2016年 試合速報
J1 2ndステージ第1節 vsサンフレッチェ広島
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柴﨑 晃誠
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柴﨑 晃誠
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山本 康裕
宮崎 智彦
上田 康太
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ピーター ウタカ
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佐藤 寿人
宮吉 拓実
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森下 俊
櫻内 渚
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小林 祐希
松浦 拓弥
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柏 好文
キム ボムヨン
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丸谷 拓也
吉野 恭平
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
Eスタ | 7/2(土) | 19:00 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝、水含み | 安間 和仁 | 中村 太 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
曇り | 90分 | 山口 博司 | 植田 文平 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
25.7度 | 89% | 前田 拓哉 | 平尾 聡 |
16 | シュート | 15 |
7 | ゴールキック | 6 |
4 | コーナーキック | 4 |
10 | 直接FK | 7 |
1 | 間接FK | 4 |
1 | オフサイド | 4 |
0 | PK | 0 |
先週末に行われたベガルタ仙台戦に3対0で勝利したジュビロは、6勝5分6敗勝点23の8位で1stステージを終えた。2ndステージの開幕戦となる今日は、1stステージ4位のサンフレッチェ広島とのアウェイゲームに臨む。
ジュビロの予想フォーメーションは【3-4-2-1】。GKに志村滉。最終ラインは右から、パパドプーロス、大井健太郎、森下俊。ダブルボランチは、宮崎智彦と山本康裕。中盤右ワイドに太田吉彰、左に中村太亮。2シャドウにアダイウトンと小林祐希。1トップに、ジェイという並びか。
対するサンフレッチェ広島の予想フォーメーションは【3-3-2-2】。GKに林卓人。最終ラインは右から塩谷司、千葉和彦、森﨑和幸。アンカーに、丸谷拓也。中盤右ワイドに柏好文、左に清水航平。2シャドウに浅野拓磨、柴﨑晃誠。2トップにピーター ウタカと佐藤寿人いう並びか。
4月末の前回の対戦では、相手と同じ3バックの布陣で臨み、序盤から攻守が激しく入れ替わる一進一退の攻防を繰り広げた。後半20分に小林祐希のクロスから中村太亮がゴール。最後まで集中力を切らさず守り切り、1対0で勝利を収める見ごたえあるゲームを披露した。
今日の対戦でも、ジュビロとしてはいかにサイドの攻防を制し、チャンスをものにすることができるか、そして広島の流動的に動く前線の選手たちに仕事をさせないかが、大事になってくるだろう。また、今季ここまで13ゴールを挙げ、得点ランキングトップに立つピーター ウタカにも十分警戒が必要。だが、ジュビロのディフェンス陣も安定した守備をみせている。先週の仙台戦では、「ワールドクラス」と名波監督も評価する活躍ぶりで、完封勝利の立役者となったパパドプーロスをはじめ、シーズンが進むにつれて手ごたえをつかんでいる守備陣が中心となり、今日もジュビロゴールを守り抜いてくれるはずだ。
キックオフは、このあと19時。エディオンスタジアム広島の天候は、曇り空。
左サイドのアダイウトンにパスを出し、アダイウトンが中央に切れ込んで右足でシュート。これはゴール左にそれる。
スピード感のある試合となっている。
両チーム選手交代はなし。
ジュビロ 名波監督
「攻撃でのカウンター時の立ち位置と背後を狙う意識を持って、プレーすること。最終ラインのスライドをしっかりしよう」
広島・森保監督
「切り替えを速くすること。失点ゼロで進めて、追加点をうばうこと。もう一度集中して、もう一度ハードワークすること」
――試合の総括
0-3という数字と共に、完敗を認めざるをえない状況だなと。前半、少し受けに回ってしまって、ウィングバック的なワイドの人間が、相手を掴まえに行かなくてはいけない状況になってしまったこと、それからセンターバックがスライドせず、相手トップに対して3人余ってしまう形になり、これが失点前、もしくは2失点目の大きな原因だったなと。
後半はスライドを積極的にやっていこうと。サイドの太田、中村が相手を積極的に掴まえに行き、その背後に出たボールはセンターバックが出ていくという、この縦ズレ、横ズレが非常に上手くはまりだして、相手も少し面食らったと思うのですが、ああした状況を立ち上がりからやって、60分、65分とどうにか0-0でという思惑だったのですけど。結果は見ての通りですけど、修正できた選手たちにとっては次節に繋がるメンタリティでやってくれたと思います。また0-3でも下を向かず、ゴール前に入っていく回数という意味では、1stステージで大敗したマリノス戦、もしくは神戸戦とは違っていました。90分通してゴールに向かっていく姿勢は出せたかなと思います。
――アタッキングサードでの両チームの質の違いについて
正確にはアタッキングサードに入る前の質ですが、広島は相当レベルが高いなと。何が違うかといえば、前向きの1タッチ、フリックにしてもワンツーにしても、もちろんスルーパスにしても、連動、流動性が生まれて、最終的にボックスの近辺になると、同数もしくは広島の方が数的に有利という決定的な形を作られてしまったなと。我々にとっては多くを学ぶゲームでしたし、ゴール前のクオリティという意味では、得点数にも表れているのですが、そうしたところが大きなポイントだと思います。
――ジェイ選手のプレーについて
パフォーマンスは悪くなくて、ボールロストも少ない、前線に入っていく動き、スピードを変えながらのボックス脇へ入っていく顔だし、そういったものも非常に回数が多くて良かったなと。代えようと思うところもあったのですが、その後のプレーも悪くなかったですし、味方選手への声掛け、コミュニケーションも良かったなと思います。これが1試合で終わることなくシーズン終わりまで継続してほしいと思います。
――途中からピッチに立ちましたが、監督からの指示は?
