2015年 試合速報
2015 J2リーグ 20節 vs.愛媛FC
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アダイウトン
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西岡 大輝
江口 直生
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玉林 睦実
近藤 貫太
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小林 祐希
清水 貴文
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森島 康仁
中村 祐輝
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アダイウトン
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藤田 息吹
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河原 和寿
渡辺 亮太
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カミンスキー
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アダイウトン
坪内 秀介
清水 貴文
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藤田 息吹
岡崎 建哉
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
ニンスタ | 6/28(日) | 19:00 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝、乾燥 | 橋本 健一 | 扇谷 健司 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
晴れ | 90分 | 清野 裕介 | 正木 篤志 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
23.1度 | 53% | 渡辺 智哉 | 大南 麻里子 |
9 | シュート | 10 |
14 | ゴールキック | 10 |
7 | コーナーキック | 7 |
14 | 直接FK | 15 |
0 | 間接FK | 1 |
0 | オフサイド | 1 |
0 | PK | 0 |
スタメン発表を踏まえ、ジュビロ磐田の予想フォーメーションは[4-2-3-1]。GKはカミンスキー。最終ライン右から櫻内 渚、藤田義明、森下 俊、宮崎智彦。ダブルボランチに上田康太と川辺 駿。中盤2列目右から松浦拓弥、小林祐希、アダイウトン。1トップに森島康仁という並びか。
前節のホーム・FC岐阜戦(6月21日)から先発を大幅に入れ替え、この試合に臨む。森下 俊は今季初スタメン。松浦拓弥は11試合ぶりのスタメンとなり、森島康仁と川辺 駿は10試合ぶりのスタメンとなる。なお、ジェイは累積警告により出場停止。
対する愛媛FCの予想フォーメーションは[3-4-2-1]。GKは児玉 剛。3バック右から林堂 眞、西岡大輝、浦田延尚。ダブルボランチに岡崎建哉と藤田息吹。中盤右サイドアウトサイドに玉林睦実、同左に三原向平。トップ下に河原和寿と瀬沼優司。1トップに西田 剛という並びか。
愛媛FCは今季ここまで9勝2分8敗。勝ち点29の9位につける。前節はアウェイでファジアーノ岡山と対戦し、2-1で勝利している。
試合の舞台はニンジニアスタジアム。
天候は晴れ。
キックオフは19時。
愛媛、木山隆之監督、「ピッチをもっと広く使おう」、「後半も集中力を高めてやるべきことを続けよう」。
――感想
まず、愛媛FCの方がここ最近調子が良くて、ボールアプローチとか、集団で奪いに行く術がはまっていて、負けた試合でもほとんど守備では主導権を握っていた場面がたくさんありました。それに怯まないだけの球際のボールアプローチだったり、対人での潰しだったりをフォーカスしてゲームに入りましたが、先制点がセットプレーで、しかも相手が体が重そうな状況での先制点だったので、非常にタイミングがよかったなと。そこから目が覚めた愛媛FCの猛攻を受け、ちょっとラインが下がり過ぎた場面が多々ありましたが、カミンスキー中心にしぶとく守りきれたことが今日の試合の勝因だと思います。
――今週の練習で『チームのため』という部分を強調されたと思いますが、そのあたりの評価は?
それに関しては、特にブラインドサイドの人間はよく規律を守ってやってくれたと思いますし、ロジカルというよりまずは体が反応したのかなと。『味方の選手を助けよう』とか、『犠牲心を持とう』というものが第一にきていたと思いますし、そのことでそういうポジショニングが取れたのではないかと思います。逆に、交代した選手は徐々に疲労とともに薄れてきて、それで交代したという形です。
――森下選手、川辺選手、松浦選手の評価は?
