2014年 試合速報
2014 J2リーグ 27節 vs.カターレ富山
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池端 陽介
國吉 貴博
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松井 大輔
チンガ
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山崎 亮平
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チンガ
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井澤 惇
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山崎 亮平
松浦 拓弥
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井澤 惇
苔口 卓也
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前田 遼一
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宮吉 拓実
木本 敬介
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木本 敬介
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駒野 友一
櫻内 渚
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苔口 卓也
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木本 敬介
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
ヤマハスタジアム | 8/17(日) | 19:00 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝、乾燥 | 山本 好彦 | 佐藤 隆治 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
くもり | 90分 | 村田 裕介 | 大友 一平 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
27.3度 | 89% | 勝又 弘樹 | 花澤 秀登 |
16 | シュート | 11 |
7 | ゴールキック | 9 |
8 | コーナーキック | 0 |
6 | 直接FK | 10 |
4 | 間接FK | 3 |
3 | オフサイド | 2 |
0 | PK | 0 |
前節の敗戦をホームで払拭し、リーグ3戦ぶりの勝利を!
後半戦の勝利はここまで第24節・カマタマーレ讃岐戦(7月30日)のみ。首位・湘南ベルマーレ、そして、2位・松本山雅FCの背中はさらに遠くなってしまった。こうした状況だからこそ、チームとしての実力を問われている。今こそサックスブルーの底力を発揮し、“逆襲”のきっかけを掴みたい。
ジュビロ磐田は前節(8月10日)、アウェイでアビスパ福岡と対戦した。松井大輔を累積警告による出場停止で欠く中、序盤に2点を奪われ、0-2で前半を折り返すことに。終盤に森下 俊のゴールで1点差に詰め寄ったが、試合終了間際にも失点。1-3という屈辱的なスコアで敗れた。
試合後、八田直樹は「チームとして“甘さ”が出てしまった」と唇をかみ締めた。攻守の切り替え、球際の攻防、そして、ハードワーク。苦しいチーム状況だからこそ、サッカーの“基本”とも言える部分を改めて見つめ直さなければいけない。
また、第21節・京都サンガF.C.戦(7月5日)からの6試合のうち、5試合で複数失点。攻撃とのバランスを取りつつ、守備の修正を求められている。なお、アルビレックス新潟より期限付き移籍加入したDF・坪内秀介は選手登録の関係上、この試合より出場可能となる見込み。新戦力の起用もこの試合のポイントとなる。
対するカターレ富山は前節ホームでモンテディオ山形と対戦。試合開始直後に失点したが、すぐさま新戦力・宮吉拓実のゴールで同点。そのまま1-1のドロー決着となった。この結果、連敗は『3』で止めたものの、リーグ6戦未勝利となった。ただし、勝利こそ逃したが、8月に京都サンガF.C.より期限付き移籍加入したばかりの新ストライカーに得点が生まれたことは収穫と言えるだろう。今季はここまで2勝4分20敗。勝ち点10の最下位と思うような結果を残せていないだけに、後半戦での巻き返しを狙う。
前回の対戦は第14節(5月18日)。敵地・富山県総合運動公園陸上競技場での一戦は接戦となった。サックスブルーに決勝ゴールが生まれたのは前半終了間際。相手ゴール前で細かいパスをつなぎ、最後は小林祐希がゴール。背番号4のジュビロ磐田加入後初のリーグ戦の得点により、1-0で勝利している。ただし、それは今回の対戦では参考にならない。智将・安間貴義監督の下、2順目となる後半戦はさらなる分析を進めてくるに違いない。後半戦では横浜FC、東京ヴェルディと下位に敗れているという点でもタフな試合になることは間違いない。
先週は台風11号により交通網が出たが、前節のアウェイ・アビスパ福岡戦も大勢のサックスブルーサポーターにエールをもらった。熱い激励に応えるためにも、何としても勝利したい。
富山、安間貴義監督、「相手のスピードを止めてボールを奪おう!!」、「自分たちのアイディアを信じて、ボールを動かして」、「フリーの時にボールを大切に。周りが声を出して、マイボールの時間を増やそう!!」。
――感想
相手の映像を分析してく中で、もちろん楽な試合になることは期待していませんでした。富山さんは順位こそ最下位ですが、非常にいいチームです。試合中、様々な要素で彼らを上回っていたと思います。そして、すでに選手たちにも伝えましたが、点差がついた後の戦い方の部分で特に集中力、闘争心の低下が見られました。やはり日本のリーグを戦っていく中で5分もあれば、すべてが可能だと。逆転すること、逆転されることも可能だと選手たちに伝えました。みなさんもわかると思いますが、昨日に行われたセレッソとフロンターレの試合です。もう5分あれば(セレッソは)逆転できたと思います。そういった試合でした。やはり最後までしっかりと集中力を保ち、安定した中で結果を求めていきたいと思います。
――新加入の坪内選手を先発起用した意図は?
