2014年 試合速報
2014 J2リーグ 38節 vs.京都サンガF.C.
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バヤリッツァ
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田森 大己
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前田 遼一
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横谷 繁
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横谷 繁
駒井 善成
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ドウグラス
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ドウグラス
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松井 大輔
山崎 亮平
松浦 拓弥
ペク ソンドン
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酒井 隆介
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小川 大貴
岡田 隆
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田森 大己
磐瀬 剛
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山瀬 功治
三平 和司
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磐瀬 剛
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駒野 友一
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
ヤマハスタジアム | 10/26(日) | 15:00 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝、水含み | 古賀 満 | 西村 雄一 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
雨のち曇り | 90分 | 青山 健太 | 武部 陽介 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
20.0度 | 84% | 勝又 弘樹 | 鈴木 良規 |
13 | シュート | 12 |
9 | ゴールキック | 8 |
4 | コーナーキック | 2 |
16 | 直接FK | 10 |
7 | 間接FK | 3 |
7 | オフサイド | 3 |
0 | PK | 0 |
今季リーグ戦は残り5試合。長丁場のリーグ戦もいよいよクライマックスへ突入する。
最後にみんなで笑うために――。
まずは目の前のホームゲームに全力で挑む。
ジュビロ磐田の予想フォーメーションは[4-2-3-1]。GKに八田直樹。最終ライン右から小川大貴、伊野波雅彦、森下 俊、駒野友一。ダブルボランチに藤田義明と宮崎智彦。中盤2列目右から松浦拓弥、小林祐希、松井大輔。1トップに前田遼一という並びか。小川大貴がプロデビューを果たす!
前節のロアッソ熊本戦(10月19日)は2試合ぶりにノーゴールに終わった。前半はシュート1本に終わり、巻き返しを期した後半も最後までゴールネットを揺らすことはできなかった。この点、連係面・シュートの精度など改めて攻撃の精度を高める必要がある。しかし、守備面では伊野波雅彦を累積警告による出場停止で欠いた中、無失点。八田直樹らディフェンス陣が最後まで粘り強いプレーを見せ、3試合ぶりに失点をゼロに抑えたことはプラス材料。この部分は今後も継続していきたい。
第37節終了時点で2位・松本山雅FCとの勝ち点差は『8』。名波 浩監督は「だれが見ても厳しい条件だが、やるべきことは変わらない。1戦1戦勝ち点3を目指してやっていきたい」と前だけを見据える。その思いは選手たちも同じ。けして楽な状況ではないが、最後の最後までチーム一丸となって戦い続けるのみだ。
対する京都サンガF.C.は第37節終了時点で勝ち点51の10位。2桁順位ではあるものの、プレーオフ圏内の6位・モンテディオ山形までは勝ち点4差とまだまだJ1昇格の可能性は残されている。
前節はホームで2位・松本山雅FCと対戦し、0-0のドロー。勝ちきることはできなかったが、シュート数では相手を圧倒し、決定的なチャンスも多く作っている。チームの総得点の約半分を叩き出している大黒将志を中心とした攻撃は破壊力がある。
京都サンガF.C.の予想フォーメーションは[4-2-3-1]。GKに杉本大地。最終ライン右から石櫃洋祐、酒井隆介、バヤリッツァ、福村貴幸。ダブルボランチに横谷 繁と田森大己。2列目右からドウグラス、工藤浩平、山瀬功治。1トップに大黒将志という並びか。
前回の対戦は第21節(7月5日)。前田遼一の2ゴール、さらにオウンゴールも加わり前半だけで3ゴールをマーク。しかし、2失点するなど守備面には課題を残す試合だった。今回の対戦では相手の攻撃をいかにブロックし、その上でいかにゴールを奪えるか。名波監督は「大黒選手は“神出鬼没”。大黒選手と工藤選手のホットラインも相手の特長」を語る。出場停止明けとなる伊野波雅彦、古巣対決となる森下 俊ら守備陣とのマッチアップに注目だ。また、攻撃面では前回対戦でゴールを決めているエース・前田遼一、古巣対決となる松井大輔らアタッカー陣が牽引する。
京都・川勝良一監督、「相手のマークを絶対に外さないこと」、「ラインが深い。もう少し頑張って上げよう」、「まだ45分も残っている。逆転への道を作るのは自分たちだ!」。
――感想
前半は非常にいい内容でしたが、後半は相手に早い時間帯に追いつかれたことで、昨季あたりから失点した後に下を向くという悪い面が出てしまい、集中していなくて、2点目、リスタートのところと。それから体が動かないのか、スターティングポジションに戻る選手が極端に減った部分があったので、セカンドボールを拾えないというものがずっと続いていて。あとは大黒の動き出しの怖さや、工藤がシンプルに前を向いたりしてスピードを上げかけたプレーとか、そういったものに徐々に圧力をかけられた感じかなと思います。
――失点シーンについてはどう評価していますか?