まず、森下に関してはゴールデンウィークからメンバーに入って、どこかで使いたいと思っていましたが、ゲームの展開的にちょっと厳しい展開と。センターバックにしても、左サイドバックにしても、そこでプレーしていた選手のパフォーマンスがよくて、なかなか変えるタイミングがなかったのですが。今回は前節負けたこともそうですが、それ以上にいろんなものをリセットしようという僕のスタンスでもありましたし、チームスタッフのスタンスでした。そういったタイミングで今日出て非常に高いパフォーマンス、それから90分間を通して声を出し続けて、チームリーダーとして最終ラインのみならず全体を鼓舞してくれたと思います。
松浦と川辺に関してはいずれああいう斜めの関係でパス交換なり突破なりというものが生まれてくると思ったのですが、タイミング的に小林をかえてからの方がそれがたくさんあったと思います。ここは戦前にアダイウトンを含めてもう少し自由にポジションを入れ替われと言ったところ、ちょっとトップ下、ちょっとアウトサイドというところに固執し過ぎたところがあったので、それを打破するためにも清水を入れて、ああいった形にしました。2点目はそれが上手くはまったと思います。
――今週の練習について、どう評価されていますか?
戦前、ホワイトボードに『今季を占うターニングポイントのゲーム』と書きました。それを選手たちがひしひしと感じてくれました。紅白戦なんかは殺伐とした感じでしたし、僕が就任してから一番ピリピリした紅白戦だったと思います。これは来週以降も続けていきたいと思いますし、誰が出るかわからないという状況を作り出すという意味でも非常に効果があったと思います。ただ、けして“ギャンブル”ではなくて、自信を持って送り出したメンバーです。
――もうじき後半戦ですが、現時点での順位的な状況をどう見ていますか?
スタンスはシーズン前からもそうですし、それからてっぺんにいた時もずっと変わらずに言っているのですが、とにかくトップグループから離されないと。秋口まではトップグループから離されないで、しがみついて、チャレンジャーとしていようということは全く変化はありません。
ハードワークなくしては勝てなかった試合でした。(2点目の)ゴールの場面は相手DFとの駆け引きをしてそこで勝つことができました。チームとしても今日のようなプレーを続けていきたいです。
――名波監督が今季のターニングポイントと話していましたが?
この試合だけでなく、全ての試合がターニングポイントですが、この試合は大事なものになりました。今日は監督から言われていたことを表現できました。このままハードワークを続ければ、自ずと結果は出ます。
チームとしていい試合ができましたし、スマートに試合を進めることができたと思います。前節からメンバーが入れ替わった中、最終ラインのメンバーも入れ替わりましたが、相手にやられたという印象はありません。
――完封できた要因は?
チームとして集中を一瞬たりとも切らさなかったことです。攻撃陣も守備に貢献してくれたことも大きかったと思います。
平常心でプレーすることを意識していました。勝ち点3を意識して、我慢して戦うことができたと思います。こういう展開になると予想していましたし、セカンドボールを意識していました。前の試合で負けていましたし、今日完封で勝てたことはよかったと思いますし、プラスになると思います。
――勝因は?
チームとしてハードワークできましたし、あとは気持ちの部分です。チームとして改めて競争があったと感じましたし、その中で先発ということでいつも以上に責任を感じていました。勝ててよかったです。自信につながると思います。
連敗は避けなければいけないと思っていましたし、アウェイでの勝ち点3という意味でも大きいと思います。ただ、ここから連勝していかなければいけません。自分にとっては今季初先発ということで、“開幕戦”のようなものです(苦笑)。自分自身うまくやれと言われても難しいですし、とにかく自分の持ち味を出すことを考えていました。ヨシさん(藤田義明)も声をかけてくれましたし、チームとしてしっかりコミュニケーションが取れたと思います。カミック(カミンスキー)を中心に守ることができましたし、失点ゼロで抑えることができたことはやはり気持ちいいです。
――感想
ファンの方たちが非常にいい雰囲気を作ってくれて、選手たちも頑張りました。ただ、結果が伴わなかったと。そこは残念です。勝てたチャンスがなかったとは言えません。ただ、勝負の世界ではチャンスを決めなければ負けるし、ちょっとしたところをやられてしまうと負けると。ゲーム自体はいい方向に持っていけていたと思いますが、少し自分たちの力が足りなかったかなと。ただ、選手たちは出せる力は100パーセントとは言いませんが、ある程度しっかり出してプレーしていましたし、体を張っていましたし、勝とうという意志を見せたと思います。それを先につなげていきたいと思います。