2015年 試合速報

2015 J2リーグ 35節 vs.大宮アルディージャ

ジュビロ磐田
ジュビロ磐田

19 勝
7 分
8 敗
55 得点
37 失点
勝点 64
順位 2

2
  • 2
  • 0

  • 0
  • 2

2
ardija
ardija

23 勝
5 分
6 敗
59 得点
23 失点
勝点 74
順位 1

前半
アダイウトン
6分
アダイウトン
21分
35分
ムルジャ
ハーフタイム 後半
7分
横谷 繁
16分
横谷 繁
マテウス
25分
家長 昭博
アダイウトン
松井 大輔
30分
36分
ムルジャ
小林 祐希
松浦 拓弥
38分
45分
泉澤 仁
富山 貴光
上田 康太
46分
48分
ムルジャ
福田 俊介
21
カミンスキー
13
宮崎 智彦
25
櫻内 渚
33
藤田 義明
35
森下 俊
4
小林 祐希
7
上田 康太
9
太田 吉彰
15
アダイウトン
40
川辺 駿
8
ジェイ
SUB
1
八田 直樹
3
岡田 隆
5
駒野 友一
14
坪内 秀介
11
松浦 拓弥
22
松井 大輔
20
森島 康仁
監督
名波 浩
21
塩田 仁史
2
菊地 光将
18
横山 知伸
22
和田 拓也
34
片岡 洋介
5
カルリーニョス
17
横谷 繁
23
金澤 慎
39
泉澤 仁
8
ムルジャ
41
家長 昭博
SUB
1
加藤 順大
13
渡部 大輔
28
福田 俊介
16
マテウス
20
大屋 翼
9
富山 貴光
11
播戸 竜二
監督
渋谷 洋樹

13569
スタジアム名 試合日 キックオフ
ヤマハスタジアム 10/4(日) 16:00
ピッチ状態 コミッショナー 主審
全面良芝、乾燥 猿沢 茂 岡部 拓人
天候 試合時間 副審 副審
晴れ 90分 蒲澤 淳一 清水 崇之
気温 湿度 第4の審判員 記録員
23.8度 57% 上村 篤史 花澤 秀登
10 シュート 11
11 ゴールキック 9
6 コーナーキック 7
14 直接FK 19
3 間接FK 4
3 オフサイド 4
0 PK 0

首位・大宮アルディージャとの直接対決。ホームアドバンテージを存分に生かし、大一番を制すことができるか。

スタメン発表を踏まえ、ジュビロ磐田の布陣フォーメーションは[4-2-3-1]。GKはカミンスキー。最終ライン右から櫻内 渚、藤田義明、森下 俊、宮崎智彦。ダブルボランチに上田康太と川辺 駿。中盤2列目右から太田吉彰、小林祐希、アダイウトン。1トップにジェイという並びか。
ジェイは第32節・愛媛FC戦以来(9月20日)、3試合ぶりの先発となる。

対する大宮アルディージャの予想フォーメーションは[4-4-2]。GKは塩田仁史。4バック右から片岡洋介、菊地光将、横山知伸、和田拓也。ダブルボランチにカルリーニョスと金澤 慎。中盤2列目右に横谷 繁、同左に泉澤 仁。2トップにムルジャと家長昭博という並びか。

