2014年 試合速報
2014 J2リーグ 21節 vs.京都サンガF.C.
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前田 遼一
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オウンゴール
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山瀬 功治
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前田 遼一
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田村 亮介
伊藤 優汰
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大黒 将志
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山崎 亮平
山田 大記
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田森 大己
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山瀬 功治
三平 和司
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酒井 隆介
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小林 祐希
岡田 隆
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中山 博貴
内野 貴志
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ペク ソンドン
阿部 吉朗
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松井 大輔
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
西京極 | 7/5(土) | 19:00 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝、乾燥 | 川北 信幸 | 扇谷 健司 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
晴れ | 90分分 | 田中 利幸 | 三原 純 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
25.4度 | 70% | 西橋 勲 | 野村 絢 |
5 | シュート | 8 |
8 | ゴールキック | 11 |
4 | コーナーキック | 9 |
21 | 直接FK | 12 |
7 | 間接FK | 1 |
7 | オフサイド | 0 |
0 | PK | 0 |
長丁場のリーグ戦もいよいよ折り返し地点を迎える。前半戦はこの試合が最後。節目の一戦を何としても勝利で締め括りたい。
ジュビロ磐田の予想フォーメーションは[4-2-3-1]。GKに八田直樹。最終ライン右から駒野友一、藤田義明、伊野波雅彦、宮崎智彦。ダブルボランチにフェルジナンドと小林祐希。中盤右サイドからペク ソンドン、松井大輔、山崎亮平。1トップに前田遼一という並びか。
対する京都サンガF.C.のフォーメーションは[4-4-2]。GKにオ スンフン。最終ライン右から石櫃洋祐、酒井隆介、バヤリッツァ、駒井善成。ダブルボランチに工藤浩平、田森大己。中盤2列目右サイドに田村亮介、同左に中山博貴。2トップに山瀬功治と大黒将志という並びか。
ジュビロ磐田は日本代表の伊野波雅彦がスタメンに復帰。『2014 FIFAワールドカップブラジル』では残念ながら出場機会がなかったが、今週全体練習に合流し、しっかりとコンディションを調整してきた。ペリクレス シャムスカ監督は「伊野波はいい状態で帰ってきてくれた」と話しているだけに、復帰戦で早速チームを牽引してくれるに違いない。古巣対決となるのは松井大輔。京都府出身であり、00年から04年まで京都サンガF.C.でプレーした。「西京極はプロデビューを果たした特別な場所。いいプレーを見せたい」と意気込みを語っている。久々のスタメンとなるペク ソンドンにも注目したい。
対する京都サンガF.C.は第20節終了時点で7位。昨季は惜しくもJ1昇格を逃し、今季はそのリベンジに燃える。しかし、ここまで8勝6分6敗と上位争いに絡むことができていない。この試合より指揮を取る川勝良一新監督の下でリスタートを切る。川勝良一新監督が東京ヴェルディ時代に指導していたのがジュビロ磐田のボランチ・小林祐希。かつての指揮官の前でどんなプレーを見せることができるか。
試合会場は京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場。天気はくもり。ピッチ上空は厚い雲に覆われ、今にも雨が降り出しそうだ。ただし、ピッチにはアップ前に水がまかれており、もともとスリッピーな状況。パスをつなぐ上でメリットと言えそうだ。アウェイゴール裏にはこの試合も大勢のサックスブルーサポーターが駆けつけ、試合前から熱い声援を送っている。キックオフは19時。ご声援よろしくお願いします!
京都、川勝良一監督、「セットプレーは注意すること」、「冷静に、戦う意欲をもっと見せよう」、「後半は自分たちから仕掛けていくこと」。
――感想
我々にとって非常に大切な勝利でした。特に京都さんはクオリティーの高い選手たちが揃っていますから。ただ、前半は我々の方がいい入りができました。ただ、1失点目は自分たちのミスで取られてしまいました。後半の入りは非常に悪い時間帯で失点してしまいました。我々が浮き足だってしまい、京都さんが高い集中力で後半に入ったと思います。その得点で彼らはモチベーションを上げることができ、後半動きが活発化してきました。ただ、90分間で考えると我々の方が勝ちにふさわしかったと思っています。
また、今日来ていただいたジュビロのサポーターの方々に感謝いたします。磐田市長、磐田市の協力もあり、17台のバスで来ていただきました。とても感謝しています。また、浜松でパブリックビューイングが行われているということで、ご覧になられた方にも感謝いたします。
――攻撃面の評価は?
