2014年 試合速報

2014 J1昇格プレーオフ準決勝 vs.モンテディオ山形

ジュビロ磐田
ジュビロ磐田

1
  • 1
  • 1

  • 0
  • 1

2
montedio
montedio

前半
26分
ディエゴ
42分
ディエゴ
山崎 亮平
48分
ハーフタイム 後半
12分
ディエゴ
中島 裕希
22分
山崎 雅人
伊東 俊
田中 裕人
フェルジナンド
松井 大輔
松浦 拓弥
30分
32分
ロメロ フランク
萬代 宏樹
岡田 隆
35分
山崎 亮平
ペク ソンドン
43分
47分
山岸 範宏
1
八田 直樹
3
岡田 隆
5
駒野 友一
19
伊野波 雅彦
33
藤田 義明
4
小林 祐希
6
田中 裕人
9
山崎 亮平
13
宮崎 智彦
22
松井 大輔
18
前田 遼一
SUB
39
藤ヶ谷 陽介
25
櫻内 渚
30
坪内 秀介
8
ペク ソンドン
11
松浦 拓弥
32
フェルジナンド
7
ポポ
監督
名波 浩
31
山岸 範宏
3
石井 秀典
6
山田 拓巳
13
石川 竜也
17
當間 建文
15
宮阪 政樹
22
キム ボムヨン
24
ロメロ フランク
11
ディエゴ
29
川西 翔太
30
山崎 雅人
SUB
16
兼田 亜季重
2
小林 亮
23
イ ジュヨン
5
舩津 徹也
10
伊東 俊
9
中島 裕希
18
萬代 宏樹
監督
石﨑 信弘

11,239
スタジアム名 試合日 キックオフ
ヤマハスタジアム 11/30(日) 13:00
ピッチ状態 コミッショナー 主審
全面良芝、乾燥 大澤 隆 飯田 淳平
天候 試合時間 副審 副審
晴れ 90分 聳城 巧 村上 孝治
気温 湿度 第4の審判員 記録員
19.6度 45% 池内 明彦 花澤 秀登
16 シュート 8
4 ゴールキック 9
9 コーナーキック 5
14 直接FK 14
2 間接FK 5
2 オフサイド 5
0 PK 0

「ジュビロの歴史において非常に重要なターニングポイントになる」。08年の入れ替え戦を経験している岡田 隆はそう語る。ジェフユナイテッド千葉、モンテディオ山形、そして、ジュビロ磐田。来季J1の舞台に立てるのは3クラブ中1クラブのみ。運命のプレーオフがいよいよ幕を開ける――。

ジュビロ磐田は4位で今季リーグ戦を終えることになった。最終節はアウェイでコンサドーレ札幌と対戦し、1-1のドロー。試合開始直後に上里一将に直接FKを決められ、1点を追う展開となったものの終盤に粘りを見せた。同点弾は試合終了間際。小林祐希のCKをフェルジナンドが頭で豪快に押し込んだ。リーグ6戦ぶりの勝利こそならなかったが、次につながる勝ち点1となったことは間違いない。

対するモンテディオ山形は6位でプレーオフに進んできた。最終節はホームで東京ヴェルディと対戦し、1-2と敗れた。序盤に先制されたが、その直後の川西翔太の得点で同点に。しかし、試合終了間際に勝ち越し点を奪われ、1-2で敗れている。また、11月26日の天皇杯・準決勝ではヤンマースタジアム長居でジェフユナイテッド千葉と対戦。タフな日程となるが、経験豊富な石崎信弘監督がチームを上手く統率してくるに違いない。

前回の対戦は11月15日の第41節。ホームで0-2と勝ち切れなかった。42分に山田拓巳のクロスをディエゴに押し込まれ、失点。その後反撃を仕掛け、計10本のシュートを打ったが、最後まで得点を奪えなかった。逆に試合終了間際にキム ボムヨンのクロスを伊東 俊に押し込まれ、0-2。相手のシュートを計4本に封じながら前半・後半の終わり際のそれぞれゴールを許し、勝負どころで踏ん張ることができなかった。あれから約2週間後の再戦。同じヤマハスタジアムで同じ相手に再び敗れるわけにはいかない。

