2014年 試合速報

2014 J2リーグ 31節 vs.V・ファーレン長崎

v-varen
v-varen

8 勝
12 分
10 敗
34 得点
33 失点
勝点 36
順位 15

1
  • 1
  • 0

  • 0
  • 1

1
ジュビロ磐田
ジュビロ磐田

15 勝
7 分
8 敗
51 得点
38 失点
勝点 52
順位 3

前半
佐藤 洸一
42分
ハーフタイム
宮崎 智彦
山崎 亮平
後半
3分
松井 大輔
22分
山崎 亮平
スティッヘ
小松 塁
23分
石神 直哉
深井 正樹
30分
35分
松井 大輔
ポポ
東 浩史
前田 悠佑
38分
43分
チンガ
阿部 吉朗
43
植草 裕樹
2
山口 貴弘
4
髙杉 亮太
8
野田 紘史
5
石神 直哉
7
奥埜 博亮
14
東 浩史
16
三原 雅俊
17
古部 健太
18
佐藤 洸一
44
スティッヘ
SUB
21
中村 隼
36
岡本 拓也
6
前田 悠佑
23
井波 靖奈
24
イ デホン
9
深井 正樹
40
小松 塁
監督
高木 琢也
1
八田 直樹
30
坪内 秀介
33
藤田 義明
35
森下 俊
4
小林 祐希
13
宮崎 智彦
25
櫻内 渚
32
フェルジナンド
18
前田 遼一
22
松井 大輔
28
チンガ
SUB
39
藤ヶ谷 陽介
5
駒野 友一
19
伊野波 雅彦
3
岡田 隆
7
ポポ
9
山崎 亮平
14
阿部 吉朗
監督
シャムスカ

12,638
スタジアム名 試合日 キックオフ
長崎県立 9/14(日) 18:00
ピッチ状態 コミッショナー 主審
全面良芝、乾燥 中村 祐 井上 知大
天候 試合時間 副審 副審
くもり 90分 西尾 英朗 藤沢 達也
気温 湿度 第4の審判員 記録員
25.7度 59% 亀川 哲弘 山崎 陽介
12 シュート 5
8 ゴールキック 14
3 コーナーキック 3
15 直接FK 18
1 間接FK 3
0 オフサイド 3
0 PK 0

9月10日(水)の天皇杯4回戦ではアウェイでセレッソ大阪と対戦し、0-2で敗戦。カップ戦のタイトル獲得はならなかった。しかし、次の試合はすぐにやってくる。悔しさをばねに、フィジカル面・メンタル面をしっかりと調整してきた。ペリクレス シャムスカ監督の「チームは成長している」という言葉を胸に、この試合もアグレッシブに戦う。

ジュビロ磐田の予想フォーメーションは[3-4-2-1]。GKに八田直樹。3バック右から坪内秀介、藤田義明、森下 俊。ダブルボランチに小林祐希とフェルジナンド。中盤右アウトサイドに櫻内 渚、同左に宮崎智彦。中盤2列目に松井大輔とチンガ。1トップに前田遼一という並びか。

天皇杯で先発を外れた松井大輔と前田遼一が戦線復帰。経験豊富な両選手が攻守両面でチームを牽引する。カップ戦から中3日の連戦となるが、シャムスカ監督は「しっかり回復できている」と前向き。「相手は我々と似たフォーメーション。相手よりも動かなければいけない」とこの一戦を見据える。

そのV・ファーレン長崎の予想フォーメーションは[3-4-2-1]。GKに植草裕樹。3バック右から髙杉亮太、山口貴弘、野田紘史。ダブルボランチに三原雅俊と奥埜博亮。中盤右アウトサイドに古部健太、同左に石神直哉。中盤2列目に佐藤洸一と東 浩史。1トップにスティッペという並びか。

V・ファーレン長崎は第30節終了時点で勝ち点36の15位。とりわけ後半戦では思うように勝ち点を伸ばすことができていない。それでも力を持ったチームであることは間違いない。それは前回の対戦(第11節)で証明されている。結果的に前田遼一のゴールで1-0と競り勝ったが、ジュビロ磐田のシュート数は相手の10本を大きく下回る、5本。献身的な守備とスピーディーな攻撃に手を焼いている。今季2度目の対戦はどんな展開となるか。

V・ファーレン長崎もカップ戦から中3日で迎えるゲームとなる。天皇杯4回戦ではアウェイでジェフユナイテッド千葉と対戦。前半に小松 塁のゴールで先制したが、後半の立ち上がりに失点。その後、1-1のまま延長戦にもつれたが、延長後半に決勝点を奪われ、1-2で敗れている。120分を戦っているだけに、「相手は我々よりも消耗していると思う」とシャムスカ監督。チームとしてボールを上手く支配し、相手の体力をさらに奪うことができれば、自ずと優位な展開に持ち込めるはずだ。

試合会場は長崎県立総合運動公園陸上競技場。天候はくもり。風はピッチレベルではほぼ吹いていない。試合開始は18時。
何としても勝って帰るぞ!
ご声援よろしくお願いします!

