19:04 国立
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監督
この内容で勝ち点3を取れなかったことは残念ですが、アウェイゲームですし前節の鹿島アントラーズ戦(7月24日)で2-0から2-3と逆転されたこと考えれば、勝ち点1取ったことをよしとしたいです。選手達は前半から非常にアグレッシブにプレーしてくれましたし、落ち着いてボールを動かし、何度がチャンスを作ってくれました。前半はまずまず良かったと思います。ハーフタイムのミーティングで大黒将志選手の動き出しに注意することを伝えてはいたのですが、一発でやられてしまいました。ただ、選手達は下を向くことなく再び相手のゴールを目指してプレーしてくれたので、そのあたり前節の反省ではありませんがメンタル的にも強くなってきていると感じます。中2日で次のゲームがあるので、できるだけ早くコンディションを戻して次のゲームに臨みたいです。
権田修一選手が非常に良いプレーをして何本か防いだということもありますし、逆に言えば枠の中で相手のゴールキーパーのいないところにシュートを打つということだと思いますが、こればかりはトレーニングでやり続けるしかないと思います。
相手が素早くリスタートをやってくることはミーティングで伝えてはいたのですが、大黒将志選手に一瞬、裏へ逃げるという彼の得意な動きをされ、そこで大井健太郎がマークを外してしまいました。
チームとして前半、ラインを押し上げることが少し遅れたりする場面もありましたが、全体的にはボールの出所に対しても非常に厳しく行っていましたし、みんなでセカンドボールを拾いながらプレーできていたので、まずまずよかったのではないかなと思います。
選手達は非常に集中してやってくれていました。もちろんFC東京の松下年宏選手も非常に良いボールを蹴りますが、鹿島アントラーズのキックの質と高さとFC東京の高さとは多少違うところがあります。鹿島アントラーズ戦の3失点目の場面(コーナーキック)では何名かの選手が交代したことでバランスを崩した部分もありましたが、1失点目の場面(フリーキック)では非常に良いボールを入れられたので、なかなか難しい部分もありました。その反省を踏まえ、選手達は高い集中力を持ってボールに反応してくれました。
FC東京はショートパスをつなぎ、非常に上手い組み立てをしてくるチームですので、そのあたり選手達もボールを奪いに行きたくても行けなかった状態だったと思います。比較的ラインも下がっていたので、そのあたり後半は一つの目安としてこういう位置から行こうということを伝えましたし、選手達はそれをやってくれました。ただ、それをやるとスペースが生まれ、我々にとって危険なところを作ることにもなりますが、選手達は勇気を持ってそれをやってくれたと思います。
選手
勝つことができた試合だったと思います。90分間を通じてチャンスを作れたと思います。(得点について)那須がよく決めてくれました。2点目を取れれば勝つチャンスがありましたが、取れませんでした。あとは得点だけだと思います。
後半開始直後の失点でしたが、0-1のままずるずる行かず、相手が勢いに乗る前に同点にできました。康太(上田)が良いボールを入れてくれましたし、あとは当てるだけでした。狙い通りです。ボールを叩きつけようと思っていました。勝ち切ることはできませんでしたが、負けないことも大事になります。悲観する内容ではないと思いますし、次につながる勝ち点1だと思います。
しっかり攻撃を組み立てて崩せた場面もありましたし、チャンスは作れていました。中2日で試合がありますし、次の試合に向けてしっかり準備していきたいです。
チームとして良い攻撃ができた場面もありました。中盤でプレッシャーをあまり受けずにプレーできていましたし、シュートで終わることを心掛けていました。得点は取れていますし、続けることが大事だと思います。守備も悪くないと思います。ただ、再びセットプレーからの失点もありましたし、チームとしてもっと良い守り方をしていくことが必要になります。負けなかったことは大きいのですが、勝ち切ることはできませんでした。
チームとしてチャンスを作れていましたが、決め切ることができずに残念です。個人的に様々な課題があります。単純なパスミスもありましたし、前田さんの動き出しを何度か見逃してしまった場面もありました。前線の選手達が良い動き出しをしてくれていますし、そこを見逃さずロングパスを入れていきたいです。ショートパスでの組み立てとバランスよく使い分けていきたいです。
(失点について)どのチームも狙ってくることだと思いますし、ああいった失点を経験したことを前向きに捉えたいですし、しっかり反省していきたいです。チャンスを作ることができていたので、得点を決められなかったことも課題です。ただ、引き分けに持っていけましたし、もう少しで勝ちにつながる試合だったと思います。勝ち切れなかったことは悔しいのですが、アウェイで勝ち点1が取れていることは昨季から進歩していることだと思います。次の試合でしっかり勝ち点3を取りたいです。