守備の立て直しという部分で坪内選手を獲得しました。彼は両サイドバック、センターバックもできますし、そういったことを期待して獲得しました。しっかりと期待に応えてくれたと思います。そして、サイドバックの部分では右を攻撃的に、左を守備的にしようと。後ろで安定感をもたらすために彼を獲得しましたし、期待に応えてくれたと思っています。
――守備の立て直しについての質問です。「集中力の低下」というお話でしたが、その前の段階での戦いについてはどう評価されていますか?
集中が切れるまでは我々の方が先手を取って戦っていました。後ろの方でポジショニングのミスもなくプレーできていたと思っています。そして、富山さんの攻撃の仕方ところで、彼らはどんな状況でも縦だけではなくサイドからのクロスでGKとDFの間を狙ってきますし、そういった攻撃をしてきました。ただ、彼らの特長を上手く潰すことはできたと思います。走り込んでくる選手をしっかりとマークできていましたし、クロスを上げさせないようなポジショニングを取れていました。ただ、集中力が切れた後、カバーリングもすごくあいまいで、そこを使われたと思います。
――今週の練習で安定感のある選手を使う、というお話もありましたが、終盤の2失点についてはどう評価されていますか?
今のチーム状況を考えた時に、そこまでよくない状況の中で点差がついた時に自信が過信につながったのかなと。そういったところは見受けられました。
――集中力の欠如の要因は暑さでしょうか?メンタルが影響しているのでしょうか?
もちろんこれだけの湿度(※89パーセント)の中での試合でしたが、それは言い訳にはならないと思います。相手にとっても同じことですから。やはりメンタルのところでの安定感が見受けられないのかなと思っています。ただ、今日の暑さを戦い抜くことは厳しいものだと思っていますし、私がカタールで指揮を取っていた頃のような暑さですが、それは言い訳になるわけで。やはりメンタル的な要素だったのかなと思います。
――週中に天皇杯がありますが、今日の試合は影響しますか?
練習量を少し落としていきます。天皇杯は我々にとって非常に重要な大会です。できるだけベストメンバーで戦いたいとは思っています。奈良クラブさんは仙台さんに勝っているわけですし、我々の手元にあるメンバーでベストメンバーで臨みたいと思っています。
――前半の攻撃面について質問です。監督ご自身としてはもっと速く攻めたいのでしょうか?さらにパスをつないで攻めたいのでしょうか?攻撃のお考えを教えてください。
使い分けというところです。前半、しっかりとパスをつないでいましたが、裏へ飛び出す動き、動き直しは少なかったと思います。動き直すための一つの選択肢として山崎を中央へ持っていき、松井を交代させました。松井に関しては少し体調がよくないということもあり、少し動きにボリュームがなかったので、何とも言えないというところでチンガを入れてスピードを加えると。そこも使い分けです。パスをつなぐところとスピードを使う部分と。その部分がこれからさらによくなっていけばと思います。
そして、時間が経過していく中でヤマ(山崎)に疲労が見られたので、松浦と交代させました。3バックの相手と対戦する時にはボランチのプレッシャーはとても大事になってきますし、彼のそういった役割を与えました。
勝つことが一番だったので、勝てたことはよかったですが、課題は僕自身もそうですし、チームとしてもあるかなと感じました。ゴールはラッキーだったかなと思います。いい距離感でプレーできている時はチャンスを作れたと思います。長い間ピッチを離れていたので、ここから取り返したいと思ってピッチに入りました。(90分プレーして)もうバテバテです(苦笑)。次はもっといいプレーができるように頑張りたいです。
ここ数試合勝てていなかったので、結果としてはよかったですが、失点の部分はチームとして甘さが出たと思います。
――ゴールについて
途中からポジションを真ん中に移して、前田さんと2人でお互いにいい関係を築けていたと思いますし、それが結果につながったと思います。前田さんとのコンビは久々でしたが、違和感なくプレーできました。チンガのゴールは自分のアシストと言うより、チンガが個人技で決めてくれました。チームとしてさらにシュートだったり、勝負のパスだったり、ゴールに向かうプレーを絡めれば、さらにいい攻撃ができたと思います。
――途中交代となったが?
