2015年 試合速報

2015 J2リーグ 39節 vs.東京ヴェルディ

verdy
verdy

16 勝
9 分
13 敗
42 得点
34 失点
勝点 57
順位 6

0
  • 0
  • 0

  • 0
  • 3

3
ジュビロ磐田
ジュビロ磐田

21 勝
9 分
8 敗
63 得点
40 失点
勝点 72
順位 2

前半
24分
森下 俊
田村 直也
28分
太田 吉彰
藤田 義明
中後 雅喜
33分
41分
ジェイ
森島 康仁
ハーフタイム 後半
4分
川辺 駿
田村 直也
高木 善朗
6分
16分
アダイウトン
高木 大輔
アラン ピニェイロ
22分
24分
アダイウトン
杉本 竜士
平本 一樹
29分
35分
小林 祐希
田中 裕人
1
佐藤 優也
2
安西 幸輝
3
井林 章
6
安在 和樹
23
田村 直也
8
中後 雅喜
11
南 秀仁
14
澤井 直人
20
三竿 健斗
7
杉本 竜士
18
高木 大輔
SUB
26
柴崎 貴広
15
ウェズレイ
10
ブルーノ コウチーニョ
33
高木 善朗
45
永井 秀樹
9
アラン ピニェイロ
25
平本 一樹
監督
冨樫 剛一
21
カミンスキー
5
駒野 友一
13
宮崎 智彦
19
伊野波 雅彦
35
森下 俊
4
小林 祐希
7
上田 康太
9
太田 吉彰
15
アダイウトン
40
川辺 駿
8
ジェイ
SUB
1
八田 直樹
14
坪内 秀介
33
藤田 義明
6
田中 裕人
11
松浦 拓弥
22
松井 大輔
20
森島 康仁
監督
名波 浩

16,629
スタジアム名 試合日 キックオフ
味スタ 11/1(日) 16:00
ピッチ状態 コミッショナー 主審
全面良芝、乾燥 杉澤 直樹 山本 雄大
天候 試合時間 副審 副審
晴れ 90分 馬場 規 植田 文平
気温 湿度 第4の審判員 記録員
16.2度 27% 塚田 智宏 小山 修
16 シュート 9
11 ゴールキック 12
6 コーナーキック 0
13 直接FK 17
0 間接FK 9
0 オフサイド 9
1 PK 0

今季2度目の3連勝を懸けた一戦。

スタメン発表を踏まえ、ジュビロ磐田の布陣フォーメーションは[4-2-3-1]。GKはカミンスキー。最終ライン右から駒野友一、伊野波雅彦、森下 俊、宮崎智彦。ダブルボランチに上田康太と川辺 駿。中盤2列目右から太田吉彰、小林祐希、アダイウトン。1トップにジェイという並びか。
駒野友一は第28節・京都サンガF.C.戦(8月8日)以来、11試合ぶりのスタメンとなる。

対する東京ヴェルディの予想フォーメーションは[4-4-2]。GKは佐藤優也。4バック右から安西幸輝、田村直也、井林 章、安在和樹。ダブルボランチに中後雅喜と三竿健斗。中盤2列目右に南 秀仁、同左に澤井直人。2トップに杉本竜士と高木大輔という並びか。

