2015年 試合速報

2015 J2リーグ 24節 vs.ジェフユナイテッド千葉

ジュビロ磐田
ジュビロ磐田

13 勝
5 分
5 敗
37 得点
23 失点
勝点 44
順位 2

1
  • 0
  • 0

  • 1
  • 0

0
jef
jef

10 勝
7 分
6 敗
32 得点
22 失点
勝点 37
順位 5

前半
48分
大岩 一貴
ハーフタイム 後半
8分
町田 也真人
11分
オナイウ 阿道
安 柄俊
松井 大輔
小林 祐希
26分
29分
谷澤 達也
田中 佑昌
ジェイ
36分
37分
町田 也真人
井出 遥也
松浦 拓弥
38分
ジェイ
森島 康仁
40分
41分
金井 貢史
松浦 拓弥
清水 貴文
47分
21
カミンスキー
5
駒野 友一
19
伊野波 雅彦
25
櫻内 渚
33
藤田 義明
7
上田 康太
9
太田 吉彰
11
松浦 拓弥
13
宮崎 智彦
22
松井 大輔
8
ジェイ
SUB
1
八田 直樹
14
坪内 秀介
35
森下 俊
4
小林 祐希
17
清水 貴文
40
川辺 駿
20
森島 康仁
監督
名波 浩
1
岡本 昌弘
2
大岩 一貴
13
金井 貢史
15
富澤 清太郎
24
栗山 直樹
5
パウリーニョ
7
佐藤 勇人
8
谷澤 達也
11
ネイツ ペチュニク
14
町田 也真人
19
オナイウ 阿道
SUB
21
高木 駿
3
田代 真一
4
北爪 健吾
6
田中 佑昌
16
佐藤 健太郎
26
井出 遥也
18
安 柄俊
監督
関塚 隆

11,877
スタジアム名 試合日 キックオフ
ヤマハスタジアム 7/18(土) 19:00
ピッチ状態 コミッショナー 主審
全面良芝、水含み 廣﨑 圭 飯田 淳平
天候 試合時間 副審 副審
晴れ 90分 八木 あかね 武部 陽介
気温 湿度 第4の審判員 記録員
26.1度 85% 上田 益也 花澤 秀登
18 シュート 6
8 ゴールキック 8
7 コーナーキック 6
17 直接FK 17
2 間接FK 5
1 オフサイド 5
0 PK 0

スタメン発表を踏まえ、ジュビロ磐田の布陣フォーメーションは[4-2-3-1]。GKはカミンスキー。最終ライン右から櫻内 渚、伊野波雅彦、藤田義明、駒野友一。ダブルボランチに上田康太と宮崎智彦。中盤2列目右から太田吉彰、松浦拓弥、松井大輔。1トップにジェイという並びか。松井大輔が3試合ぶりのスタメンとなる。

対するジェフユナイテッド千葉の予想フォーメーションは[4-2-3-1]。GKは岡本昌弘。最終ライン右から金井貢史、栗山直樹、富澤 清太郎、大岩一貴。ダブルボランチにパウリーニョと佐藤勇人。中盤2列目右からネイツ ペチュニク、町田 也真人、谷澤達也。1トップにオナイウ 阿道という並びか。

