2014年 試合速報
2014 J2リーグ 29節 vs.栃木SC
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赤井 秀行
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西川 優大
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チャ ヨンファン
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フェルジナンド
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宮崎 智彦
駒野 友一
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中美 慶哉
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櫻内 渚
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ペク ソンドン
山崎 亮平
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杉本 真
大久保 哲哉
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大久保 哲哉
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櫻内 渚
ポポ
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近藤 祐介
湯澤 洋介
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ポポ
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西川 優大
重松 健太郎
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
ヤマハスタジアム | 8/31(日) | 19:00 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝、水含み | 臼井 郁夫 | 上田 益也 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
くもり | 90分 | 間島 宗一 | 山村 将弘 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
22.7度 | 85% | 櫻井 大輔 | 花澤 秀登 |
17 | シュート | 7 |
5 | ゴールキック | 12 |
7 | コーナーキック | 0 |
11 | 直接FK | 12 |
1 | 間接FK | 2 |
1 | オフサイド | 2 |
0 | PK | 0 |
8月最後の公式戦を勝利で締め括り、“勝負の秋”へ!
前節、首位との大一番で今季初めて3バックにトライ。右サイドに櫻内 渚を抜擢するなど思いきった采配を見せたペリクレス シャムスカ監督。今節は“継続”か、再び“変化”か――。
3位・ジュビロ磐田は前節(8月24日)、アウェイで首位・湘南ベルマーレと対戦。後半立ち上がり直後に途中出場・チンガのゴールで先制した。しかし、60分にウェリントンに強烈なミドルシュートを叩き込まれ、1-1。惜しくもアウェイで勝ちきることはできず、勝ち点1を分け合った。しかしながら、他会場で2位・松本山雅FCも引き分けたため、勝ち点差は『7』のまま。今季リーグ戦は今節を含め残り14試合となったが、シャムスカ監督は「しっかりと勝ち点を積み上げていくことができれば、自動昇格圏内は見えてくる」と前を向く。昇格レースはいよいよクライマックスへ近づきつつある。このゲームはもちろん、9月、10月、11月と落とせないゲームが続く。「この先、楽な試合は一つもない」と語るのは指揮官。まずはこの試合の先発メンバーとフォーメーションに注目だ。
今節ホームに迎えるのは栃木SC。第28節終了時点で9勝6分13敗。勝ち点33の16位と今季ここまで思うような結果を残すことができていない。
しかし、後半戦で巻き返すべく、この夏に複数の即戦力を補強。カターレ富山より長身FW西川優大、アルビレックス新潟より経験豊富なボランチ・本間 勲、さらにJ2首位の湘南ベルマーレよりMF荒堀謙次をそれぞれ期限付き移籍で獲得した。一方、ブラジル人MFドゥドゥが柏レイソルへ活躍の場を移し、FW瀬沼優司が清水エスパルスへ復帰している。
前節(8月25日)はアウェイでコンサドーレ札幌と対戦し、1-1。持ち前の堅守速攻で勝利を目指したが、ドロー決着となった。10分に新戦力・荒堀謙次のゴールで先制したが、後半の立ち上がりに失点。連敗を『6』で止めることはできたが、リーグ戦の勝利は第21節・カターレ富山戦(7月5日)から遠ざかっている。まさに勝利に“飢えた”状態で敵地に乗り込んでくる。
前回の対戦はシーズン序盤の第5節(3月30日)。雨の栃木県グリーンスタジアムでの一戦だった。ゲームは36分に松井大輔のゴールで先制。さらに72分に金園英学のゴールでリードを拡げ、2-0。シュート数でも相手を圧倒することができた。ディフェンス陣も最後の最後まで隙を見せず、今季初の完封勝利を飾った。今回の対戦も同じ展開になるとは限らないが、どんな状況でも粘り強く戦い抜き、アグレッシブに勝利を目指すことに変わりはない。8月最後の公式戦を何としても白星で締め括り、“勝負の秋”に挑む――。
栃木、阪倉裕二監督、「よい守備から攻撃を意識しよう」、「後半の立ち上がり、注意して集中していこう」。
――感想
今日の試合に関して言えば、守備面があまりに不安定でした。どこで勝敗が分かれたかと言えば、我々が攻撃する時は相手はしっかりと守っていたと。守備の不安定さを解消するためにシステム変更や選手交代というところで手を打っています。今日、我々は17本のシュートを打つことができました。攻撃面では前半の方がコントロールできていたので、そこでチャンスを生かすことができれば、話は違ったと思います。彼らは前半4本のシュートを打ち、そのうち1本がゴールになったと。そのあたり、チャンスを生かすことができなかったことが勝敗を左右したと思っています。我々は17本のシュートを打ち、彼らは7本のシュートを打ちました。彼らの方が効率よくプレーできたと思います。
――ボールの預けどころがなくてロングボールが多くなったのか、意図的にロングボールを多用したのか、そのあたりはいかがですか?