東京ヴェルディは今季ここまで16勝9分13敗。勝点57の6位。前節はアウェイで栃木SCと対戦し、1-0で勝利している。

試合会場は味の素スタジアム。
天候は晴れ。
キックオフは16時。

前半1分、東京Vボールで前半キックオフ。天候は晴れ。夕方になり、徐々に肌寒くなってきた。ピッチ上空にほぼ風はない。
前半1分、東京V、敵陣右サイドでセカンドボールを拾い、最後は杉本竜士が縦にドリブル。これは川辺 駿がカットした。東京Vのスローインに。
前半2分、ジュビロの布陣は[4-2-3-1]。GKはカミンスキー。最終ライン右から駒野友一、伊野波雅彦、森下 俊、宮崎智彦。ダブルボランチに上田康太(キャプテン)と川辺 駿。中盤2列目右から太田吉彰、小林祐希、アダイウトン。1トップにジェイ。フィールドプレーヤーのユニフォームカラーは白。
前半2分、この試合、最初のシュートはジュビロ。自陣のカミンスキーが前線へロングキック。このセカンドボールをつなぎ、最後はゴール正面の小林祐希が左足でミドルシュート。これは大きく枠の上に外れた。
前半4分、東京V、DFラインからビルドアップ。ここへジェイがプレッシャーをかける。東京VはジュビロのDFラインの背後に長いボールを蹴ってきたが、合わず、カミンスキーがキャッチした。
前半5分、ジュビロ、敵陣右サイドから攻撃。最後は高い位置まで上がってきた駒野友一が縦にパス。これは太田吉彰と合わず、東京Vのスローインに。
前半5分、東京Vに決定機。敵陣左サイドの澤井直人がドリブルで駒野友一をかわし、クロス。このこぼれ球にゴール正面で反応した杉本竜士が右足でミドルシュート。これはカミンスキーが正面でキャッチした。
前半6分、東京Vの布陣は[4-4-2]。GKは佐藤優也。4バック右から安西幸輝、田村直也、井林 章(キャプテン)、安在和樹。ダブルボランチに中後雅喜と三竿健斗。中盤2列目右に南 秀仁、同左に澤井直人。2トップに杉本竜士と高木大輔。フィールドプレーヤーのユニフォームカラーは緑。
前半8分、東京V、中盤の右サイドの安西幸輝が縦にパス。これは前線と合わず、ジュビロのゴールキックに。
前半8分、東京Vにチャンス。中盤のセンターサークル付近でFKを獲得。田村直也がカミンスキーの意表を突き、ロングシュートを狙う。これはバーに当たり、外れた。ジュビロのゴールキックに。
前半10分、ここまではほぼ互角の展開。
前半11分、ジュビロに決定機。自陣左サイドで三竿健斗の縦パスを宮崎智彦がカットし、カウンターに。アダイウトンが敵陣中央をドリブルで縦に運び、ラストパス。これを受けたジェイがシュートを打つが、これは佐藤優也にブロックされた。
前半12分、ジュビロ、序盤から伊野波雅彦と森下 俊が声をかけ合い、DFラインを高い位置に維持している。
前半15分、東京V、左サイドから攻撃。最後はスペースへのパスに杉本竜士が走り込み、トラップするが、これはハンドの判定。
前半15分、ジュビロ、小林祐希がDFラインに近い位置まで下がり、宮崎智彦とパス交換をしてから、再び前に出ていく。最後は敵陣左サイドからインサイドにパスを出すが、これは東京Vにカットされた。
前半16分、ジュビロにチャンス。敵陣左サイドで小林祐希のパスを受けたアダイウトンがドリブルで中央へ切れ込むが、これは東京Vにカットされた。
前半18分、東京V、左サイドから攻撃。最後は澤井直人がヘディングで縦にスルーパス。これは駒野友一がカットし、カミンスキーへバックパス。カミンスキーが大きくクリアした。
前半18分、東京V、敵陣で短いパスをつなぎ、最後は左サイドの安在和樹が左足でミドルシュート。これは大きく枠の横に外れた。
前半20分、東京V、敵陣でパスをつなぎ、最後はゴール正面へ切れ込んできた澤井直人が右足でミドルシュート。これは大きく枠の横に外れた。
前半21分、東京V、中盤の右サイドでFKを獲得。これを中後雅喜が右足でキック。ゴール前に合わせてきたが、これは駒野友一がクリア。
前半22分、ナイター照明が徐々に点灯し始めている。
前半23分、東京V、CK、メインスタンド側から中後雅喜がキック。これは伊野波雅彦がクリア。
前半24分、東京Vに決定機。中盤の中央でFKを獲得。これを素早くリスタートし、最後はカミンスキーと高木大輔が1対1に。そして、高木大輔がシュート。これをブロックした森下 俊にハンドの判定。森下 俊にレッドカード。東京VのPKに。