平日にも関わらず本当に多くのファンが来てくれて感謝しています。ホームで久しく勝てていないので、来てくれた多くのファンの方々と喜びを分かち合いたかったのですが、勝ち点3を取れずにとても残念です。
試合についてはジュビロ磐田の試合をここ数試合スカウティングする中で、今ジュビロ磐田が攻守においてトップオブトップのレベルの内容をキープしているというのは事前にわかっていました。少なくとも我々がここ数試合対戦した相手の中では攻守において最も高いレベルを示していました。対戦相手も上位陣にも関わらず、結果のみならず内容も対等以上である試合が多かったので、今日は非常に難しい試合になると思っていました。特に前半について、中盤で相手のブロックに入っていくことはなかなか難しいと予想していたので、いかに相手の裏に、あるいはサイドチェンジで相手を広げるということができるかということをテーマにしていました。
ただ、個人的にも調子の良い選手ばかりではなかったということもあり、また、相手もディフェンスラインではパスをつなぎますが、ディフェンスラインから前田遼一選手への一本のパスからスイッチを入れるということに徹していたと思います。前田遼一選手は非常に良い選手で長いボールに対して競り勝つだけではなくて胸で収めることもでき、そこからスイッチを入れられる選手です。そういった形でスイッチを入れられた場面が何度かあったので、それを圧力に感じ、自分達の形である相手の裏を取るとかボールをつなぎながらサイドチェンジするということを少し思い通りにできなかったと思います。
ただ、後半、相手も強固なブロックを90分間続けられるわけではないので、つなぎから中に入っていけると予想していましたが、決定的なチャンスを思ったほど作れなかったと思います。交代選手が一つのキーになると思っていましたが、なかなか上手く機能しなかったなと。全員ではありませんし、みんな頑張っていましたが、最後の方でピッチに立った選手の良さを全面に出すことがなかなかできなかったと感じています。
今のジュビロ磐田は非常に高いレベルを維持しているので今日は本当に難しい試合になると予想していましたし、その通りになったという意味では負けなかったとも言えますが、今の我々の立場を考えるとホームで勝ち点3を取るために最後まで努力しなければいけなかったですし、選手はそういう試合を見せたくれましたが、結果的に勝ち点3を取れなかったということは我々にとって向き合わなければならない問題があると思っています。
柳下正明
監督
──感想
この内容で勝ち点3を取れなかったことは残念ですが、アウェイゲームですし前節の鹿島アントラーズ戦(7月24日)で2-0から2-3と逆転されたこと考えれば、勝ち点1取ったことをよしとしたいです。選手達は前半から非常にアグレッシブにプレーしてくれましたし、落ち着いてボールを動かし、何度がチャンスを作ってくれました。前半はまずまず良かったと思います。ハーフタイムのミーティングで大黒将志選手の動き出しに注意することを伝えてはいたのですが、一発でやられてしまいました。ただ、選手達は下を向くことなく再び相手のゴールを目指してプレーしてくれたので、そのあたり前節の反省ではありませんがメンタル的にも強くなってきていると感じます。中2日で次のゲームがあるので、できるだけ早くコンディションを戻して次のゲームに臨みたいです。
──勝ち点3を取れなかった一番の要因は?
権田修一選手が非常に良いプレーをして何本か防いだということもありますし、逆に言えば枠の中で相手のゴールキーパーのいないところにシュートを打つということだと思いますが、こればかりはトレーニングでやり続けるしかないと思います。
──失点場面について。
相手が素早くリスタートをやってくることはミーティングで伝えてはいたのですが、大黒将志選手に一瞬、裏へ逃げるという彼の得意な動きをされ、そこで大井健太郎がマークを外してしまいました。
──守備のラインについて。
チームとして前半、ラインを押し上げることが少し遅れたりする場面もありましたが、全体的にはボールの出所に対しても非常に厳しく行っていましたし、みんなでセカンドボールを拾いながらプレーできていたので、まずまずよかったのではないかなと思います。
──セットプレーの守りについて
選手達は非常に集中してやってくれていました。もちろんFC東京の松下年宏選手も非常に良いボールを蹴りますが、鹿島アントラーズのキックの質と高さとFC東京の高さとは多少違うところがあります。鹿島アントラーズ戦の3失点目の場面(コーナーキック)では何名かの選手が交代したことでバランスを崩した部分もありましたが、1失点目の場面(フリーキック)では非常に良いボールを入れられたので、なかなか難しい部分もありました。その反省を踏まえ、選手達は高い集中力を持ってボールに反応してくれました。
──前半、ボールに寄せきれなかったのは連戦の影響でしょうか?
