2016年 試合速報
J1 2ndステージ第3節 vs.ヴァンフォーレ甲府
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松橋 優
畑尾 大翔
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松井 大輔
齊藤 和樹
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福田 健介
森 晃太
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小林 祐希
松浦 拓弥
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アダイウトン
森島 康仁
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河本 明人
石原 克哉
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太田 吉彰
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
中銀スタ | 7/13(水) | 19:00 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝、乾燥 | 中村 祐 | 荒木 友輔 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
くもり | 90分 | 数原 武志 | 中野 卓 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
27.2度 | 90% | 熊谷 幸剛 | 長谷部 由紀 |
6 | シュート | 12 |
12 | ゴールキック | 6 |
3 | コーナーキック | 5 |
13 | 直接FK | 6 |
3 | 間接FK | 3 |
3 | オフサイド | 3 |
0 | PK | 0 |
直近のリーグ、大宮アルディージャ戦は名波監督が就任して以来初の2トップの布陣で挑んだ。それが奏功し、後半にアダイウトンのクロスからジェイのヘディングシュートが生まれて先制。2トップに入った二人が積極的にペナルティエリアの中に侵入し、チャンスを多くつくるなど収穫を得た。だが、試合は終盤に相手のカウンターから失点。大宮とのリーグ戦は昨年から4戦連続でドローという結果に終わり、指揮官も「悔しさしかない」と思いを語った。
2ndステージ2試合を終えて1分1敗。今日は、1stステージの対戦で3得点を奪い快勝した、ヴァンフォーレ甲府との一戦に臨む。
ジュビロの予想フォーメーションは【4-2-3-1】。GKに志村滉。最終ラインは右から、櫻内渚、大井健太郎、藤田義明、中村太亮。ダブルボランチは、川辺駿と上田康太。中盤2列目右サイドから太田吉彰、小林祐希、松井大輔。1トップに、アダイウトンという並びか。
対するヴァンフォーレ甲府の予想フォーメーションは【3-4-3】。GKに河田晃兵。最終ラインは右から土屋征夫、津田琢磨、新井涼平。右ワイドに、橋爪勇樹、左に松橋優。ダブルボランチに、稲垣祥と黒木聖仁。中盤2列目に福田健介と田中佑昌。1トップに河本明人という並びが予想される。
今季リーグ戦で7得点を挙げていたエースストライカー・クリスティアーノが、1stステージを終えて柏レイソルに移籍。現在甲府は、リーグ戦4連敗を喫するなど、苦しい状況だ。だが、自陣に引いて堅い守備ブロックを構築するスタイルは健在。ジュビロとしては相手の守備網をかいくぐり、早い時間帯に先制点を奪いたい。大宮戦で怪我から復帰し、攻撃を活性化させた松井を筆頭に、攻撃陣の活躍が楽しみだ。
キックオフは、このあと19時。山梨中銀スタジアムの天気は曇り。湿度が高く、ジメジメとしている。
連戦となるが、アウェイで勝利を手にし、今後のリーグ戦に向けて弾みをつけたい。
天候は曇り。大気が不安定のため、試合中に雨が心配される。
甲府 佐久間監督
「DFはラインコントロールをしっかりすること。攻撃をしている時は3バックとウィングバックでバランスを取ること。あと45分、必ずチャンスがあるからもぎ取ろう!」
磐田 名波監督
「もっと積極的にゴールへ向う意識を持ってプレーすること。クロスボールに対してゴール前へもっと人数をかけること。」
後半に入っても甲府の守備への集中力は落ちない。
――試合の総括
大宮、甲府と2試合で勝ち点6取る予定が、(勝ち点)4を失ったという残念な結果だと思います。前半45分通して綺麗にやろう、上手くやろうという、身の丈に合っていないメンタリティがかなり生まれていて、シュートを打てるシーン、もしくはフィニッシュのシーンがだいぶ雑だったなと。そういったワンプレー、局面での課題がまだまだ多いということをハーフタイムに選手に伝えて、後半はゴールに向かっていく姿勢、さらに森島を入れてから、パワープレーもそうですが、ビッグチャンスが増えて良かったとは思うのですが、時すでに遅しでした。また5バックとダブルボランチの7人がボックスの中に入って守られる時間があると、ちょっと厳しいなと感じました。
――アウェイゲームの連敗が止まりました
あまり考えたことは無かったです。そういう数字は気にしたことは無かったのですが、今日は3時間以上バスに揺られてきた中ではコンディションは決して悪くなくやってくれたと思いますし、守備陣がリスク管理、粘り強さ、そして奪った後の大きなミスもなくやれたことは評価できると思います。
――ジェイ選手も含め今日の攻撃陣の顔ぶれについては
ボールを動かすだけだったら悪くなかったと思いますが、チャレンジの回数で言えば極端に少ない、直近10試合でも一番少ないと思うので、ただボールを回しているだけ、相手のマークがずれることもないサッカーになってしまったので、ラフにアダイウトンという手もあったと思うのですが、その狙う回数も非常に少ない、本人が動き出す回数も少なかったと思うので、そこは大きな反省点だなと。ただ、ジェイに関しては関係ないですし、今日僕が選んだメンバーがベストだと思っていますので、そこに関しては戦前も、試合後も変わらないです。
――川辺選手の攻撃参加が目立ちましたが
7割ですね。3割はバランスを取りながら配球に加わりながらも、後ろから出ていくというものが無いと。(川辺が)最初から高い位置にいるので、(相手)ボランチがそこをケアするような立ち位置を取っていたので、逆に言えば先ほど言った7人がボックスの中にいるという意味では、川辺が高い位置にいることによって、ダブルボランチがボックスまで戻る距離が短くなってしまうと。もう少し後ろから出ていけば、ボランチがもう少し前、あと3メートル、5メートル高い位置にスタートポジションを取ったと思うのですけど、そこが先ほど言った良くなかったというか、足りなかった3割かなと。ただゴールに向かっていく姿勢という意味では彼が非常に大きなウエイトを占めていたと思うので、パフォーマンスは悪くなかったと思います。
――今日の試合を振り返って
チャンスもありましたが、決め切ることが出来ませんでした。後半はシュートも多く打つことができていたのですが、そうした意識をもっと立ち上がりから持ってやらないといけないなというのが反省点です。相手の守備を崩すには、止めて蹴る、止めて蹴る、だとなかなか難しかったと思うので、自分としてはどこかでダイレクトパスを入れたいなと。そのタイミングをうかがいながらプレーしていました。崩せる場面もありましたが、やはり最後のクロスの精度はまだまだですし、レベルアップするためにはそうした質にもっとこだわってやらなければいけないと思います。大宮戦、甲府戦と勝点6をとるチャンスがあったにも関わらず、4を落としてしまったというように考えられますし、本当にもったいないなと。そこは反省して、次の川崎戦まで中3日ですが、切り替えてしっかりと準備をしたいと思います。
――今日の試合で心掛けたことは?
