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コパ・スダメリカーナについて

南米サッカー界においては、1960年に始まったCONMEBOLリベルタドーレスカップと並ぶ、クラブの重要な公式大会だ。欧州ではUEFAチャンピオンズリーグ、UEFAヨーロッパリーグという2大国際大会が並行して開催されるが、南米ではCONMEBOLリベルタドーレスカップが1年の前半、コパ・スダメリカーナが同後半と時期が異なる。そのため、強豪クラブが両大会に出場することが可能となり、非常にレベルの高い戦いが繰り広げられている。かつては、南米北部の国々のチームが参加するコパ・メルコノルテ、同南部のコパ・メルコスルという大会が開催されていたが、これらを統合する形で2002年にスタートし、CONCACAF (北中米カリブ海サッカー連盟)に加盟するメキシコのクラブも参加している。
大会はホーム&アウェイの2回戦制によるノックアウト方式で、2010年は39チームが参加した(メキシコ勢は不参加)。ファーストステージ、セカンドステージを経て、ファイナルステージ進出の16チームが決定。その後、ラウンド16、準々決勝、準決勝、決勝と進む。前回優勝のリガ・デ・キトはシードされて、ファイナルステージからの出場となった。優勝チームは、CONMEBOLリベルタドーレスカップのチャンピオンと、南米のスーパーカップともいうべきレコパ・スダメリカーナのタイトルを争う。さらに、昨年の大会から、翌年のCONMEBOLリベルタドーレスカップ出場権が与えられることになり、出場チームのモチベーションは高まった。
昨年の大会では、2連覇を狙うリガ・デ・キトをはじめ、アルゼンチンのインデペンディエンテ、エストゥディアンテス、ブラジルのサントスFC、グレミオ、パルメイラス、ウルグアイのペニャロールなど、南米を代表する名門、強豪クラブが参加。インデペンディエンテが準決勝でリガ・デ・キト、決勝でゴイアス(ブラジル)を破り、初優勝を飾った。

<歴代優勝クラブ>
2002年 サンロレンソ(アルゼンチン)
2003年 シエンシアノ(ペルー)
2004年 ボカ・ジュニアーズ(アルゼンチン)
2005年 ボカ・ジュニアーズ(アルゼンチン)
2006年 パチューカ(メキシコ)
2007年 アルセナルFC(アルゼンチン)
2008年 SCインテルナシオナル(ブラジル)
2009年 リガ・デ・キト(エクアドル)
2010年 インデペンディエンテ(アルゼンチン)
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