ジェフユナイテッド千葉は今季ここまで10勝7分6敗。勝ち点37の5位。前節はホームでザスパクサツ群馬と対戦し、1-2で敗れている。

試合の舞台はヤマハスタジアム。
天候はくもり。梅雨らしいじめじめした湿気がある。
キックオフは19時。

前半1分、千葉ボールで前半キックオフ。天候は曇り。
前半1分、ジュビロの布陣は[4-2-3-1]。GKはカミンスキー。最終ライン右から櫻内 渚、伊野波雅彦、藤田義明、駒野友一。ダブルボランチに上田康太(キャプテン)と宮崎智彦。中盤2列目右から太田吉彰、松浦拓弥、松井大輔。1トップにジェイ。フィールドプレーヤーのユニフォームカラーはサックスブルー。
前半1分、ジュビロ、敵陣右サイドの高い位置でジェイがFKを獲得。上田康太が左足でキック。ゴール前に合わせる。これに藤田義明、ジェイらが飛び込み、混戦となるが、谷澤達也にクリアされた。
前半2分、千葉のフォーメーションは[4-2-3-1]。GKは岡本昌弘。最終ライン右から金井貢史、栗山直樹、富澤 清太郎、大岩一貴。ダブルボランチにパウリーニョと佐藤勇人。中盤2列目右からネイツ ペチュニク、町田 也真人、谷澤達也。1トップにオナイウ 阿道。フィールドプレーヤーのユニフォームカラーは黄。
前半3分、風は弱く、ホームゴール裏側からアウェイゴール裏側へ向かって吹く。
前半4分、千葉、敵陣右サイドの高い位置から金井貢史がロングスロー。これは太田吉彰がクリア。
前半5分、ジュビロにチャンス。敵陣右サイドから攻撃。最後は松浦拓弥が狭いエリアをドリブルで切れ込み、シュート。これは岡本昌弘にキャッチされた。
前半7分、千葉、DFラインの栗山直樹が前線にロングキック。オナイウ 阿道を狙うが、これは藤田義明が頭でクリア。
前半9分、千葉、ネイツ ペチュニクのシュートからCKを獲得。メインスタンド側からパウリーニョが右足でキック。ファーサイドを狙うが、これは太田吉彰がヘディングでクリア。
前半10分、千葉、パウリーニョのミドルシュートからCKを獲得。メインスタンド側からパウリーニョが右足でキック。これはファーサイドへ抜けた。
前半11分、ジュビロにチャンス。中盤の中央でセカンドボールを拾い、速攻。松井大輔が松浦拓弥とのパス交換で突破し、正面から左足でミドルシュート。これはゴール横に外れた。
前半13分、千葉、敵陣右サイドでFKを獲得。パウリーニョが右足でキック。ゴール前へ合わせる。このこぼれ球を千葉がつなぎ、最後は谷澤達也が右足でミドルシュート。これは枠の上に外れた。
前半16分、ジュビロ、自陣からビルドアップ。自陣左サイドで駒野友一がボールを持つ。ここにネイツ ペチュニクが猛烈にプレッシャーをかける。駒野友一が上手くキープし、ジュビロのFKに。序盤から激しい攻防が続く。
前半17分、ジュビロ、松浦拓弥の仕掛けからCKを獲得。メインスタンド側から駒野友一がキック。これは岡本昌弘にキャッチされた。
前半18分、ジュビロ、敵陣右サイドから攻撃。最後は太田吉彰のパスを受けた櫻内 渚がクロス。ジェイを狙うが、これは岡本昌弘にキャッチされた。
前半20分、ジュビロ、波状攻撃。敵陣右サイドの高い位置でボールを持ったジェイが左足でミドルシュート。これは千葉にブロックされるが、こぼれ球を拾い、今度は太田吉彰が正面からミドルシュート。これは岡本昌弘にキャッチされた。
前半21分、千葉に決定機。敵陣左サイドの谷澤達也がドリブルから右足でミドルシュート。これはカミンスキーがパンチングでクリア。千葉のCKに。
前半21分、千葉、CK、メインスタンド側からパウリーニョが右足でキック。ゴール前にこぼれるが、最後はカミンスキーがキャッチ。
前半25分、ジュビロ、敵陣右サイドでセカンドボールを拾った太田吉彰が右足でミドルシュート。強烈なシュートだったが、ゴール横に外れた。
前半26分、千葉、敵陣右サイドでネイツ ペチュニクがキープし、最後はパスを受けた金井貢史が縦に浮きパス。これは駒野友一がクリア。序盤から互角の展開が続く。