シンプルにプレーをして、チャンスのときには縦パスを入れていくこと、そしてリスクマネジメントをしっかりとして、相手のカウンターを未然に防ぐということを意識して試合に入りました。ただ、守備では決定的な場面をつくられてしまったので、そこは反省しなければいけません。攻撃でも結果的にゴールを奪えなかったので、クロスを上げるときはもっと真ん中に人数をかけたり、押し込むところはもっと泥臭くプレーしたり、ということができればよかったと感じています。自分自身としては、チャンスがあったらゴールに繋がるパスを、と思っていましたが、自陣に引いた相手に対しては、ゴールへ直結するパスというのはなかなか難しいなと。その2つ3つ前の攻撃のスイッチになるようなパスを、もっと入れたかったです。
――次節の試合に向けて
ここ2試合で勝点2しか得ることが出来ませんでした。やはり僕たちは常に勝点3を目指しているので、次の試合は強敵が相手ですが、全員で勝利を目指して戦いたいと思います。
――途中出場で意識したことは?
試合を決めに行きたい、勢いをつけたいという思いでいました。自分がピッチに立ったら絶対にゴールをとりたいという気持ちが強かったのですが、全然結果に結びつかず残念です。僕たちは、常に勝点3を狙って試合に臨んでいます。そういう中で、途中から出る選手はすごく大事な役割を担っています。流れを変えたり勢いをつけるために、何が一番大切かというと、日頃の練習から信頼を得られるようなプレーをすることです。「デカが入って来たから、絶対いける」と仲間に思ってもらえるよう、もっともっと練習からしっかりと準備をして、次は川崎フロンターレ戦ですが、必ず勝ちに行きたいと思います。
――今日の試合を振り返って
チャンスをもらって結果を出せなかったということが、申し訳ないなと。監督に使ってもらって結果を出せないのは歯がゆい気持ちがありますし、何より勝てなかったことが自分の中で一番悔しいです。攻撃面で言うと、縦に入ったときの、くさびからの3人目、4人目の動きというのがもっと必要だと思いました。縦パスが入ってからのアイデアがまだまだ少ないなと。もっとコンビネーションを高めていかなければいけません。サイドからのクロスというのもひとつ効果的だとは思うのですが、今日は良い形もあって決定的なチャンスがあっても決めきれませんでした。そこも僕たちの課題だと思います。
――これから上位チームとの対戦が続きます
自分自身のコンディションはまったく問題ないですし、チームとして粘り強く戦っていきたいと思います。上位の相手に対して、2ndステージで2巡目ということは、相手も研究してくるので勝つことはなかなか簡単なことではないですが、「勝ちたい」という気持ちを前面に出して、プレーしていきたいです。
――試合の総括
ここのところリーグ戦4連敗、クリスティアーノがいなくなり、ケガ人が相次ぐ中、我々はかなり苦しんでいるという状況は間違いありません。そうした状況の中、次に川崎さんとの対戦を控えているジュビロさんが、甲府だったら主力を温存していけるのではないかと思われたのではないかと。そうしたことから思いきったターンオーバー、メンバー編成もあったと思います。我々はアダイウトン選手もそうですが、ジェイ選手の高さをかなり警戒していました。今まで長身選手にことごとく決められていたので、今日もそこを一番危惧していました。結果的にジェイ選手は出ませんでしたがそれ以外でもバックラインが上手く守ってくれたと思います。前半はわり切って0-0で行こうと。後半は少し攻撃的に、ボールの支配率を高めたいと思っていたのですが、ケガ人もあり、ダイナミックな攻撃が出来なくなってしまいました。連敗だけは止めようと思っていましたが、今の状況で選手たちは良く頑張ってくれたと思いますし、小さい1かもしれませんが、チームに安定感をもたらすという意味でも今日の勝ち点1はよかったと思います。