2015年 試合速報
2015 J2リーグ 15節 vs.ザスパクサツ群馬
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永井 雄一郎
吉濱 遼平
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吉濱 遼平
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太田 吉彰
松井 大輔
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小林 竜樹
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上田 康太
川辺 駿
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小林 竜樹
野崎 桂太
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アダイウトン
清水 貴文
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富居 大樹
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オリベイラ
有薗 真吾
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ジェイ
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小林 亮
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
ヤマハスタジアム | 5/24(日) | 14:00 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝、水含み | 安間 和仁 | 前田 拓哉 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
晴れ | 90分 | 佐藤 貴之 | 関谷 宣貴 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
21.7度 | 58% | 櫻井 大輔 | 花澤 秀登 |
25 | シュート | 12 |
7 | ゴールキック | 21 |
12 | コーナーキック | 8 |
12 | 直接FK | 6 |
7 | 間接FK | 3 |
6 | オフサイド | 3 |
0 | PK | 0 |
リーグ中盤戦の初戦。白星でスタートすることができるか。
スタメン発表を踏まえ、ジュビロ磐田の予想フォーメーションは[4-2-3-1]。GKはカミンスキー。最終ライン右から櫻内 渚、伊野波雅彦、藤田義明、駒野友一。ダブルボランチに上田康太と宮崎智彦。中盤2列目右から太田吉彰、小林祐希、アダイウトン。1トップにジェイという並びか。4試合連続同じスタメンとなった。
対するザスパクサツ群馬の予想フォーメーションは[4-4-2]。GKは富居大樹。最終ライン右から久富良輔、乾 大知、青木良太、小林 亮。ダブルボランチに黄 誠秀、松下裕樹。中盤2列目右アウトサイドに小林竜樹、同左に江坂 任。2トップにオリベイラ、永井 雄一郎という並びか。あるいは[4-2-3-1]で1トップに永井 雄一郎。2列目右からオリベイラ、小林竜樹、江坂 任という並びか。
ザスパクサツ群馬は今季ここまで4勝2分8敗。前節はホームでコンサドーレ札幌と対戦し、0-2で敗れている。
試合の舞台はヤマハスタジアム。
天候は晴れ。
キックオフは14時。
群馬、服部浩紀監督、「奪った後にチャンスがある。あとはフィニッシュだ」、「相手に連続プレーをさせるな」。
――感想
群馬の方が出足もよくて、戦う気持ちも持っていたのではないかと思います。我々は大宮戦もそうでしたが、受けに回り、悪い印象を残したままゲームに入ってしまって、自分たちのいいアクションが起こせなかったのではないかと思います。0-1になってからちょっと形を変えましたが、なかなか思うような攻撃ができませんでした。先に取られたら(相手が)下がるぞと伝えていたので、どうしても先に取りたかったですが、なかなか上手くいかなったという感じです。
――誤算はどのあたりにあったのでしょうか?
一番はセカンドボールを拾えなくて、そのセカンドボールを拾ったファーストプレーの質が群馬が非常にいいと。そこでやはり3メートルから5メートルのところで密集したかったのですが、その質がいいがために密集をはがされて、20メートル、30メートル戻らないといけないという展開が多かったなと。逆に我々が拾えそうな時に相手の密集が速かったので、そのファーストプレーの質までいかないシーンがたくさんあったと思います。そこがこの試合の一番のポイントではなかったかと思います。
――ボランチからなかなか効果的なパスを出せなかった印象がありますが、その要因は?
向こうはテクニカルエリアでもずっと『中を締めろ』ということを言っていたので、そこを無理に入れる必要はなくて、そこを誘ってサイドを使えと言ったのですが、そこで無理に入れて、食われてということが続いたりして、無駄なことが多かったなと思います。
――25本のシュートを打ちながら、思うように攻めきれない場面もあったように見えました。そのあたりの評価は?