前半27分、ジュビロ、敵陣中央の松井大輔、さらに上田康太が連続ミドルシュート。ジュビロのCKに。メインスタンド側から駒野友一がキック。ニアサイドへ。これは千葉にクリアされ、再びジュビロのCKに。
前半28分、ジュビロ、CK、メインスタンド側から駒野友一がキック。これはエリア内でジュビロにファウルがあり、千葉のFKに。
前半30分、ジュビロにチャンス。敵陣右サイドの深い位置でボールを受けた松浦拓弥がクロス。これを受けたジェイが左足でミドルシュート。これは岡本昌弘にパンチングでクリアされた。
前半32分、ジュビロにチャンス。敵陣左サイドの深い位置でスルーパスを受けた駒野友一がクロス。このこぼれ球に反応した正面の宮崎智彦、櫻内 渚が連続ミドルシュート。しかし、千葉にクリアされた。
前半35分、ジュビロにチャンス。ロングボールのこぼれ球を拾ったのはジェイ。ドリブルで突進し、左足でシュート。これは栗山直樹にブロックされ、ジュビロのCKに。
前半36分、ジュビロ、CK、メインスタンド側から駒野友一がキック。2本連続。1本目は千葉にクリアされ、2本目はエリア内でジュビロにファウルの判定。千葉のFKに。
前半37分、ジュビロにチャンス。敵陣左サイドから駒野友一がクロス。これをジェイが頭で落とし、最後はエリア内の太田吉彰が右足でシュート。これはゴール横に外れた。
前半39分、千葉、自陣から縦にパス。オナイウ 阿道を狙うが、これは藤田義明が鋭くカット。
前半40分、千葉にチャンス。敵陣右サイドの金井貢史がクロス。このこぼれ球を拾った谷澤達也がクロス。これはジュビロがブロックし、千葉のCKに。
前半41分、千葉、メインスタンド側からCK、これはニアサイドのジェイが大きくクリアした。
前半42分、ジュビロ、中盤左サイドの松井大輔が縦パス。ジェイを走らせるが、これはオフサイドの判定。
前半45分、ジュビロ、敵陣左サイドで松井大輔からパスを受けた駒野友一がクロス。これはファーサイドへ抜けていった。
前半45分、前半のアディショナルタイムは3分。
前半アディショナルタイム2分、ジュビロ、中盤のセンターサークル付近でボールを受けたジェイが鋭い反転で相手DFをかわし、ロングシュート。これはゴール横に外れた。
前半アディショナルタイム3分、ジュビロ、カウンター、敵陣右サイドの松井大輔がドリブル。これを止めた大岩一貴にイエローカード。
前半アディショナルタイム5分、ジュビロ、敵陣右サイドからFK、これをジェイが直接狙うが、千葉にクリアされた。その直後に前半終了のホイッスル。【0-0】
後半1分、ジュビロボールで後半キックオフ。
後半1分、ジュビロ、開始直後にチャンス、駒野友一がドリブルでエリア内に切れ込むが、最後は岡本昌弘にクリアされた。
後半1分、千葉、敵陣左サイドの高い位置で谷澤達也のパスを受けたオナイウ 阿道がクロス。これはそのままラインを割り、ジュビロのゴールキックに。
後半3分、ジュビロ、CK、メインスタンド側から上田康太がキック。ニアサイドへ。これは千葉にクリアされた。
後半4分、ジュビロ、敵陣右サイドでFKを獲得。これを上田康太がキック。ゴール前に合わせるが、これはオフサイドの判定。
後半7分、千葉、中央突破。パウリーニョ、ネイツ ペチュニクとつなぎ、最後はパスを受けたオナイウ 阿道が右足でシュート。千葉のCKに。
後半7分、千葉、CK、バックスタンド側からパウリーニョがキック。これは千葉のファウルでジュビロのFKに。
後半8分、千葉、町田 也真人に遅延行為でイエローカード。
後半9分、ジュビロ、敵陣右サイドの太田吉彰がアーリークロス。これは岡本昌弘にキャッチされた。
後半10分、後半は風がほぼない。じめじめとした湿気がある。
後半10分、ジュビロにチャンス。松浦拓弥のスルーパスを受けたジェイが左足でシュート。これは枠の上。千葉・安 柄俊がスタンバイ。
後半11分、千葉、選手交代、オナイウ 阿道に代わり安 柄俊を投入。
後半12分、ハーフタイムコメント。ジュビロ、名波 浩監督、「セカンドボールの予測を速く、球際の厳しさを継続していこう」、「シンプルなサイド攻撃を意識すること」。

