2016年 試合速報
ナビスコカップ第4節 vs.湘南ベルマーレ
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武田 英二郎
神谷 優太
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川辺 駿
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山根 視来
菊池 大介
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櫻内 渚
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齊藤 和樹
小川 航基
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齊藤 未月
高山 薫
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川辺 駿
山本 康裕
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清水 貴文
石田 崚真
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
BMWスタ | 4/20(水) | 19:00 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝、乾燥 | 猿沢 茂 | 福島 孝一郎 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
晴れ | 90分 | 名木 利幸 | 清水 崇之 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
18.2度 | 69% | 高寺 恒如 | 岩崎 洋 |
11 | シュート | 11 |
7 | ゴールキック | 7 |
3 | コーナーキック | 3 |
17 | 直接FK | 19 |
3 | 間接FK | 2 |
3 | オフサイド | 2 |
0 | PK | 0 |
現在ジュビロはナビスコカップのグループステージで1勝1敗と、Aグループの4位につけている。今日はアウェイ、湘南の地で勝点3を目指す。
この試合、ジュビロの予想フォーメーションは【4-2-3-1】。GKに八田直樹、最終ラインは右から、小川大貴、櫻内渚、藤田義明、中村太亮。ダブルボランチに、川辺駿と上田康太。中盤2列目右サイドから、清水貴文、小林祐希、松浦拓弥。ワントップに齊藤和樹という並びか。4月16日のJ1リーグ戦、横浜F・マリノス戦からスターティングメンバーを7人変更し、連戦に備える。2列目でプレーする清水は、今季公式戦初出場。持ち前のスピードに乗ったドリブルや、推進力のあるプレーで湘南ゴールを狙いたい。また、ベンチにはナビスコカップ第3節、ヴァンフォーレ甲府戦でプロデビューした小川航基や、チームキャプテンの岡田隆らが出番を待つ。
対する湘南ベルマーレの予想フォーメーションは【3-4-2-1】。GKに村山智彦。最終ラインは右から、岡本拓也、坪井慶介、岡﨑亮平。ダブルボランチに、齊藤未月、武田英二郎。中盤両ワイド右に、奈良輪雄太、左に山根視来。2列目に大槻周平、大竹洋平。1トップに藤田祥史という並びか。リーグ戦では18位と苦しんでいるが、今日の試合を浮上のきっかけとすべく、湘南の選手たちは高いモチベーションを持って臨んでくるはずだ。ハイプレスをかけて、ボールを奪った瞬間に速攻で一気にゴール前まで攻め入る湘南のスタイルは今季も健在で、ジュビロとしては攻守の切り替えを速くし、ボールを奪った後のファーストプレーの精度を高めて、主導権を握りたい。
キックオフは、このあと19:00。Shonan BMWスタジアム平塚の天気は晴れ。試合開始までに気温は下がり、少し肌寒くなりそうだ。

磐田・名波監督
「サイドチェンジを継続して、有効的に使っていこう。枠内シュートを意識して、打っていこう」
湘南・曺監督
「選手同士の距離感を大事にしよう。アグレッシブにチャレンジしていこう」
――試合の総括
メンバーが代わったり、ポジションが不慣れなところをやった選手がいる中で、非常に集中してやってくれたと思いますし、戦うという意思を、対人であったりボールにこめて、そうしたアプローチを90分通して真摯にやってくれたと思います。残念ながら引き分け、決定的なシーンは相手の方が多かったと思うのですが、それでも非常に価値のある引き分けだと思いますし、このカップ戦自体にとっても、次に繋がる勝点1だったと思うので、また次の(ナビスコカップ)アウェイ大宮戦に向けて非常にポジティブに捉えています。
――後半一気に試合が動き出したと思うのですが、試合のプランとして入り方や終盤の勝負どころなどは、どのような考えでしたか?
まず湘南が、前への推進力を非常に強く描いてやってくるチームで、その前の選択肢をまずは消していこうと。我々はコンパクトにラインコントロールをしながらという中では、前節のリーグ戦では、ボールホルダーに対してだいぶ甘かったので、スルーパス、ロングボール、縦パスを出され放題という結果になってしまいました。今日は(齊藤)和樹と松浦、清水あたりが非常にいいアプローチをしてくれたのではないかと思います。ここ1本決めていれば、という決定的なシーンはなかったのですが、崩しの段階、フィニッシュに至る前のプロセスというのは非常にいいものが何度もありましたし、前後半と押していて、特に後半の途中までですが、サイドチェンジが非常に有効だったと思うので、あれをもう少し極端に増やしてもよかったのかなと。(終盤に)我々が劣勢になった大きな理由としては、やはり菊池選手、それから高山選手というクオリティの高い選手が2人入ってきて、そこで個の力とサポートの速さが出てきて、崩されたシーンが何回かあったのではと思います。
――八田選手のプレーについて。
いつも言っていますが、練習での立ち振る舞いだったり、それから人と接するときの言葉遣いや言動であったり、そういったものがプロ中のプロだなと。しかも試合に出られず悔しい思いをしている中で、非常にアベレージが高いのではないかと。そういったモチベーションの高さ、それからチームの敗戦というものを一身に背負う責任感、そういったものも含めて常に集中していますし、ボールアプローチ、アタックに関しては迷いがなくて、何度か僕も目をつぶりかけたシーンもあったのですが、自信を持ってやってくれたので、防いでくれたのではないかと。このまま継続してほしいですし、クラブの下部組織から育った人間ということを考えると、宝物だなと思います。
――今季初出場となった清水選手の評価は?
