2016年 試合速報
J1 2ndステージ第2節 vs.大宮アルディージャ
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森下 俊
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河本 裕之
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金澤 慎
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金澤 慎
横山 知伸
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ジェイ
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パパドプーロス
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小林 祐希
松井 大輔
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江坂 任
清水 慎太郎
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ネイツ ペチュニク
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宮崎 智彦
山本 康裕
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奥井 諒
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松井 大輔
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アダイウトン
森島 康仁
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泉澤 仁
山越 康平
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
ヤマハスタジアム | 7/9(土) | 19:00 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝、乾燥 | 大澤 隆 | 山本 雄大 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
くもり | 90分 | 今岡 洋二 | 岩田 浩義 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
26.8度 | 70% | 竹田 明弘 | 花澤 秀登 |
14 | シュート | 9 |
6 | ゴールキック | 6 |
2 | コーナーキック | 6 |
15 | 直接FK | 14 |
3 | 間接FK | 5 |
2 | オフサイド | 5 |
0 | PK | 0 |
先週末に行なわれたセカンドステージ第1節サンフレッチェ広島戦は0対3で完敗。だが、ジュビロはここまで連敗せずに勝点を積み重ね、ファーストステージ8位という結果に繋げた。今日の試合でも、修正力と勝点3への執着心を見せ、後半戦に弾みをつけたい。
ジュビロの予想フォーメーションは、【3-5-2】。GKに志村滉。最終ラインは、右からパパドプーロス、大井健太郎、森下俊。ダブルボランチは、川辺駿と宮崎智彦。中盤右ワイドに太田吉彰、左に中村太亮。トップ下に小林祐希。2トップにジェイとアダイウトンという並びか。
前節広島戦で3試合ぶりにスタメン復帰したジェイと、前々節の仙台戦で2得点を決めたアダイウトンが組み、今季初となる2トップの布陣が予想される。また、好調を維持するボランチの川辺駿が先発に起用された。積極的に前線へ縦パスを供給するなど、持ち味を存分に発揮し、攻撃の起点となってくれるはずだ。
現時点でリーグ4番目に少ない失点数を誇る大宮の堅守に対し、迫力ある攻撃を見せ、得点へと繋ぎたい。
対する大宮アルディージャの予想フォーメーションは【4-4-1-1】。GKは加藤順大。最終ラインは、右から奥井諒、菊地光将、河本裕之、大屋翼。ダブルボランチに、岩上祐三、金澤慎。中盤右ワイドに横谷繁、左に泉澤仁。シャドウに江坂任。ワントップにネイツ ペチュニクという並びか。
大宮との対戦は今季3度目。4月2日に行なわれたリーグ戦第5節は勝点1を分け合い、5月18日のナビスコカップでは0対1で惜敗している。今日はホームの大声援を受け、なんとしても勝利を掴みたい。また、今日の試合に勝利すれば、ジュビロはJ1リーグ通算350勝となる。
キックオフは19:00。ヤマハスタジアムの天候は曇り。昼過ぎまで降り続いていた激しい雨が上がり、かなり蒸し暑い。
ジュビロ 名波監督
「奪った後、慌ててラフなボールを入れない。パスの精密度を意識していこう。クリアの質とファウルのエリアに気をつけること。」
大宮 渋谷監督
「最後までカラダをぶつけて粘り強く。セカンドボールの集中力を高く。運動量を落とさず、攻守において足を止めないこと」
――試合を振り返って
明らかに2ポイントを失ったゲームで、残念だったなと。前半は、3バックの縦ズレと横ズレが非常に良く、相手がやりたいことを前で捕まえることが出来ていたと思います。江坂選手がゴール前で左に外したシュートシーン以外は、ほとんど危ない場面もなく、上手く守備をしていたなと。それでいて、(相手の)攻撃に対する奪ったあとの(ボールの)質も悪くないときが多かったのですが、そのあとの縦パス、もしくはジェイやアダイウトンに入れるボールはラフなボールが多くなってしまい、後半はそれを修正しようと。その中で、そういった精度の悪さが何度も出てしまい、最終的に、攻撃の厚みや連続性が生まれなかった大きな原因になったのかなと思います。去年から4試合すべて先制して追いつかれているという中では、悔しい以外の何ものでもないなと。失点シーンは、オフサイドになったシーンですが、そのあとの1対2や2対2になる瞬間の前に、シュートで終わらないと。そうしなければ、その後30秒から60秒守備にまわらないといけないし、60メートル、80メートルの距離を戻らなければいけないので、あのシーンは100%シュートで終わらなければいけないシーンでした。それが失点の大きな原因だったと思います。
――2トップの布陣に手ごたえは?