ロングボールは我々の一つのオプションとして練習しています。ただ、たしかにロングボールは多かったと思います。ハーフタイムに選手たちに伝えたことはもっとボランチを使おうと。我々は3バックと両ウイングで5枚、彼らは4枚ということで5対4だと。そのあたり、ボランチを上手く使うことができれば、もっといいプレーができ、ボールを預けるところができたと思います。
さらに体を張り、相手にやらせないようにしなければいけないと自分自身の課題として感じました。(自動昇格圏内へ向け)松本の勝敗ももちろん関係してきますが、それ以前に勝たないと差は縮まりませんし、他のチームのことを言っている場合ではありません。今日負けていて、なにを言っているのかと言われるかもしれませんが、まだ試合は続きますし、勝てるように準備していかなければいけないと思います。
(攻撃面について)こちらがボールを持つ時間の方が長かったと思いますが、やはりその分、カウンターにより気をつけなければいけないと思いますし、リスクマネジメントのところなど課題も出てくると思いますが、積み重ねを大事にして、残りのシーズンをしっかりやっていきたいと思います。
ゴールを決めることはできましたが、自分自身、失点に絡んでしまいました。前がかりになったところの裏を突かれてしまった場面もありました。
同点に追いついて、もう1点を取りに行った結果、逆に失点してしまいました。やはりそういった状況でも守備のところで失点を防ぎきらなければいけませんし、反省点です。
もう少し後ろが踏ん張ることができればと・・・。自分自身がしっかりすれば防げた失点もありました。やはりどの試合でもピンチは出てくるものだと思いますし、それを一つでも二つでも止める事ができないとやはり勝つことはできないと感じています。自分の実力不足が出てしまった試合になってしまいました。
(ゴールについて)試合前に(小林)祐希と話し合い、相手はゾーンでマークをしてくるので、強いボールを蹴って自分に合わせてほしいと。その通りにいいボールが来て、結果的にゴールを決められてよかったです。ただ、勝てなかったことに関しては非常に悲しいです。
――感想
まずは、人数は少なかったと思いますが、本当に心のこもった応援をしてくれたファンの方に感謝しなければいけないと思っています。チームは苦しい状況が続いていて、それでも後押しをしてもらったと。そういったことが今日、選手たちの一歩の出足、球際の強さにつながったと思います。結果を上手く出すことはできましたが、まだまだ改善しなければいけない点があると思いますし、まだ試合も残っていますので、喜んでいい部分と改善点を見極めながら残りの試合を進めていきたいと思っています。
まずは今日、おそらく車で4、5時間かけて夏休みの最後の日に来ていただき、今日の夜中にかけて帰って明日から仕事があったり、お子様も来ていましたので学校があったりすると思いますが、そういった方々に感謝し、そういう意味では勝利を届けることができてよかったと思います。