本数としては非常にいいと思いますが、100本打とうが、1本打たれて入ってしまえば、それで0-1で負けるわけで。そこの課題でいくとエリア内外は別として、枠内シュートがとにかく少ないと。枠内に打つことが何かが起きる一つの要因だと思うので、そこがちょっと足りなかったと思います。昨季、最終節の札幌戦で枠内シュートがほとんどなくて、非常に苦しい試合をしたので、シュートの意識と共に枠内ということはイメージしていました。あれだけ練習していれば、通常今日のゲームでいくと3分の1くらいは枠内に飛ぶと思いますが、何が原因かはちょっとわかりません。
――帰陣のスピード、ボランチ同士の距離感、ボランチとセンターバックの距離感という点ではこの試合の評価は?
映像を見てみなければわからない部分もありますが、センターバックは後ろに余ってしまったなというのが第一印象です。ボランチのバランスはさほど悪くなかったのですが、先ほど言ったセカンドボールで前に体重がかかっている時に2人置いていかれるということが多々ありました。後半、やられなくて済んだという1対1が2、3本あって、そこはボランチの関係性が非常に悪かったなと。もちろんボランチだけではなくて、トップ下とか2列目の選手がセカンドボールに関われなかったことも原因だと思います。
――相手に研究されているという印象はありますか?
そこはちょっと難しい質問です。研究はもちろんどのチームもとことんするでしょうし、我々も抜かりなくやっているつもりです。そういった中でさぼらない、諦めない、切らさないということを今3か条に上げていて、失点場面は両方ともそこが多少欠如したのかなと。逆に向こうはアタッキングエリアに入った時の集中力、カバーリング能力とか、そういった面で普段以上のものが出ていたのではないかと思います。
どの選手も悔しい気持ちでいっぱいです。ただ、これがサッカーかなと。試合全体としていいプレーができたと思います。ただ、ミスにつけ込まれて負けたと。
自分自身、ゴールを決めることができましたが、いつも勝ち点3を目指していますし、勝てなかったということで、ゴールできたという嬉しい気持ちはかなり減ってしまいます。とにかく次に頭を切り替えて、次の試合で3ポイントを取ることが大事です。次の試合で必ず勝ち点3を取りたいです。
(攻撃面について)ボールを持てていても、最後のところで崩せていないと。相手も真ん中を固めているわけですし、そういう意味ではシュートの精度は引いて守る相手にはより大事ですし、コンビネーションもすごく重要なことだと思いますし、いろんなことが一致しなければ崩せないと思います。それは練習でやってきているわけですが、試合で出ていないということはまだまだだと思うので、しっかりとこれからもやっていきたいと思います。
(シュートについて)状況判断、周りのサポートなど様々な部分がありますが、しっかりと枠内に入れるということを改めてチームとして考えていかなければいけません。
最後まで集中するという部分ももう一度チームとしてやっていかなければいけないと思います。
最後のパスの精度のところで、それを欠いてしまった場面もありました。ラストパスもそうですし、シュートもさらに落ち着いて打てたシーンもあったと思います。ただ、それは練習ですぐに改善できることですし、しっかりやっていきたいです。
球際の部分で相手が激しくきましたが、それを上回らなければいけませんし、相手に関わらず、常にいつも通りのサッカーができなければいけないと感じています。コミュニケーションという部分でももっともっと取っていかなければいけません。
セカンドボールをなかなか拾えない時間帯が多かったですし、押し込んでいた場面もありましたが、決めきれない場面もあり、相手に先制点を与えてしまいました。
真ん中は相手がしっかり締めてきていたので、もっとシンプルにサイドを使って、ということがより多くてもよかったかもしれません。自分たちは縦パスからスピードアップしたいのですが、なかなかそれをやらせてくれませんでした。ただ、相手がジュビロのストロングを消しにくることは当たり前のことですし、そこでもっと上手くサイドチェンジを使ってプレーできればと思います。
もっともっと自分たちからアクションを起こさなければいけません。チャンスがあれば、積極的に縦パスを出していきたいですし、ただ、相手にとって嫌なことをもっともっと感じて、よりよい判断をしていければと思います。
――感想
90分間うちの狙いとする、まずはハードワークというところで球際だったり、相手に連続してプレーさせないということが徹底できました。引き分けで終わることも仕方がないかなと思いましたが、勝ち点3が取れてよかったと思います。