前回対戦では完封負けを喫しているだけに、試合のポイントはいかにゴールを奪うか。前線からのプレッシャーをかけつつ、自陣では堅実なブロックを組む相手に効果的に揺さぶりをかけたい。フェルジナンドを絡めたパワープレーという新たなオプションも焦点の一つとなる。守備面では前回対戦で手を焼いたディエゴをしっかりと封じたい。彼に仕事をさせなければ、相手の攻撃の威力を軽減させることができるはずだ。また、前回対戦の失点はいずれもクロスから。この点、クロスへの対応もポイントとなる。

一発勝負となるだけにいつも以上のプレッシャーに晒されることになる。しかし、その大一番をホームで戦えることは何よりのアドバンテージ。この試合、そして、ジェフユナイテッド千葉との決勝戦を制し、何としてもJ1に昇格したい。

前半1分、山形ボールで前半キックオフ!絶対に、何としても『勝!!!』!!!
前半2分、山形、敵陣右サイドでFKを獲得。石川竜也が左足でゴール前に合わせたが、これは八田直樹が直接キャッチ!
前半3分、山形、CK、バックスタンド側から宮阪政樹が右足でキック。これは八田直樹がパンチングでクリア!
前半4分、ジュビロ、山崎亮平の仕掛けからCKを獲得。バックスタンド側から小林祐希がキック。ニアサイドへ。これは山形にクリアされた。
前半5分、ジュビロのフォーメーションは[4-2-3-1]。GKに八田直樹。最終ライン右から駒野友一、伊野波雅彦、藤田義明、岡田 隆。ダブルボランチに田中裕人と宮崎智彦。中盤2列目右から松井大輔、小林祐希、山崎亮平。1トップに前田遼一(キャプテン)。フィールドプレーヤーのユニフォームカラーはサックスブルー。
前半9分、ジュビロ、前田遼一の粘りからCKを獲得。バックスタンド側から小林祐希がキック。ファーサイドへ。これを藤田義明がヘディングで折り返すが、山形にクリアされた。
前半10分、ジュビロに決定機。敵陣左サイドで前田遼一のパスを受けた岡田 隆が左足でクロス。ゴール前で混戦となり、最後はエリア内の山崎亮平が右足でシュート。しかし、これは山岸範宏にパンチングでクリアされた。
前半11分、山形のフォーメーションは[3-4-2-1]。GKに山岸範宏(キャプテン)。3バック右から當間建文、石井秀典、石川竜也。ダブルボランチに宮阪政樹、ロメロ フランク。中盤右アウトサイドに山田拓巳、同左アウトサイドにキム ボムヨン。中盤2列目に山崎雅人と川西翔太。1トップにディエゴ。フィールドプレーヤーのユニフォームカラーは黄色。
前半13分、ジュビロ、敵陣右サイドで松井大輔がボール奪取。その後、駒野友一、小林祐希とつなぎ、最後は右サイドから小林祐希が右足でミドルシュート。これはゴール横に外れた。
前半14分、山形に決定機。敵陣右サイドの深い位置で川西翔太のスルーパスを受けたのは山田拓巳。エリア内で右足でシュートを打つが、これは八田直樹が体を張ってブロック!山形のCKに。八田直樹がコンタクトプレーでピッチに倒れ、一時プレー中断。
前半15分、山形のCKでプレー再開。八田直樹はゴールマウスに戻った。山形のCKはメインスタンド側から石川竜也が左足でキック。これは前田遼一がヘディングでクリア!
前半18分、山形、中盤右サイドからFK、宮阪政樹が右足でキック。ゴール前に合わせてきたが、これは八田直樹が直接キャッチ!
前半19分、ピッチ上空は晴れ。巻くような風が吹いている。過ごしやすい陽気だ。
前半20分、ジュビロ、敵陣左サイドから攻撃。最後は宮崎智彦が山崎亮平とのパス交換から左足でクロス。ニアサイドへ。これは山形にクリアされた。
前半21分、ジュビロに決定機。相手ゴール正面の宮崎智彦が左足でミドルシュート。これを山岸範宏が弾き、こぼれ球に前田遼一、さらに山崎亮平がつめるが、相手にクリアされた・・。
前半22分、山形、山岸範宏が先ほどのコンタクトプレーで一時ピッチに座り込み、プレーが中断。しばらくして立ち上がり、ジュビロボールでプレー再開。
前半24分、山形、ハーフウェーライン付近でこぼれ球を拾ったロメロ フランクがドリブルで縦に。そのまま左足でミドルシュート。これはゴール横に外れた。
前半25分、山形、自陣右サイドからFK。ゴール前へ浮きパス。これをディエゴが頭でつなぐが、最後は岡田 隆が左足でクリア!