前半1分、ジュビロボールで前半キックオフ。ピッチ上空はくもり。風はほぼなく、涼しい天候だ。
前半2分、ジュビロのフォーメーションは[3-4-2-1]。GKに八田直樹。3バック右から坪内秀介、藤田義明、森下 俊。ダブルボランチに小林祐希とフェルジナンド。中盤右アウトサイドに櫻内 渚、同左に宮崎智彦。中盤2列目に松井大輔(キャプテン)とチンガ。1トップに前田遼一。フィールドプレーヤーのユニフォームカラーはホワイト。
前半3分、長崎のフォーメーションは[3-4-2-1]。GKに植草裕樹。3バック右から髙杉亮太、山口貴弘(キャプテン)、野田紘史。ダブルボランチに三原雅俊と奥埜博亮。中盤右アウトサイドに石神直哉、同左に古部健太。中盤2列目に佐藤洸一と東 浩史。1トップにスティッペ。フィールドプレーヤーのユニフォームカラーは青/オレンジ。
前半3分、長崎、敵陣右サイドでドリブルを仕掛けるが、これは宮崎智彦らが連動して対応。ジュビロのゴールキックに。
前半4分、長崎に決定機。山口貴弘のロング1本でジュビロDFラインの背後を突く。これに東 浩史が走り込み、最後はこぼれ球をゴール前のスティッペが右足でシュート。これは藤田義明がブロック!
前半5分、ジュビロにもチャンス。敵陣左サイドのチンガが単独でドリブル突破。左足でクロス。ゴール前の前田遼一を狙うが、これは長崎にクリアされた。
前半8分、長崎、敵陣左サイドでスローイン。これはフェルジナンドがブロックし、ジュビロボールのスローインに。
前半9分、ジュビロ、自陣ゴール前の八田直樹がパントキック。しかし、ミートせずミスキックになってしまった。結果的に中盤でマイボールとなったが、序盤から少しキックが安定しない・・・。
前半11分、ジュビロ、敵陣左サイドで宮崎智彦が攻撃参加。周囲と短いパスをつなぐが、長崎のブロックを崩せず、長崎ボールに。
前半12分、長崎、敵陣右サイドでロングキック。最後はこぼれ球に古部健太が走り込むが、宮崎智彦がブロック。ジュビロのゴールキックに。
前半12分、序盤はまだまだ膠着した展開だ。
前半13分、長崎、DFラインから敵陣左サイドへミドルパス。石神直哉を走らせるが、長く、ジュビロのゴールキックに。
前半16分、ジュビロ、長崎のパスミスからCKを獲得。メインスタンド側から松井大輔が右足でキック。ゴール前で混戦となるが、エリア内でジュビロにファウルの判定。長崎のFKに。
前半17分、ジュビロ、自陣右サイドでチンガのパスを受けた櫻内 渚が縦にロングパス。前線の前田遼一を狙うが、これは長崎にクリアされた。
前半18分、長崎、敵陣左サイドでFKを獲得。石神直哉が左足でキック。ゴール前の佐藤洸一が頭でタッチするが、強いシュートは打てず、ジュビロのゴールキックに。
前半20分、長崎、中盤の右サイドでFKを獲得。石神直哉が左足でキック。このこぼれ球に反応したゴール正面の奥埜博亮がミドルシュート。これは大きく枠の外。
前半22分、長崎、敵陣左サイドでスティッペが起点を作る。最後はスティッペのスルーパスに反応した石神直哉が左足でクロス。これはジュビロがクリアした。
前半23分、この時間帯はやや長崎の攻撃が長くなっているが、辛抱強く試合を運びたい。
前半24分、ジュビロ、敵陣右サイドへのスルーパスにチンガが反応。全速力で走り込むが、長崎にカバーに入られ、長崎のゴールキックに。
前半25分、長崎、敵陣左サイドでFKを獲得。東 浩史が右足でキック。これはジュビロがクリア。
前半27分、ジュビロ、敵陣の右サイドで松井大輔、前田遼一、宮崎智彦とパスがつながる。しかし、宮崎智彦のチンガへのスルーパスは長崎にカットされ、シュートは打てず。
前半27分、長崎、敵陣右サイドの高い位置からクロス。これは坪内秀介がクリア!
前半28分、長崎、敵陣右サイドの高い位置からクロス。ゴール前の佐藤洸一が頭でタッチし、こぼれるが、最後は櫻内 渚が大きくクリア!
前半31分、ジュビロにチャンス。敵陣右サイドの高い位置で松井大輔、坪内秀介とつなぎ、最後は小林祐希が深い位置でドリブル突破。左足でクロス。ゴール前の前田遼一を狙うが、これは長崎にクリアされた。
前半31分、長崎、カウンター。敵陣右サイドからクロス。これは全速力で自陣に戻った坪内秀介が大きくクリア!
前半33分、長崎、敵陣右サイドからクロス。ゴール前で混戦となるが、最後は八田直樹がキャッチした。長崎はここまで右サイドからの攻撃が目立つ。
前半34分、長崎、敵陣右サイドからクロス。これをゴール前の石神直哉が頭で合わせるが、強いシュートは打てず、八田直樹がキャッチ。
前半36分、長崎に決定機。敵陣左サイドの石神直哉がマッチアップした櫻内 渚をドリブルでわずかにずらし、左足でクロス。これをゴール前の佐藤洸一が頭で合わせる。シュートはファーサイドへ飛ぶが、八田直樹がキャッチ!
前半39分、ジュビロ、自陣右サイドからFK。坪内秀介が大きくキック。前線の前田遼一を狙うが、長崎にブロックされ、長崎のゴールキックに。
前半40分、ジュビロ、敵陣右サイドでパスを受けた坪内秀介が縦パス。チンガを狙うが、これは長崎にカットされた。しかし、すぐさまチームとして守備に入り、長崎のカウンターは防いだ。
前半42分、長崎、CK、メインスタンド側から石神直哉が左足でキック。ファーサイドへ。これを佐藤洸一に頭で押し込まれた・・・。【0-1】
前半45分、長崎、敵陣右サイドでFKを獲得。石神直哉が左足でキック。ゴール前で混戦となるが、これはジュビロがクリア。
前半アディショナルタイム1分、敵陣左サイドで長崎がFKを獲得したところで、前半終了のホイッスル。【0-1】
後半1分、長崎ボールで後半キックオフ。ジュビロ、ハーフタイムに選手交代。宮崎智彦に代わり山崎亮平を投入。
後半1分、ジュビロ、途中投入の山崎亮平はそのまま中盤の左アウトサイドに入った。
後半3分、長崎・スティッペを中盤で倒した松井大輔にイエローカード。
後半5分、長崎、ジュビロDFラインの背後にスティッペが走り込むが、これはオフサイドの判定。
後半5分、後半も風は弱い。
後半6分、ジュビロ、敵陣左サイドの松井大輔がインサイドへパス。その後、チンガ、前田遼一とパスがつながり、最後は前田遼一が右足でミドルシュート。しかし、ミートせず、ゴール横に大きく外れた。
後半8分、ジュビロ、敵陣右サイドの高い位置から櫻内 渚がクロス。ニアサイドへ。しかし、これは長崎にクリアされた。
後半10分、両チームのハーフタイムコメント。ジュビロ、ペリクレス シャムスカ監督、「セカンドボールをしっかり拾うこと」、「相手にボディコンタクトで負けないように」。

