2016年 試合速報
ナビスコカップ第3節 vs.ヴァンフォーレ甲府
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松井 大輔
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保坂 一成
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森 晃太
吉野 峻光
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森島 康仁
小川 航基
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川辺 駿
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河本 明人
チュカ
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保坂 一成
新井 涼平
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松井 大輔
荒木 大吾
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荒木 大吾
大井 健太郎
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
ヤマハスタジアム | 4/6(水) | 19:00 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝、水含み | 布瀬 直次 | 岡部 拓人 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
くもり | 90分 | 相樂 亨 | 岡野 宇広 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
16.1度 | 77% | 鈴木 規志 | 花澤 秀登 |
11 | シュート | 7 |
9 | ゴールキック | 9 |
6 | コーナーキック | 6 |
11 | 直接FK | 25 |
2 | 間接FK | 2 |
2 | オフサイド | 2 |
0 | PK | 0 |
ジュビロは、ヤマザキナビスコカップグループステージ第3節ヴァンフォーレ甲府戦に臨む。FC東京のACL出場に伴い、第2節を戦わず、カップ戦は今日で2試合目。ホームで行われた第1節ヴィッセル神戸戦は惜しくも逆転負けを喫し、リーグ戦でもホーム未勝利が続いているが、今日こそはなんとしても勝利を掴み、サポーターと喜びを分かち合いたい。
今日の試合、ジュビロの予想フォーメーションは、【4-2-3-1】。GKに八田直樹、最終ラインは右から石田崚真、藤田義明、小川大貴、宮崎智彦。ダブルボランチに山本康裕と川辺駿。中盤2列目右サイドから松井大輔、齊藤和樹、松浦拓弥。ワントップに森島康仁という並びが予想される。今季初先発となる森島康仁をはじめ、ナビスコカップの第1節でJ1初得点を決めた齊藤和樹、好調を維持する松浦拓弥ら攻撃陣のゴールに期待がかかる。今季初出場の小川大貴はセンターバックでの起用が予想され、持ち前の1対1の強さで相手の素早いカウンター攻撃に備える構えだ。また、清水貴文、奥田達朗は今季初のベンチ入り、U-19日本代表でストライカーとして活躍する小川航基はプロ初のベンチ入りとなった。
一方のヴァンフォーレ甲府の予想フォーメーションは【3-4-2-1】。GKは岡西宏祐。最終ラインは右から新里亮、畑尾大翔、渡邉将基。ダブルボランチは保坂一成と黒木聖仁。右ウイングに稲垣祥、左ウイングに田中佑昌。2シャドウは右から森晃太、クリスティアーノ。ワントップに河本明人という並びか。
ヤマハスタジアムの天候は曇り。風は弱風。キックオフを迎える19:00には冷え込みが予想されるが、プレーしやすいピッチ状態で試合に臨めるだろう。

「中盤の底からもう1つ2つ前の意識を持ってボールを入れること。マメにラインコントロールをすること」
「球際で負けている。もっとファイトすること。DFはラインコントロールを細かく行うこと。勇気を持ってプレーすること」
――試合の総括
(松井)大輔のスーパーゴールがチームに勢いをもたらしてくれたことは間違いなく、立ち上がりから探りのボールも含めてですが、人もボールもよく動いていたと思います。特に前半20分すぎからデカ(森島康仁)にダイナミックに幅を使った動きをしろと言ってからは、頭も非常にハードワークをし出して、色々な手立てを考えながら相手を崩していこうというイメージの共有があったように思います。それから、特に左サイドにワンタッチで入ったときはスイッチが入ってスピーディな、それから相手よりサポートを速くする攻撃が出来ていていました。前半のフィニッシュが結局8本か9本で、もう少し枠内に行けば良かったのですが、イメージとしてはそんなに悪くないゲームだったかなと思います。後半は立ち上がり5分くらいから相手が前から来出したので、GKも含めてちゃんといなしながらボールも動かして行こうというところだったのですが、前半の体力的なもの、頭の部分、色んな疲労感があったのか、ちょっとボールが動かなくなって、ラフなボールが増えてしまいました。中盤のイージーなロストも増えてきて、相手が「これならいけるんじゃないか」ということで、通常よりもボールを繋いでくるサッカーをやられてしまいました。これは、二面性を持ったゲームというよりも、自分たちの自滅というか、最初ちょっと飛ばし過ぎたがための問題だったのではないかなと。試合前にはボールをコントロールする力を身につけようと言っていました。(リーグ前節の)大宮戦に出た選手も今日出た選手ももちろんですけど、例えば時間の問題だったり、ピッチの問題だったり、相手の穴をしつこく突き続けるというところであったり、そうしたことをやり通そうといったところでは、落ち着いてボールを動かそうとか、起点をどこかにつくろうという判断がピッチの中で出なかったことは残念だったと思います。
――試合前に選手たちに伝えたことは?
いつも通り戦う気持ち、球際だったりそれから対人、そういったところはもちろんですし、自分の仕事や役割を全うしようと伝えました。それから、点を取りたい選手、アシストしたい選手、良いプレーをしたい選手、それはもうそれぞれの持ち味の中で色々とあると思うのですが、全てはチームのためにやった上で、プラスアルファを出していこうということは言いました。
――石田崚真選手、小川大貴選手など、ひたむきなプレーが目立ちました
石田はここ2試合非常に良かったと思いますし、だいぶ周りとの連係とか、その感度が良くなってきたんじゃないかなと。大貴はセンターバックという不慣れなポジションでした。立ち上がり20分くらいまでは、ラインコントロールで一人だけ余ってしまって、チームとしてちょっと苦労したところはあったのですが、(藤田)義明、それからミヤ(宮崎智彦)が伝えたことによって、修正しましたし、球際や身体の強さというのは相変わらずあったので、持ち味は出してくれたと思います。
――今日の勝利を次のリーグ戦にどう繋げていきたいですか?