大宮アルディージャは今季ここまで23勝5分6敗。勝ち点74の首位。前節はホームでジェフユナイテッド千葉と対戦し、2-1で勝利している。

試合会場はヤマハスタジアム。
天候は晴れ。
キックオフは16時。

前半1分、ジュビロボールで前半キックオフ。天候は晴れ。ピッチ上空に巻くような風が吹く。
前半1分、ジュビロの布陣は[4-2-3-1]。GKはカミンスキー。最終ライン右から櫻内 渚、藤田義明、森下 俊、宮崎智彦。ダブルボランチに上田康太(キャプテン)と川辺 駿。中盤2列目右から太田吉彰、小林祐希、アダイウトン。1トップにジェイ。フィールドプレーヤーのユニフォームカラーはサックスブルー。
前半1分、ジュビロ、中盤の右サイドで川辺 駿が相手からボールを奪う。そして、前線へパス。これにジェイが走り込むが、大宮にクリアされた。
前半2分、大宮、敵陣左サイドのスペースに家長昭博が走り込む。そこへパスが出るが、カミンスキーがキャッチした。
前半3分、大宮の布陣は[4-4-2]。GKは塩田仁史。4バック右から片岡洋介、菊地光将、横山知伸、和田拓也。ダブルボランチにカルリーニョスと金澤 慎。中盤2列目右に横谷 繁、同左に泉澤 仁。2トップにムルジャと家長昭博。フィールドプレーヤーのユニフォームカラーはオレンジ。
前半4分、ジュビロ、敵陣右サイドの高い位置で小林祐希と太田吉彰がパス交換し、突破を狙うが、大宮にクリアされた。
前半6分、ジュビロに先制点。中盤中央の川辺 駿がドリブルから縦にスルーパス。これをDFラインの背後で受けたジェイがドリブルし、飛び出した塩田仁史とコンタクト。最後はエリア内のこぼれ球をアダイウトンが右足で押し込んだ。【1-0】
前半7分、ジュビロ、相手ゴール前・正面でボールを持ったアダイウトンが右足でミドルシュート。これは枠の横に外れた。
前半7分、大宮、敵陣左サイドをドリブルとパスで崩し、クロス。これはジュビロがクリア。
前半8分、大宮、敵陣中央でムルジャが家長昭博へパス。これは上田康太がカットした。
前半12分、大宮に決定機。中盤で川辺 駿からボールを奪い、カウンターへ。最後は泉澤 仁のパスを受けたムルジャがドリブルで仕掛けるが、森下 俊とカミンスキーがブロック。大宮のCKに。
前半13分、大宮、CK、バックスタンド側からカルリーニョスが左足でキック。これはジュビロがクリアした。
前半14分、ジュビロに決定機。中盤の中央で絶妙なトラップで相手をかわした川辺 駿が縦に突進。エリア内で混戦となるが、最後は塩田仁史をかわし、右足でシュート。しかし、大宮にクリアされた。
前半16分、ジュビロ、中盤中央の太田吉彰が縦にスルーパス。ジェイを走らせるが、これはオフサイドの判定。
前半19分、大宮、CK、バックスタンド側からカルリーニョスがキック。エリア内にこぼれ、最後は家長昭博がバイシクルシュート。これは枠の上に外れた。
前半20分、大宮、敵陣左サイドの高い位置で川辺 駿のパスを受けた小林祐希がクロス。これを受けたジェイが左足でループシュート。これは塩田仁史にキャッチされた。
前半21分、ジュビロに追加点。中盤の左サイドから上田康太がFK、ゴール前へロングパス。これをファーサイドのジェイが頭で落とし、アダイウトンへパス。アダイウトンが右足でシュートを決めた。【2-0】
前半23分、大宮、敵陣でパスをつなぎ、最後は左サイドの家長昭博が右足でミドルシュート。これは枠の横に外れた。
前半24分、ジュビロにチャンス。敵陣中央の上田康太が小林祐希とのパス交換で縦に突破し、左サイドへパス。これを受けたアダイウトンが右足でシュート。これは枠の横。
前半27分、大宮、敵陣中央のミドルレンジでFKを獲得。これを家長昭博がキック。ゴール前に合わせると見せかけ、横にショートパス。これを受けた金澤 慎が右足でミドルシュート。これは枠の横。
前半28分、ジュビロ、中盤で得たFKを素早くリスタートし、縦にパス。これを受けたアダイウトンがエリア内で塩田仁史と1対1となり、右足でシュート。これは塩田仁史にブロックされた。
前半30分、両チーム監督はベンチ前に立ち、時折、指示を出しながら戦況を見ている。
前半34分、ジュビロ、中盤の左サイドのアダイウトンが大きく縦にフィード。これにジェイ、太田吉彰が走り込むが、大宮にクリアされた。
前半35分、大宮、DFラインの背後にムルジャが走り込むが、これはオフサイドの判定。主審のホイッスルの後もプレーを続けたムルジャにイエローカード。
前半36分、ジュビロ、中盤中央の小林祐希が浮き球で縦にスルーパス。これにジェイが走り込むが、大宮にクリアされた。
前半37分、大宮、ジュビロのCKをクリアし、そのままカウンターへ。カルリーニョス、家長昭博、ムルジャらが絡み、最後は敵陣右サイドの金澤 慎がドリブル突破を狙うが、これは川辺 駿がカットした。
前半41分、大宮、ジュビロを押し込み、最後は敵陣左サイドのカルリーニョスが左足でミドルシュート。これはジュビロがブロック。
前半43分、大宮、敵陣右サイドの高い位置で家長昭博がカルリーニョスのロングパスを受ける。そして、インサイドへパス。これを受けた横谷 繁が仕掛けるが、カミンスキーがキャッチ。
前半45分、大宮、敵陣右サイドの高い位置からスローイン。パスをつなぎ、ジュビロのゴール前でFKを獲得。前半のアディショナルタイムは1分。
前半アディショナルタイム2分、大宮、ジュビロのゴール前・正面からFK。これを家長昭博が左足で直接狙うが、ジュビロの壁がブロック。
前半アディショナルタイム3分、大宮、メインスタンド側からCK、カルリーニョスがキック。ニアサイドへ。これに菊地光将が飛び込むが、ヘディングシュートは枠の上。その後、前半終了のホイッスル。【2-0】
後半1分、大宮ボールで後半キックオフ。
後半1分、両チーム、ハーフタイムでの選手交代はなし。
後半1分、ジュビロ、敵陣右サイドでジェイがボールを受け、FKを獲得。これを上田康太がキック。ゴール前に合わせる。これはニアサイドで大宮にクリアされた。
後半2分、ピッチ上空に弱い風が吹く。ナイター照明は全て点灯している。
後半4分、ジュビロ、前線へのロングボールをジェイが頭で落とし、こぼれ球に小林祐希が走り込む。最後はこぼれ球に反応した太田吉彰が右足でミドルシュート。これは塩田仁史にキャッチされた。
後半6分、大宮、左サイドからカウンター。和田拓也がドリブルで縦に運び、泉澤 仁へパス。これは藤田義明が鋭いスライディングでクリア。
後半7分、大宮、敵陣左サイドでのコンタクトプレーで横谷 繁にイエローカード。
後半9分、ジュビロ、敵陣右サイドの高い位置からFK。上田康太が左足でゴール前に合わせる。これはゴール前でジュビロにファウルの判定。大宮のFKに。
後半10分、大宮、メインスタンド側からCK、カルリーニョスがキック。これは川辺 駿がヘディングでクリア。
後半12分、ハーフタイムコメント。ジュビロ・名波 浩監督、「後半立ち上がり、相手DFラインの背後をシンプルに攻撃していこう」、「自分たちが下がった時、ブロックから逃さないように守備をすること」、「まだ何も得ていない。残り45分間出しきること」。

