2015年 試合速報
2015 J2リーグ 38節 vs.ロアッソ熊本
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ジェイ
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太田 吉彰
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鈴木 翔登
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岡本 賢明
嶋田 慎太郎
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太田 吉彰
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クォン ハンジン
上原 拓郎
平繁 龍一
巻 誠一郎
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アダイウトン
松井 大輔
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ジェイ
森島 康仁
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小林 祐希
田中 裕人
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
うまスタ | 10/25(日) | 16:00 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝、乾燥 | 大澤 隆 | 吉田 寿光 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
晴れ | 90分 | 中野 卓 | 勝又 弘樹 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
20.9度 | 19% | 上田 隆生 | 印南 静男 |
7 | シュート | 9 |
6 | ゴールキック | 11 |
1 | コーナーキック | 5 |
11 | 直接FK | 9 |
2 | 間接FK | 4 |
2 | オフサイド | 5 |
0 | PK | 0 |
前節はホームで快勝。2連勝を目指し、熊本の地へ乗り込む――。
スタメン発表を踏まえ、ジュビロ磐田の布陣フォーメーションは[4-2-3-1]。GKはカミンスキー。最終ライン右から櫻内 渚、伊野波雅彦、森下、 俊、宮崎智彦。ダブルボランチに上田康太と川辺 駿。中盤2列目右から太田吉彰、小林祐希、アダイウトン。1トップにジェイという並びか。
対するロアッソ熊本の予想フォーメーションは[4-4-2]。GKはシュミット ダニエル。4バック右から養父雄仁、クォン ハンジン、鈴木翔登、黒木晃平。ダブルボランチに上村周平と園田拓也。中盤2列目右に中山雄登、同左に岡本賢明。2トップに齊藤和樹と平繁龍一という並びか。
ロアッソ熊本は今季ここまで13勝11分13敗。勝点50の9位。前節はアウェイでカマタマーレ讃岐と対戦し、2-0で勝利している。
試合会場はうまかな・よかなスタジアム。
天候は晴れ。
キックオフは16時。
熊本・小野 剛監督、「ラインを押し上げてコンパクトな状態を保てるようにしよう」、「気持ちで負けないようにしよう」、「テンポよくボールを動かしていこう」。
――感想
立ち上がりのジェイのゴールで、チームとして非常にメンタル的に余裕ができ、ラインコントロールと、特に中盤が後ろにだぼつかずにどんどん前に圧力をかけることができたので、そのあたりの連動が非常によかったと思います。
後半、川辺、小林、アダイウトンあたりが1対1のシュートシーンを連続で外したので、今までであれば、その後に失点かピンチの連続になるところを、先ほど言った中盤のアプローチとラインコントロールが常に正しかったおかげで、そんなに破綻することもなく、2点目のところで、自分たちが下がらずに、前に前にという気持ちが前へのサポートの人間にどんどんボールが渡っていくという素晴らしいゴールが生まれ、あのゴールで決まったのかなと思います。ただ、相手のGKが非常によかったので、彼でなければもう少し点差がひらいたゲームだったのではないかと思います。
――試合前、『テンポの速さ』をポイントの一つに挙げていましたが、その評価は?
宮崎のクロスのタイミングとか、ジェイのボックスの中での駆け引き・入るタイミングという意味では、我々は相手が揃う前に仕事をこなしていこうと。それをずっと言い続けていましたし、それがいい方に出たと思います。ただ、逆に後ろの選択肢とか、後ろを向いた瞬間に、相手がいい所をどんどん消しに来ていたので、そのあたりは反省しなければいけないと思います。
――残り4試合の戦いについて、どういう考え方でいますか?
数字はあまりこだわっていないので、今日も、いつも勝った後の試合は『連勝しよう』とホワイトボードに書くのですが、今日は『我々は勝ち続けるしかない』ということを書きました。勝点いくつというより、勝点3の積み上げというポイントだけにフォーカスしたような冒頭のミーティングでした。それは今後も継続していくつもりですし、選手たちも同じことを思ってくれていると思います。数字上は大宮も含めて、3チームを巻き込めている感はあるので、その意味でも先ほど言った3ポイントが継続しているからだと思います。
――2試合連続完封について、守備面の評価は?
先に点を取れているという自分たちの力だったり、幸運な部分があると思いますが、それによって守備陣が後ろ体重にならずに、前向きに守備ができているおかげだと思います。成果としてボールへの密集、奪った後のファーストプレーの質、分散の質という3つのポイントを選手たちがよく理解して、この終盤、体が重い・動かないという状況でも愚直にやってくれていることが上手くいっている要因だと思います。
――ゴールシーンについて
早い時間帯に得点できましたし、非常にいいゴールだったと思います。早い段階でのクロスからのゴールでしたし、ああいったクロスは得点の可能性がより高まります。あの場面、GKの反対側にフリックするだけでした。もう2点くらい取れるチャンスがありましたが、最も大事なことは3ポイントを取ったことです。今、チームが非常にいい状態という感触があります。守備面でもかなり向上して、より堅くなったと思います。そういった手応えがありますし、1勝以上の手応えがあります。この試合、2点取れましたし、無失点で終えることができて、それが何よりです。
――守備面の評価は?