甲府さんの戦い方が特別なので、これがさぁリーグ戦に、とか、このボール回しが、とか、この展開力を、というわけにはいかないと思うのですが、イメージとしては悪いイメージではありません。それから、リスクマネジメントという意味で、前に人数をかけすぎなかったところは非常にバランスを考えた良い立ち位置に立っていたと思うので、そのあたりも良かったなと思います。
――今季初完封ですね
与えてくれたチャンスを掴まなければ、先はないと思っているので、結果がついてきて良かったです。やるべきことをやり、勝つことだけを考えて、練習に取り組んでいるので、結果が出たことは自信になります。それでも、まだやらなければいけないことがたくさんあるので、勝ったことに満足せず、リーグ戦でも試合に出られるように頑張ります。練習は嘘をつかないと思うので、今後も勝利に貢献できるようにしっかり準備していきたいと思います。
――プロデビューを飾りました
緊張はあまりしませんでしたが、ピッチに入るときは「いよいよプロデビューだ」という気持ちでした。試合に出てみて、まだまだだと感じる部分も多かったです。
――試合中どんなことを意識していましたか?
途中出場ということで、ゴールはもちろん、チームにフィットし、攻撃を活性させることがポイントだったと思います。監督からは、ダイナミックに動き出せという指示がありました。周りの選手が僕の動きを見てくれていましたが、それに応えられず、情けないと感じています。また、守備面での課題を痛感しました。自分ひとりで奪うのではなく、周りとの距離感を大切にし、連動して奪いに行く意識が足りませんでした。それでも、相手選手に競り勝つ場面もありましたし、自分の良さをもっと発揮できるようにしていきたいです。
――サポーターのみなさまへ
アップのときから、あたたかく迎えてくれて感謝しています。サポーターのみなさんの期待に得点という形で応えたいと思うので、早くゴールを決められるようにがんばります。
――試合を振り返って
終わり良ければ全て良し、という気持ちです。途中で足がつってしまったことを除けば、自分が今までやってきたことを出すことが出来ましたし、勝って終われたので、本当に良かったと思います。最後まで試合に出たかったという思いもありますが、サポーターのみなさんにホーム初勝利を届けられたので、素直に嬉しい気持ちでいっぱいです。
――シュートの意識について
チームとして枠内のシュートを増やすことを意識していました。大さん(松井大輔)が早い時間に決めてくれましたが、追加点を取れなかったことが悔やまれます。それでも、チームのために幅広く動き、攻撃の起点にはなれたと思うので、今後に繋げていきたいと思います。
――ゴールシーンを振り返って
あの瞬間は、しっかりボールにミートさせることしか考えていませんでした。ゴールが勝利に繋がって良かったです。今日の試合は、大切な知人が見に来てくれていて、この勝利はその人がもたらしてくれたのではないかなと感じます。自分のサッカー人生の中でも、特別なゴールになりました。神様がいるのなら、ありがとうと言いたいです。まだホームでは1勝しか出来ていないので、今後、より多くのゴールと勝利を見せられるように頑張ります。
――試合を振り返って
初めてのJ1でしたが、緊張することもなく、いつも通り試合に入れたと思います。僕自身、もう若手ではないと思っているので、右サイドにいた(石田)崚真にポジティブな言葉をかけ、サポートすることを意識していました。チーム全体としても、良いコミュニケーションを取って戦えたと思います。ホーム初勝利が出来て、とても嬉しかったです。
――サイドバックではなく、センターバックでの出場でした
ジュビロユース時代だけでなく、練習や練習試合でセンターバックを経験したことがあったので、慣れないポジションという感覚はありませんでした。こまめにラインコントロールすることを意識はしていましたが、もっとやらなければいけない部分もあり、改善していきたいと思います。ただ、自分の武器である1対1という強さは出せたと思います。
――試合の総括
ナビスコカップは、初戦鹿島に勝ち、ホームで大宮に引き分けて1勝1分という状況だったのですが、リーグ戦では、浦和に退場もあり負けたということもあって、とにかく公式戦で連敗したくないということ、連敗は避けたいということで今日の試合に臨みました。メンバーは変わりましたが、我々の基本的なコンセプトは変えないという姿勢で試合に入りました。実際(ヤマハスタジアムに)来てみたら、ピッチの状況、グラウンドはすごく良かったのですが、予想以上にボールコントロールに苦しんでいるということをウォーミングアップを終えた選手たちが口々にしていたので、試合の入り方は最新の注意を払って臨もうと言って送り出しました。相手がロングボールを蹴ってきたらステップワークをしっかりしてセカンドボールを取ろうと言って入ったのですが、わずか18秒で松井選手に拾われてしまいました。シュートは流石だなと言わざるを得なかったのですが、我々が基本としてやってきたロングボールを蹴られたらステップバックしてセカンドボールを拾ってという基礎的なことをやらなかったことで、失点してしまったことは非常に残念ですし、選手たちにはハーフタイムに強く言いました。アウェイの地まで来てくださったサポーターの方々に、戦っている姿を全く見せられないということは、得点や失点、足が速い、強いという以前にまずはプロとしてどうなのかと。そうしたことを伝えて後半を迎えました。後半は自分たちでしっかりとボールを動かしてサイドを使ってということで言うと、ある程度自分たちのリズムで出来ていたと思います。