大宮・渋谷洋樹監督、「競った後のセカンドボールを意識していこう」、「ボール際はタフに戦うこと」、「最後まで運動量を落とさず、ハードワークを続けよう」。
後半14分、大宮、敵陣左サイドの高い位置でFKを獲得。カルリーニョスが左足でゴール前に合わせるが、これはニアサイドの宮崎智彦がヘディングでクリア。
後半16分、大宮、選手交代、横谷 繁に代わりマテウスを投入。
後半17分、大宮、敵陣左サイドからFK、ロングレンジからカルリーニョスが左足で直接狙うが、これは枠の上。
後半18分、大宮、敵陣右サイドでパスを受けた家長昭博がクロス。これは藤田義明がヘディングでクリア。
後半19分、大宮、敵陣で短いパスをつなぎ、最後はゴール正面の金澤 慎が右足でミドルシュート。これは枠の横に外れた。
後半20分、ジュビロ、敵陣中央で小林祐希のパスを受けた川辺 駿が縦にスルーパス。これにアダイウトンが走り込むが、オフサイドの判定。
後半21分、大宮、敵陣右サイドから攻撃。最後はマテウスのスルーパスにムルジャが走り込むが、森下 俊がブロック。コンタクトプレーでジュビロのFKに。
後半24分、大宮、敵陣左サイドの高い位置でマテウスが起点を作り、最後はゴール正面のカルリーニョスがミドルシュート。強烈なシュートだったが、枠の横に外れた。
後半25分、大宮にゴール。ジュビロを押し込み、パスをつなぐ。最後は右サイドからインサイドへ走り込んだ家長昭博がカルリーニョスの浮き玉のスルーパスを受け、左足でゴールを決めた。【2-1】
後半28分、大宮、CK、メインスタンド側からカルリーニョスがキック。これはカミンスキーがキャッチした。
後半28分、ジュビロ、松井大輔がスタンバイ。
後半30分、ジュビロ、選手交代、アダイウトンに代わり松井大輔を投入。
後半32分、ジュビロ、敵陣右サイドの高い位置からFK、これを上田康太がキック。これは大宮にクリアされた。
後半33分、ジュビロに決定機。ゴール前でバックパスを受けた塩田仁史にジェイが猛然とプレッシャーをかける。そして、ボールにタッチ。ボールは無人のゴールへ転がるが、わずかに横に外れ、最後は大宮にクリアされた。
後半36分、ジュビロ、敵陣左サイドから攻撃。最後は小林祐希のスルーパスに松井大輔が走り込むが、大宮にクリアされた。そのまま大宮のカウンター。最後はDFラインの背後に走り込み、パスを受けたムルジャが左足でゴールを決めた。【2-2】
後半38分、ジュビロ、選手交代、小林祐希に代わり松浦拓弥を投入。
後半41分、ジュビロにチャンス。敵陣左サイドでパスを受けた松井大輔がドリブルから右足でミドルシュート。これは塩田仁史にブロックされた。
後半43分、ジュビロに決定機。バックスタンド側からのCKを上田康太がキック。これをジェイが頭で合わせるが、大宮にクリアされた。
後半45分、大宮、選手交代、泉澤 仁に代わり富山貴光を投入。後半のアディショナルタイムは4分。
後半アディショナルタイム1分、ジュビロ、上田康太に異議によるイエローカード。
後半アディショナルタイム3分、大宮、選手交代、ムルジャに代わり福田俊介を投入。
後半アディショナルタイム4分、ジュビロ、敵陣左サイドの高い位置でFKを獲得。これを上田康太がキック。ゴール前に合わせるが、大宮にクリアされた。
後半アディショナルタイム5分、ジュビロ、敵陣右サイドからの攻撃が大宮にクリアされたところで、試合終了のホイッスル。【2-2】
名波 浩 監督

