2016年 試合速報
J1 2ndステージ第11節 vs.ヴィッセル神戸
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ジェイ
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川辺 駿
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ペドロ ジュニオール
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大井 健太郎
藤田 義明
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ペドロ ジュニオール
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レアンドロ
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中村 太亮
石田 崚真
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川辺 駿
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上田 康太
松浦 拓弥
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ニウトン
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渡邉 千真
松下 佳貴
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石田 崚真
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ジェイ
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藤田 直之
高橋 祥平
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レアンドロ
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レアンドロ
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キム スンギュ
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
ヤマハスタジアム | 9/10(土) | 18:00 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝、水含み | 上條 一正 | 福島 孝一郎 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
晴れ | 90分 | 数原 武志 | 馬場 規 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
28.0度 | 70% | 小椋 剛 | 花澤 秀登 |
16 | シュート | 15 |
5 | ゴールキック | 13 |
6 | コーナーキック | 2 |
13 | 直接FK | 9 |
4 | 間接FK | 3 |
4 | オフサイド | 3 |
1 | PK | 0 |
今日は“パパの日”と銘打ち、来場者にはパパドプーロス選手の顔写真入りの手持ちグッズがプレゼントされている。これをスタジアムで掲げ、パパを始め、ピッチで戦う選手たちを後押ししたい。
さて、天皇杯での中断期間を挟み、リーグ戦の再開初戦を迎える。ジュビロは前節のアビスパ福岡戦で2ndステージ初勝利を掴み、J1通算350勝を達成した。その後行なわれた天皇杯では1、2回戦を突破。シーズン終盤の戦いに向けて、波に乗りつつあるだけに、今日も勝点3を掴み、勢いを加速させたい。
ジュビロの予想フォーメーションは【3-5-2】。GKにカミンスキー。最終ラインは右から、パパドプーロス、大井健太郎、森下俊。ダブルボランチは、上田康太と宮崎智彦。右ワイドに太田吉彰、左に中村太亮。トップ下に川辺駿。2トップに、ジェイとアダイウトンという並びか。
ヴィッセル神戸の予想フォーメーションは【4-2-3-1】。GKにキム スンギュ。最終ラインは右から、高橋峻希、岩波拓也、伊野波雅彦、橋本和。ダブルボランチは、ニウトンと藤田直之。中盤2列目の右サイドから、ペドロ ジュニオール、三原雅俊、渡邉千真。1トップにレアンドロという並びか。
現在神戸はリーグ3連勝中と好調を維持している。中でも警戒すべきはやはり、決定力の高い攻撃陣だ。前線のレアンドロ、ペドロ ジュニオールだけで、ここまでリーグ戦21得点。さらに渡邉千真もリーグ7位タイの10ゴールを挙げている。
強力な攻撃陣を擁する神戸が相手だけに、今日はジュビロの守備陣の活躍に注目だ。8月20日に行われたサガン鳥栖戦でリーグ15試合ぶりにカミンスキーが復帰。以前と変わらない安定したパフォーマンスを見せ、チームに安定感をもたらしている。さらに、鳥栖戦で足を痛め、前節のアビスパ福岡戦を欠場した大井健太郎が先発に。今日も守備陣を牽引しゴールを守りきってくれるはずだ。
キックオフはこのあと18時。ヤマハスタジアムの天候は晴れ。日中の暑さが残っている。
ジュビロ 名波監督
「トップへもっとボールを入れていこう。アプローチの際、危険エリアを消すこと。」
神戸 ネルシーニョ監督
「簡単なミスをなくすこと。ボールをつないでリズムをつくること。カウンターの打ち合いになる。セカンドの競い合いに負けないように。」
――試合の総括を