前半26分、山形に先制点。山形、ディエゴへのスルーパスを八田直樹がクリア。こぼれ球を拾った敵陣右サイドの山田拓巳が右足でクロス。これをディエゴに頭で押し込まれた・・。【0-1】
前半31分、ジュビロにチャンス。ゴール前の密集でボールを持った小林祐希がスルーパス。これに山崎亮平が走り込むが、山岸範宏にキャッチされた。
前半33分、山形、中盤左サイドからFK。ゴール前へ浮きパス。これはゴール前の藤田義明がクリアした。
前半34分、ジュビロ、自陣からビルドアップ。最後は伊野波雅彦が右足で浮きパス。敵陣左サイドの山崎亮平を狙うが、合わず、山形のスローインに。
前半35分、ジュビロ、敵陣左サイドでボールを持った山崎亮平がインサイドへスルーパス。これに小林祐希が走り込むが、山岸範宏にキャッチされた。
前半37分、山形、中盤左サイドでボールを奪い、カウンター。最後は川西翔太の展開パスを受けた右サイドの山田拓巳がクロス。これはゴール前の伊野波雅彦がクリア!
前半38分、山形、カウンター、中盤の中央のキム ボムヨンが右サイドへ展開。これを受けたディエゴがクロス。これに山崎雅人が飛び込むが、合わず、八田直樹がキャッチ!
前半40分、ジュビロ、敵陣で短くつなぎ、最後は宮崎智彦が左足でミドルシュート。これを山岸範宏が弾き、ジュビロのCKに。バックスタンド側から小林祐希がキック。これは山形にクリアされた。
前半41分、ジュビロにチャンス。敵陣左サイドの山崎亮平がドリブルからクロス。ニアサイドの松井大輔がおとし、最後はゴール正面の駒野友一が左足でミドルシュート。これは枠の上に外れた。
前半42分、山形、中盤で山崎亮平のドリブルを止めたディエゴにイエローカード。
前半43分、ジュビロ、敵陣左サイドから攻撃。最後は宮崎智彦が左足でクロス。これは山岸範宏にキャッチされた。
前半45分、山形に決定機。中盤中央の川西翔太が右サイドへ展開。これを受けた山田拓巳が右足でクロス。これを受けたゴール前のディエゴが反転しながら左足でシュート。これはポストに当たり、ジュビロがクリア!
前半45分、前半のアディショナルタイムは3分。
前半アディショナルタイム2分、ジュビロに同点ゴール。敵陣右サイド・駒野友一のミドルのこぼれ球を、ゴール正面の宮崎智彦がさらに左足でミドル。このこぼれ球を最後はエリア内の山崎亮平が左足で確実に押し込んだ!その後、前半終了のホイッスル。【1-1】
後半1分、ジュビロボールで後半キックオフ!絶対に勝ちきる!!!
後半1分、ハーフタイム中の選手交代はともになし。
後半1分、ジュビロ、敵陣左サイドでFKを獲得。バックスタンド側のコーナーアーク付近から駒野友一がキック。これを山形がクリアし、ジュビロのCKに。
後半2分、ジュビロ、CK、バックスタンド側から駒野友一がキック。これをゴール前の藤田義明が頭で合わせ、混戦となるが、最後は山岸範宏にキャッチされた。
後半3分、山形、敵陣左サイドからキム ボムヨンがロングスロー。これは小林祐希がヘディングでクリアした。
後半4分、後半の天候はくもり。
後半5分、ジュビロ、敵陣中央、前田遼一のヘディングパスに松井大輔が走り込むが、これはオフサイドの判定。
後半6分、ジュビロに決定機。敵陣右サイドで山崎亮平のスローインを受けた小林祐希が左足でワンタッチシュート。これはバー直撃。惜しいシーンだった・・。
後半7分、ジュビロ、相手ゴール正面の小林祐希がドリブルし、左足でミドルシュート。これは山岸範宏の正面。
後半9分、ジュビロ、前田遼一のドリブルからCKを獲得。メインスタンド側から小林祐希がキック。ニアサイドへ。ゴール前で混戦となり、山形のゴールキックに。
後半10分、ジュビロ、松井大輔のキープからCKを獲得。メインスタンド側から小林祐希がキック。ゴール正面へ。これは山形にクリアされた。
後半11分、ジュビロにチャンス。相手ゴール前の正面で小林祐希、さらに山崎亮平が単独でドリブル。最後はゴール左の前田遼一がドリブルからシュートを狙うが、山形のゴールキックに。
後半12分、山形、選手交代、ディエゴに代わり中島裕希を投入。
後半13分、両チームのハーフタイムコメント。ジュビロ、名波 浩監督、「後半、慌てず落ち着いていこう」、「シュートの意識を継続していこう」、「気持ちで負けるな!勝つぞ!」。