長崎、高木琢也監督、「セカンドボールを厳しく行こう」、「立ち上がりをしっかり行こう」。
後半12分、ジュビロにチャンス。敵陣右サイドのチンガが縦に浮きパス。これに前田遼一が走り込む。植草裕樹がパンチングし、エリア内で混戦となるが、最後は長崎にクリアされた。
後半13分、長崎、敵陣右サイドの高い位置で佐藤洸一が起点を作り、髙杉亮太がクロス。ゴール前のスティッペが胸でボールをコントロールするが、これはハンドの判定。
後半14分、長崎に決定機。敵陣右サイドの古部健太がドリブルで森下 俊をかわし、右足でクロス。ニアサイドへ。これを佐藤洸一が頭で合わせるが、ゴール横に外れた。
後半16分、長崎、敵陣右サイドでのインターセプトからチャンス。最後は古部健太が右足でクロスを上がるが、カバーに入った山崎亮平がブロックし、ジュビロのゴールキックに。
後半18分、ジュビロ、敵陣左サイドの高い位置でボールを受けた山崎亮平がCKを獲得。メインスタンド側から小林祐希が左足でキック。ファーサイドへ。これは長崎にクリアされた。
後半20分、長崎に決定機。相手ゴール正面からのパスを受けた古部健太が右足でクロス。ライナー性の際どいボールだったが、これは八田直樹がキャッチ。
後半21分、長崎、敵陣右サイドでスティッペ、佐藤洸一が起点を作り、最後は古部健太がクロス。これはジュビロがクリア!
後半22分、ジュビロに同点ゴール!敵陣左サイドで小林祐希、松井大輔と短いパスがつながり、最後は松井大輔が山崎亮平へスルーパス。これを受けた山崎亮平が角度のないところから右足で流し込んだ!!!【1-1】
後半23分、長崎、選手交代、スティッペに代わり小松 塁を投入。
後半24分、長崎、小松 塁は最前線で1トップに。
後半28分、長崎にチャンス。敵陣右サイドの小松 塁が鋭いターンからドリブル突破。これは藤田義明がカバーに入り、八田直樹がキャッチ!
後半30分、長崎、敵陣右サイドの深い位置でスルーパスを受けた古部健太が右足でクロス。しかし、山崎亮平、坪内秀介が体を張って対応し、ジュビロのゴールキックに。
後半30分、長崎、選手交代、石神直哉に代わり深井正樹を投入。
後半31分、長崎、深井正樹が敵陣右サイドの深い位置でボールを受け、鋭くターン。フェルジナンドをかわし、クロス。これは八田直樹がキャッチ!
後半33分、長崎、深井正樹は中盤の右サイドでプレー。最終ラインは4バックに近い並びにシフトしている。
後半34分、長崎、深井正樹の仕掛けからCKを獲得。メインスタンド側から東 浩史が右足でキック。ファーサイドへ。これを小松 塁が頭で合わせるが、ゴール横に外れた。ジュビロにとっては危ないシーンだった・・。
後半35分、ジュビロ、選手交代、松井大輔に代わりポポを投入。
後半36分、ジュビロも4バックへシフトしている。右から櫻内 渚、藤田義明、森下 俊、坪内秀介。
後半38分、長崎、選手交代、東 浩史に代わり前田悠佑を投入。
後半40分、長崎、敵陣右サイドのスペースに佐藤洸一を走らせるが、森下 俊がブロックし、ジュビロのゴールキックに。
後半41分、ジュビロ、中盤のフェルジナンドが右サイドへ展開。櫻内 渚を走らせるが、長く、長崎のスローインに。
後半43分、ジュビロ、敵陣左サイドの高い位置のチンガが縦にスルーパス。これを前田遼一が受けるが、相手に囲まれ、長崎ボールに。
後半43分、ジュビロ、選手交代、チンガに代わり阿部吉朗を投入。
後半44分、ジュビロ、CK、メインスタンド側からポポがキック。このこぼれ球にゴール正面の山崎亮平が反応し、右足でミドルシュート。これは大きく枠の横に外れた。
後半45分、ジュビロ、敵陣右サイドから攻撃参加した櫻内 渚が右足でシュート。これは植草裕樹にキャッチされた。後半のアディショナルタイムは4分。
後半アディショナルタイム2分、ジュビロ、敵陣左サイドでボールを受けた山崎亮平がドリブル。カウンターになりかけるが、相手に囲まれ、長崎ボールに。
後半アディショナルタイム3分、ジュビロにチャンス。ゴール前で短いパスがつながり、最後は前田遼一のパスを受けた小林祐希がシュートを打とうとするが、相手にクリアされた。
後半アディショナルタイム5分、長崎、CK、メインスタンド側からが前田悠佑がキック。こぼれ球に反応した髙杉亮太が右足でシュート。これは大きく枠の上に外れた。その後、八田直樹がゴールキックを蹴ったところで試合終了のホイッスル。【1-1】
シャムスカ 監督

