2016年 試合速報
ナビスコカップ第6節 vs.鹿島アントラーズ
![]()
|
![]() |
|
![]() |
![]()
|

![]() |
藤田 義明
|
![]() |
藤田 義明
|
鈴木 優磨
|
![]() |


杉本 太郎
|
![]() |
![]() |
森島 康仁
中村 祐輝
|
赤﨑 秀平
カイオ
|
![]() |
![]() |
藤田 義明
松井 大輔
|
西 大伍
伊東 幸敏
|
![]() |
町田 浩樹
|
![]() |
大橋 尚志
小笠原 満男
|
![]() |
![]() |
中村 太亮
岡田 隆
|








































スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
カシマ | 5/25(水) | 19:00 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝、乾燥 | 高橋 信光 | 家本 政明 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
くもり | 90分 | 村上 孝治 | 作本 貴典 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
22.5度 | 76% | 西尾 英朗 | 齋藤 和代 |
18 | シュート | 7 |
4 | ゴールキック | 14 |
7 | コーナーキック | 5 |
17 | 直接FK | 19 |
1 | 間接FK | 3 |
1 | オフサイド | 3 |
0 | PK | 0 |
直近のJ1リーグ、ヴァンフォーレ甲府戦で3点を奪って勝利したジュビロは、中3日でヤマザキナビスコカップ、鹿島アントラーズ戦に臨む。現在ジュビロはAグループ5位。グループステージ突破の条件はかなり厳しいが、若手選手たちの実践経験を積むためにも、有意義な戦いにしたい。
ジュビロの予想フォーメーションは【3-4-2-1】。GKに志村滉。最終ラインは右から大南拓磨、高木和道、藤田義明。ダブルボランチは、 川辺駿と上田康太。中盤右ワイドに石田崚真、左ワイドに中村太亮。2シャドウに、清水貴文と齊藤和樹。ワントップに、森島康仁という並びか。
プロ2年目の志村と、高卒ルーキーの大南がジュビロでの公式戦デビュー。日頃のトレーニングの成果を充分に発揮し、今後のシーズンに向けて良いアピールの場となるか。二人のプレーに注目だ。
対する鹿島アントラーズの予想フォーメーションは【4-4-2】。GKに川俣慎一郎。最終ラインは右から西大伍、青木剛、町田浩樹、三竿健斗。ダブルボランチに、平戸太貴と大橋尚志。中盤右サイドに鈴木優磨。左サイドに杉本太郎。2トップに赤﨑秀平と垣田裕暉という並びが予想される。
キックオフは19時。県立カシマサッカースタジアムの天候は曇り。風があり、半袖だと少し肌寒さを感じる天気だ。