――感想
一言で言って、勝点2を失ったというゲームと言わざるを得ないのかなと思います。前半の立ち上がりから、前半終了までのコンパクトなフィールドサイズに加え、セカンドボール、ボールアプローチといった予測が非常に速くて、大宮にあまりいい判断をさせなかったなと。ゴールについても、自分たちのストロングポイントを上手く生かせたことと、大宮のウィークを上手く突けたという部分が印象的だったと思います。
後半に関しては、立ち上がり5、6分でちょっとラインが下がっていないかと確認したのですが、徐々に下がってしまったのかなと。自発的に下げていたのかどうかは選手に聞いてみないとわかりませんが、ただ、アプローチに行けなくなったのはラインが下がったことによって、スタートポジションを下げざるを得ない状況、もしくは、フィールドサイズがちょっと広がってしまったことによって、人に、ボールに行けなくなってしまったのかなと。そこで決して大宮のリズムが上がったわけではなくて、我々が前半やられていたことを同じようにやられてしまったと。そこに行けないがために様々なひずみが生まれてしまったと思います。
失点に関しては個人のミスもありましたが、それ以上にコンパクトにやっていれば、というところが多々あったかなと、現状まだ映像を見ていませんが、非常に強く感じています。

――現時点では、ラインコントロールについてどう評価していますか?
3連戦を含めて、体力的に持つのは65分から70分という目安があったので、そこまでは最低でもラインをコントロールして欲しかったなと。通常、2-0のゲームで立ち上がり15分をしのげば、そこまで大きくやられることもないでしょうけど、クリアの質が悪く、セカンドボールを拾えないという悪循環に陥ったことも大きな原因だと思います。そこをケアするためにも、ラインコントロールはさらに重要だと思いました。

――これで6試合負けなしとなりましたが、なかなか連勝ができていません。チーム状況をどう見ていますか?
負けていないこと自体は、一つのテーマとして継続することは非常にいいことですし、次節へ向けてまた前向きになるという部分でも、試合後、決して後ろ向きとか、下を向いていたわけではありません。ただ、悔しさが相当にじみ出ていたので、そのあたりは上手く解消してあげたいと思います。ただ、自分たちの目標はもちろん見失っていませんし、今後も継続していくことが全てだと思います。

カミンスキー 選手

カミンスキー 悪くない内容だったと思いますが、後半に入って結果的に2失点してしまいました。2点リードで後半に入ったわけですし、さらに上手くゲームコントロールができていればと思います。ゲームをしっかり終わらせなければいけませんでした。
ただ、ドローという結果ではありますが、顔を上げていかなければいけません。

川辺 駿 選手

川辺 駿 前半、パスがゴールにつながってよかったのですが、自分自身にも決定的なチャンスがありましたし、そこで決めなければいけないと感じています。反省しなければいけません。
ボールを奪った後に、もっと落ち着く時間帯を作れればと思います。自分たちがボールを持つ時間をさらに長くすることが、自分たちの時間帯を作ることにつながると思います。
守備でそこまでやられてはいなかったですし、前半は相手のサイドからの攻撃に対応できていましたが、後半は対応できない場面もありました。
大一番で勝ちきることはできませんでしたが、負けたわけではありませんし、次が大事になります。