――感想
コンバンハ。前半と後半で対照的なゲームになったと思っています。前半は[3-4-3]でしたが、私が間違っていなければ1本もシュートを打てませんでした。守備は安定しましたが、セカンドボールを拾うことができませんでした。そのあたり、攻撃に転じることができず、後半はシステム自体を変えました。変えたのは中盤にもっと人数を増やすこと。そして、セカンドボールを拾うことと選手たちに伝えました。前半、パスミスが目立ったということで、もっと距離感を取ろうということで、この布陣にしました。そして、ボディーコンタクトで負けていたので、もう少し激しくアグレッシブに戦おうという指示を出しました。後半に見せた姿をそのまま見せることができていれば、勝ちに相応しかったと思いますが、全体的なところを見ると引き分けが妥当かなと。前半は長崎さんの方が上手くいき、後半は我々の方が上手くいったと。
――引き分けということでリーグ4戦未勝利ということになりましたが、その点はどう見ていますか?
我々の最終目標はどこかという話になります。目標達成のためにはしっかりとバランスの取れたサッカーが必要です。我々は後半戦に失点が多く、布陣を変えましたが、攻撃のところでクオリティーを使うことができませんでした。効率よく攻撃ができていなかったと。そのあたりをもっとしっかりとバランスを取っていけば、この先にさらによくなると思います。
――バランスを取る上で大事になってくることは?
今日の試合では、しっかりと選手たちに見合ったサッカーを見せるためには、やはり4バックが攻守において一番バランスが取れることが明らかになったと思います。我々には攻撃のところで優れた選手がいますから、攻守のところでバランスを取るためには4バックが必要だと。3バックに変える前、(櫻内)渚と坪内を使った4バックの時に非常にバランスよく攻撃できていましたし、いい試合を見せることができました。そこにさらに守備のところに安定感をもたらすことができればといいと思っています。
――4バックになってよくなったと思いますが、3バックの成熟度も踏まえ、今後へ向けて“決断”ができたということでしょうか?
そうですね。リーグのラストスパートになるわけですが、おっしゃる通り、今日の試合で我々の“未来”が明らかになったのではないかと思います。暑さが少し影響した部分もありましたが、我々の将来を見据えた時、今日の試合によって一つの大きな“決断”を取ることができました。

