2014年 試合速報
2014 J2リーグ 40節 vs.ザスパクサツ群馬
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小林 祐希
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金沢 浄
青木 孝太
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有薗 真吾
瀬川 和樹
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松井 大輔
山崎 亮平
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藤田 義明
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小川 大貴
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藤田 義明
フェルジナンド
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加藤 弘堅
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小川 大貴
櫻内 渚
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森下 俊
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
正田スタ | 11/9(日) | 13:00 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝、水含み | 猿沢 茂 | 飯田 淳平 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
雨 | 90分 | 八木 あかね | 秋澤 昌治 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
13.8度 | 84% | 竹田 和雄 | 本間 克己 |
5 | シュート | 10 |
3 | ゴールキック | 6 |
4 | コーナーキック | 4 |
18 | 直接FK | 11 |
6 | 間接FK | 0 |
7 | オフサイド | 0 |
0 | PK | 0 |
前節、松本山雅FCの来季J1昇格が決まり、残る“イス”は一つとなった。自動昇格を果たせなかった悔しさはどの選手にもある。その思いを今は残り3試合にぶつけるしかない。まずは3位を何としても確保すること。そして、プレーオフで頂点に立つこと。今シーズンもあとわずかとなったが、最後の最後までチーム一丸となって戦い抜く。
ジュビロ磐田の予想フォーメーションは[4-2-3-1]。GKに八田直樹。最終ライン右から小川大貴、伊野波雅彦、森下 俊、駒野友一。ダブルボランチに藤田義明と宮崎智彦。中盤2列目右から松浦拓弥、小林祐希、松井大輔。1トップに前田遼一という並びか。
前節はアウェイでジェフユナイテッド千葉と対戦。前半、CKから伊野波雅彦が今季初ゴールをマークしたが、後半の立ち上がりに立て続けに失点。この点は修正点ではあるが、ここから踏ん張った。「選手たちは前向きにプレーしてくれた」と試合を振り返ったのは名波 浩監督。それ以上の失点をせず、また、途中投入された山崎亮平が相手のミスを見逃さず、同点ゴールをマーク。惜しくも勝ちきることはできなかったが、指揮官は「非常に価値のある同点だった」と評価した。
新体制となり、ここ4試合負けなし。チーム再建を着実に進めることができているが、「負けてもいないが、勝ててもいない」と名波監督。今節のアウェイゲームに向けては、「こちらがチャレンジャー。勝ち点1より3」と意気込みを語り、貪欲に勝利を目指す。
対するザスパクサツ群馬は第39節終了時点で勝ち点44の19位。第38節・ジェフユナイテッド千葉戦、第39節・湘南ベルマーレ戦に敗れ連敗となっただけに、このホームゲームで流れを変えたいと思っているに違いない。また、秋葉忠宏監督の今季限りの退任がすでに発表されており、指揮官に白星を贈るためにもいつも以上に気合いが入っているに違いない。
予想フォーメーションは読めない部分もあるが…、[3-5-2]か。GKに富居大樹。3バック右から黄 誠秀、青木良太、有薗真吾。アンカーに加藤弘堅。中盤右アウトサイドに久富良輔、同左に小柳達司。中盤2列目に金沢 浄、小林竜樹。2トップに大津耀誠、ダニエル ロビーニョという並びか。
注目はやはり元ジュビロ磐田の金沢 浄と黄 誠秀。かつての同僚たちの前で、はたしてどういったパフォーマンスを見せるか。また、チームトップの12得点をマークしているダニエル ロビーニョにも注意したい。
試合会場は正田醤油スタジアム群馬。天候はくもり。ただし、時折、雨がぱらついている。風は弱いが、肌寒い。キックオフは13時。ご声援よろしくお願いします!!!
群馬、秋葉忠宏監督、「もっとトップにたくさんボールを入れる」、「しっかりと積極的にシュートを打つ」。
――感想
内容は徐々によくなってきていると思いますし、自分たちの時間が徐々に増えてきているのは間違いないと思います。ただ、60分すぎから相手がちょっと間伸びしたようなサッカーをやりだして、間、間で立たれたところをちょっと捕まえきれず、それから後ろへの守備の意識が最終ラインはよかったのですが、その前、2列目あたりがちょっとずつ薄れてきていたので、嫌な時間帯が増えたかなと。
シュート自体は非常にいいシュートだったので、仕方ないところもありますが、ボールアプローチも含めちょっと行きづらくなった時間が増えたことが同点となった原因だと思います。
――後半は守りきるべきなのか、追加点を取りに行くべきか、そのあたりはいかがでしょうか?
