2015年 試合速報

2015 J2リーグ 36節 vs.水戸ホーリーホック

mito
mito

8 勝
12 分
15 敗
33 得点
42 失点
勝点 36
順位 20

1
  • 1
  • 0

  • 0
  • 1

1
ジュビロ磐田
ジュビロ磐田

19 勝
8 分
8 敗
57 得点
39 失点
勝点 65
順位 2

前半
鈴木 雄斗
19分
ハーフタイム 後半
21分
松浦 拓弥
小林 祐希
川辺 駿
駒野 友一
船谷 圭祐
石川 大徳
27分
馬場 賢治
30分
太田 吉彰
松井 大輔
39分
小林 祐希
馬場 賢治
池ヶ谷 颯斗
42分
内田 航平
石神 幸征
51分
1
本間 幸司
2
田向 泰輝
3
田中 雄大
17
新里 亮
24
細川 淳矢
7
鈴木 雄斗
8
岩尾 憲
10
船谷 圭祐
22
内田 航平
11
三島 康平
39
馬場 賢治
SUB
21
笠原 昂史
5
金 聖基
6
石神 幸征
33
石川 大徳
18
白井 永地
25
池ヶ谷 颯斗
19
山村 佑樹
監督
西ヶ谷 隆之
21
カミンスキー
13
宮崎 智彦
19
伊野波 雅彦
25
櫻内 渚
35
森下 俊
7
上田 康太
9
太田 吉彰
11
松浦 拓弥
15
アダイウトン
40
川辺 駿
8
ジェイ
SUB
1
八田 直樹
3
岡田 隆
5
駒野 友一
33
藤田 義明
4
小林 祐希
22
松井 大輔
20
森島 康仁
監督
名波 浩

5452
スタジアム名 試合日 キックオフ
Ksスタ 10/10(土) 16:00
ピッチ状態 コミッショナー 主審
全面良芝、乾燥 岡本 知之 三上 正一郎
天候 試合時間 副審 副審
くもり 90分 竹田 和雄 木川田 博信
気温 湿度 第4の審判員 記録員
19.3度 84% 堀越 雅弘 藤田 秀人
6 シュート 18
12 ゴールキック 9
3 コーナーキック 11
12 直接FK 18
2 間接FK 1
2 オフサイド 1
0 PK 0

6試合負けなしで迎えるアウェイ戦。この試合もチーム一丸となり、勝点をさらに積み重ねることができるか。

スタメン発表を踏まえ、ジュビロ磐田の布陣フォーメーションは[4-2-3-1]。GKはカミンスキー。最終ライン右から櫻内 渚、伊野波雅彦、森下 俊、宮崎智彦。ダブルボランチに上田康太と川辺 駿。中盤2列目右から太田吉彰、松浦拓弥、アダイウトン。1トップにジェイという並びか。
伊野波雅彦は第29節・アビスパ福岡戦(8月15日)以来7試合ぶり、松浦拓弥は第26節・セレッソ大阪戦(7月26日)以来10試合ぶりのスタメンとなる。

対する水戸ホーリーホックの予想フォーメーションは[4-4-2]。GKは本間幸司。4バック右から田向泰輝、細川淳矢、新里 亮、田中雄大。ダブルボランチに岩尾 憲と内田航平。中盤2列目右に鈴木雄斗、同左に馬場賢治。2トップに三島康平と船谷圭祐という並びか。