「相手両ボランチの背後を有効に使うこと。最終ラインは、もっとコミュニケーションを取ってプレーすること。奪ったあとのファーストプレーを大事にしよう」
鹿島・石井監督
「時間はまだある。後半必ず逆転しよう。ピッチがスリッピーなので、まずは前線でボールをおさめて、よいテンポで攻撃していこう。リスクマネジメントしながら攻撃の形を作り出そう」
――試合の総括
ゲームの総括の前に、我々としてはJ1の水にいち早く慣れるということが、J1の常連になるための絶対的な条件だと思っているので、そういう意味では色々な選手にJ1で(自分を)試すというか、挑戦してほしいなと思っています。今日のゲームまでで、怪我をしているオリビエ、奥田以外は全員(J1で)使えたので、チーム力という意味でも非常に(意義のある)良いゲームだったと思います。もちろんこの大会を決して軽視するわけではなく、3ポイントへの執着心をもって戦ってきました。それらが球際で、また対人で生まれてきているので、これをリーグ戦に引き継いでいきたいと思います。
ゲームの総括としては、先制ゴールをセットプレーから上手く奪えましたが、その直後、後半カイオが出てくるくらいまで主導権を握られてしまいました。ラインコントロール、それから前線の選手のボールアプローチといった部分で前後関係の甘さが出てしまって、コンパクトサイズを保てなかったのが一番の原因かなと。ただ、そこからはかなり主導権も握れましたし、深い位置での仕掛け、コンビネーションのイメージというものが出てきたと思うので、1本決まっていればなというゲームだったと思います。
―― 今日出場した選手たちの評価は
やる気は非常にあったと思いますし、時間と共にゲームに入れていたと思います。ただ押し込まれていた時間帯を、完全に受けてしまったので、あの辺りも“やんちゃ”にボールを奪いに行ったり、つぶしてリセットということを考えることがすこし少なかったなと。それから相手の前線の動きだしの早さとサポートの早さにより、数的同数の局面ができてしまったり、ドリブラ―への対応の中で1対1で飛び込んでしまい、あっさり剥がされてしまったというシーンが何度もあったので、そこは十分に反省しなくてはいけないなと。ただ、試合終盤には「やらなくては。見せなきゃ」というスイッチは入ったかなと思います。
―― 志村選手、大南選手を起用したポイントは
まず志村に関しては練習試合から非常に良くて、いつか必ず使おうと思っていました。前を走っているライバルGKたちとの差を客観的に見られる選手だと思いますし、このゲームに対する強い想いもあったと思うので、失点シーンはキャッチに行ってミスしたかもしれませんけど、それ以外はパーフェクトだったなと思います。あとは、もう少しコーチングで自分が触らない状況を作りだすということが大事なのかなと思います。
大南に関しては韓国で2ゲーム(U-19代表遠征)やってきて、海外の選手たちと戦った自信とか、課題が明確になって帰って来ました。入団当初の面談では“もごもご”しゃべる選手だったのですけど、一昨日の帰国時にどうだったと聞いてみたら、自分のことを客観的に判断できていましたし、(韓国での)チームの状況や失点シーンの振り返りかたなども非常に良かったので、そうした対応をみて今日トライさせてみようと思いました。ヘディングシュートが入っていれば非常に印象深いデビュー戦になったのにな、と思います。
――試合を振り返って
勝ちたかったので残念です。前にどんどん上がっていく(清水)貴文を生かしたかったので、時間をつくれるときは、しっかりと時間をつくっていこうと選手間では話をしていました。もっと工夫できたのではないかと思います。自分がピッチに立っていたときは劣勢だったので、何とか点を決めることができればと思っていたのですが、なかなか難しく、自分ももっと努力していかなければいけません。これからのリーグ戦に向けて、しっかりとアピールしていきたいですし、そのためにはゴールを決めないといけないので、はやくそうした場面をつくれるようにしたいです。
――プロデビュー戦を振り返って
試合前は少し緊張しましたが、試合が始まるとそんなに緊張はありませんでした。先輩方も「思い切ってやれ」と声をかけてくれて、とても心強かったです。U-19代表を経験する中で、90分通して試合に出場することはすごく大事なことだと実感しました。今日は試合に出られる喜びや、試合でしか身につかないものがあるということを改めて感じました。失点はしてしまいましたが、やり切ったという自信になったので、この試合をこれからもずっと忘れず、これからの練習でもしっかりと声を出して、チャンスをつかめるようにしたいと思います。
――プロデビュー戦を振り返って
試合が始まるまでは緊張しましたが、笛が鳴った瞬間から落ち着いてプレーすることができました。ミスは多かったのですが、悪くなかったと思います。ただ、改善点はいっぱいあるので、磐田に帰ってまた練習からしっかりやっていきたいです。1対1の飛び出しは自分のストロングポイントだと思っているので、それを少しは出せたのはよかったと思います。とにかく今日は、ミスキックをしないようにと心がけていたのですが、何本もあったので、それを0本にすることが課題です。Jリーグデビューできたこと、大きなスタジアムで試合をできたことは、これからに向けてよい経験になりました。今後は、もっとゲームコントロールを自分がリーダーシップをとってやっていけるようになりたいです。
――ゴールシーンを振り返って
(高木)和道さんやデカ(森島康仁)が前で競ってくれていて、後ろにそのままこぼれてくるかなと思って構えていたので、あとはしっかりと当てるだけでした。いつも名波さんには、ヘディングのときに首を振り過ぎだと言われていたので、あの場面はとにかく当てることだけを考えて、コースをしっかり狙うことができたかなと思います。
――今日は志村選手と大南選手のデビュー戦となりましたが、ディフェンス陣として心がけたことは?
とにかく1プレー1プレーしっかりと声をかけていこうと思って試合に入りました。まだまだ細かい部分で修正点はありますが、(志村)滉は何度も止めていたし、(大南)拓磨も最後に惜しいシーンを作っていたし、二人にとって良いデビュー戦だったと思います。
――試合全体を振り返って
後半の立ち上がりから失点するまでの流れがすごく悪くなってしまい。もっと自分たちが流れを変えていかないといけないのに、それができず結果的に失点してしまったことが、とても悔しかったです。またすぐにリーグ戦がありますが、名波監督のもと積み上げてきたものを、日々の練習から意識して、取り組んでいきたいと思います。
――試合の総括
今日はメンバーを大幅に変えて若いメンバーで戦った訳ですけど、試合内容としては全体的には非常によかったと思います。前半にセットプレーで失点しましたが、チームがやろうとしている組織的な守備が出来ていましたので、そういう面でも非常に良かったと思います。後半、崩しの形から得点も取れましたし、最後は押し込む形も出来ていましたので、プレーの精度と、最後決め切れていれば勝てた試合だと思います。