2014年 試合速報
2014 J2リーグ 30節 vs.ファジアーノ岡山
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宮崎 智彦
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森下 俊
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フェルジナンド
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清水 慎太郎
久保 裕一
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松井 大輔
チンガ
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フェルジナンド
岡田 隆
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久保 裕一
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ペク ソンドン
阿部 吉朗
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押谷 祐樹
ウーゴ
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
カンスタ | 9/6(土) | 18:30 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝、水含み | 古賀 満 | 廣瀬 格 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
雨 | 90分 | 佐藤 貴之 | 桜井 大介 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
20.8度 | 89% | 今岡 洋二 | 山下 和也 |
12 | シュート | 9 |
13 | ゴールキック | 11 |
9 | コーナーキック | 5 |
13 | 直接FK | 11 |
1 | 間接FK | 1 |
1 | オフサイド | 1 |
0 | PK | 0 |
サックスブルーの9月はアウェイ3連戦で幕を開ける。リーグ戦はもちろん、天皇杯も非常に重要なゲームとなる。タフなスケジュールではあるが、チーム一丸となってこの連戦を乗り越えたい。
ジュビロ磐田の予想フォーメーションは[3-4-2-1]。GKに八田直樹。3バックから坪内秀介、藤田義明、森下 俊。ダブルボランチに小林祐希とフェルジナンド。中盤右アウトサイドに櫻内 渚、同左に宮崎智彦。中盤2列目に松井大輔とペク ソンドン。1トップに前田遼一という並びか。
前節はホームで栃木SCに2-3と敗戦。フェルジナンドに今季3点目、さらに櫻内 渚のプロ初得点が生まれたが、守備を安定させることができなかった。2位・松本山雅FCとの勝ち点差は『10』となったが、「自動昇格の可能性は残っている」(ペリクレス シャムスカ監督)。4位、5位など下位クラブとの勝ち点差も縮まっているという意味でも、絶対に落とせない一戦となる。
対するファジアーノ岡山は第29節終了時点で勝ち点47の5位。3位・ジュビロ磐田との勝ち点差は『4』ということで、いつも以上に闘志を燃やしているに違いない。
第9節のコンサドーレ札幌戦(4月26日)より第26節・湘南ベルマーレ戦(8月10日)まで18試合負けなしという驚異的な結果を残し、着実に順位を上げてきた。ペリクレス シャムスカ監督は「シーズンを通じて成長しているチーム」と相手を警戒。「コンパクトに戦ってくるチーム。攻撃面ではそれをはがしていきたい」とこの一戦を見据えた。
ファジアーノ岡山は前節、カマタマーレ讃岐との『瀬戸大橋ダービー』(8月31日)に臨み、1-2で敗戦。試合開始直後に木島良輔に先制点を奪われ、1点を追いかける展開となったが、前半終了間際に押谷祐樹のゴールで同点。しかし、終盤に沼田圭悟に勝ち越しゴールを許して敗れた。しかし、チームとして崩されたシーンが多かったわけではなく、しっかりと立て直してくるはずだ。
ファジアーノ岡山の予想フォーメーションは[3-4-2-1]。GKに中林洋次。3バック右から久木田 紳吾、後藤圭太、田所 諒。ダブルボランチに上田康太と千明聖典。中盤右アウトサイドに田中奏一、同左に片山瑛一。中盤2列目に押谷祐樹と石原崇兆。1トップに清水 慎太郎という並びか。やはり注目選手はかつてジュビロ磐田でプレーした上田康太と押谷祐樹。八田直樹は「やはり相手のキーマンは(上田)康太。押谷は“一発”がある」と警戒していた。
前回の対戦は第16節(5月31日)。試合開始直後に中央を崩され、片山瑛一のゴールで失点。その直後にポポのゴールですぐさま同点としたが、勝ち点1を分け合う結果となった。
試合の舞台はkankoスタジアム。天候は雨。午後からかなり強い雨が降っており、風も強い・・・。
試合開始は18時30分。ご声援よろしくお願いします!!!
岡山、影山雅永監督、「セカンドボールの拾い合いで後手を踏むことなく、後半、もう一段相手ボールに対する圧力を高めること」、「失点のことは頭から離して、丁寧に、自分たちのすべきことを最後までやり続けること」。
――感想
こんばんは。やはりジュビロとして戦う我々としては1試合1試合勝ち点3を奪うという使命があります。ホームでもアウェイでもしっかりと勝ち点を取りにいかなければいけません。特に今日のような強い相手にしっかりと勝ちきらないといけません。こういった大雨の中、ピッチ状況がそれほどよくない中、細かいところで勝負がついてきますし、しっかりとした決断を持っていればよかったのかなと。特に試合の序盤、相手も3バックということでそこの裏を使おうといったことを選手たちに伝えていました。そして、ロングボールを入れることで、DFラインが下がるということで、空いたスペースを使おうという作戦でした。何度かいいチャンスを作ることができましたが、こういったピッチ状況ではそういった作戦も上手くいきません。そして、終盤、相手の強烈なプレッシャーを跳ね返すための我慢強さが少し足りなかったのかなとも思っています。そして、この試合、強いメンタルで選手たちは挑んでくれましたが、最後のところで我慢強くしのぐことができていれば、さらにいい試合だったと思います。
――ダブルボランチが疲労していて、サイドのカバーができないように見えましたが?
