2018年 試合速報
ルヴァンカップ第2節vs.北海道コンサドーレ札幌
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山田 大記
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松浦 拓弥
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稲本 潤一
横山 知伸
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太田 吉彰
小川 航基
宮崎 智彦
山本 康裕
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小野 伸二
兵藤 慎剛
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宮吉 拓実
内村 圭宏
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松浦 拓弥
荒木 大吾
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内村 圭宏
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
札幌ド | 3/14(水) | 19:00 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝、乾燥 | 榎原 徹夫 | 東城 穣 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
屋内 | 90分 | 権田 智久 | 鈴木 規志 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
22.1度 | 43% | 村井 良輔 | 園田 直樹 |
13 | シュート | 9 |
8 | ゴールキック | 8 |
5 | コーナーキック | 5 |
5 | 直接FK | 11 |
0 | 間接FK | 5 |
0 | オフサイド | 5 |
0 | PK | 0 |
先週土曜日、ヤマハスタジアムで行われたJ1リーグFC東京戦で今シーズン初勝利を手にしたジュビロ。「この流れを持続していくには、チーム力が試されると思う」と名波監督は話しており、今日のルヴァンカップ、北海道コンサドーレ札幌戦も、フレッシュな選手たちがしっかりと結果を残すことで、今後の戦いに向けてさらに良い流れをもたらすことが出来るはずだ。
今日は志村滉、藤田義明、宮崎智彦が今季公式戦初出場予定。宮崎は開幕直前に怪我を負いスタートが出遅れてしまっていただけに、この一戦に向けた想いは強いはずだ。昨シーズンは左サイドで活躍してきたレフティがピッチでどのようなプレーを見せてくれるのか、楽しみにしたい。
また、ベンチには昨年負った怪我により、長期離脱を余儀なくされていた山本康裕と小川航基が入った。懸命なリハビリを続けてきた二人の復帰はなるか、ジュビロサポーターの期待も大きいはずだ。
ジュビロと札幌はともに、ルヴァンカップグループステージ初戦で敗れており、ノックアウトステージへ進出するためにも、今日は是が非でも勝利が欲しい両チームの対戦となる。ジュビロとしては、先週のリーグ戦勝利の良い流れを引き継ぐとともに、昨年から積み上げてきたチーム力で勝負に挑み、3ポイントを磐田に持ち帰りたい。
キックオフは19時。札幌の天候は晴れ。札幌ドーム周辺には、まだ雪が残っている。


――試合の総括
結果勝ちはしましたが、我々は調子が上がっているクラブでは無くて、もちろんてっぺんを常に狙うクラブでは無い中で、リーグ戦と違うメンバーを起用して、チームの底上げはもちろんですけど、カップ戦での流れを作っていこうと。両輪がかみ合った時こそチーム力は上がると思いますし、自分達が掲げた目標に近づいていけるのではないかなと。そうしたテーマのもと今日のゲームは始まったと思っています。プランとしてはまず60分までゼロで凌いで、そこから攻撃的な選手を投入して、よりアグレッシブに“攻め”というものを貫こうという感じでいきましたけど、その前に点が入ったのがラッキーでしたし、交代させようとした選手が点を取ったのでどうしようかとも思ったのですが、プラン通り攻撃的な選手を入れて、チームを前がかりにしたかったです。ただ、相手は(点を)取られた事によって前に出てくる人数も、前線に入るボールのタイミングも非常に速くなってきて、ちょっと後ろに重たくなってきたのかなと。そこを上手く使われて、特に斜めのロングボールですけど、跳ね返す事に集中しすぎて対応が遅れてしまったなと。ボールチャレンジ、ボールアプローチが非常に少なくなってしまった事が、最後苦戦した大きな原因だと思います。