前半26分、東京V、PK、南 秀仁が右足でゴール正面を狙うが、これはカミンスキーが足でブロックした。
前半28分、ジュビロ、選手交代、太田吉彰に代わり藤田義明を投入。藤田義明はそのままセンターバックに。
前半28分、東京V、敵陣右サイドでのコンタクトプレーで田村直也にイエローカード。
前半30分、1枚少ないジュビロは[4-4-1]のような布陣へシフト。最終ライン右から駒野友一、伊野波雅彦、藤田義明、宮崎智彦。中盤右から小林祐希、上田康太、川辺 駿、アダイウトン。最前線にジェイ。
前半32分、ジュビロ、中盤の中央で小林祐希が縦にドリブル突破。そして、横パス。これを相手ゴール前で受けた川辺 駿がドリブルで突破を図るが、これは東京Vにカットされた。
前半33分、ジュビロ、この時間帯、森島康仁がベンチ裏で一人スタンバイしている。
前半33分、東京V、中後雅喜にイエローカード。
前半35分、ジュビロにチャンス。ジェイが相手ゴール前でアダイウトンとのパス交換で突破を狙うが、これは東京Vにカットされた。
前半35分、ジュビロ、左サイドから攻撃。最後は上田康太の縦へのスルーパスに小林祐希が走り込み、ドリブル突破を狙うが、これは東京Vにブロックされ、東京Vのゴールキックに。
前半37分、東京V、敵陣左サイドから攻撃し、クロス。これは藤田義明がヘディングでクリア。突然の出番となった藤田義明だが、ここまで落ち着いたプレーを見せている。
前半38分、東京V、敵陣左サイドから攻撃。最後は安在和樹が左足でクロス。これはジュビロがクリアした。
前半39分、東京Vにチャンス。敵陣左サイドの安在和樹が左足でクロス。これに杉本竜士らが飛び込むが、藤田義明、宮崎智彦がブロック。ジュビロのゴールキックに。
前半40分、東京Vに決定機。敵陣右サイドの安西幸輝が右足でクロス。これをエリア内の高木大輔が右足で合わせるが、シュートは枠の上に外れた。
前半41分、ジュビロ、ジェイに代わり森島康仁を投入。
前半42分、東京V、敵陣右サイドで短いパスをつなぎ、攻撃。これは宮崎智彦が体を張ってブロック。東京Vのファウルにより、ジュビロのFKに。
前半43分、ジュビロ、森島康仁はそのまま1トップに。周囲を大きな声で鼓舞し、ピッチを動き回っている。
前半43分、ジュビロ、中盤の中央でボールを奪うと、上田康太が左足ですぐさま前線にボールを入れる。これを受けた森島康仁が反転し、右足でロングシュート。これは大きく枠の上。
前半45分、東京V、中盤の左サイドからアーリークロス。これはそのままラインを割り、ジュビロのゴールキックに。前半のアディショナルタイムは2分。
前半アディショナルタイム1分、ジュビロにチャンス。中盤から上田康太、アダイウトン、宮崎智彦、小林祐希とつなぎ、最後はアダイウトンがクロス。これは森島康仁と合わず、東京Vのゴールキックに。
前半アディショナルタイム3分、ジュビロ、敵陣左サイドの宮崎智彦のアーリークロスが佐藤優也にキャッチされたところで、前半終了のホイッスル。【0-0】
後半1分、ジュビロボールで後半キックオフ。ハーフタイムでの選手交代は両チームなし。
後半1分、ジュビロ、敵陣左サイドのアダイウトンがドリブルを仕掛けるが、これは東京Vにクリアされた。
後半2分、ジュビロ、中盤の中央でセカンドボールを拾った上田康太が左足で縦パス。これは前線と合わず、佐藤優也にキャッチされた。
後半3分、ジュビロにチャンス。敵陣右サイドの川辺 駿が右足でアーリークロス。低くて速いボールをゴール前に入れる。これに森島康仁とアダイウトンが飛び込むが、東京Vにブロックされ、東京Vのゴールキックに。
後半4分、ジュビロに先制点。敵陣右サイドで森島康仁が競ったボールのこぼれ球を小林祐希が拾い、キープ。そして、インサイドへパス。これをエリア内で受けた川辺 駿がドリブルで田村直也をかわし、右足で豪快にシュートを決めた。【1-0】
後半6分、東京V、選手交代、田村直也に代わり高木善朗を投入。
後半8分、東京V、CK、バックスタンド側から中後雅喜が右足でキック。これはニアサイドの森島康仁がクリア。
後半9分、東京V、CK、メインスタンド側から中後雅喜が右足でキック。これはニアサイドの森島康仁がクリア。
後半11分、ハーフタイムコメント。ジュビロ・名波 浩監督、「バイタルエリアのケアをすること」、「チームのために声を出して、アクティブに動き回ろう」、「下を向かず、積極的にプレーしよう」。