受け入れるのは難しい敗戦だったなと。2点ビハインドのなか追いついて、スタジアムの雰囲気も我々の気持ち的にも逆転できるのではという空気が出来たところ、リスク管理が甘かったのと、自分たちの失い方が悪かった、ボールアプローチも行けなかったことで、自分たちが(試合を)難しくしてしまったなと。最後の失点はもったいなかった。ただ紐解いていくと、45分、50分と前半終了間際、後半開始早々という時間帯で失点してしまったのは痛かったので、ゲームの入り方、終わらせ方というのは、もう一回注意深く言わなくてはいけないと思いますし、前半30分くらいから主導権を握られて、セカンドラインから縦横パスの連続性からボールを回されて、何回か崩されてという中では、ちょっと引きこもったサッカーになってしまったのかなと。チャレンジ&カバー、トライ&エラーという中では、前者の方が出来なかったなと思います。自分たちが主導権を握れたのは右サイドの躍動だったと思うので、そこはチャンスを作れたと思いますし、相手がルヴァンカップ、天皇杯とメンバーをあまり変えずにやって来ている中で体力的にきつくなってきたところで我々が仕掛けられて、同点に追いついたところまでは良かったのではないかと。逆に言えば、そこまでゼロで引っ張っていれば3ポイントも近かったと思います。何はともあれ、このゲームが我々の本当の姿だと思うので、J2に落ちた原因、1年で上がれなかった原因、そして今こうして40ポイントに届かず残留争いをしている大きな原因、それを象徴するゲームだったと思います。
――警戒していた相手の2トップにやられましたが
3ゲームで10点取られて、そのうちの9点がその二人ということで、言葉が出ないくらい悔しいですし、対策が一つひとつ自分たちで出来たかどうかを考えると、クエスチョンの方が大きいなと思います。
――後半アディショナルタイムの失点については
譲り合った感じがあったので、ボール際でもっと思い切ってファイトして欲しかったなと。残り時間、そのワンプレーにかけていたのは相手選手で、我々は遠慮があったり、大丈夫だろう的な考えがあったのではないでしょうか。
――川辺選手については
ゴールシーンは良かったのですが、点を取るまでが、良いタイミング、良いエリアでボールに触れなかったので、少し臆病にプレーしていたのではないかと。(ポジションを)一段下げてだいぶフリーになって(ボールを)さばき始めましたけど、逆にセカンドボールの守備では、アプローチに行きすぎて自分の背後に入られてしまう回数が増えてしまって。負けていたのもあるのでもろ刃かなというのはありますが、もう少し考えながらやれたのではないかと思います。
――残り6試合ですが、目標の勝点40に到達するために必要なものは
目標として勝点40を目指していく中では、試合数+5という勝点を考えてきていたので、今28試合終わって2ポイント足りない。この2ポイントがJ1の難しさだと思います。6分の3勝はなかなか難しいと思うので、残留ラインが下がるのは間違いないと思うのですが、何が必要かといったら1プレー1プレーにもう少しこだわりを持ってやっていきたいですし、3ポイントを取るためだけではなく、来シーズン以降も見据えて戦術なりシステムなり人なりを起用しているつもりなので、その辺の葛藤を僕自身楽しみながらやっていきたいなと思います。
――試合を振り返って
自分たちからのミスで失点を重ねてしまいました。非常にもったいないですし、これでは負けて当たり前なのではないかと思います。警戒していた選手に同じように崩されているので、情けないなと。今日は最低でも引き分けで終わらなければいけなかったと思っています。(2点目は)駿に良い形でボールが入りましたが、今日はクロスの感触が良かったので、もっと合わせなければいけなかったと思います。
――リーグ戦も残り6試合に向けて
とにかくやってきたことをやり続けていきたいです。チームでより共通意識を高め、しっかり取り組んでいければと思います。
――試合を振り返って
ホームで先制し自分たちの時間を作れた中で逆転を許してしまい、相手にペースを握られてしまいました。今までの反省が生かしきれていないことが残念です。特に、警戒していた2選手に2得点ずつ奪われてしまいました。1、2人で止められないなら3人で寄せるなど、チームとして考え直さないといけない部分があると思います。ただ、1対3の状況から3対3に追いつけたことは、好材料なのかなと。それでも最後に結局やられてしまっているので、不甲斐ない気持ちが強いです。
――残りの試合に向けて
残留が確定しているわけではないので、目の前の試合を大切にし、確実に勝ち点を取っていきたいと思います。
――試合を振り返って
自分たちのミスから残念な結果になってしまいました。なんとか3対3に追いついたにも関わらず、その後ミスから失点。今日は最低でも勝点1を得ることが必要だったと思うので、状況を見極めて賢い試合運びをしなければいけなかったと思っています。それでも、チームで3ゴールを決めることができたことはポジティブに捉え、今後に繋げていきたいです。ただ、サッカーで良い結果を残すためには、ネガティブな部分を見つめ直し、改善していくことが必要。来週からのトレーニングでしっかり対策を練って、自信を深めて次節に臨みたいと思います。
――21歳を迎えて初めての試合でした
最初の試合でゴールを決められて嬉しかったです。ただ、自分は年齢関係なく活躍しなければいけないと思っているので、より結果にこだわっていきたいなと。1点取ったからといって満足せず、チームを勝たせられるようにゴールやアシストといった結果を残していきたいと思います。
――残りのシーズンに向けて
他チームを気にするのではなく、自分たちが目の前の試合で精一杯戦って勝つことが大切だと思います。下位のチームにプレッシャーをかけられるという意味でも、勝利が必要だと思うので、残り全ての試合で勝点を掴んでいきたいです。
――試合の総括を
今日は両チームが最後まで競い合ったビッグゲームになりました。立ち上がりからジュビロのペースで押し込まれてしまい、相手の方が良いリズムだったと思います。ただ失点してから選手たちも落ち着きを持ち始め、下で繋いだり、スペースへのカウンターが出始めてからは良い流れが出せてきたと思います。ハーフタイムに話したのですが、前半のうちに逆転まで持っていけるチャンスがあったということと、後半も勝つためのルートは変わらないということを再確認して後半に入りました。同じように点は取れたのですが、相手もホームですし自力もありますので押し返されるという内容もあったのですが、総じて今日我々が勝利に値するチームだったということは間違いないと思っています。