やはりまずはフルで出たいという気持ちもあります。ただ、次の試合は途中からか先発かはまだわかりませんが、出た時間でしっかり仕事ができるように準備していきたいです。先発で出たいのはみんなそうだと思いますし、11人しか先発できないわけですが、90分を通してという意味では交代の3人も大事ですし、どちらの立場でも自分たちのプレーができるように準備していきたいです。
勝ててほっとしています。公式戦は本当に久々だったので、出し切ろうという気持ちでした。ジュビロに加入して最初の試合という意味でも負けたくないという気持ちでした。
――守備面について
1対1はそこまで多くなかったのですが、それがもっと出てきた時にどういったプレーができるかだと思います。3-0になるまではよかったと思いますが、最後の2点は課題と言えば課題です。そこを教訓としていかなければいけません。ただ、勝ったことで後悔ではなく、反省ができますし、前向きに今日の試合、最後の10分での2失点を振り返っていきたいです。
――連係面について
コミュニケーションをしっかり取ること、自分がマークにつく部分、受け渡す部分をしっかりと判断してやろうとは思っていましたし、そこを話し合ったり、自分自身としても意識していました。
――上手くいった部分は?
こちらがいい距離感でボールをつなげていて、ボールを失ったとしても距離感が近いので、そこからすぐファーストディフェンスで行けることで相手のミスにつながったというのはあると思います。それは続けていければと思います。
――ジュビロでの手応えは?
まだ1試合なので何とも言えませんが、負けなくてよかったというのはあります。
――サポーターの声援について
あれだけ選手とスタンドが近いということで、声援がよく聞こえますし、絶対に選手の力になると思います。サポーターのみなさんの声は本当にありがたいと思っています。その声援に応えられるように残りの試合またみんなでやっていければと思います。
――今後へ向けて
1試合、1試合やっていき、今年の最後にみんなで笑えればと。毎日しっかり練習していきたいです。
3点入るまではよかったと思いますが、その後に足が止まってしまいました。余計な2失点だったと思います。集中力を切らさないことが大事ですし、後ろからもしっかりと声をかけなければいけません。3-0で勝っていたわけですし、さらにいい戦い方ができればと思います。ただ、内容はよくないかもしれませんが、やはり勝つことが大事です。今まで両方(※結果と内容)よくなくて勝ち点を取れない試合もありました。その意味では1点差にされたことは問題点もありますが、勝ち点3には変わりないですし、前に進んでいかなければいけません。修正点は自分たちでわかっているので、映像を見ながら振り返っていきたいです。下ばかり向いていてはいけませんし、勝ち点3を取ったことはプラスですし、3点を取ったことはプラスです。立ち止まらず、勝ち続けることだと思います。
今は勝つことが求められていますし、まずは勝ててよかったと思います。
――坪内について
練習試合をしていない中で試合に入りましたが、経験がある選手ですし、ツボさんからも声を出してくれて、すごいやりやすかったです。
――前半の攻撃について
裏をさらに狙わないといけないと思いますし、僕たちの組み立ての部分もあると思います。ただ、0-0ということで最低ラインと言うか。後半、ボールが動くようになって3点取れました。
――感想
この連休の中、本当に多くの方がこのジュビロ戦に駆けつけてくださり、後押ししてくださったことで0-3の状態でも食らいついていくことができたと思います。みなさんと勝ち点を取れるようにまたやっていきたいと思います。
試合の方は、前半、上手く運べたかなとは思っています。後半になり、時間を味方にしたかったのですが、立ち上がりの失点がうちの課題でもありますし、この試合にすごく大きな意味を持たせたのかなと思います。ただ、よく選手に言っていましたが、0-3になった時にまだ時間が残っている以上、まだ何も奪われていないわけで、何も奪われていないのに自分たちでゲームを終わらせてしまうことはやめようと、先週ミーティングでやっていました。その意味では山形に追いつきましたし、ジュビロさんに2点返すことができたことは少なからず、もがきながらも前進していると思います。その中でも白崎なんかは内側の部分が課題でしたが、キャプテンとなり、0-3になっても鼓舞している姿は残りの試合にすごくいい影響を与えてくれると思います。新しく入ってきた選手に対し、意地を見せた苔口もチームにいい刺激を与えてくれていると思います。ただ、そうは言っても試合が減るということ、時間が減っていることをしっかりと自覚していますし、その自覚さえあれば、覚悟は決まると思います。残り試合、覚悟を持ってやっていきたいと思います。