サイドからいいコンビネーションでチャンスを作ることができました。我々のチームの特長の一つとして両サイドバックの攻撃参加、そして、その前にいるスピードのある選手を上手く生かすことができました。また、(山田)大記をなぜサイドに入れたかというとさらにボールキープができるようにするためです。スマートな選手ですし、ポジショニングで気配りができる選手ですし、投入しました。そして、ボランチのところは(小林)祐希に代わり(岡田)隆を投入しました。(小林)祐希は非常にいいプレーをしてくれました。運動量も豊富でした。ただ、その影響もあってか少し負担がかかり、疲れが見られたので、新しい息を入れるために入れました。また、阿部については、京都は背の高い選手を入れてきたというところで、空中戦の対策の一つして入れました。彼はサイドでも守備に貢献できるので投入しました。
――2得点した前田選手の評価は?
ご覧の通り(前田)遼一はペナルティーエリアでいいポジションを取ると必ず結果を出してくれるだと思っています。ボールもいいボールでした。これからも期待していますし、高く評価しています。また、ボールがないところでもしっかりと最後まで運動量を持ち、チームに貢献してくれました。最後の1秒まで戦ってくれた彼に感謝しています。
――後半はシュートが少なくなりましたが、戦い方の評価は?
そうですね。カウンターアタックはたくさん作り出しましたが、フィニッシュの精度はちょっと低かったと思います。カウンターアタックはできましたが、決定機を作り出すことはできなかったと思います。
――後半はカウンターという意識だったのでしょうか?
そういうことではなくて、選手たちに常々言っていますし、チームの哲学の一つですが、攻撃の使い分けは落とし込んでいます。ただ、相手は負けている状況で得点を取りに来ますし、おのずとカウンターアタックが多くなったと思います。
――京都は新監督の初陣でしたが、チームの印象は?
京都さんは監督交代があったというところで、我々にとって少なくともアドバンテージになったと思います。京都さんはこれから成長していくチーム、我々は成長段階にあるチームという対決になりました。京都は時間をかければ必ず上位まで食い込んでくるチームだと思います。選手たちのクオリティーを見れば、わかることだと思います。
いい時間帯に得点を取ることができてよかったです。湘南にだいぶ差をひろげられているので、悔しいですが、後半戦で巻き返していきたいです。
かなりゲームをコントロールできましたし、フェルジナンドとの関係もよかったです。ポジショニングもよかったと思います。ミスもありましたが、3点取って勝てたことは収穫です。ただ、収穫ばかりではありませんし、また来週トレーニングして、次の試合につなげていきたいです。
――アシストについて
GKが取れないようにボールを蹴りました。思い通りのキックです。
――京都・川勝良一監督について(※東京ヴェルディ時代に指導を受けている)
すごく成長しているという言葉をかけてもらえました。どこかと言わればメンタル面だと思っています。他のチームの監督なのに僕自身のプレーを見てくれていて、すごく嬉しいです。感謝していますし、一番の恩師だと思っています。
危ない試合でしたが、勝ててよかったです。ただ、チームとして何度か集中力が切れてしまった部分がありましたし、修正点です。
――前半戦を振り返って
まだまだ気を抜けませんし、松本も勝っているので毎試合気を抜かずに前進したいと思います。まだぜんぜん自分たちの思い通りにはなっていませんが、どんどんよくなってくると思いますし、徐々につめていければと思います。
――久々に西京極でプレーしましたが?
温かく応援していただきました。ファンの方に感謝しています。
いらない失点をしてしまいました。そこだけ直せばある程度いいゲームだったと思います。後半の立ち上がりの失点は課題ですし、改めて修正しなければいけません。1失点目も集中力のところだと思います。ああいう失点をなくさなければいけません。まだまだだと思います。チームとしての試合の運び方をもっと考えなければいけないと思います。
――感想
前半硬かったなというところで、京都らしくないと言うか、技術的なところでちょっと。ホテルとか試合前のミーティングでちょっと個人的に発破をかけ過ぎたかなと。選手が硬くなったと言うか、気持ち的には戦うけど、逆にその硬さが慎重さとかで、相手の距離とかもっとボールにチャレンジできるポジションよりは安全なポジションで…。結局それが最終的に苦しかったと。そのあたり、シーズンでいろいろやり方が変わり、いろんな戸惑いが選手にあったかなと。後半、相手もジュビロなので個々の能力で乗せたりするときつい。イメージ通りの攻撃でフィニッシュまで行ければ一番いいですけど、それがいけないとしても、セカンドボールを拾うとか、ボールを奪うということに対してポジションをもっと近づけて。ただ後半、すぐに1点差にして、少し選手は少しずつ普段に近づいたとは思うんですが。ただ最後のところで、大黒以外の選手で裏とかスペースに関してもっともっと激しくできるようなチームと言うか、そこに変えていかなければという印象です。後半も選手は諦めないでゴールに近づいたと言うか、そういう姿勢は次につながるではなくて、つなげないとダメだと思うので。少し細かい所でもミーティングのことまでももう少し気にして、選手の戦う気持ちを如何にもう少し楽にと言うか、それが慎重な消極的なプレーにならない様な話とか、それでできる限り送り出して後半みたいな形を頭からできるようにしていきたいです。