水戸ホーリーホックは今季ここまで8勝12分15敗。勝点36の20位。前節はアウェイでファジアーノ岡山と対戦し、0-3で敗れている。

試合会場はケーズデンキスタジアム水戸。
天候は晴れ。
キックオフは16時。

前半1分、水戸ボールで前半キックオフ。ピッチ上空の天候は曇り。ナイター照明は全て点灯している。風はほぼ吹いていない。
前半1分、ジュビロの布陣は[4-2-3-1]。GKはカミンスキー。最終ライン右から櫻内 渚、伊野波雅彦、森下 俊、宮崎智彦。ダブルボランチに上田康太(キャプテン)と川辺 駿。中盤2列目右からアダイウトン、松浦拓弥、太田吉彰。1トップにジェイ。フィールドプレーヤーのユニフォームカラーは白。
前半2分、ジュビロ、中盤の左サイドでFKを獲得。これを上田康太がキック。ゴール前へロングパス。これをファーサイドのジェイがキープし、ジュビロのCKに。
前半2分、ジュビロにチャンス。バックスタンド側からのCKを、ジェイがキック。ショートコーナーを選択。上田康太とパス交換し、左足でクロス。ファーサイドへ。これ櫻内 渚が頭で合わせるが、枠の横に外れた。
前半3分、水戸、敵陣中央の鈴木雄斗が右足でロングシュート。これは大きく枠の上に外れた。
前半3分、水戸の布陣は[4-4-2]。GKは本間幸司。4バック右から田向泰輝、細川淳矢、新里 亮、田中雄大。
ダブルボランチに岩尾 憲と内田航平。中盤2列目右に鈴木雄斗、同左に船谷圭祐(キャプテン)。2トップに三島康平と馬場賢治。フィールドプレーヤーのユニフォームカラーは青/紺。
前半6分、ジュビロ、中盤左サイドの太田吉彰が縦にランニング。縦パスに走り込み、ドリブルするが、これはラインを割り、水戸のスローインに。
前半7分、ジュビロ、敵陣右サイドでアダイウトンがFKを獲得。角度のある位置からジェイが左足で直接狙う。これは本間幸司にブロックされ、ジュビロのCKに。
前半8分、ジュビロ、CK、バックスタンド側から上田康太がキック。ハイボールにジェイが飛び込む。最後はこぼれ球に反応したゴール正面の太田吉彰が右足でミドルシュート。これは大きく枠の上に外れた。
前半10分、両チーム監督は共にテクニカルエリアの一番前に立ち、戦況を見ている。
前半10分、ジュビロ、中盤の左サイドでセカンドボールを拾った宮崎智彦が左足で縦パス。これに松浦拓弥が走り込むが、合わず、水戸のスローインに。
前半12分、ジュビロ、敵陣でボールを動かし、最後は左サイドから攻撃。太田吉彰の右足のスルーパスにジェイが走り込むが、わずかに合わず、水戸のゴールキックに。
前半13分、ジュビロに決定機。敵陣中央でアダイウトンが相手へプレッシャーをかける。このこぼれ球を太田吉彰が拾い、右サイドへ展開。最後はこのパスを受けた川辺 駿がドリブルから右足でシュート。これは本間幸司にブロックされ、ジュビロのCKに。
前半14分、ジュビロ、CK、メインスタンド側から太田吉彰がキック。これは水戸にクリアされた。
前半15分、水戸、敵陣右サイドで鈴木雄斗がドリブル突破を狙うが、これは上田康太が大きくクリア。
前半16分、ジュビロに決定機。敵陣右サイドの高い位置の太田吉彰が右足でクロス。これをゴール前のジェイが頭で合わせるが、本間幸司にブロックされた。ジュビロのCKに。このCKには水戸にクリアされた。
前半17分、水戸、自陣からFK、これを本間幸司が前線へロングキック。これは宮崎智彦が体を張り、ジュビロのFKに。
前半19分、水戸に先制点。前線の馬場賢治へのロングキックからCKを獲得。メインスタンド側からのCK。キッカーは船谷圭祐。ショートコーナーから左足でクロス。グラウンダーのボールをニアサイドへ。これを鈴木雄斗が右足で決めた。【0-1】
前半23分、ジュビロ、中盤の右サイドから前線のジェイへ浮きパス。これは合わず、本間幸司にキャッチされた。
前半24分、水戸、中盤中央からショートカウンターを狙うが、これは上田康太がカバーに入り、カットした。
前半25分、ジュビロ、この時間帯は中盤の右サイドに太田吉彰、左サイドにアダイウトンという並び。
前半26分、水戸、中盤から前線へロングキック。このこぼれ球を拾った敵陣中央の内田航平が左足でミドルシュート。これはジュビロがブロック。
前半27分、水戸、敵陣左サイドのスペースに馬場賢治が走り込むが、これはオフサイドの判定。
前半28分、水戸、敵陣右サイドの高い位置から馬場賢治がクロス。これはニアサイドの伊野波雅彦がクリア。
前半32分、ジュビロ、FKをキャッチしたカミンスキーがすぐさま前線へキック。これをジェイが競るが、相手にブロックされ、本間幸司にキャッチされた。
前半34分、ジュビロ、中盤の左サイドでFKを獲得。これを太田吉彰がキック。ゴール前に合わせるが、これは水戸にクリアされた。
前半36分、ジュビロ、敵陣右サイドの太田吉彰の仕掛けからCKを獲得。バックスタンド側から上田康太がキック。一度は水戸にクリアされたが、このこぼれ球をつなぎ、左サイドから再びクロス。これをファーサイドのジェイが頭で折り返すが、その後は水戸にブロックされ、水戸のゴールキックに。
前半38分、ジュビロ、敵陣左サイドからのスローインをつなぎ、右サイドへ展開。最後は攻撃参加した櫻内 渚が右足でクロス。これはそのままラインを割り、水戸のゴールキックに。
前半38分、ジュビロ、自陣の右サイドの櫻内 渚が右足で前線にロングキック。これをジェイが頭で流す。この背後にアダイウトンが走り込むが、水戸にクリアされた。
前半41分、徐々に気温が下がり、やや肌寒くなってきた。
前半42分、水戸、中盤左サイドの船谷圭祐が縦にスルーパス。馬場賢治を走らせるが、これは伊野波雅彦がクリア。
前半42分、ジュビロにチャンス。自陣中央でアダイウトンが相手からボールをカットし、そのままカウンターへ。縦にドリブルで運び、右サイドへ展開。これを受けたジェイがゴール前の太田吉彰へラストパスを出すが、わずかに合わず、本間幸司にキャッチされた。
前半44分、水戸、敵陣右サイドの高い位置でFKを獲得。これを船谷圭祐が左足でキック。ゴール前に合わせてきたが、これはジュビロがクリア。
前半45分、前半のアディショナルタイムは1分。
前半アディショナルタイム2分、水戸、バックスタンド側からCK、これを岩尾 憲が右足でキック。これをジェイがヘディングでクリアしたところで、前半終了のホイッスル。【0-1】
後半1分、ジュビロボールで後半キックオフ。
後半1分、ハーフタイムでの選手交代は両チームなし。
後半2分、ジュビロ、敵陣中央でFKを獲得。これを上田康太がキック。ゴール前に合わせる。これは水戸にクリアされた。
後半3分、ジュビロ、中盤の中央のジェイが縦に鋭いドリブルを見せるが、水戸にブロックされ、水戸ボールに。
後半4分、水戸にチャンス。敵陣左サイドの田中雄大がワンツーで縦に突破し、クロス。これをエリア内の馬場賢治が右足で合わせるが、枠の横に外れた。
後半6分、ジュビロに決定機。自陣で上田康太がセカンドボールを拾い、左サイドへ展開。これを受けたアダイウトンが縦にドリブル。そして、クロス。これを受けたジェイがターンし、シュートを打つが、水戸にブロックされた。さらにこぼれ球を拾った川辺 駿が右サイドへ展開。これを受けた櫻内 渚が右足でミドルシュート。これは本間幸司の正面。
後半8分、水戸にチャンス。敵陣左サイドの高い位置から田中雄大がクロス。これに飛び込んだ三島康平が頭で合わせるが、シュートは枠の横に外れた。
後半11分、ジュビロ、バックスタンド側からCK、ショートコーナーからジェイがクロス。これは水戸にクリアされた。
後半12分、ハーフタイムコメント。ジュビロ・名波 浩監督、「中盤でのトライアングルの意識を持って、しっかりボールを回すこと」、「相手と駆け引きして、しっかりラインコントロールすること」、「後半立ち上がりから積極的に自分たちから仕掛けよう」。