山崎 亮平 選手

山崎 亮平 前半は難しい戦いだったと思います。
(後半に意識したことは?)ある程度、守備はツボさん(坪内秀介)に任せ、それをツボさんが受け持ってくれました。
(ゴールシーンについて)上手くダイさん(松井大輔)を見ることができました。ダイさんがいいボールをくれました。GKの股を上手く狙うことができました。相手がさらに寄せてくれば左足で打つことも考えましたが、スペースもありましたし、右足の方が得意なので右足で打ちました。結果的に入ってよかったです。
(後半の布陣変更について)守備から攻撃に移りやすくなったと思います。ただ、まだまだ自分たちのミスもありますし、そのあたりは課題です。

チンガ 選手

チンガ (試合を振り返って)非常にタフな試合でした。後半に同点にすることができ、最低限として1ポイントを取ることができました。後半は距離感がいつも以上によくなりましたし、コンパクトにできたと思います。4バックは以前にもやっていますし、3バックと4バックの2つに加え、さらにバリエーションがありますし、監督の指示に応じて臨機応変に変えることができればと思います。我々には質の高い選手がいますから。
(上位との勝ち点差について)まだ可能性がありますし、チャンスがある勝ち点差だと考えています。最後まで諦めずにプレーするのみです。

松井 大輔 選手

松井 大輔 厳しい戦いが続くと思いますが、自分たちは残された試合に勝つしかありません。

坪内 秀介 選手

坪内 秀介 (試合を振り返って)前半上手くいかず、後ろとの距離が遠くなってしまった場面がありました。セカンドボールも相手に拾われることが多くなってしまいました。後半システムを変えて上手く押し込むことができたと思います。全体のバランスがよくなったと思います。ただ、セットプレーでやられてしまいました。自分も含めもっと(相手に)体を当てなければいけません。

V・ファーレン長崎 ■高木 琢也監督
 

――感想
天皇杯があってそんなに時間がない中、今日ジュビロを迎えた中で選手たちがパフォーマンス的にも運動量としてもそうですが、自分たちの力を出し切ってくれたと思います。それにたくさんのサポーター、ファンの方々も足を運んでくださって、本当にありがとうございました。勝ち試合にすることはできませんでしたが、最後まで我々らしい試合・サッカーはお見せすることができたと思っています。
そこにはもちろん満足はないですし、今日の試合を振り返ると前半はパーフェクトでした。特に修正するところはありませんでしたし、逆に後半、前半のプレーをもっともっとギアを入れながらやってほしかったという印象はあります。
後半ですが、ジュビロさんがシステムを変え、ポイントになったのは山崎選手ですが、途中で入ってくる選手としては手強く、やや打開策を取ることが遅かったと自分の中で反省はあります。ただ、ああいう後半、失点シーンで言うと、ジュビロさんが点を決める時にその前で言えば、そこまでチャンスはなかったと思いますが、やはりあそこを決めてくるということが我々には足りないところだと反省をさせられた試合でもありました。あとは、わずかの差で同点という形ですが、選手たちは自信を持ってやってくれたと思いますし、プラス材料はありました。
最後に、今日の11人は初めての顔ぶれだったので、そういった中で違和感が全くなかったこともプラス材料として次の試合に臨んでいきたいと思っています。