山形、石崎信弘監督、「失点は残念だったが、いい形ができている。今のサッカーを続けていこう」、「相手にプレッシャーをかけていこう」、「あと45分、なにもおそれることはない。仲間を信じてプレーしよう」。
後半17分、山形、CK、メインスタンド側から宮阪政樹が右足でキック。これはニアサイドの前田遼一がヘディングでクリア!
後半18分、ジュビロ、自陣中央の田中裕人が体を張ってボールキープ。ジュビロのFKに。久々のスタメンだが、はつらつとした動きを見せている。
後半20分、山形、前線の中島裕希へロングボール。こぼれるが、最後は岡田 隆が大きくクリア。
後半21分、山形、伊東 俊がスタンバイ。
後半22分、山形、選手交代、山崎雅人に代わり伊東 俊を投入。
後半24分、山形、中央突破、伊東 俊らがゴールへ仕掛けるが、最後は伊野波雅彦が体を張ってクリア!コンタクトプレーでジュビロのFKに。
後半26分、ジュビロ、カウンター。自陣左サイドから田中裕人、宮崎智彦とつなぎ、最後は宮崎智彦のスルーパスに松井大輔が走り込むが、合わず、山形ボールに。
後半28分、山形、カウンターから決定機。ゴール前のパス交換から伊東 俊が密集を突破。シュートを狙うが、これは飛び出した八田直樹がファインセーブ!
後半30分、ジュビロ、選手交代、2枚同時、田中裕人に代わりフェルジナンドを投入。松井大輔に代わり松浦拓弥を投入。
後半31分、ジュビロ、途中出場のフェルジナンドはボランチ、松浦拓弥は中盤2列目の右サイドへ。
後半32分、山形、選手交代、ロメロ フランクに代わり萬代宏樹を投入。
後半33分、ジュビロ、前線へロングボール。このこぼれ球を松浦拓弥が拾い、左サイドへ展開。これを受けた小林祐希が中へ折り返し、宮崎智彦がおとし、最後はフェルジナンドが右足でミドルシュート。これは枠の上に外れた。
後半35分、ジュビロ、岡田 隆に遅延行為でイエローカード。
後半36分、ジュビロ、敵陣左サイドの高い位置でFKを獲得。駒野友一がキック。これをゴール前の藤田義明が頭で合わせるが、惜しくもポスト直撃・・・。
後半38分、ジュビロ、敵陣右サイドから攻撃。駒野友一、さらに小林祐希がドリブルで仕掛けるが、最後は山形にクリアされた。
後半39分、ジュビロ、CK、バックスタンド側から小林祐希がキック。2本連続。いずれも山形にブロックされ、シュートは打てず。
後半41分、山形、敵陣左サイドからロングスロー。ゴール前で混戦となるが、最後は岡田 隆が大きくクリア!
後半43分、ジュビロ、選手交代、山崎亮平に代わりペク ソンドンを投入。
後半44分、山形、敵陣左サイドで宮阪政樹、石川竜也とつなぎ、最後は石川竜也がクロス。これはニアサイドの駒野友一がヘディングでクリア!
後半45分、ジュビロ、敵陣左サイドで宮崎智彦がボールキープ。後半のアディショナルタイムは4分。
後半アディショナルタイム1分、山形、前線へロングパス。これを受けた伊東 俊がフリーになりかけるが、これは飛び出した八田直樹がクリア!山形のCKに。
後半アディショナルタイム2分、山形、バックスタンド側からCK、石川竜也が左足でニアサイドへ、これを山岸範宏にヘディングで決められた・・。【1-2】
後半アディショナルタイム5分、中盤で山形が攻撃を仕掛けたところで試合終了のホイッスル。【1-2】
名波 浩 監督

――感想
今日の90分通して内容うんぬんを振り返るだけのメンタリティではないので細かい事は割愛しますが、“奇跡”を呼ぶ力が山形にはあって、僕らにはその力がなかったということだと思います。
――終盤まで1-1というシチュエーションで、ゲームの終わらせ方が難しかったと思いますが?
サイドのスペースで時間を作ろうということは交代選手も含めて言っていて、意志の疎通はできていたと思いますが、最終的に失点の前はそれがうまくいかなかったということだと思います。
――1-1でも決勝に勝ち上がれるというレギュレーションが戦い方に影響下ということは?
それは全くなかったです。
――J1復帰が最大の目標で監督に就任されて、それが達成できなかったことについて。
冷静にこの10試合を振り返ってみないとわからないですが、責任は僕にあると思います。

