2015年 試合速報
2015 J2リーグ 21節 vs.ロアッソ熊本
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松浦 拓弥
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髙柳 一誠
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上村 周平
巻 誠一郎
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中山 雄登
常盤 聡
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松井 大輔
小林 祐希
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川辺 駿
田中 裕人
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嶋田 慎太郎
平繁 龍一
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齊藤 和樹
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アダイウトン
清水 貴文
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
ヤマハスタジアム | 7/4(土) | 19:00 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝、水含み | 松浦 敏夫 | 榎本 一慶 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
雨 | 90分 | 竹田 和雄 | 木川田 博信 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
22.1度 | 90% | 中澤 涼 | 花澤 秀登 |
17 | シュート | 7 |
9 | ゴールキック | 8 |
4 | コーナーキック | 6 |
10 | 直接FK | 11 |
1 | 間接FK | 1 |
1 | オフサイド | 0 |
0 | PK | 0 |
スタメン発表を踏まえ、ジュビロ磐田の布陣フォーメーションは[4-2-3-1]。GKはカミンスキー。最終ライン右から櫻内 渚、藤田義明、森下 俊、宮崎智彦。ダブルボランチに上田康太と川辺 駿。中盤2列目右から松浦拓弥、松井大輔、アダイウトン。1トップにジェイという並びか。
ジェイは出場停止明け。松井大輔は2試合ぶりのスタメン。アダイウトンは2試合連続ゴール中。
対するロアッソ熊本の予想フォーメーションは[4-2-3-1]。GKはシュミット ダニエル。最終ライン右から養父雄仁、鈴木翔登、クォン ハンジン、黒木晃平。ダブルボランチに高柳一誠と園田拓也。中盤2列目右から中山雄登、嶋田 慎太郎、上村周平。1トップに齊藤和樹という並びか。
ロアッソ熊本は今季ここまで4勝6分10敗。勝ち点18の20位。前節はホームでカマタマーレ讃岐と対戦し、0-1で敗れている。
試合の舞台はヤマハスタジアム。
天候は雨。
キックオフは19時。
熊本、小野 剛監督、「気持ちで負けないようにしよう」、「セカンドボールの争いで負けないようにしよう」、「ラインを押し上げてコンパクトな状態を保てるようにしよう」。
――感想
ゲームの入りは最近悪くないですし、ボールも動いていました。失った後の密集も速くて、相手に何もさせなかった時間帯が続いていました。それでいて相手が引いた中で、相手が準備する前に上手く攻撃を仕掛けられた結果、ゴールが生まれたのではないかと。我々はあのギャップを狙っていましたし、松浦の動き出し、ゴールの質は非常に良かったと思います。
ただ、昨季たくさんやってしまった前半と後半の二面性と言うか、二つの顔を出してしまうところが今季なかなかなかったのですが、今日のゲームでそこが出てしまったのではないかと。前回のホームの岐阜戦の悪い印象がおそらく選手の中にあって、後半セカンドボールを拾えない、奪ったボールのファーストプレーの質が悪いと。逆に相手はセカンドボールを拾いまくって、奪った後のファーストプレーをシンプルに巻選手とか齊藤選手を使うことによって時間ができ、パワーをもって上がっていく選手を上手く利用していたと。我々がそれを1-0で勝っている状況でやりたかったのですが、ちょっとパスの質が悪かったりしたので、非常に厳しい展開になったのではないかと思います。2点目を取るチャンスがあったと言えばあったと思いますが、それも一度ぐらいだったと思いますし、妥当な引き分けとは言いませんが、拾った引き分けとは言ってもいいと思います。
――後半、1点リードしている中でも追い込まれるような要素があったのでしょうか?
我々としてはコンパクトにして、セカンドボールを拾う準備とボールアプローチの準備、奪ってしっかりつないでいくというスタンスは変えていませんでした。相手がより前に圧があったので、我慢というスタンスでやれていたと思いますが、ただ、相手とすれば負けているので積極的に出てくると思いますし、システムを変更した中で非常にいい具合に崩された場面がたくさんあったと思います。そのあたりでちょっと受けに回り、ラインが下がってしまったのではないかと。途中ラインを確認した時にはそうでもないという判断だったので、もう少しはっきり分刻みでやっておくべきだったところも我々とすれば反省しなければいけないと思います。
――セットプレーからの失点について
試合前もハーフタイムもCK、ショートコーナーということはずっと言い続けていました。それでいて正しいポジションに戻っていなかった、自分のマークが上がってこなくてただ単に真ん中のスペースを埋めていた人間とか、最終的に失点に絡んだアプローチも交代した選手とか、ちょっといろんなものが重なって失点したと思います。ポストへの当たり方を見るとちょっとアンラッキーなところもありましたが、CKにしなければよかったというプレーでもなかったので、あのCKはしぶとく守ってCKにして、跳ね返さなければいけなかったところだと思います。
――前半、後半で二面性の部分があるというお話でしたが、後半流れを変えきることができなかった要因は?