出来としては、(ジェイとアダイウトンの)二人が互いを意識し、二人ともシュートを打っているので、悪くなかったのではないかと。ただ、入るボールが悪く、二人とも苦労したと思います。『新しいことにチャレンジするということは、たくさんミスも出る。そういったところでも諦めずに、(集中を)切らさずに、何度もトライしていこう』といったことをホワイトボードに書いた中では、二人ともよくやってくれたと思います。あとは出し手の問題ではないかと。
――3バックの両サイドを務めた森下俊選手とパパドプーロス選手について
非常に良かったと思います。縦ズレと横ズレのタイミング、もっと言えば太田(吉彰)、中村(太亮)のところでボールを奪えていましたし、その後パワーのあるショートカウンターが何度も生まれていました。そこで、たとえば松井(大輔)がアダイウトンに出したスルーパスのように、質の良いボールが入れば、もう少し相手も下がらざるを得ない状況をつくれたと思いますし、あの回数を増やすことが今の課題かなと。3バックもほとんど5バックになることなく対応できたので良かったと思います。
――久しぶりのゴールでした
得点出来たことに関しては素直に嬉しいですし、何よりジュビロの素晴らしいファンの皆さんの前で決めることが出来たのが嬉しいです。ただ、とにかくチームのために全力を尽くすことを考えていましたが、今日は勝てなかったのでそれがとても残念です。
――2トップになりアダイウトン選手とのコンビネーションは?
そこはお互いの理解があったと思います。アダとは今週のトレーニングから話しをしていました。2トップは初めてだったので、動きを確認しあいながら、同じラインに並ばないようにしようと。今日は攻撃に関しての動きはとても良かったのではないかと思います。(川辺)駿がアタックのポジションまで出てきてくれる場面がありましたし、試合を自分たちが支配できたという面でも、内容的には良いゲームだったかなと。自分たちはタックルにも行きましたし、チャンスもつくりました。しっかりと戦えていたと思います。ただ、自分自身はもっとゴール前での質を上げなくてはいけません。そして、どんなフォーメーションで試合をしようと、もっと頭を使える選手になりたいと思っています。
――初めて2トップの布陣で臨みました
自分自身は非常に気持ちよくプレー出来ました。ジェイとも初めてにしては良い距離感でお互いチャンスを作り出すことが出来ていましたし、自分のアシストからジェイのゴールも生まれました。ただ、結果的には非常にもったいない試合だったと思っています。細かい部分をもっと修正していかなければいけないと感じました。
――手ごたえを感じた部分は?
やはり距離感が非常に良かったところです。以前は自分がボールを持った時に孤立してしまうこともあったのですが、今日はジェイと(小林)祐希が近くでプレーしてくれたので、とてもやりやすかったです。一人が前にいて、もう一人が後ろにいるといったように、角度をつけることを意識していました。ただ、今日の試合に関して言えば、プレーを完結していれば相手にカウンターアタックをされることもなかったですし、失点にもつながらなかったなと。練習でやってきたことなので、それをしっかり試合に出さなければいけないと感じています。もっと90分を通して細かいところに気を配らなければいけないと思います。
――今日の試合を振り返って
試合は前半からすごく良い守備も出来ていたと思いますし、全体を通して良い守備から良い攻撃が出せたと思います。自分たちからゲームを作ることも出来ていたのではないかなと。ただ、内容では手ごたえを感じただけに、引き分けという結果は非常に悔しいです。
――2トップを生かすために意識したことは?
攻撃面では素早く前線にボールをつけようと思っていました。まだ始めたばかりなので、連携などはまだまだな面が多いですが、これからもっと練習をしていけば、コンビネーションも増えてくると思います。
――手ごたえを感じた部分と課題は?
前半は前に前にという意識があって、自分たちが上手くボールを繋ぐことが出来ていたので、それは良かったと思います。後半それが少し薄れてしまい、相手にペースを握られ難しい展開になってしまいました。もっと上手く自分たちがボールを繋げたと思いますし、ロングボールを簡単に蹴りすぎていた部分もあったと思います。相手も競るのが強かったので、もっとそういう攻撃ではなく、後ろからしっかり繋ぐような工夫が必要だったと感じています。
――試合を振り返って
ジュビロさんと今日も引き分けという形で試合を終えて、私自身、非常に残念に思っています。しかし、ジュビロさんとは昨年から戦っている中で非常に良い試合が出来ているのではないかと。昨年はJ2でしたが、今年はJ1。ホームでもアウェイでも1対1でしたが、レベルを上げていくような戦いをしなければと思っていました。残念ながら1対1の引き分けでしたが、次に繋げていきたいと思います。ゲームの内容としては、前半の最初にピンチを迎え、ポストに助けられてという形でしたが、徐々に我々の時間が多くなり、守備も下がらず、攻撃もサイドを使って攻めることができました。選手達には、シンプルにクロスといった部分を意識するように伝えましたが、前半は“単純”なクロスだけになってしまったかなと思いました。後半は、始まってすぐにボールロストが何回か続き、相手が前がかりになっている中、ちょっと体力的にきつくなっているなというところで失点してしまったので、もっとそこのレベルを上げないといけないなというゲームだったと思います。ただ、そこから息を吹き返し、攻撃ではサイドを使って我々がやりたいことをできました。選手達が最後まで足を止めずに得点に繋げてくれたからこそだと思います。そのあとのダメ押しというところも考えていましたが、簡単にはいかないと分かっていたので、この勝点1を次のホームでの試合に続けられるように。次のガンバ大阪戦まで中3日しかないので、全員でコンディションを整え、しっかり準備したいと思います。