駒野 友一 選手

駒野 友一 サポーターのみなさんが試合前から盛り上げてくれ、自分たちも気持ちが入っていました。次に進むためにここで勝たなければいけない試合でした。前半からシュートに持っていく場面は何度もありましたし、先に失点しましたが、そこで追いつくこともできました。チャンスもあったと思いますし、カウンターでもチャンスができましたが、負けてしまったことは残念です。
残りのアディショナルタイムを含め、CKになるまではプラン通りというわけではありませんが、しっかりと自分たちの形と言うか、しっかりと時間を使いながらやれました。ただ、やはりああいうセットプレーでGKに決められたということはすごくショックが大きいです。
残り10分、5分までは得点を狙いにいきました。相手もパワープレーに来て、人数をかけてきた中でカウンターから1点2点取れればよかったのですが・・・。ただ、そこもありますが、守りきれなかったという思いです。

松井 大輔 選手

松井 大輔 一年間、なかなか思うようなサッカーができず、悔しいと言うか何も言葉が出ません…。(山形の勝ち越し点は)勝ちたいという執念のゴールだったと思いますし、これがサッカーだと思います。前半、点を取られた後にしっかり1点を返し、その後のゲームの流れはよかったのですが、最後の最後に気持ちの部分で負けてしまったと思います。
サポーターのみなさんが優しい言葉をかけてくれ、さらに頑張らないといけないと思います。自分たちが恩返しできるようにならなければいけません。

山崎 亮平 選手

山崎 亮平 気持ちも入っていましたし、前半追いつくことができ、後半も悪くなかったですが、勝ち越せなかったところで、ああいう場面で決められてしまったと思います。何が悪かったのかは今はわかりませんが、1年を通して見ても最後勝ち越せなかったりとか、そういう勝ちきる強さがなかったことがこういう結果を招いてしまったと思います。
サポーターのみなさんには今は申し訳ないという気持ちだけです。

伊野波 雅彦 選手

伊野波 雅彦 取れるところで取れなかったことのつけが回ってきたとも言えると思いますし、今年1年通してそういった試合が多かったですし、そういったこともこの結果につながったと思います。またイチからやっていく必要があると思います。

宮崎 智彦 選手

宮崎 智彦 結果が全てですし、まだまだ僕たちはJ1に行くのは早いのかなと思いました…。前半のアディショナルタイムといういい時間帯に追いつけ、優位な状況でしたが、上手くゲームを運ぶことができなかったと言うか、まだまだ未熟さを感じた部分もありました。もっともっと力をつけ、もっともっと余裕のあるプレー、ゲーム全体の流れを読めるようなグループになっていきたいです。

松浦 拓弥 選手

松浦 拓弥 (決勝点となったCKについて)最後のCKで相手が上がってきましたが、全員マークについていました。ただ、それでもあそこでGKの選手にタッチされて決められてしまったという部分では、その前にCKにしないということが一番大事だったと思います…。

田中 裕人 選手

田中 裕人 最後まで踏ん張ることができなかったので、責任を感じています。緊張は感じなかったですし、プレーもちゃんとできていたと思いますが、どこか気持ちの面で緊張感があったことで、90分走れなかったことが本当にすごく悔しいです…。ボランチですし、最後まで走りきれなかったことは一番いけないことだと思うので…。

モンテディオ山形 ■石崎 信弘監督
 

――感想
6位でのプレーオフ進出ということで自分たちは勝たなければ決勝に進出できないという状況でした。先制点は取れましたが、その後、追加点を取ることができずに前半終了間際で失点してしまいました。やはり笛が鳴るまで集中して戦わなくてはいけない場面だったと思います。ただ、今週は水曜に天皇杯があり、選手は中3日でかなり疲れもあったと思いますが、気持ちを強く持って戦ってくれた結果が勝利につながったと思います。最後、山岸のヘディングが決勝ゴールになったわけですが、みんなの気持ちが乗り移ってゴールに吸い込まれたと思います。ただ、まだ何も決まったわけではないので決勝までの1週間でしっかり調整して、千葉にチャレンジしたいと思います。