我々のシステム上、ボランチは両ウイングのカバーをするのではなく、そこのカバーはDF陣がすると。試合の状況によってはフェルジナンドがしっかりとカバーリングしてくれました。ただ、もっと中でプレーできていれば、さらによかったと思っています。疲労というところではおっしゃる通り、切り替えの早い試合で疲労がたまったところはあったと思います。そして、フェルジナンドから交代のジェスチャーがあったので、中盤を固めるためにフレッシュな選手を入れました。やはり中盤の選手はこうした試合では疲労がたまるのでいじりました。先ほども言いましたが、中盤の選手も疲労が出る試合ですので、そこを活性化させるために(松井)大輔の代わりにチンガを入れました。ただ、こういったピッチ状態ではチンガの持ち味を上手く引き出すことができなかったと思います。
――失点するまでは球際、攻撃の意識が高かったと思いますが、そのあたりはどう評価されていますか?
試合に挑む姿勢、ボールへの激しさは完璧に近いものがありました。ただ、失点するまで3度ほど危険なシーンがありました。2回ほどはタイミングが合わずに何とか防ぐことができましたが、残りの1回で、非常にスペースがない中で彼らは上手くプレーできました。我々のDFのミスはありましたが、狭いスペースで相手FWがヘディングしたことは称えなければいけないなとも思っています。
――伊野波選手の起用は考えたのでしょうか?
そういうことも考えました。ただ、危険な時間帯で、それまで上手くいっていたDF陣を変えることは少しリスクがあると考え、変えませんでした。細かいところで言うと、藤田を一つ上げて、センターに伊野波に入れることも考えましたが、試合が熱くなっている中、少し冷えている選手を入れるとあまり効率がよくないと思うところがありましたし、DFの3枚をいじることはあまりよくないのかなと。岡田は苦しい時間帯にしっかりと他の選手を鼓舞することができる選手ですし、彼を入れたことに悔いはありません。
そして、浜松駅でのパブリックビューイングに参加していただいたサポーターに感謝したいですし、この大粒の雨の中で我々にポジティブなエネルギーを届けてくれたサポーターの方々に感謝したいです。
(ゴールについて)前節も同じような形があり、狙っていました。まずはミートすることを意識していました。それがゴールにつながってよかったです。
(試合を振り返って)ここ数試合、失点が多かったですし、クロスの対応といった部分を改めてやってきましたが、その中でクロスから失点してしまいました。もっともっとやっていかなければいけないと感じています。失点した時間帯は(相手の攻撃を)受けてしまうような形になってしまいました。
(自動昇格圏内へ向けて)まだまだ諦めるとこではありませんし、1試合ずつ勝ち、松本に少しでもプレッシャーをかけることができればと思います。1試合、1試合決勝戦という思いです。
(試合を振り返って)前半いい形で得点が取れ、後半セットプレーからチャンスもありました。自分にもチャンスがありましたし、あそこで決めきらないと・・。自分のサイドからのクロスで失点しています。まだまだ寄せが甘いということだと痛感しています。
(自身のクロスがゴールにつながったが?)あれはミヤくん(宮崎智彦)のナイスシュートです。まだまだ精度を上げなければいけません。
(試合を振り返って)やはり勝つことで自信になりますし、そのためにも勝たないと。チームとしてまだまだ成長できると思いますし、前に進むしかないです。結果が全てです。
(試合を振り返って)前半と後半の最初はいい入りができましたが、後半、少し“サンドバック”のような状態になってしまいました。ただ、そこでしっかり守れていれば勝ち点3が取れていたと思いますし、力不足です。自分自身、もっとやらなければいけないプレーは自覚していますし、もう一度しっかりやっていきたいです。
残りの試合が少なくなってきましたし、1試合1試合勝負です。この勝ち点1を無駄にしないで戦っていきたいです。
これだけの大雨の中、12,000人を超えることはすごいことだと思います。ピッチと呼応して我々を鼓舞してくれ、うねりのある雰囲気を作っていただき、非常に感謝しています。こういう天気で後半は芝生に水が浮いてきた中、ボールをしっかりつなぐ、動かす、ミスの少ないレベルの高い戦いができたのではと思っています。
ただ、こういうゲームで我々は勝ちきらなければいけません。今は悔しさでいっぱいです。よく追いついたではなく、相手のスーパーゴールもありましたが、流れとしては想定内のゲームでした。前半は相手の力がある、ですが後半相手が落ちてきた時に自分たちでゲームの主導権を握ることができます。そういうところで1点をもっと早く取る、追いついた後でもチャンスがあれば、どうにかねじ込んで勝ち点3を重ねていかないと上位とは差が縮まりません。先週負け、連敗をしないこと、そしてもっと上について行くんだというところの覚悟を決め、今週練習をしてきたので、こういうゲームを勝たないといけません。本当に悔しさでいっばいです。