2014年 試合速報
2014 J2リーグ 23節 vs.横浜FC
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小林 祐希
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寺田 紳一
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小林 祐希
チンガ
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野崎 陽介
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パク ソンホ
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野上 結貴
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寺田 紳一
安 英学
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野崎 陽介
小野瀬 康介
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松井 大輔
ペク ソンドン
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パク ソンホ
黒津 勝
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安 英学
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
ニッパ球 | 7/26(土) | 18:00 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝、乾燥 | 山本 好彦 | 松尾 一 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
晴れ | 90分 | 蒲澤 淳一 | 青山 健太 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
29.4度 | 57% | 加藤 正和 | 宮本 由利子 |
11 | シュート | 7 |
14 | ゴールキック | 8 |
2 | コーナーキック | 6 |
19 | 直接FK | 13 |
3 | 間接FK | 5 |
3 | オフサイド | 4 |
0 | PK | 0 |
後半戦を白星でスタートできなかったが、修正すべき点は修正できている。ここから夏場の連戦が幕を開けるが、まずはこのアウェイゲームに勝ち、弾みをつけたい。
ジュビロ磐田の予想フォーメーションは[4-2-3-1]。GKに八田直樹。最終ライン右から駒野友一、藤田義明、菅沼駿哉、宮崎智彦。ダブルボランチに岡田 隆と小林祐希。中盤右サイドからポポ、松井大輔、山崎亮平。1トップに阿部吉朗という並びか。あるいは東京ヴェルディ戦の後半のように阿部吉朗とポポの2トップという可能性もある。
攻撃陣では久々のリーグ先発に燃える背番号14に特に注目したい。また、期待の新加入・チンガはこの試合もベンチスタート。ゲーム途中に投入された際には持ち前のスピードで相手を惑わせるに違いない。守備陣ではこちらもリーグ3試合ぶりのスタメンとなる菅沼駿哉に注目。試合前日練習では居残りでキック練習を行い、服部年宏強化部長にアドバイスを受けていた。また、古巣対決となる宮崎智彦は「成長した姿を見せたい!」と意気込みを語っている。同じくかつて横浜FCに在籍した森下 俊もベンチでスタンバイしている。昨日7月25日に33歳の誕生日を迎えた駒野友一にも期待したい。
対する横浜FCの予想フォーメーションは[4-2-3-1]。GKに南 雄太。最終ライン右から市村篤司、野上結貴、ドウグラス、中島崇典。ダブルボランチに寺田紳一と松下裕樹。中盤2列目右から松下年宏、野崎陽介、小池純輝。1トップにパク ソンホという並びか。また、“キング・カズ”こと三浦知良がベンチに入り、ウォーミングアップの段階からスタジアムを盛り上げている。
横浜FCは今季前半戦を下位で折り返しているが、後半戦で巻き返しを期す。今季はここまで5勝8分9敗の18位。総得点は『18』、総失点は『24』と思うような結果を残せていない。
しかし、前回の対戦は2-2のドロー。第8節にヤマハスタジアムで対戦した際には黒津 勝に先制点を許している。その後、前田遼一、松井大輔のゴールで逆転したものの、終盤にPKから同点に追いつかれ、ドロー決着となった。ジュビロ磐田とすれば、今度こそ勝ちきりたい。
試合の舞台はアウェイ・ニッパツ三ツ沢球技場。天候は晴れ。風が強く日かげでは涼しさを感じることもできるが、ひなたではまだまだ日中の暑さが残っている。じめじめとした湿気もゲームにどう影響するか・・・。この試合も大勢のサックスブルーサポーターがスタジアムにつめかけ、試合前から大きなエールを送っている。ここで連敗はできない!何としても勝ち点3を持って帰るぞっ!
横浜FC、山口素弘監督、「前半以上にハードワークして行こう!」、「切り替え、プレッシャーをはっきり」、「2点目が勝負だ。強気に行くこと」。
――感想
まずは、このニッパツ三ツ沢球技場の60周年おめでとうございます。この試合は守備のところであまりに脆さが出たなと。90分間全てが悪かったわけではないと確信していますが、ただ、隙を見せれば失点につながります。我々もペナルティーエリア付近までは行きましたが、フィニッシュの精度を欠いてしまったことで、ゴールすることができませんでした。この試合は横浜FCの勝利に相応しい試合だったと。この先、まずは守備面をしっかりと再構築していきたいと思っています。再構築できれば、またいい結果が戻ってくると思います。
――湘南、松本との勝ち点差がひろがりましたが、J1昇格が厳しいのでは?
今は苦しい状況だと思っています。悪い状況ですが、この先試合は多いです。ですから、必ずJ1はできると思っています。この先、3連戦の3試合目で松本と対戦します。松本に勝てば、チームは大きく成長すると思いますし、結果を求めていきたいです。自動昇格を諦めたわけではありません。自動昇格という目標を達成するためにチャンスは多くあります。ただ、まずはその前に、今チーム状況がすごくアンバランスです。複数の選手たちの負傷があってなのかはさだかではありませんが、ただ、バランスをしっかり取れれば、いい結果がついてくると思います。
――前田選手などけが人の見通しは?