アダイウトン 選手

アダイウトン ――試合全体を振り返って
前半、とてもいい入りをして、いい時間帯で得点できたのですが、ただ、早い時間帯で2点を取れたがゆえに、少し集中力を欠いてしまった場面もあったと感じています。ただ、下を向く必要は全くありませんし、J1に昇格するために引き続きハードワークすれば、いい結果が見えてくると思います。

――2試合連続2得点について
少しゴールから遠ざかっていた期間もありましたが、こうして2試合連続で得点できたということは個人的にはいいことです。ただ、昇格するためには個人としてはもちろん、チームとしてバランスを取らなければいけないと思います。

――この試合の反省点は?
個人的には、コミュニケーションと言うか、そういったところで差が出てしまったと思っています。一つの判断が全ての状況に結びついてきますし、そういうところをチームとしてさらに話し合っていけば、解決できると思います。改めてしっかり準備していきたいです。

――今後へ向けて
J1昇格はもちろん、リーグ優勝の可能性もあります。残り7試合、落とせない試合というものが必ず出てきますし、しっかり全部勝っていきたいです。

宮崎 智彦 選手

宮崎 智彦 まだまだだと感じましたし、甘さが出てしまったと感じています。後半も前半と同じように、相手の攻撃を受けることなく、という意識で入りましたが、相手にボールを持たれ、DFラインが下がってしまった部分がありました。奪った後のボールのところで、クリアの質という部分もさらによくしていかなければいけないと感じています。
首位との一戦でしたし、2点を先制できたという意味でも悔しいですが、下を向かず、前向きにやっていきたいと思います。

上田 康太 選手

上田 康太 勝つチャンスがあったので、悔しいです。ただ、ネガティブになる必要はないと思います。後半、相手がより前に出てきましたが、それでもラインを高くして、こちらももっと前に出ていくことができればと思います。相手からボールを奪った後のパスの質の部分もさらに高めていければと思います。

大宮・渋谷監督コメント
 

――感想
1・2位の対決ということで、選手たちにも伝えましたが、今こういう状態で来れるのもみんなの頑張りもあるし、他のクラブの思いもあって、今こうしてジュビロさんと天王山というゲームができることは私自身も嬉しく思います。選手たちに本当にタフに戦ってくれと伝えていました。

埼玉からもファン・サポーターにたくさん来ていただいた中、引き分けということで申し訳ありませんが、私自身、昨季勝点1で失敗していますので、今日の勝点1を価値あるものにしなければいけないと思っています。我々は目標に向かってずっとやってきたので、今日の勝点1を大事にして、目標に向かってやっていきたいと思っています。

ゲームに関しては、我々はラインを下げないと。ジェイ選手に対して下げずに守備をしようということで、ラインコントロールをしっかりやっていました。

1点目はGKがボールを持って、中盤につけられた瞬間にラインが高い位置で、プレッシャーがない中で、そこを保とうとして、裏に入れられてしまったと。もう少し安定させて後ろにいてもいいのかなと思いますし、修正しなければいけないと思いますが、ジェイ選手にしろアダイウトン選手にしろ強いと改めて思った次第です。

2点目もジェイ選手からアダイウトン選手なので、今得点ランクの上にいる中、あそこをしっかり抑えられなかったということが、前半、修正しなければいけないと思っていましたし、失点につながって悔しく思っていました。

ただ、前半の30分ぐらいから我々はボールを引き出して、ボランチのところでフリーな状態が生まれることが多くなったので、サイドチェンジを展開しながらサイドからクロスとか、間を使って受けるとか、裏に飛び出すとか、そういったことを前半途中からできるようになっていました。後半は同じように続けて、0-2だったので、次の1点が非常に大きいと伝えていました。同じようにしっかりボールを動かして、最後飛び出すということを忘れず、という部分でいい形で得点取れました。しっかりとボールを動かして点を取れたことは、今年やってきたことが実を結んでよかったと思います。

2点目に関しては、相手の隙を突いて得点を取れたと。こういう形でも得点は入りますし、それも日頃から言っていることなので、いい形だったと思います。あとはラストの部分で、引き分けの状態で、というところで向こうが点を取り来るという部分では引き分けを考えながらチャンスがあれば、という思いでした。最後に福田選手を入れたことは守りの状態で、という部分で勝点1を取れたので、次につなげていきたいです。