2017年 試合速報

J1リーグ 第3節 vs.大宮アルディージャ

ardija
ardija

3 敗
1 得点
6 失点
順位 18

1
  • 0
  • 1

  • 1
  • 1

2
ジュビロ磐田
ジュビロ磐田

1 勝
1 分
1 敗
2 得点
2 失点
勝点 4
順位 10

前半
5分
中村 俊輔
25分
ムサエフ
ハーフタイム 後半
2分
川又 堅碁
茨田 陽生
ドラガン ムルジャ
7分
マテウス
清水 慎太郎
14分
ネイツ ペチュニク
20分
清水 慎太郎
28分
大山 啓輔
岩上 祐三
35分
太田 吉彰
松本 昌也
42分
アダイウトン
松井 大輔
48分
中村 俊輔
山本 康裕
1
加藤 順大
2
菊地 光将
3
河本 裕之
19
奥井 諒
20
大屋 翼
15
大山 啓輔
16
マテウス
17
横谷 繁
40
茨田 陽生
7
江坂 任
9
ネイツ ペチュニク
SUB
21
塩田 仁史
4
山越 康平
13
渡部 大輔
28
長谷川 アーリアジャスール
47
岩上 祐三
8
ドラガン ムルジャ
14
清水 慎太郎
監督
渋谷 洋樹
21
カミンスキー
3
大井 健太郎
5
櫻内 渚
33
藤田 義明
8
ムサエフ
9
太田 吉彰
10
中村 俊輔
13
宮崎 智彦
15
アダイウトン
40
川辺 駿
20
川又 堅碁
SUB
1
八田 直樹
7
上田 康太
11
松浦 拓弥
14
松本 昌也
22
松井 大輔
23
山本 康裕
16
齊藤 和樹
監督
名波 浩

11943
スタジアム名 試合日 キックオフ
NACK 3/11(土) 15:00
ピッチ状態 コミッショナー 主審
全面良芝、乾燥 石田 久行 高山 啓義
天候 試合時間 副審 副審
晴れ 90分 岡野 宇広 勝又 弘樹
気温 湿度 第4の審判員 記録員
13.7度 20% 前之園 晴廣 齋藤 あずさ
8 シュート 12
9 ゴールキック 16
6 コーナーキック 3
11 直接FK 10
3 間接FK 3
2 オフサイド 3
0 PK 0

今日3月11日で、東日本大震災からちょうど6年になる。キックオフ前には、黙祷が捧げられる予定だ。

ジュビロの予想フォーメーションは【4-2-3-1】。GKにカミンスキー、最終ラインは右から櫻内渚、大井健太郎、藤田義明、宮崎智彦。ダブルボランチに、ムサエフと川辺駿。中盤2列目右サイドから、太田吉彰、中村俊輔、アダイウトン。1トップに川又堅碁という並びが予想される。センターバックには、今週の練習中に足を痛めた森下俊に代わり、藤田が今季初先発する。

前節のベガルタ仙台戦は、敗れはしたものの、前半は両サイドバックと中盤の選手たちが連動し、相手ゴールへと迫る場面が目立った。今週の練習でもさらに選手間のすり合わせを行ってきており、今日こそ今シーズン初ゴールが見られるはずだ。1トップの川又は、黙々とシュート練習を繰り返すなど今日の一戦に向けて準備を進めてきた。松本や松浦、上田ら前節途中からピッチに立った選手たちも好調ぶりをアピールしている。

対する大宮アルディージャの予想フォーメーションは【4-4-2】。GKに加藤順大、最終ラインは右から奥井諒、菊地光将、河本裕之、大屋翼。ダブルボランチに、大山啓輔と茨田陽生。中盤右ワイドに横谷繁、左にマテウス。2トップに江坂任とネイツ ペチュニクという並びか。

大宮はJ1復帰1年目となった昨シーズン、クラブ史上最高順位の年間5位を記録。さらにルヴァンカップでベスト8、天皇杯ではベスト4に入るなど、充実のシーズンを過ごしてきた。今シーズンはここまで2連敗と苦しんでいるが、ホームでの巻き返しを期しているはずだ。ただ、勝点3が何よりも欲しいのはジュビロも同じ。大宮のホームでリーグ戦初勝利を挙げ、今後に向けて勢いをつけたい。

NACK5スタジアム大宮の天候は晴れ。キックオフはこのあと15時。大宮とは2015、2016シーズンとリーグ戦4試合を戦い、いずれも引き分け。今日こそ決着をつけるべく、選手たちはピッチに立つ。

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名波 浩  監督

―― 試合の総括
戦前からボールを回されることは予測できていましたし、直近2試合を見ても優勝候補相手に自信を持ってボールを回して、サイドのところで時間を作ったり、突破したりというものが、(大宮は)昨年からの積み上げの中で素晴らしくできているなと感じていました。(ジュビロは)キャンプ前から縦ズレ、横のスライド、中締め(の練習)をやっていたのですが、特に縦のスライドと中締めを強く押し出して、まずは守備を構築させました。(中村)俊輔と川又がだいぶ後ろまで下がってきて危険なエリアを消してくれましたし、ラインも決してボックスのラインに揃えるのではなく、まめにラインコントロールもしていたので、相手も動かされた感じがあったのではないかと思います。
得点に関しては、新加入の2人が取ることができたので、まずは本人達もホッとしているでしょうし、チームとしても非常にプラス要素だなと思います。ただ、ひとつだけ反省点があって、あの失点はもの凄く幼稚な失点で、番記者の方々は分かると思いますが、1月14日に始動してから、スローインの練習を6、7度やっているのに、自陣からのスローインからやられてしまうという非常にもったいない、プロらしくない失点だったなと。あそこがまだまだ自分たちの弱さであり、甘さであると思います。