千葉、関塚 隆監督、「取られた後の切り替えを速く、粘り強くいくこと」、「笛が鳴るまで最後までプレーすること」。
後半15分、ジュビロ、敵陣右サイドの松浦拓弥が松井大輔とのワンツーで突破を狙うが、千葉にクリアされた。
後半15分、後半もここまで互角の展開。千葉の安 柄俊はそのまま1トップとしてプレー。
後半18分、千葉、自陣から前線にロングキック。これを安 柄俊が競るが、こぼれ球を駒野友一がクリア。
後半19分、千葉、CK、 バックスタンド側からパウリーニョがキック。ニアサイドへ。これはジェイがヘディングでクリア。
後半20分、ジュビロ、敵陣左サイドでパスをつなぎ、最後は駒野友一がクロス。これはそのままラインを割り、千葉のゴールキックに。
後半21分、千葉、敵陣左サイドでFKを獲得。これを町田 也真人が右足でキック。ゴール前に合わせるが、カミンスキーがパンチングでクリア。千葉がこぼれ球につめるが、シュートは打てず、ジュビロのゴールキックに。
後半23分、ジュビロ、中盤中央の宮崎智彦がネイツ ペチュニクからボールを奪取し、右サイドへ展開。これを受けたジェイが左足でシュート。これは枠の上。
後半25分、ジュビロ、敵陣左サイドから攻撃。最後は上田康太が左足で浮きパス。太田吉彰を走らせるが、千葉にブロックされ、千葉のFKに。
後半26分、ジュビロ、選手交代、松井大輔に代わり小林祐希を投入。
後半27分、ジュビロにチャンス。敵陣右サイドでパスを受けた太田吉彰がクロス。これは千葉にクリアされた。
後半28分、ジュビロ、CK、メインスタンド側から上田康太がキック。これは千葉にクリアされた。
後半29分、千葉、選手交代、谷澤達也に代わり田中佑昌を投入。
後半30分、ジュビロ、敵陣右サイドの太田吉彰が左足でクロス。これに小林祐希が飛び込むが、千葉にクリアされた。
後半31分、ジュビロ、敵陣中央から攻撃。宮崎智彦、太田吉彰、小林祐希とつなぐが、最後のところで合わず、千葉ボールに。
後半32分、千葉に決定機。敵陣右サイドからロングスロー。これをニアサイドの安 柄俊が頭でつなぎ、最後は町田 也真人がシュート。これはカミンスキーがパンチングでクリアした。
後半34分、ジュビロ、敵陣右サイドで櫻内 渚からパスをもらったジェイがフェイントからクロス。これは千葉にクリアされた。
後半34分、ジュビロ、敵陣左サイドから駒野友一、小林祐希とつなぎ、最後は正面の松浦拓弥が右足でミドルシュート。これは千葉にブロックされた。
後半36分、ジュビロにゴール。敵陣右サイドの高い位置でボールを受けた太田吉彰がクロス。これをジェイが頭で豪快に叩き込んだ。【1-0】
後半37分、千葉、選手交代、町田 也真人に代わり井出遥也を投入。
後半38分、ジュビロ、遅延行為で松浦拓弥にイエローカード。
後半40分、ジュビロ、選手交代、ジェイに代わり森島康仁を投入。
後半41分、ジュビロ、敵陣左サイドの駒野友一がドリブル突破。これを止めた金井貢史にイエローカード。FKを上田康太がキック。ゴール前に合わせるが、これは千葉にクリアされた。
後半44分、ジュビロ、敵陣右サイドのコーナーアーク付近でパスを受けた小林祐希が仕掛けるが、千葉にクリアされた。
後半44分、千葉、田中佑昌のパスを受けたネイツ ペチュニクがジュビロのDFラインの背後に走り込むが、これは藤田義明がカット。
後半45分、後半のアディショナルタイムは4分。
後半45分、ジュビロ、清水貴文がスタンバイ。
後半アディショナルタイム2分、千葉、敵陣右サイドから攻撃。金井貢史、安 柄俊とつなぐが、最後は櫻内 渚がクリア。
後半アディショナルタイム2分、ジュビロ、選手交代、松浦拓弥に代わり清水貴文を投入。
後半アディショナルタイム3分、千葉、パウリーニョが前線へロングキック。これはカミンスキーがキャッチ。
後半アディショナルタイム5分、ジュビロ、カミンスキーがゴールキックを蹴ったところで、試合終了のホイッスル。【1-0】
名波 浩 監督