東京V・冨樫剛一監督、「決して攻め急がず、局面を変えながら攻め切ろう」、「まずシュートを打つことを念頭にプレーしよう」、「正しいポジションを取ってから守備をすること」。
後半13分、東京V、敵陣左サイドから攻撃。最後は杉本竜士がドリブルでインサイドへ切れ込み、右足でシュート。これはカミンスキーの正面。
後半14分、東京V、CK、メインスタンド側から中後雅喜がキック。これはジュビロがクリア。
後半15分、東京V、ジュビロのDFラインの背後に高木大輔が走り込み、パスを受けるが、これはオフサイドの判定。
後半16分、ジュビロに追加点。敵陣左サイドで森島康仁が浮きパスを競る。このこぼれ球を拾ったのはアダイウトン。ドリブルで縦に突破し、右足でゴールを決めた。【2-0】
後半19分、ジュビロに決定機。敵陣左サイドでアダイウトンがドリブルし、クロス。これをエリア内でフリーとなった川辺 駿が合わせるが、シュートは枠の横に外れた。
後半20分、東京V、敵陣右サイドから攻撃し、最後はドリブルで打開しようとするが、これは藤田義明がブロックし、カットした。
後半21分、ジュビロ、カウンター、前線でボールを持ったアダイウトンがドリブルし、ラストパス。これをゴール前で受けた森島康仁がドリブル突破を狙うが、東京Vにカットされた。
後半22分、東京V、選手交代、高木大輔に代わりアラン ピニェイロを投入。
後半24分、ジュビロに3点目。敵陣中央でこぼれ球を拾ったアダイウトンが川辺 駿とのパス交換で中央を突破。最後はGKと1対1となり、右足でゴールを決めた。【3-0】
後半27分、東京V、敵陣右サイドの高い位置で中後雅喜のパスを受けた安西幸輝が右足でミドルシュート。これは大きく枠の上に外れた。
後半29分、東京V、選手交代、杉本竜士に代わり平本一樹を投入。
後半30分、東京V、敵陣でボールを動かすが、ジュビロがコンパクトなブロックで応戦。最後は自陣右サイドの小林祐希が大きくクリアした。
後半31分、ジュビロ、敵陣右サイドでFKを獲得。これを上田康太がキック。ゴール前の森島康仁が頭で合わせるが、佐藤優也に正面でキャッチされた。
後半33分、東京V、ジュビロを押し込み、最後はゴール正面の中後雅喜が右足でミドルシュート。これはジュビロがブロックした。
後半35分、ジュビロ、選手交代、小林祐希に代わり田中裕人を投入。
後半36分、東京V、ジュビロのDFラインの背後にアラン ピニェイロが走り込み、パスを受けるが、これはオフサイドの判定。
後半37分、ジュビロ、敵陣右サイドの高い位置でFKを獲得。これを上田康太がキック。ゴール前の森島康仁に合わせるが、これは東京Vにクリアされた。
後半39分、東京V、敵陣左サイドから安在和樹がクロス。これは伊野波雅彦がヘディングでクリアした。
後半41分、ジュビロ、自陣左サイドの深い位置で平本一樹にキープされるが、守備陣が粘り強く対応し、カットした。
後半42分、ジュビロ、この時間帯もコンパクトな陣形を保ち、粘り強く対応している。
後半43分、東京Vにチャンス。敵陣右サイドからクロス。これにアラン ピニェイロが飛び込むが、シュートは枠の横に外れた。
後半45分、東京V、ゴール正面の高木善朗が右足でミドルシュート。これは枠の横に外れた。
後半45分、後半のアディショナルタイムは4分。
後半アディショナルタイム2分、ジュビロ、自陣でボールを奪い、前線へパス。これを受けた森島康仁が相手に囲まれた中でもしっかりとキープし、マイボールとした。
後半アディショナルタイム3分、東京Vに決定機。敵陣左サイドから攻撃。最後はアラン ピニェイロがDFラインの背後に走り込み、カミンスキーと1対1に。これはカミンスキーが体を張ってブロックした。
後半アディショナルタイム5分、自陣のカミンスキーが前線に長いボールを蹴ったところで、試合終了のホイッスル。【3-0】
名波 浩 監督