一つは縦に突っ込み過ぎたと。それはボールもそうでしたし、味方の動き出しもちょっと早いと。(相手の)前の選手を帰陣させないと、ボールを奪われた時には高い位置に相手がいるので、カウンターを受けることが多くなると思います。そのあたりのボランチの配球、それから2列目の選手の動きの質という部分では、ちょっと2点目を取りたいというはやる気持ちが出過ぎてしまったのかなと。映像を見なければわかりませんが、そういったシーンが多い印象を受けました。
――2列目に松浦選手と松井選手を起用した狙いは?
組み合わせという話の前に、小林のパフォーマンスが落ちていたと。愛媛戦もボールタッチが少なく、おそらく70パーセント以下の成功率だと思いますし、(ボールタッチが1試合で)70回、(そのうち成功率が)80パーセントという掲げた目標には程遠いと。今日も動きの幅が少なくて、ボールに触る回数も少ないと。途中から入って流れを変えてほしかったのですが。その意味では松浦がいいターンとかいいゴールとか我々の期待に応えてくれたと思います。
悔しい引き分けです。チームとして戦えていましたし、チャンスもありました。ただ、後半ちょっと相手にリズムを持っていかれた時に、自分たちの流れに持っていけなかったことと、決定機を僕が外してしまい、逆に相手にチャンスを決められたという部分では、自分がしっかり決めて試合を決めなければいけなかったと感じています。
――先制点の場面について
相手のセンターバックとセンターバックの間は常に狙っていましたし、相手がジェイに引っ張られた部分もあったと思います。特に先制点の場面では自分の特長を出せていたと思います。(上田)康太くんとイメージが合ったプレーでした。よかったと思います。ただ、先制した後に続けることができなかったことがまだまだ課題だと思います。体はすごく動けていると思いますが、まだまだもっとやらなければいけないですし、もっともっとゴールに絡まなければいけないと思っています。次へ向けてやっていきたいと思います。
残念です。さらに賢い試合運びが必要だと感じていますし、ゲームをさらにコントロールすることが大事でした。ただ、過ぎ去ったことを考えることよりも、次の試合が大事になります。ポジティブに考えていかなければいけませんし、自分たちを信じていくことが大事です。
立ち上がりから集中してプレーできていましたし、自分たちから仕掛けていこうという気持ちでした。マツ(松浦拓弥)がいい形で1点取ってくれました。後半も追加点を取りにいきました。ただ、相手が巻選手を入れてきて、起点を作ろうとしてきた中でセカンドボールを拾えない場面がありました。相手に押し込まれる場面もありましたが、我慢強くと声をかけ合っていました。ただ、セットプレーから失点ということでまだまだだと思います。
自分たちで流れを悪くしてしまった部分があったと思います。修正すべき点はしっかり修正していきたいです。連戦ということで試合が続きますし、前向きな気持ちでやっていきたいと思います。
流れの中からのパスでゴールが取れたことはよかったと思います。ああいう場面をもっともっと増やしていきたいです。ただ、最後の決定力のところをさらに上げていかなければいけないと感じています。
自分たちの時間帯の時にチャンスがありましたし、そこで決めきれていれば、2点、3点とリードを広げることができたと思います。後半、前線が孤立してしまっている部分があったと思いますし、セカンドボールを相手に拾われることが多くなってしまいました。全体をコンパクトにできない場面もありました。全体をもっとコンパクトにできるよう、修正していきたいです。個人的には戦えていた部分もありましたが、守備をしながらさらに攻撃を絡むということが課題です。
――感想
引き分けということで、けして満足するという結果ではなかったのですが、最後の最後まで点を取りに行った姿勢は次につながると思っています。前半がちょっと残念でしたが、立ち上がり、かなりサイドバックの裏への放り込みと、それからジェイ選手へのロングボールで少しラインを下げられてしまいました。それでプレッシャーをあまりかけることができず、そこの部分をもっと強気に押し上げて、もっと強気にプレッシャーをかけて、強気に攻めに出てというところにメンタルを持っていくまでに45分を費やしてしまったことは自分の力のなさだと思っています。
後半は強気、強気でかなりチャンスを作ってくれましたし、そういうゲームにしっかりと持っていけるように1試合1試合やっていきたいと思います。