1点は仕方ないと思っていますし、完封を続けてきたチームでもありませんし、それは仕方ないと思いますが、2点目はドウグラスの前の部分が全てだと思います。そこは映像を見なくてもだれがどういうことをしていたのかは頭に入っています。駒野とミスマッチという感じで、我々もスターティングメンバーの時に(小川)大貴と右と左を入れ替えようかという話をしていましたが、前半の内容を見ていると駒野に引っ張られてドウグラスが上がれなかったところもあったので、後半もその入りでいきました。
――今週、シンプルなプレーを選手たちに意識させていて、それが前半見られたと思いますが?
ポジティブなことを言えば、前半のボール回しは非常によかったと思います。自分が意識して、こういうふうにやっていこうということを具現化してくれたと思います。
選手たちもちょっとずつ立ち位置を変えることによってどれぐらいボールが動くか、それから人も連動できるかということを感じていたと思います。そこにシンプルさがあり、アイディアがありと。非常におもしろい、楽しそうなサッカーをやっていたのではないかと思います。
――小川選手の評価は?
開始5分ぐらいまともにボールを触れなかったので、右にボールを回せと伝えましたが、なかなかいいタイミングでボールが来なくて。ちょっとずつボールに触ることによってクロスだったり、ボールを奪いに行く姿勢だったり、積極性が徐々に出てきましたが、2点目を失ってから消極的になり、自分のサイドからやられたということも大きかったでしょうし、いつ代えようか迷っていました。
――前半内容がよかったということでしたが、中盤の守備のプレッシャー面で評価できる部分もあるのでは?
(藤田)義明と宮崎のところで、体を張る前の予測という部分では非常にいいボール奪取を繰り返してくれたと思います。奪った後のファーストプレーということは就任当初からずっと言ってきて、その質も非常によかったと思います。運んでほしいところでぐっと運べたと思うので。ハーフタイムに伝えたことはあとはパススピードだけだと。それが伴ってくれば、30メートル戻ってきた相手の陣形が35メートルになるでしょうし、その差を今後埋めていかなければいけないと思います。
前半はいいサッカーと言うか、みんながいきいきして、守備もしっかりできていましたし、先制点も取れましたし、いいサッカーができましたが、後半は前半と違うサッカーをしてしまったと思います。ホームで必ず勝たなければいけませんし、最後同点となってからも勢いが出て、決めれるチャンスはあったと思いますし、最後まで諦めずにやりましたが、引き分けに終わってしまいました。反省しなければいけませんし、次すぐに千葉戦がありますし、そこへ向けてしっかりやっていかなければいけないと思います。
(2失点について)前半になかった形が後半は出てしまいました。中の人数は揃っていた中で決められたという部分で、その繰り返しになってしまっているので、次は出ないようにしなければいけません。
(直接FKからのゴールについて)自分の好きな距離だったので、決める自信はありました。シュートコースはGKが立つ位置で決めていました。
自分の特長である攻撃的なクロスだったり、シュートだったり、という部分を出していきたいと思っていました。
プロとして初めての試合でしたが、特別緊張することもなかったです。自分のプレーを出しつつチームが勝てればよかったのですが、結果的に絶対に勝たなければいけない試合で引き分けたことは残念です。
先発は今日の試合前のミーティングで知りました。その時、様々なことをイメージして汗をかいたりしましたが、ピッチに立ってみたら緊張はなく、自分のプレーができたと思います。始まる前はもっと緊張してミスしたり、消極的になると思った部分もありましたが、それ以上にできた部分も多かったかなと感じています。
チームとして点が取れる予感はしています。
(自分自身のプレーについて)上がってきた選手が見えたからそこへ出すだけでもいけませんし、自分で打つだけでもいけません。そこのバランスが難しいところです。
(CKについて)(スペースではなく)人を狙って蹴っています。
追いついたことを評価したいところではありますが、勝ち点3しか必要ありませんし、残念な結果です。ただ、次から次からへと試合が来ますし、下を向かず、切り替えて次の千葉戦へ向けてやっていかなければいけません。
(失点シーンについて)ドウグラス選手がヘディング強いということはわかっていましたし、そういった部分で構えたところもありましたが・・・。自分自身、反応できなかったことが課題です。自分を含め簡単にやられてしまったと思います。
前半は引き過ぎて、相手を楽にさせてしまったと。もう少し中盤が下がらないで相手を捕まえてと。駒井が入って、そのあたり、だいぶ中盤でボールを奪うと言うか、相手に圧力をかけて動かすとか。その中で逆転できたけど、やはり3点目が欲しかったなと。やはり1点差だと選手たちの余裕を考えると、3点目のチャンスがあったので。それでも2-1で終われるようにと。交代は選手が2人とも足をつっていたので代えるという選択でした。若い(磐瀬)剛にしても経験で、あそこについ行ってしまうと。それは本人だけのせいでもないので、全体的には3点目を取れなかったことが終わって見れば痛いかなと。