――感想
まずは、勇敢な選手たちに頭が下がる思いしかありません。ピッチで表現してくれた、“前体重”からの前への選択肢、前への推進力、ゴールに向かう姿勢というものは今まで我々が求めてきたもので、それが一人少なくなって、より色濃く出るということは、自分たちは勝点3しかないという志があったからだと思います。
日頃から3ポイントに対して、しつこいくらい執着しろと言っていますが、特に今日は退場者、けが人が出た中でも下を向かずにやってくれたと思います。
内容に関しては、退場者が出るまで、若干サポートが少なく、サポートのアングルが悪くて、ボールが動かないような状況だったと。それからヴェルディの高い位置からのプレッシャーに対して、少し臆病になっていると思ったのですが、ちょっとジェイが早々に痛んでいたようで、前線の動きも少なくて、主導権を握られている時間が長かったなと。そんな中、大きなポイントはあのPKストップだったと思います。あそこからさらにやらなければいけないことがさらにたくさん増えたことが、逆にプラスに作用したのではないかと思います。
2点目はいい展開からのいいゴールだったので、僕自身も非常にはしゃいでしまったのですが、あれで、あとはコントロールすればいいかなというゲーム展開になったのではないかと思います。

――数的不利な状況で迎えた後半の戦いについて
我々とすれば、10メートルをカバーしなければいけないところを、15メートル、もしかしたら18メートルぐらいの守備のプレーエリアが広がってしまって、非常に苦しい状況でしたが、冒頭言ったように、“前体重”というものが全てだったと思います。自分の前にいる選手に対して、常にボールアプローチ、ピックアップしに行くということが、相手の速い攻撃や考えるスピードを極端に遅らせたと思います。それに対して奪ってからの分散の仕方も、少数でしたが、非常に効果的だったなと。それがゴールにつながった部分もあったと思います。

――ハーフタイムに強調した部分はどういったところですか?
先ほど言った、前がかりになって行こうということは変わらなかったですし、札幌戦、熊本戦とラインコントロールが非常にスムーズだったので、それも2列目のボールアプローチが正しくて、それからコミュニケーションが取れていると。10人だろうが、9人だろうが、とにかくシュートに持っていかないと勝点は取れないと。そこで常に前がかりで、ということは言いました。アダイウトンにはさぼりながら、前に出ていくタイミングをうかがって欲しいとずっと伝えていました。