水戸・西ヶ谷 隆之監督、「集中を切らさないこと」、「セカンドボールを拾うこと」、「もう一段ギアを上げて戦おう」。
後半13分、水戸にチャンス。敵陣左サイドから鈴木雄斗がクロス。これをファーサイドの船谷圭祐が頭で落とし、ゴール前に三島康平が走り込むが、森下 俊がブロックし、ジュビロのゴールキックに。
後半15分、水戸、メインスタンド側からCK、これを岩尾 憲が右足でキック。これはジュビロがクリア。
後半16分、ジュビロ、敵陣中央でボールを受けたジェイが縦にドリブル。これは水戸にカットされた。
後半17分、ジュビロ、太田吉彰のクロスからCKを獲得。メインスタンド側から上田康太がキック。水戸にクリアされたが、こぼれ球に反応したゴール正面の川辺 駿が右足でミドルシュート。再びジュビロのCKに。
後半18分、ジュビロ、CK、メインスタンド側から上田康太がキック。これはエリア内でジュビロにファウルの判定。水戸のFKに。
後半18分、ジュビロ、小林祐希がスタンバイ。
後半19分、ジュビロ、敵陣でボールを動かす。最後は上田康太のパスを受けた櫻内 渚が右足でクロス。これは水戸にクリアされた。
後半21分、ジュビロ、選手交代、2枚同時、松浦拓弥に代わり小林祐希、川辺 駿に代わり駒野友一を投入。
後半22分、ジュビロ、小林祐希はそのままトップ下に入った。駒野友一は左サイドバックに入り、宮崎智彦がボランチへスライドした。
後半24分、ジュビロ、敵陣右サイドからのスローインをつなぐ。最後は上田康太がアダイウトンへ縦パスを出すが、これは水戸にカットされた。
後半26分、水戸、敵陣左サイドから田中雄大、さらに右サイドから馬場賢治がクロス。これはジュビロがクリア。
後半27分、水戸、選手交代、船谷圭祐に代わり石川大徳を投入。
後半28分、水戸、敵陣左サイドを突破した田中雄大がクロス。これはカミンスキーがキャッチ。ジュビロ、松井大輔がスタンバイ。
後半29分、ジュビロに決定機。敵陣左サイドのアダイウトンが縦にドリブルで突破し、クロス。これにファーサイドのジェイが反応し、バー直撃のヘディングシュート。しかし、エリア内でジュビロにファウルの判定。水戸のFKに。
後半30分、ジュビロ、選手交代、太田吉彰に代わり松井大輔を投入。
後半30分、水戸、敵陣中央でのコンタクトプレーで馬場賢治にイエローカード。
後半34分、ジュビロ、名波 浩監督に対し、退席処分の判定。鈴木秀人コーチがベンチ前に立ち、指揮を取る。
後半38分、ジュビロ、敵陣左サイドでFKを獲得。これを駒野友一が右足でキック。ゴール前に合わせる。これを森下 俊が頭で合わせるが、本間幸司にブロックされた。
後半39分、ジュビロに同点ゴール。メインスタンド側からのCK、上田康太がショートコーナーから左足でクロス。このこぼれ球をエリア内の小林祐希が左足で押し込んだ。【1-1】
後半42分、水戸、選手交代、馬場賢治に代わり池ヶ谷 颯斗を投入。
後半45分、ジュビロ、自陣からのFKを伊野波雅彦が大きくキック。一気に前線を狙うが、これは水戸にクリアされた。
後半45分、後半のアディショナルタイムは6分。
後半アディショナルタイム1分、ジュビロ、敵陣へのロングキックをアダイウトンが競るが、こぼれ球を水戸にクリアされた。
後半アディショナルタイム2分、ジュビロ、自陣右サイドの櫻内 渚が前線へキック。ジェイを狙うが、これは水戸にクリアされた。
後半アディショナルタイム4分、水戸、敵陣左サイドから攻撃。最後は鈴木雄斗が縦に走り込むが、ジュビロがブロックし、ジュビロのスローインに。
後半アディショナルタイム6分、ジュビロ、敵陣右サイドの高い位置でFKを獲得。カミンスキーも攻撃参加。これを上田康太がキック。ゴール前に合わせるが、水戸にクリアされた。
後半アディショナルタイム6分、水戸、選手交代、内田航平に代わり石神幸征を投入。
後半アディショナルタイム7分、ジュビロ、ロングボールに飛び出した本間幸司のハンドにより、ゴール前・正面でFKを獲得。
後半アディショナルタイム8分、ジュビロ、FKは上田康太が左足で直接狙うが、水戸の壁に当たり、ジュビロのCKに。
後半アディショナルタイム9分、ジュビロ、CK、メインスタンド側から上田康太がキック。カミンスキーも攻撃参加。こぼれ球をカミンスキーが右足でシュート。これが水戸にブロックされたところで、試合終了のホイッスル。【1-1】
小林 祐希 選手