ただ、コンサドーレも今はボールを繋いで、ボールを動かしながら、人も動かしながらというサッカーを目指していると思うので、最後10分、15分で都倉選手を目がけてやられた形は、昨年推奨していたサッカーじゃないかなと。皮肉かもしれませんが、あれが一番危険だったと僕自身は感じています。
――怪我から復活した選手達については
整形外科系でいくと、全員がピッチに立てる状況になったので非常に良かったなと。今は内科系で何人かいないのですが、その選手達が戻ってくるとフィールド28人、GK4人と32人が全員スタンバイ出来るので、我々は非常に良い状態にあるのではないかと。結果も少しづつ付いてきたので、ここから巻き返しというよりも、ここから良い流れを全員で作っていければいいなと思いますし、出られないとか、ベンチには入れないとかで沈む人間をなるべく作らないように、しっかり手を差し伸べて、引きあげて、よりチーム力を上げていきたいと思っています。
――素晴らしいゴールが決まりました
入ってよかったです。(松本)昌也が良いタイミングでマイナスに折り返してくれました。トラップして落ち着いてシュートを打つことができました。ボールを止めた段階で良いところに止まったので、コースもしっかり狙うことが出来たと思います。あの時間帯に点を取れたことは良かったです。
――試合全体を振り返って
上手く合わせられた部分もありましたが、後半の最後は相手に押し込まれてしまったので、そこはチームとしてしっかり反省して、今後そういう展開にならないようにしていきたいです。また、今日は最後までプレッシャーをかけることができなかったので、そこは個人的にも次頑張らなければいけない部分だと感じています。
――この流れをリーグ戦に繋げるために
先日のFC東京戦で、チームとしてやっと勝点3を取ることができ、その流れを止めたくないと思っていました。ルヴァンカップは初戦で清水に敗れてしまいましたし、そういう意味でも今日は勝つことができて良かったです。
――長いリハビリを経ての復帰となりました
まだまだ自分の体の状態というのは全然ダメだと思っているので、ここからどんどん上げていかないといけないと感じています。ただ、やっとスタートラインというか、ようやくこうしてグループに入ることができましたし、怪我をしていたメンバーも競争という立ち位置に立てたのかなと思います。康裕君と一緒にピッチに入ったときは、ぐっとくるものがありましたし、後から大吾君も入ってきて、やっぱり嬉しい気持ちもありました。まさか康裕君と同じタイミングでピッチに入るとは思っていなくて。康裕君はリハビリ中からずっとお兄ちゃん的存在というか、いつも引っ張ってくれていたので、めちゃくちゃ嬉しかったです。ただ、自分が起点になったり、よく顔を出してシュートを狙えと監督に言われていたことがなかなかできなかったので、次チャンスをもらったらそこで生かしていきたいなと思っています。
――積極的にシュートを狙うなど、攻撃的な姿勢が目立ちました
チャンスはあったと思います。シュートもフィーリングとしては悪くなかったですが、決めることはできませんでした。ただ、チームが勝てたことが良かったと思います。ポジションも前でしたし、今年はシュートチャンスもあるので、それ自体はすごく良いことだと思います。ただ、今日はチームとして追加点がすごく大事な展開でした。そういう意味では、それを決めていれば自分たちの実力で勝切れたと言えるゲームにできたと思うので、反省点は多い試合だったと感じています。
――これからの戦いに向けて
4月はまた連戦が続きますし、チームの総力戦になってきます。自分のコンディションを落とさずに、良い状態でしっかりと臨んでいきたいと思います。
――長いリハビリを経て、ようやくピッチへと戻ってきてくれました
ピッチに入る瞬間というのは、自分でもびっくりするくらい冷静というか、特別な意識はありませんでした。ずっと戻ってくるものだと思っていたので、ホッとはしていますが、ここから自分もグループに入って行って、言い訳はできないところまで来たので、また競争がありますが、しっかりと臨んでいきたいと思います。
――ここからの個人的な目標はありますか?
自分が競争に加わることで、チームに良い流れを持っていくことができればと思っていますし。競争も激しくしていけたらと思います。個人としてどうこう、というわけではなく、チームがこれからまた良い方向に向かっていけるように、そこに自分の力を使っていきたいなと。
――今日はずっとリハビリを共にしてきた小川航基選手と同じタイミングでピッチに立ちました
監督に粋なはからいをしていただきました。やっぱり熱くなるものもありました。二人でもっともっとチームに貢献できればさらに良かったのですが、とにかく(荒木)大吾も含めてみんなで同じピッチに戻って来ることができたのは、すごく嬉しかったです。
――試合の総括
今日のゲームは敗れはしましたが、チームは非常に素晴らしいプレーを見せてくれたと思います。内容的には我々の方が上回っていたゲームだったと思います。チャンスも多く作れていたと思いますし、特に後半15分は運動量でも相手を上回れていたと思います。