――試合後、ロッカールームで選手たちに伝えたことは?
テレビのインタビューでちょっと興奮して、『おれの息子たち』ぐらいのことを言ってしまったので、まずはそれを謝罪しました(笑)。あとは、『お前ら勇者だ』と。我々、負けられない状況、3ポイントしかない状況を、この苦しいゲーム展開の中で勝ち取ったと。ただ、もちろんまだ何も得ていないので、今後も苦しい展開が続いていくけど、総合力という意味では今日のゲームはそれが顕著に、大勢の方々に見せることができたいいゲームだったと伝えました。

――いつも以上にサポーターの声援が大きかったですが?
いつもサポーターに背中を押してもらっていますが、ヴェルディ・サポーターと同じぐらいの人数、それ以上の声の大きさでした。特に退場者が出た後の、後ろからの後押しは非常に力になったと思います。

――試合前に、他会場で3位・アビスパ福岡が勝利していました。アビスパ福岡との競争についてはどう見ていますか?
僕自身、自分たちの試合が終わってから(アビスパ福岡の)結果を知ったので、そんなに福岡、福岡という感じではなかったのですが。ただ、このネット社会なので、誰かが伝えたり、自分で調べたりという選手もいると思いますが、そんな中、こういったゲームができたということは昨年にはなかったなと。それが力になっていますし、自分たちが悔しい、苦しい思いをしてきたその反動というものが勝点3への執着心につながっていると思います。

アダイウトン 選手

アダイウトン 難しい試合になりました。前半の途中から我々は一人少ない状況になりましたが、我々は戦う集団ですし、物怖じせずに、勇敢にプレーできました。

――自身の1点目のゴールについて
前半を0-0で折り返せたことが大きかったと思います。ハーフタイムに、自分のストロングポイントを出すようにという指示がありましたし、みんなのおかげで自分のストロングポイントを出すことができました。そして、チャンスで確実に得点できたこともよかったと思います。

――自身の2点目のゴールについて
2点目も大事なゴールでした。相手がスリップしてくれて、幸運だったと思います。残り3試合、昇格のためのハードワークを続けていきたいと思います。

――この勝利は大きな意味を持つのでは?
そうですね。このまま完封勝利を続けていきたいです。練習の時から雰囲気がいいですし、楽しむところは楽しむ、厳しくやる時は厳しく練習できています。これをこのまま続けていけば、いい結果が見えてくると思います。

川辺 駿 選手

川辺 駿 苦しい試合でしたし、退場やPKもあり、難しい試合でしたが、前半を(失点)ゼロで終われたことがすごくよかったと思います。

――数的不利となった後の時間帯で、意識したことは?
(順位的に)追われている状況で、勝たなければいけない中で、ヴェルディが序盤から勢いよくきました。ただ、サイドを使われても、中のところをしっかり守ることができましたし、いい守備ができたと思います。

――ハーフタイム、名波監督からの指示は?
10人でも勝点3しかいらないという話がありました。人数が少なかったですが、自分はその分、走ろうと思っていましたし、前にいれば、点が取れると思っていました。勝つということをみんなで意識していました。

――先制点のシーンについて
小林祐希くんにボールが入って、最初は後ろでもらおうと思ったのですが、相手もそんなにマークについてこなかったので、するすると上がっていきました。ボールを受けて、中にパスを出そうとしたのですが、(ゴール前に)人数が少ないと思って、自分で行こうと決めて、縦に行きました。ゴールはあまり見えていなくて、振り抜いたら入ってよかったです。