3点ビハインドという状況の中で、「消極的なプレーはいらない、思い切って流れを変えてこい」と言われて入ったのですが、結果的に得点を奪えず敗戦してしまったので、自分の仕事は果たせなかったのかなと。自分が入ったときに4バックに変更したのですが、サイドを上がってクロスを上げる回数をもっと増やせたと思いますし、反省すべき点をしっかり反省して、次節に繋げていきたいです。広島に対して、少し引いてしまった部分があったのはもったいなかったと思います。ただ、後半の立ち上がりはジュビロが守備からアクションを起こすことが出来ていたので、そこは収穫です。自分自身も1試合1試合、目の前の試合に向けて練習からアピールして、チームに貢献出来るように頑張っていきたいと思います。
――今日の試合を振り返って
まずはゴールを決めること、そして相手にとって危険なところにポジショニングをとることを意識して試合に入りました。危険なエリアにボールを運ぶことは出来たと思います。ただ、最後の部分での精度が今日は相手の方が上だったなと。自分自身も決定機を多くつくることができず、ボックスの外から打つミドルレンジのシュートが多くなってしまったという印象です。ただ、シーズンはまだまだ長い道のりです。今日の敗戦からポジティブな部分を見つけて、前に進んで行きたいと思いますし、チームもすでにそういった雰囲気に切り替わっています。自分としては、いつでもポジティブな気持ちでピッチに立っていますし、ジュビロでプレー出来ることに喜びを感じています。2ndステージに入り、相手が自分たちのことを研究してくるのは当たり前のことです。自分たちはその上に行かなければいけません。色々な変化をつけることも大事だと思いますし、また次の試合に向けて明日から前向きにトレーニングに励みたいです。
――今日の試合を振り返って
何本シュートを止めようと、3失点してしまっては意味がありません。1対1が自分の得意なプレーだと言っている中で、それを発揮出来ないとだめだと思いますし、その中でも結果にはこだわりたいので、今日の3失点での敗戦は、自分自身の評価としては0点に近いです。ただ、もちろん2ndステージの初戦に負けてしまい悔しさも大きいのですが、この完敗を次の成長に繋げていきたいと思います。チームの雰囲気も、次の試合へと向いていますし、明日のトレーニングからまた力を注いでいきたいです。
――試合の総括
まずはホームで勝てたことが良かったと思います。悪天候にも関わらず、サポーターの皆さまにはスタジアムまで足を運んでいただいて、声援を送ってくださり、選手もそういったスタジアムの雰囲気に応えてベストを尽くしてくれました。サポーターの皆さんに勝利をお届けできたことが何よりです。試合に関しては、今日は2ndステージの初戦でしたが、我々はレギュラーシーズンの34分の1という考え方をしている中で、今日は34分の18のゲームでした。今いる立ち位置で持っている勝点から出来るだけ勝利を積み上げて行くつもりで臨もうと。磐田にはアウェイで負けていましたし、今日はホームで勝って我々が前進しようと、伝えました。選手たちは入りから積極的に仕掛けて3点を奪うことができ、攻撃の形も多く作れましたし、非常にアグレッシブに戦ってくれたと思います。守備でも無失点にこだわっていこうという部分で、ピンチはありましたが、しっかりと凌いで無失点に収めて勝利を得られたことは良かったと思います。また、内容も勝利に値するサッカーが出来たと思います。ただ、これに満足することなく次の試合もやっていきたいと思いますし、3点目が入った後に、相手が前がかりになっていた中で、追加点を奪える場面はあったと思います。そこで決め切るということに関しては、さらなる向上心を持って、クオリティを上げることをチームとしてやっていきたいです。