――感想
まず、ゲーム総括ですが、千葉という素晴らしい相手に、内容も含めてJ1同士が戦ったと言っても過言ではないくらい球際が厳しく、頭を非常に回転させるようなゲームでした。そして、ストロングポイントを生かすための“誘い”と言いますか、そういった引き出しの多さが両チームたくさんあり、どうやってフィニッシュに行くかという探り合いだったと思います。
そこで我々は我慢強く戦っていこう、けして守備的にならずにやっていこうと。ハーフタイムの最後には勝ち点を相手に与えず、0-0もしくは先に取られても1-1という終わり方もあるけど、残り18試合もある中でそんなことは微塵も考えなくていいと。とにかく勝ちに行くぞということを伝えた結果プラス、ここ5、6試合でずっと言っていたシンプルなフィニッシュという意味では、太田の非常に素晴らしい精度の高いクロスと、ジェイのワールドクラスのシュートが決勝点となって、形となって現れたのではないかと思います。
その後のゲームの終わらせ方も非常によかったと思っています。
――アダイウトン選手がいない中でもシンプルに攻撃できていたと思いますが?
ここ何試合かでいくと、やはり千葉が中盤のプレッシャーが速くて、奪った後のプレーの質が高いと。そういった中で一番失ってはいけないエリアで失わないことを心掛けろと。その意味ではシンプルにプレーすると。特に佐藤選手とパウリーニョ選手が飛び込んで来る時は体ごと来ることもあるので、捕まらないようにシンプルにプレーして、離してから動き出せということは言っていました。松井も太田も松浦も非常にいいプレーをしてくれたなと思います。
――ジェイ選手について、前半戦を終えてのフィット感など彼の評価をお願いします。
フィット感でいくと、18試合出場した中でシュート数がダントツで一番多いということを考えると、やはり彼がフィニッシャーとなってもらおうとか、ボックスの外からのフィニッシュの形という部分を彼自身が形にしていますし、JリーグのスピードとかJ2の水とかそういう部分にも順応する能力も高いので、常にワールドクラスのプレーが見れるワクワク感があって、今後も期待しています。それから彼自身も責任を持ってやってくれると確信しています
――千葉との上位対決で改めてチームとして見えてきた部分は?
まずは12000人近くのお客さんが入ってくれ、それだけでも高いモチベーションになりました。見ている方が選手の背中を押してくれることによって、攻守両面で普段行かないところを行ききったり、戻りきれないところを戻ったりという力になると思うので、非常に感謝しています。
具体的な戦術のことで言うと横へのスライド、縦ズレという部分で非常にカバーリングの意識が早かったのですが、両サイドバックのブラインドサイドの対応は多少甘くて、特に前半、富澤選手からのロングボールのケアという部分ではちょっと遅かった部分が何度かあったので、そこは改善しなければいけないと。彼(富澤清太郎)は長年J1でやってきて、J2であれほど精度の高くて、スピードのあるボールを蹴る選手はいませんし、これからさらに詰めていかなければいけない課題かなと思います。
――アウェイでの千葉戦と比べて、チームとしての成長を感じる部分は?
アウェイは前半が7:3、6:4ぐらいでうちのゲームで、後半7:3で押し込まれたゲームだったので。それを考えると今日はフィフティーフィフティーな戦い方だったと思います。お互いが良さを消そうというサッカーをやっていたと思いますし、お互いが早い判断でいい攻撃に、という連動性を求めていたゲームだったと思います。そこで一歩抜け出たというよりも、ちょっと半歩うちの方がよかったかなと思います。