カミンスキー 選手

カミンスキー 今日は試合の入りのところで、ちょっと難しさがありました。その中で、相手にとってはPKというチャンスがあったわけですが、それを乗り越えることができれば、まだまだ時間はありましたし、十分やれるという気持ちでプレーしていました。アウェイにも関わらず、とてもたくさんのサポーターがスタジアムに来てくれましたし、それが力になり、最後まで戦い抜くことができました。PKを止めた後も、我々としてはとにかくハードワークするだけでしたし、集中力を維持するという二点だけ考えていました。

――PKストップについて
ああいう場面では、キッカーの方がプレッシャーを受けるものです。キッカーは決めて当たり前というわけですし、GKとしては止めればそこでヒーローになれますから。そういうメンタリティーでした。あの場面を止めることができていなければ、もしかしたら、違う結果になっていたかもしれません。あれが勝利に結びついたことは非常によかったです。

駒野 友一 選手

駒野 友一 立ち上がりから相手がプレッシャーをかけてきた中で、ボールを失ってしまった場面もあり、前に出て行けなかった部分がありました。退場者が出てしまい、よくない雰囲気になった場面もありましたが、ただ、チームとしてやるべきことは同じでした。
今、負けなしで来ていますし、よくない流れを自分たちで取り戻すことができていると思います。それが今日の試合でもできたと思います。一人少ないという状況で、前半を0-0で抑えたことがよかったと思いますし、後半は相手も人数をかけて来ることはわかっていましたし、そうなると裏が手薄になると思っていました。(川辺)駿とアダイウトンが少ないチャンスで得点を取ってくれましたし、チームとして試合の進め方がよかったと思います。

小林 祐希 選手

小林 祐希 選手たち自身も“しびれた”試合でした。こういう試合を毎試合見せたいですし、今それができていると思います。これを続けていきたいです。それと、サポーターのみなさんの声援が改めてすごいと思いました。あれだけスタンドを埋めてくださり、びっくりしました。

――数的不利になってからの戦い方で意識した部分は?
個人的には、あまりアダ(アダイウトン)に守備をさせたくないと思っていました。アダの一発に懸けたいと思っていました。それと、自分がチャンスメイクしなければいけないと思っていました。(上田)康太くんと(川辺)駿が前に出過ぎると、中を空けてしまうと感じたので。そこをあまり前に出させないようにしながら外でためること、無理に攻めないこと、といったことを意識していました。

東京ヴェルディ ■冨樫剛一監督
 

――感想
たくさんのサポーターに詰めかけていただき、お互いに攻撃的なサッカーを志向するチーム同士で、自分たちはしっかりとゲームに入っていけたと思っています。
特に前半のところで、彼らのボランチの脇やペナ角の中から自分たちがペナルティーエリアにもぐり込んだり、そこからの攻撃の種類というものが今日のテーマでしたし、サイドを変えながら上手くそこにもぐり込めて、実際に点になるチャンスは何度か来たのかなと思っています。
10人になって、後半の入りのところで、自分たちが前半よりもさらにいい入り方をしなければいけないという中で、失点をしてしまったことが残念でした。それでも、そこから慌てないで、しっかりと90分の中でゲームを、と言っていたのですが、そこの1点というのは、わずかな狂いがどんどん大きくなってしまったのかなと。向こうもより鮮明にカウンターの図を出してきましたし、自分たちのミスでボールを奪われて、相手のカウンターを受けてしまったことは残念でした。
また、向こうがジェイを早く見切って森島選手に代えてきたことが、自分たちにとっては苦しくなった要因だと思っています。
ただ、今週選手たちにも伝えたのですが、一喜一憂しないで、という話はしてあります。終わった後のサポーターの声援を聞いて何も思わなかった選手、スタッフはいないと思っていますし、自分たちは次の試合にしっかりと勝って、ホームに戻ってくるための努力をまた1週間していきたいと思います。
サポーターに勇気をもらえましたし、また1週間しっかりと練習できる気持ちを持たせてくれたことに感謝しています。なので、しっかり結果を残して帰ってきたいと思います。