相手の守備は非常によかったのですが、とにかく我々の守備も非常によかったです。相手に決定的なチャンスをほぼ作らせなかったと思います。そこが大事ですし、何よりの収穫だと思います。
勝てたことはよかったのですが、1試合1試合が大事です。この試合、苦しい試合でしたし、相手も『勝ちたい』という気持ちを非常に出してきていましたが、チームとして最初に点を取れたことが非常に大きかったですし、それで落ち着いてゲームに入ることができました。それがよかったと思います。こういったゲームを残りの試合でも続けていければいいと思います。どこかで油断しないように、チームとして気を引き締めていきたいと思います。
――ゴールシーンについて
個人的にイージーミスもあったので、反省しなければいけませんが、体も動いていますし、ゴール前でもより冷静にプレーできています。あのシーンの前にチームとして1対1のチャンスを外していた部分があり、相手のシュミット ダニエル選手は仙台で一緒にプレーしていたのですが、非常に大きくて、体にシュートが当たっていたので、上を打てば入ると思っていました。チャンスで、上手く入ってくれてよかったです。
――2点目のアシストについて
奪う形もよかったと思いますし、あの位置から前に出て行けたこともよかったと思います。ゴールにつながり、チームとしてのクオリティーを出すことができたと思います。ただ、何度か自分のシュートシーンもありましたし、ラストパスもさらに丁寧に出さなければいけなかったシーンもあったので、さらにゴールが取れた試合でもあったと思います。
――自身の守備がゴールにつながりましたが?
マッチアップした相手が、左利きでドリブラーということはわかっていたので、左に来るかなと思い、ちょっと左に体を寄せることを意識しました。そこから得点につながったことはよかったです。
――相手の守備を上回ることができた要因は?
最初は風があって難しい試合でしたが、前半のうちにゴールでき、そのまま試合が進んだことが大きかったと思います。後半になれば、つなげると思っていましたし、相手のプレッシャーを一人外せればチャンスになっていました。上手くボールも人も動いて、相手の守備を外せてよかったです。
――先制点のアシストについて
いい時間帯に得点が取れてよかったです。自分のイメージ通りのボールでした。チームとして高い位置を保ち、いい形で試合に入ることができたので、自分はクロスを上げるだけでした。ジェイがしっかり決めてくれました。
――やはり先制点が大きかったのでしょうか?
前半、ピンチもありましたが、そこでしのげたということも自分たちの流れになった要因だと思います。1点取って守りきるというより、チームとしてもう1点取りに行くという前への姿勢もすごくよかったと思います。
――完封勝利となりましたが?
守備陣として何よりも嬉しいことですし、結果を残すことができ、チームとしても強くなってきているという自信が増してきました。これを続けてやっていければと思います。
――ゲームを振り返って
先制点を早い時間帯に取ることができました。その後、ピンチもありましたが、そこからしっかり修正できたと思います。ジェイがああやって点を取ってくれることは、チームとして大きなストロングポイントです。ただ、この試合、何より追加点を取れたということが、『追加点を取りに行こう』とする姿勢の方が、自分たちにとってプラスだと思います。
――完封勝利となりましたが?
前線もしっかり守備をしてくれていますし、それが毎試合継続できれば、こういった試合を続けることができると思います。後ろが体を張ったり、寄せが速くなっているという部分もありますが、前も走ってくれていますし、得点も取ってくれます。ただ、残り4試合ありますし、いい形で来ていると言っても昇格できなければ意味がないので、そこを忘れずにこれからもやっていきたいです。
――感想
我々も前期の対戦よりもチームとして成長しているという自覚の下、戦いました。ただ、相手も前期戦った時よりも、パワーアップしていました。
今日、多くの方にスタンドに来てもらって、最後まで応援していただき、選手たちも最後まで足を止めず、相手についていき、ボールを奪い、相手のゴールを脅かすことを最後まで続けてくれたと思っています。選手たちは最後まで頑張ってくれたと思いますが、勝点を手にすることはできませんでした。これは私の力不足ですし、責任だと思っています。多くの応援してくれた方、頑張ってくれた選手たちに勝ちを持たせることができず、本当に申し訳なく思っています。
ただ、まだシーズンは残っていますし、気持ちを切り替えて次に向かって頑張っていきたいと思っています。