FC東京はショートパスをつなぎ、非常に上手い組み立てをしてくるチームですので、そのあたり選手達もボールを奪いに行きたくても行けなかった状態だったと思います。比較的ラインも下がっていたので、そのあたり後半は一つの目安としてこういう位置から行こうということを伝えましたし、選手達はそれをやってくれました。ただ、それをやるとスペースが生まれ、我々にとって危険なところを作ることにもなりますが、選手達は勇気を持ってそれをやってくれたと思います。
西 紀寛
選手
勝つことができた試合だったと思います。90分間を通じてチャンスを作れたと思います。(得点について)那須がよく決めてくれました。2点目を取れれば勝つチャンスがありましたが、取れませんでした。あとは得点だけだと思います。
那須 大亮
選手
後半開始直後の失点でしたが、0-1のままずるずる行かず、相手が勢いに乗る前に同点にできました。康太(上田)が良いボールを入れてくれましたし、あとは当てるだけでした。狙い通りです。ボールを叩きつけようと思っていました。勝ち切ることはできませんでしたが、負けないことも大事になります。悲観する内容ではないと思いますし、次につながる勝ち点1だと思います。
駒野 友一
選手
しっかり攻撃を組み立てて崩せた場面もありましたし、チャンスは作れていました。中2日で試合がありますし、次の試合に向けてしっかり準備していきたいです。
山本 康裕
選手
チームとして良い攻撃ができた場面もありました。中盤でプレッシャーをあまり受けずにプレーできていましたし、シュートで終わることを心掛けていました。得点は取れていますし、続けることが大事だと思います。守備も悪くないと思います。ただ、再びセットプレーからの失点もありましたし、チームとしてもっと良い守り方をしていくことが必要になります。負けなかったことは大きいのですが、勝ち切ることはできませんでした。
上田 康太
選手
チームとしてチャンスを作れていましたが、決め切ることができずに残念です。個人的に様々な課題があります。単純なパスミスもありましたし、前田さんの動き出しを何度か見逃してしまった場面もありました。前線の選手達が良い動き出しをしてくれていますし、そこを見逃さずロングパスを入れていきたいです。ショートパスでの組み立てとバランスよく使い分けていきたいです。
八田 直樹
選手
(失点について)どのチームも狙ってくることだと思いますし、ああいった失点を経験したことを前向きに捉えたいですし、しっかり反省していきたいです。チャンスを作ることができていたので、得点を決められなかったことも課題です。ただ、引き分けに持っていけましたし、もう少しで勝ちにつながる試合だったと思います。勝ち切れなかったことは悔しいのですが、アウェイで勝ち点1が取れていることは昨季から進歩していることだと思います。次の試合でしっかり勝ち点3を取りたいです。
FC東京 城福浩監督
平日にも関わらず本当に多くのファンが来てくれて感謝しています。ホームで久しく勝てていないので、来てくれた多くのファンの方々と喜びを分かち合いたかったのですが、勝ち点3を取れずにとても残念です。
試合についてはジュビロ磐田の試合をここ数試合スカウティングする中で、今ジュビロ磐田が攻守においてトップオブトップのレベルの内容をキープしているというのは事前にわかっていました。少なくとも我々がここ数試合対戦した相手の中では攻守において最も高いレベルを示していました。対戦相手も上位陣にも関わらず、結果のみならず内容も対等以上である試合が多かったので、今日は非常に難しい試合になると思っていました。特に前半について、中盤で相手のブロックに入っていくことはなかなか難しいと予想していたので、いかに相手の裏に、あるいはサイドチェンジで相手を広げるということができるかということをテーマにしていました。
ただ、個人的にも調子の良い選手ばかりではなかったということもあり、また、相手もディフェンスラインではパスをつなぎますが、ディフェンスラインから前田遼一選手への一本のパスからスイッチを入れるということに徹していたと思います。前田遼一選手は非常に良い選手で長いボールに対して競り勝つだけではなくて胸で収めることもでき、そこからスイッチを入れられる選手です。そういった形でスイッチを入れられた場面が何度かあったので、それを圧力に感じ、自分達の形である相手の裏を取るとかボールをつなぎながらサイドチェンジするということを少し思い通りにできなかったと思います。
ただ、後半、相手も強固なブロックを90分間続けられるわけではないので、つなぎから中に入っていけると予想していましたが、決定的なチャンスを思ったほど作れなかったと思います。交代選手が一つのキーになると思っていましたが、なかなか上手く機能しなかったなと。全員ではありませんし、みんな頑張っていましたが、最後の方でピッチに立った選手の良さを全面に出すことがなかなかできなかったと感じています。
今のジュビロ磐田は非常に高いレベルを維持しているので今日は本当に難しい試合になると予想していましたし、その通りになったという意味では負けなかったとも言えますが、今の我々の立場を考えるとホームで勝ち点3を取るために最後まで努力しなければいけなかったですし、選手はそういう試合を見せたくれましたが、結果的に勝ち点3を取れなかったということは我々にとって向き合わなければならない問題があると思っています。