山崎を送り出した時はまだ20分近くあったので、守りきるという気は全くありませんでした。フェルジナンドを入れた時にサイドで時間を作ってもいいと小林、松浦に伝えていました。ただ、そういういい形や、いいようにサイドの深いところまでボールを運ぶ機会がなく、多少無理に中盤でドリブルで運んで結果的に失ったり、リズムを悪くしたりという場面が何度かあったので、そのあたり、もう少しシンプルにフェルジナンドや宮崎を使いながら行ってもよかったと思います。
――プレーオフへ向け、さらにレベルアップさせたい部分は?
ずっと言っている4つのテーマをそのまま継続させていきたいと思います。あとはゲームの中でゲームコントロールする人間がもう少し出てきてくれないと困ると思いますが、時間もないので、やれることは全てやって臨みたいと思います。
――追加点が取れなかったことがドローにつながったと言えると思いますが、あと一歩のところを詰めるためには?
細かいことを言うと、ちょっと前に人が入り過ぎていて、引き出す人間がいなかったと。(松井)大輔にも(小林)祐希にも言ったのですが、前田がもうちょっと背後を取ってくれと言っていたようですが、回数ですよね。3本中3本とも背後を取っていた松井、小林でしたが、そのあたり3本に1本は落ちてきて、ボールを引き出して、後ろの人間が松井、小林を跳び越して出ていくと。そういう形を作らないと相手も動かないですし、結局何度オフサイドになったのかという話になってくるので。あそこまで持ち込んでいて、わざわざオフサイドポジションの人間を使ってしまったところはちょっと残念なところでした。ただ、本人たちも今、話していたので気づいていたと思いますが。
(追加点を奪うためには?)個人的にはシュートの精度だけです。チームとしては得点の形をさらに作れればと思います。とはいえ、後ろは(後半)40分すぎまで我慢してくれましたし、最後みんなで厳しい時間を乗りきるということが3試合連続でできていないので、FWを含め守備面も含め、さらに試合巧者にならないと。試合の進め方をもっと考えないといけません。それは技術的にも、頭の中も、メンタル的にも全てです。
(終盤の失点について)自分のポジションとしてはやはり止めなければいけません。ただ、下を向いてはいけませんし、負けていないということを前向きに捉え、取り組み続けなければいけません。
悔しいです。1点リードで前半を折り返し、3試合連続で同じような状況になってしまいました。後半の立ち上がりをしっかり入るということはできたのですが、そこから追加点が取れず、終盤の失点でドローになってしまったと。ただ、ラインをしっかり維持し、(前田)遼一さんのところのラインもしっかりして、(相手を)行かせないようにしっかりブロックを作っていて、そこまではよかったと思います。
3試合連続でこういった形になるということは改善していかなければいけないと感じます。2点目、3点目を取っていかなければいけません。取れる時に取らないといけないと感じました。
(修正点は?)最後のシュートのところです。やはりもう2、3点決めないと勝てる試合もこういうふうになってしまうので。
ここ数試合同じことを繰り返してしまっています。後ろから上手くつなげていましたが、それだけになってしまった部分もあります。あとは気持ちのところだと思います。とどめをさすような追加点を取れないと勝てないと思います。縦パス、仕掛けるパスもさらに使っていければと思います。
(失点を防ぐクリアもあったが?)自分のところに転がってきてくれたので、カバーに入っていてよかったと思いますが、勝たないと意味がないと思います。
――感想
雨が降ってしまって残念でした。こういうゲームをもっと多くの方々に見てほしかったというのが素直な感想です。前半はもったいない戦いでした。後半のようにパス&ムーブで相手のスペースにもぐって前へ行ってほしかったです。トップにボールを当てることができず、恐さや鋭さを出すことができませんでした。外側でボールを動かすだけで中へ入れられず、ハンドボールのボール回しのようになっていました。
後半、勇気を持ってトップに入れて、仕掛けられたことで前への推進力が上がっていったと。同点にすることができましたが、一進一退のゲームを勝ちきって勝点3が欲しかったのが本音です。こういう試合をタフに勝ちきる力を身につけないといけません。あと2試合ですが、しっかりと勝ちきって成長した姿をみせたいと思います。
この3試合、千葉、湘南、磐田との対戦でした。上位チームとの対戦で学ぶことも多かったです。今後はまず資金面、観客動員をJ2平均まで持っていかなければクラブ力はついていきません。スタジアムに1万人、1万5千人が入ってくれれば、今日のゲームは逆転まで持っていくことができたかもしれません。このクラブはサポーターの皆さんととともに成長していくクラブです。我々をサポートしてもらって、チームの足りない部分を後押ししてくれるようなパワーを与えてほしいと思います。残り2試合ですが、全力で戦っていきますので応援よろしくお願いします。