2010年4月10日 vs 湘南ベルマーレ

13:03 平塚

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柳下 正明

監督

──感想

前半に関してはほとんど何もさせてもらえませんでした。湘南さんのプレスが速くて厳しくて、セカンドボールもだいぶ拾われて、湘南のリズムで進められていた感じです。ただ、最終ラインを含めて、集中を切らさず、粘り強く、失点0で抑えられたことが、今日勝ち点1を取れた要因だと思っています。後半に関しては、ボールを動かすことができて、背後を突いたりして何度かチャンスができたので、得点できればと思っていました。ただ、前後半トータルで考えてれば、勝ち点1は妥当ではないかなと思います。中3日、中2日とゲームが続くので、できるだけ早くコンディションを回復させて次のゲームに臨みたいと思います。

──前田選手のプレーについて

いつものように攻守に運動量があり、チームが助かる動きをしていました。ルーズボールのところでミスはありましたが、ミスのあるスポーツですし、湘南さんのプレス、プレスバックが非常に厳しかったので、非常に難しいゲームだったと思います。チャンスが何度かあったので、決めることができればと思いますが、十分なプレーをしてくれていたと思います。

──八田選手のプレーについて

コーチングが的確で、大きな声で味方に伝えることが彼の良いところですし、前に飛び出すスピード、迫力もあります。そのあたり、前半何度か失点を防いだ要因だと思います。GKというのは、何試合も経験して、安定したプレーができると思っています。まだまだミスは出たりすることはあると思いますが、非常に可能性があるGKだと見ています。今日は非常に落ち着いてプレーしていたと思います。

──湘南とは久しぶりの対戦となりましたが?

開幕してからの4、5試合を映像でチェックしました。その印象と同じ印象を持ちましたが、映像に比べて、選手達が実際に体験したプレッシャーはより厳しいものだったと思っています。ただ、湘南がやろうとすることはだいたいわかりました。

──湘南のプレスを受けてどういった指示を出しましたか?また、駒野選手の欠場で何か影響はありましたか?

人に対して、非常に忠実に来るので、そうすると、背後にスペースができるので、背後にボールを送り、素早くサポートして展開しようということでやりましたが、前半は厳しいプレスを受けて、それが上手くいきませんでした。後半、少しスペースができて、何度か良い形を作ることができましたが、ゴールを奪うことができませんでした。

駒野は代表選手ですし、駒野にしかできないプレーをします。ただ、駒野がいたら今日勝っていたかというと、それはわかりません。他のメンバーもきちんとプレーしていたと思います。

──田原選手ではなく、新居選手が先発しました。影響はありましたか?

新居選手の場合はスピードがありますし、背後に飛び出すという特長はわかっていました。それでくるだろうという予測はしていましたが、前半長いボールを放り込まれて、どうしても最終ラインを上げることができずに、セカンドボールを拾われて押し込まれる状態が続いてしまいました。田原選手の先発を予測していましたが、そうなるとハイボールがくるだろうと。背後にはそこまでこないだろうということでした。前節のガンバ大阪戦ではかなり背後をやられているので、選手達にはおそらく背後を突いてくるということは伝えました。

パク チュホ

パク チュホ

選手

失点しなかったことは良かったけど、アウェイということを考え勝ち点1取れたこ

とは価値がある。しかし、チャンスもあったので決めたかった。次の試合も水曜日

にあるのでしっかり繋げられるように頑張りたい。

那須 大亮

那須 大亮

選手

失点しなかったことは良かったが悔しい。FWに強力な選手がうちにはいるの

で、もっと活かせるように幅を使って形を多く作りたい。今日は前半良くなかった

時間帯、バランスを見てゲームをコントロールできるようにしたい。タイミングを

見てもっと前に上がっていけるようトレーニングします。

前田 遼一

前田 遼一

選手

今日は、僕自身チャンスを決めきれなかったことが原因だと思います。もっとト

レーニングから集中していかないといけない。(代表へ想いを聞かせてくださ

い)もちろん日本代表に入りたい気持ちはありますが、僕にできることはジュビロ

で良いプレーをして結果を残すことしかありません。

八田 直樹

八田 直樹

選手

完封できたこと、勝ち点を取れたことは嬉しいのですが、勝てなかったことが残念です。深い位置までボールを運ぶことができていたのですが、最後のところで少し精度を欠いてしまった部分もありました。そこの精度を高めていけば、実力のある2トップがいるので、もっと得点が取れると思います。相手が背後に抜け出してくることはわかっていたので、裏への背後のボールのケアを意識していましたし、コーチングをしていました。完封できましたが、ピンチもありましたし、まだまだコミュニケーションを取れていない部分もあるので、この試合をプラスに捉えて、反省点は修正できるように練習して試合に臨みたいです。

イ グノ

イ グノ

選手

失点しなかったことに関しては、ディフェンス陣が頑張ってくれました。自分がゴールを決めることができていれば勝つことができたゲームだったと思います。相手がプレスをかけてきたので、それを突破することができなかったということだと思います。1試合、1試合力をつけて進んでいくしかないと思います。

加賀 健一

加賀 健一

選手

前半何度か危ない場面がありましたが、ハチ(八田)が止めてくれましたし、GKを中心にしっかり集中して守ることができたと思います。ただ、勝ち点3がほしかったですし、悔いが残りますね。気温も結構高くて、前半チームのエンジンがなかなかかからないようにも感じました。試合の最初から、後半のようなプレーを出せていれば、もっとたくさんのチャンスを作れていたと思います。相手にしっかり守られたりして、得点が取れない試合もあると思います。そういう時こそディフェンス陣が失点を0に抑えられれば負けることはありませんし、続けていきたいです。

上田 康太

上田 康太

選手

前からプレッシャーがきていたので、足元でつなぐことが難しい状況ではありました。ただ、その分相手の背後にスペースがあることはわかっていたので、そこで時間を作って、自分が前向きでボールを受けられればと思ってプレーしていました。勝ち点1は最悪の結果ではないと思いますが、悔しさはあります。次に切り替えてやっていきたいです。

湘南ベルマーレ 反町 康治監督

非常に熱い中、選手達は良く頑張ったと思います。特に中盤の寺川、坂本、田村の3選手は本当に多く動いてくれたゲームでした。勝ち点1をポジティブに考えて、次のゲームに生かしていきたいと感じています。今日のシュートで終わる形が多かったのですが、どれも単発で、最後の攻撃のアイディアというところでは、少し足りなかった試合だったと思います。それはお互い様という感じもしました。