ゾノ(金園英学)は少し時間がかかると思います。前田はジョギングまで回復していますが、今週についてはあまり期待できないのかなと。伊野波、フェルジナンドは体調不良から完全復帰し、今日から全体練習に参加しています。次の試合には出られると思います。
――けが人が多いわけですが、守備が崩れた原因は?
原因としては、我々のペナルティーエリアに相手が食い込んできた時にボールへの寄せが甘かったり、個人個人の脆さが少し出たのかなと思っています。見ていただけたらわかると思いますが、1失点目を食らった時に我々の方が数的優位でしたが、1人の選手にだれもマークに行かず、そこでフリーで決められてしまいました。そこの判断で誰が、いつ寄せるのかと。そして、セットプレーのところでも危険でしたし、少し慎重さが足りなかったのかなと。そこで相手が優位に立ったのかなと。そのあたりを含めて今週守備の改善を進めていきたいと思っています。
――『個人の脆さ』とありましたが、その要因はメンタル面や暑さなどどういったことが理由ですか?
危険なところで戦うスピリットがあまり見られませんでしたが、ただ、全体としては戦うスピリットがあったと思います。試合に挑む姿勢は見ることができましたが、ただ、1つ1つの局面で脆さが出たと思っています。
――ヤマハでの湘南戦は素晴らしい試合でしたが、なぜ、それを再現できないのでしょうか?
今後、選手たちにミーティングする時にその質問をそのまま投げかけたいと思います。湘南戦の会見でもこの姿を見せることができれば、いい結果を得られると言いました。暑さについてですが、我々は他のチームより平均年齢が高いです。ただ、その中でも特に後半、疲れてくる頃に我々の選手の方が彼らより走っていたことは否定はできないと思います。
――“ミニ目標”を達成できませんが?
5試合で勝ち点10というところをずっと達成してきたわけですが、それを達成してもずっと松本がついてきていた状況でした。ですから、5連勝を目指そうと投げかけていました。初めて達成できませんでしたが、このままぶれずにやっていきたいと思います。
アウェイにもたくさんのサポーターの方に応援に来ていただきましたし、それに対して申し訳ないです。セットプレーで力負けしてしまった部分もありました。
前半からパスのところでミスが重なったり、これから攻めるという時にミスが多くなってしまいました。立ち上がりはよかったのですが、そういったミスを繰り返してしまった部分もありましたし、ミスを少なくしなければいけません。
前半の10分、15分ぐらいは逆に相手が苦しんでいた感じがありましたが、1点取られてから流れが変わってしまいました。僕自身もチャンスをしっかり決めきらなければいけませんでした。
前半の入りはよかったのですが、失点をした後に後手を踏んでしまいました。練習で修正しなければいけません。
これだけ失点してしまいましたし、言い訳できないと思っています。改めてチームが1つになり、やっていきたいです。
――感想
まず、久しぶりのホームの勝ちは嬉しいですし、サポーターにも喜んでもらえたと。勝ち点3に値するプレーを選手は見せてくれたと思います。今週だけではないですが、今週非常に選手がトレーニングの中で積極的に取り組んでくれて、より結果にこだわるところのプレーを意識してやってくれていると。それは出た選手だけでなくていろんな選手。その選手がいい状態を作ってくれているということがありますし、けがで一緒にできていない選手もいますが、けが人も徐々に戻ってきています。カズ(三浦知良)も今季初めてメンバーに入って、これからもっとチームに力を与えてくれると思いますし、そういう意味でいろんな選手がいい準備をしてくれると思います。後半戦の前に伝えたように、これから1試合1試合覚悟を持って臨むと。1つ1つ積み上げていくプレーを見せると言いました。
ゲーム内容については、磐田さんは個々の能力が高い選手が揃っていて前田選手、金園選手、伊野波選手、フェルジナンド選手がいようがいまいが、こちらはしっかりとした戦いを見せるんだというところだと思います。いなかったから勝ったんだということではなくて、書きたい人は書いてもらってかまわないんですが、こちらはしっかりとしたプレーを見せる、アグレッシブな戦いをする、粘り強く戦うというところを90分プラスアルファやってくれたと思います。
攻撃に関しても、うまく早めにサイドの裏や背後の動きを献身的に、特に(パク)ソンホ、野崎のところかな、非常に突いてくれました。シュートの意識も非常に全体としていい意識も出てきています。ただ、先ほど選手にも伝えましたが、連勝というのは僕らにはあまり関係ないので、今日勝ったことは終わりで、次に勝つかどうかというところしか目指していません。それは選手に伝え、選手もそういう目をしてくれたので、またいい準備をしてアウェイの札幌戦に臨みたいと思います。