ジェイ 選手

ジェイ 非常に難しい試合でしたが、いいゲームができて勝てたことが何よりです。我々は昇格を狙っているわけですから、3位のチームと勝ち点が7ポイントひらきましたし、そのあたりが大きいと思います。
――ゴールシーンについて
あの場面はのどから手が出るほど得点が欲しい時間帯でしたし、一番いい時にゴールが取れたと思います。その前に何度も決定的なチャンスを逃していたので、次は決めてやろうという気持ちでプレーしていました。
――ホームで4試合ぶりの勝利となりましたが?
前の3試合は内容的にはいいゲームをしながら勝ちきれなかったという部分がありました。試合前にみんなに話していたことは失点さえしなければ必ず勝てると。必ずチャンスが来ると。我々はそういった力を持っているということを話していました。我慢強くそれをやれたことが勝因だと思います。守備陣が我慢強く無失点で抑えてくれたこともこの試合の勝因だと思います。
――千葉との上位対決について
とにかく大事なことは勝てたことです。内容の評価は様々あると思いますが、とにかく勝てたことが大きいです。その結果が全てだと思います。
――次節へ向けて
岐阜には前回の対戦で敗れていますし、そのリベンジを果たさなければいけないという気持ちがあります。岐阜の順位は全く関係ないと思います。相手をリスペクトして、今日と同じような気持ちでプレーして、必ず勝ちたいと思います。

太田 吉彰 選手

太田 吉彰 ――アシストシーンについて
あの場面の直前に高いボールを蹴った時にジェイが(相手選手に)体を入れられたのですが、届きそうな雰囲気がありました。あの場面では中を見た時に確実に『いける』と思いました。狙い通りのボールが行きました。ただ、あの得点はジェイの高さと強さを褒めるべきです。GKの上から叩いているわけですし、なかなか見ることができないゴールだと思います。一本出てくれればと思っていましたし、ゴールにつながってよかったです。自分にとっても自信になりますし、どんどんやっていきたいです。
――試合全体について
お互い様子を見ながら戦っていた部分もあったと思いますし、そこで我慢強く戦うことができました。勝ちたいという気持ちがより強かったのはジュビロだったと思います。
非常に大きい勝利だと思いますが、何かを成し遂げたわけではありませんし、試合も続きます。J1昇格という目標がありますし、1戦1戦大切に戦っていきたいです。この勝利を無駄にしないためにも、まずは目の前の岐阜戦を全力で戦いたいです。

伊野波 雅彦 選手

伊野波 雅彦 相手にボールを持たれる時間もありましたが、それでも落ち着いて相手の隙を狙っていくサッカーができたと思います。辛抱強くやって点が取れたので、狙い通りだったかなと思います。
前半戦は失点がすごく多かったので、チームとして42節が終わる段階では失点を『30』から『35』の間まで減らすことがチームとしての目標でもあるので、後半戦は失点を減らして、勝利につなげたいと思っています。今日、失点ゼロということに関しては満足しています。これを続けることが大事です。

駒野 友一 選手

駒野 友一 相手の時間帯もありましたが、しっかり持ちこたえて、持ちこたえたところからああいう試合ができました。
――勝因は?
相手よりも走ったこともありますし、戦うべきところで戦っていました。それがボールを高い位置で取れたことにもつながりましたし、それが今まで以上によかった部分だと思います。
――ゲームの終わり方について
先制点を取ってからも下がらず、前から行けたことでコースの限定もできていました。そこが今までよりもよかったことだと思います。
――守備面について
最終ラインと中盤とでしっかりとブロックを作っていましたし、そこまで慌てることなくプレーできました。その上で自分たちからプレッシャーをかけることができていました。最後まで自分たちからアクションを起こすことができたと思います。

上田 康太 選手

上田 康太 ピンチもありましたが、チームとしてしっかり守ることができました。少ないチャンスではありましたが、しっかり得点できたことがチームとして大きいと感じています。90分間戦うということをベースにできましたし、その上で勝ちきれたことは大きいと思います。
ここで勝てるか負けるかで大きく違ったと思いますし、千葉と勝ち点が『10』離れたことは大きいと思います。ただ、僕たちはまだまだ上を見なければいけませんし、大宮は勝ち続けています。もっともっと上を目指していかなければいけません。

ジェフユナイテッド千葉 ■関塚 隆監督
 

非常に集中力が高く、それからハードワークと選手たちが集中したゲームをしてくれました。その中で決定力、一発でやられてしまったという印象です。多くのサポーターが駆けつけてくれた中で非常に残念な結果です。ただ、リーグ戦はまだ続きますので、より精度、そして、たくましさをつけながら続けていきたいと思います。