小林 祐希 ――勝点1という結果について
自分としては途中から出た中で、点を取って、勝点1を取れたと言えると思いますが、チームとしては勝点3が必要でした。

――同点ゴールについて
前半からセットプレーを見ていて、『このあたりにいれば、(ボールが)こぼれてくるのはないか』と。初めて嗅覚的なものを自分に感じました。以前の自分であれば、止めて考えていたかもしれないところを、ここ2か3月ぐらいダイレクトで振るという練習をしてきたので、練習通りだと思います。

――中盤でのプレーで意識したことは?
ボールサイドに全部寄って、作ることを意識していました。サイドからアダ(アダイウトン)とワンツーで崩したり、(松井)大輔さんと(櫻内)渚くんの3人で突破できたシーンもあったので、よかったと思います。

――残りの試合で大事になることは?
やはり気持ちだと思います。技術という部分もありますが、最後は気持ちで押し切りたいと思います。

上田 康太 選手

上田 康太 勝点3しか目指していませんでしたし、その意味では勝ちきれなかったことは残念です。

――CKの流れから同点ゴールが生まれましたが?
自分のキックがよかったというより、中でごちゃごちゃとなったところでみんなが頑張ってくれたという感じだったので、みんなのボールに対する執着心というものがゴールにつながったのではないかと思います。それで逆転までいければ一番よかったですが、次の試合で勝点3を取りたいです。