櫻内 渚 選手

櫻内 渚 立ち上がりからしっかり前からボールを奪うことができ、時には我慢強くブロックというか、組織的に守れていましたし、カウンターはチャンスだと思っていました。それが得点に繋がって良かったです。決める人が決めればチームの勢いもつくと思いますし、(中村)俊さんと川又の二人が決めてくれて良かったなと思います。やろうとしていることは90分間通して、隙を与えてしまう場面もありましたが、少しずつ出来てきていると思います。それを完璧にしていくことが自分たちの仕事だと思うので、練習からしっかりやっていきたいです。勝って磐田に帰るのと、負けて帰るのとでは全然違うと思うので、1勝できて良かったです。ただ油断することなく自分たちの形をつくって、どんどん勝ちを重ねていければと思います。縦の関係になった(太田)ヨシさんとは、お互いカバーし合おうと話しをしていましたし、攻守の部分でしっかりできたかなと思います。俊さんと(川辺)駿のところで時間ができるので、そこで出て行くスピードを上げればチームとして二重攻撃にもなりますし、チャンスが生まれると思っていました。

中村 俊輔 選手

中村 俊輔 (FKの場面は)決まって純粋に嬉しかったですし、純粋にサッカーができる環境が嬉しいなと思います。(太田)ヨシがまたいだ時に、相手GKの反応が速くて右足に重心を乗せたので、最初は左に蹴ろうと思ったのですが、反対を狙いました。ゴールが入って後ろを見ると、喜んでくれているたくさんのジュビロサポーターが見えて、名波さんのいるベンチも見えて、いつもと違う光景だな、良い景色だなと。嬉しかったですね。やっと勝てたなという感じです。ただ、幼稚なミスから失点してしまったので、反省すべきところはしっかり反省していかないといけません。もっとボールを持って、3点4点と狙っていくサッカーが理想です。

川又 堅碁 選手

川又 堅碁 やっと勝つことができて、今はほっとしています。開幕からの3試合の中では、今日が1番良いサッカーができたのではないかと思います。押し込まれる時間帯もありましたが、カウンターであったり、低い位置から作りながらボールを前に運ぶという作業が今までの中では1番良かったのではないかと。(得点の場面は)相手に少し隙を感じたので、その隙を逃さなかったということがゴールに繋がったかなと思います。この2試合力みすぎていた部分が自分自身にあったので、監督からもずっとリラックスしろと言われていましたし、それが自分としては上手くいったと思います。チーム全体が自信を持ってボールを運べるようになりましたし、俊さんのあの1点でチームがガラッと変わったのは間違いないと思います。今日の勝利はチームとしてすごくプラスです。次のルヴァンカップとリーグ戦は連戦なので、そこは全員がコンディションをしっかりつくって、集中して戦い、連勝できるようにしたいです。

カミンスキー 選手

カミンスキー 今シーズンの初勝利ということですごく嬉しいです。前節はホーム開幕戦でしたが勝つことができず、今日は絶対に勝つんだという強い気持ちをチーム全員が持って臨んだ結果だと思います。俊輔は本当に美しいゴールを決めてくれましたし、(川又)堅碁もここ2試合は少し硬くなっていたかと思うのですが、あの場面で1点決めてくれたので、次の試合からはリラックスしてたくさんゴールを奪ってくれると思います。今日の勝利は数人の選手の活躍ということではなく、全員が守備に貢献し全員が攻撃に加わった、チームプレーがあっての勝利だと思います。チームで勝ったということも、自分にとってすごく嬉しいことです。

藤田 義明 選手

藤田 義明 今日の試合は絶対に勝とうと皆で話していました。大宮に勝てていないということもあったのですが、皆が一丸となって掴んだ勝利だと思います。自分自身は最初硬かった部分もありましたが、徐々に良いリズムでできましたし、点をとるべき人がとってくれたので、良かったです。失点の部分に関してはもったいなかったですが、最後まで粘り強くできたことはチームとして成長した部分だと思いますし、次に繋げられたと思います。サポーターの皆さんは、すごく今年のチームに期待してくれていると思うので、ひとつでも多くまた喜び合え合えるように次も頑張ります。

大宮アルディージャ 渋谷洋樹監督
 

―― 試合の総括
本日は東日本大震災から6年目ということで、選手にも伝えましたが、サッカーに関わって、また、こういう仕事ができている事を幸せに思って、被災に遭われた方に勇気や元気を届けることを意識してプレーするよう送り込みましたが、チケットも完売のなか、非常に残念な結果となりました。やられ方も、前半、後半のスタートのところでやられてしまったと。フリーキックに関しては中村俊輔選手の特別なキックの質というものがあるので、仕方がないかもしれませんが、後半は「さあ行きましょう」というところで、カウンターからやられてしまったところが、今日のゲームプランを全体的に崩してしまった要因だと思います。