ヤマザキナビスコカップの開幕戦となった神戸戦の時にメンバー外だったということで、次の日「何故外れたか分かるか」というような話を本人としました。そこからは、劇的ではないですがトレーニングに対する姿勢も非常に良くなりましたし、自分のストロングを出す、どうやれば出てくるのか、それから味方が生かしてくれなければ自分は生きない、ということを頭に叩き込んでトレーニングをするようになったのではないかと。そういったこともあり、今回チャンスを与えた中で、非常にいいパフォーマンスだったなと思いますし、次のリーグ戦もしくはカップ戦には間違いなく繋がるはずです。彼自身もこのゲームで十分自信を持てるのではないかと思います。
――今日の試合を振り返って。
自分も含めて、チャンスをもらった選手が多い中、ディフェンス陣の中では、とにかくゼロで抑えようという話をしていました。無失点で終われたことは良かったのですが、まだまだミスも多いので、少しでも減らしていかなければいけないと思います。
――後半にはビックセーブもありました。
後半は相手の交代選手が入ってくる中で、少しボールがまわり始めてピンチが続きました。ここで抑えないといけないと、自分の中で耐え時というものも分かっていて、それをチームメイトにも伝えることができたし、結果的に自分も止めることができて良かったと思います。リーグ戦に出場できていないという悔しさはもちろんありますが、そういった中で監督は自分を信じて使ってくれているので、自分もその想いに応えないといけないと思っています。今日はチームが勝てなかったことが残念でしたが、練習はうそをつかないと思うので、
これからも試合に出場できるようにしっかり準備をしてアピールしていきたいです。
――今日はセンターバックでの出場となりました。
練習からどこに入ってもできるように、という思いでやっているので、違和感なく試合に入れたと思います。今日の試合は、まずは戦うという強い気持ちを持って臨みました。前節のリーグ戦でああいう結果になってしまって、自分の力のなさを実感しましたし、とにかく立ち上がりから身体を張っていこうということを意識しました。無失点に抑えられたことは良かったですが、得点を奪えなかったことを反省したいと思います。ただ、まだ勝ち上がれるチャンスは残っているので、1試合1試合自分たちの良さを発揮できるように、そして結果がついてくるように頑張っていきたいです。
――ディフェンスラインの選手たちで意識し合っていたことは?
90分間高いラインを保とうという話をしていましたし、普段とは違う組み合わせだったので、コミュニケーションを大切に、とにかく話しながらやろうと思っていました。ピンチもありましたし、自分も大事なところで相手にかわされてしまった場面もあったので、そこはしっかり反省し、次のリーグ戦に出られるように、また練習からアピールしていきたいと思います。
――今季公式戦初スタメンとなりました。
今まで出られなかった悔しさを、ここで晴らせと名波さんにも言われていました。それを全て晴らせたかというと、まだまだなのですが、一歩は踏み出すことができたかと思います。良い緊張感を持ってピッチに立つことができましたし、自分がどれだけやれるのかということを、試すことができた試合でした。自分の持ち味も通じるんだと思えましたし、これからに向けてプラスにしていきたいです。ただ、まだまだ物足りなさはあります。もっと自分の持ち味を出して、強引に行く場面があっても良かったのではないかと感じています。
――今日の試合を振り返って。
(石田)崚真くんから上がったクロスは、ニアに入らなければいけなかったという反省があります。まだまだ練習が足りないのか、質が足りないのか、そこをもっと突き詰めていきたいと思います。シュートの意識に関しては、自分の方が体勢が悪くて、後ろにもっと状況が良い味方がいれば、パスを選択すべきですし、一方で自分はストライカーなので多少強引に打つということも大事です。状況によってどちらを選択するかということは、難しい部分ではありますが、とにかくチームの勝利に貢献できるような選択をしていきたいと思います。
――試合の総括
今日はナビスコカップ第4節ということで、結果的に勝点1に終わりましたが、ボールにアプローチする守備のところは90分を通して選手たちは非常によくやってくれたと思います。あと、後半になって選手を入れ替えたりシステムを変えたりと、色々なトライをしましたが、非常に我々らしい前への推進力、縦パスとかそういったところがたくさんありました。(今季は)このホームで勝点1も上げられていなかった中で、欲を言えば勝点3が欲しかったですが、今日出た選手たちは我々湘南スタイルの体現者としてよくプレーしてくれたと思います。課題というよりも、収穫の多かった試合でした。前節は我々らしくない負け方をした中で、その流れを食い止めて、勝点1をとれたのはチームとして前進できると思いますし、決して満足はしていないですが、選手たちの頑張りを称えたいと思います。