伊野波 雅彦 選手

伊野波 雅彦 いい形で試合を進めることができていたのですが、セットプレーでやられてしまい、ちょっとそこからバタバタしてしまったのはよくなかったと思います。前半は相手が飛ばしてきていましたが、後半の途中からバテるということは想定していたので、そこを突けて、同点にできたことはよかったのですが、やはり勝ちきれなかったことが残念です。
このところ失点が続いていたので、なるべく失点を抑えたかったのですが、ああいう形でやられてしまい、もっと集中しなければいけないと感じています。
とは言っても、去年とは違ってここで勝点1を拾って、同点にするということはチームとして成長していると思います。ただ、よく追いついたという言い方もできるかもしれませんが、やはりチームとして求めていたのは勝点3ですし、そこを達成できなかったことは残念です。

アダイウトン 選手

アダイウトン 難しい試合になるということはわかっていましたし、ここで負けなかったことは大きいと思います。次はホームゲームですし、自分たちのいいところをさらに出して、勝点3を取れればと思います。

――7試合負けなしについて
その意味ではいい結果だと思います。ただ、シーズンを最後まで戦い抜くために、自分たちのいいところをさらに出さなければいけません。アウェイで引き分けという結果でしたが、次のホームで勝点3を取りたいです。

――前半開始時と、後半開始時でスタートポジションを太田選手と入れ替えているように見えましたが?
両ウイングとも非常に攻撃的なタイプの選手ですし、ポジションチェンジをすることによって、相手はさらに困惑すると思っています。そのことが相手のマークを外すことにつながると感じています。自分の特長をさらに生かしたいですし、自分からアクションを起こすことを意識しています。そうすることで、自分の特長である1対1にさらに持っていけると思います。それが自分の好調の要因の一つかなと思います。

鈴木秀人ヘッドコーチ
 

――感想
立ち上がりから、水戸さんの前へ前へという圧力に少し受け身になってしまい、少し消極的になってしまったり、普段であれば前を向いているところをバックパスしてしまったり、(相手に)蹴らされてしまうような状況が多くなって、後手を踏んでしまう場面がありました。
その中で、一番やられたくなかったセットプレーでやられてしまったので、そこでも後手後手になってしまったのかなと。
後半になって、積極的に仕掛けたり、前への推進力が出ましたが、やはり前半の立ち上がりから自分たちのペースをここ数試合ずっとやっていたので、そのリズムがなかなか作れず、こういう試合になってしまったという印象です。

――スタメンに復帰した伊野波選手、松浦選手の評価は?
伊野波は、ゲーム勘の部分を含めて、少しラインのところで後手後手という部分があり、ラインコントロールのところで少し早く下がり過ぎてしまって、少し相手にスペースを与えてしまったというところがありましたが、後半、ゲーム勘も戻ってきて、問題なくやってくれました。
マツ(松浦拓弥)は、評価が微妙なところで。ボランチのところでボールが落ち着く時間が少なくて、前半からマツの頭を越えることが多かったので、マツにとったら難しい試合だったのではないかと思います。

――同点ゴールを決めた小林選手の評価をお願いします。
マツ(松浦拓弥)がなかなかボールを触れない中で、ジェイへ向かってのロングパス、ロングボールが多い中で、(小林)祐希がターゲットにもなりえますし、少し強引なプレーでチームをもっと前に前にというメッセージを込めて投入しました。結果的に点を取ってくれましたが、その前の場面でシュートを打てた場面があったので、まずまず(の評価)だと思います。

――粘り強く勝点1を取ったことへの評価は?
勝点1を拾ったというところではプラスに捉えていいと思いますが、やはり残りの試合に全勝すれば、自動昇格が見えているという中で、正直、チーム的には(勝点)2を失ったという部分が大きいと思います。ただ、ここで気持ちを切り替えて、残り全勝すれば自動昇格という道があるので、もう一度リセットして、次からやっていきたいです。

水戸ホーリーホック 西ヶ谷 隆之監督
 

――感想
連敗した中で、今日ホームで戦うというところで、とにかく試合開始のホイッスルが鳴った瞬間からプレスに行くということを、現場に伝えました。選手全員が戦ってくれたので、すごく気持ちのこもったいいゲームができたと思っています。あとは、もちろん勝ちきりたかったのですが、磐田さんも昇格を目指しているチームですし、そんなに甘くない、簡単ではないというところで、失点をしてしまいましたが、そこはまた映像を見て反省しなければいけないですし、こういうようなゲームを残りの試合でホームでもアウェイでも毎試合続けていければ、チームとして成長していくと思いました。チャレンジする気持ちでまた次に臨みたいと思います。