我々の方に来たくなかったのかなと。今日、スタジアムに足を運んでくれた観客、あるいはテレビで観戦していた視聴者の皆様、素晴らしい試合が見れたのではないかと思います。一つの試合で8点のゴールがあったゲームですし、そして最後に我々がPKを決めていれば9点です。素晴らしい内容のゲームだったのではないかと思います。
言い訳になってしまうのであまり言いたくはありませんが、今日、決勝を戦うにあたり、連戦ということでしたが、(両チームにおいて)中2日と中3日というのは、やはり試合が進めば進むほど、少し差が出てくるのかなと思います。やはりJリーグの日程を組むにあたって、決勝を戦う2チームがその前のリーグ戦において、中2日で決勝に臨むのか、中3日で決勝に臨むのかという所の違いはしっかり理解してスケジュールを組んでいただきたいなと思います。我々はリードされながらも同点に追い付き、そして逆転と、一時は2点差をつけられながらも諦めずに戦い、1点差にまで迫り、最後2点差がつきましたが、PKというところまで行きました。残念ながら今日は敗戦してしまいましたが、リードされながらも強い意識を持って最後まで戦ったと思います。負けてしまったことは非常に残念ですが、これで我々は終わるわけではありませんし、明日は新しい日が始まるので、しっかり切り替えて今後の試合につなげていきたいです。今日、優勝した磐田にはおめでとうと言いたいと思います。そして来年は我々がこのカップを手にできるように日々頑張っていきたいと思っています。