2014年 試合速報
2014 J2リーグ 20節 vs.モンテディオ山形
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秋葉 勝
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前田 遼一
金園 英学
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伊東 俊
林 陵平
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駒野 友一
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宮阪 政樹
山崎 雅人
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石川 竜也
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山崎 亮平
阿部 吉朗
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秋葉 勝
萬代 宏樹
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駒野 友一
木下 高彰
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
NDスタ | 6/28(土) | 18:00 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝、乾燥 | 北郷 光宏 | 今村 義朗 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
くもり | 90分分 | 中野 卓 | 金井 清一 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
23.2度 | 69% | 橋本 真光 | 細谷 龍彦 |
13 | シュート | 11 |
12 | ゴールキック | 10 |
6 | コーナーキック | 6 |
12 | 直接FK | 17 |
0 | 間接FK | 4 |
0 | オフサイド | 3 |
0 | PK | 0 |
前節は湘南ベルマーレとの上位対決を制すことができなかった。しかし、ペリクレス シャムスカ監督は「我々はけしてぶれない」と前を向く。巻き返しの一戦。ここで連敗は絶対にできない――。
前半戦の最大の山場で思うような結果を手にできなかったが、落ち込んでいる時間はない。チームは修正すべき点を修正しつつ、今週も前向きな雰囲気でトレーニングを行った。とりわけベテランから若手まで幅広い選手とコミュニケーションを取り、ポジティブなムードを生み出していたのはゲームキャプテン・松井大輔。「やることは変わらない。気持ちを切り替えることが大事」(同選手)。経験豊富なMFが、この試合もサックスブルーを牽引する。
対するモンテディオ山形は第19節終了時点で7勝7分5敗。勝ち点28の10位につける。前節はアウェイでカマタマーレ讃岐と対戦。前半に秋葉勝、ディエゴが得点を決め、さらに試合終了間際には宮阪政樹がFKを直接叩き込み、3-0で勝利した。
ゲームのポイントの一つはモンテディオ山形の守備をいかに崩すか。第19節終了時点で総得点は『24』とそれほど多くはないが、失点数は『15』とJ2で湘南ベルマーレに次いで2番目に少ない。シャムスカ監督は「失点数が少ないチームだが、今こそその守備を打ち破りたい」と意気込む。昨季までジュビロ磐田でプレーしたボランチ・松岡亮輔とのマッチアップも勝敗を左右するポイントとなりそうだ。
また、指揮官はモンテディオ山形の攻撃も「ディエゴ選手、中島選手などが組み立ててくると思うし、スペースを与えてはいけない。宮阪選手という素晴らしいキッカーもいるので、セットプレーでも十二分に注意しなければいけない」と警戒している。
ジュビロ磐田の予想フォーメーションは[4-2-3-1]。GKに八田直樹。最終ライン右から駒野友一、藤田義明、菅沼駿哉、宮崎智彦。ダブルボランチに岡田 隆と小林祐希。中盤右サイドから松井大輔、山田大記、山崎亮平。1トップに前田遼一という並びか。
対するモンテディオ山形の予想フォーメーションは[4-2-3-1]。GKに山岸範宏。最終ライン右から山田拓巳、イジュヨン、當間建文、石川竜也。ダブルボランチに宮阪政樹と松岡亮輔。2列目右サイドから秋葉 勝、ディエゴ、伊東 俊。1トップに中島裕希という並びか。
試合の会場はNDソフトスタジアム山形。天候はくもり。雨の予報もあったが、試合開始直前の段階では何とかもっている。風が強い分涼しいが、この風がゲームにいかに影響するか。キックオフは18時。ご声援よろしくお願いします!
山形、石崎信弘監督、「自分のマークばかりを見ずにカバーの意識をしっかり持っていこう」、「チャンスがあったら大胆にクロスやシュートを打っていこう」、「飛び出す時はひとりで上がるのではなく全体を押し上げていこう」。
――感想
こんばんは。山形と対戦するにあたり、非常に失点数の少ないチームということで、必ず厳しい試合になると予想していました。守備が堅い中でも攻撃力のあるチームだとも思っていました。我々にとって特に危険だったのはセットプレーです。
ただ、我々としては後半、いいクロスがどんどん入るようになり、中に入るタイミングもよくなったと思います。ゾノ(金園英学)を投入したのは戦える選手ですし、チームにスピードをもたらす選手だからです。阿部を投入したのは勝っている中で、相手は背の高い選手をどんどん入れてきたので、その対策の一つとして入れました。右サイドバックに(木下)高彰を入れた理由も同じです。相手はクロスで必ずファーサイドを狙ってきますから。全体的なところでは我々が勝利にふさわしかったと思います。
――セットプレーの守備の対策で特別になにかしたことは?
相手のことを考えた上でセットプレーの練習は毎試合やっていますし、特別なことはやっていません。相手の映像を分析した上でそれをグラウンドに落とし込むという作業をやっています。それは相手によって変えることもありますが、そういうことをやっています。ただ、今回の相手に関してはさらに細かく選手たちに伝えました。いいキッカーがいますし、簡単なファウルは避けようと伝えました。
それと、サポーターの皆様に向けてのメッセージですが、遠くまで駆けつけていただいたジュビロサポーターの皆様に感謝したいです。また、山形のサポーターの方々にもこのような素晴らしい環境を作っていただき、満席にしていただき感謝しています。きっと満足して家に帰っていただけると思います。
――得点シーンについて
(小林)祐希が中にドリブルで来た時にこっちにくるという予感がありました。浮かさずに蹴れば入るというイメージがありましたし、イメージ通りです。湘南に負けた悔しさはどの選手もありましたし、その意味でも(山形戦は)大事な試合だと思っていました。相手は失点の少ないチームですし、崩すのは簡単ではないと思っていましたが、粘り強くプレーして勝ててよかったです。
試合前からこういう難しい試合になると思っていましたし、なかなか難しかったですが、こういう試合を勝ちきったことは評価できると思います。やはり連敗しないことは大事です。みんな湘南戦で悔しい思いをした中で、次の試合でしぶとく勝ち点3を取ることができました。来週も試合がありますし、これからどんどん調子を上げていって湘南にリベンジしたいです。
湘南の失点は僕自身、見つめ直さなければいけないと思っていました。流れがいい中でああいった失点をしてしまったので、改めて気持ちを入れ直してこの試合に入りました。ああいった失点をした後はメンタル的にきついものがありますが、そこで変わらなかったらいつまでも成長しないと思いますし、その次の試合の結果が大事だと思っていました。その意味でも結果で表すことができてよかったです。
久々のスタメンだったので、とにかくチームの力になりたいという気持ちでした。自分の持っているものを全てぶつけ、人生をかけるぐらいの気持ちでやりました。いつもと違って[4-1-4-1]でやって前半ゼロで抑えて、後半は[4-4-2]になってから、前半からそうでしたが、ピンチありチャンスありという展開が続いていたので、我慢するところは我慢して、仕留めるところでしっかり仕留めるという自信を持ちながらプレーしていました。やはり負けた後の反応がすごく大事だと思っていましたし、ここで勝つか引き分けるか負けるかというところでチームの士気がぜんぜん変わってくると思ったので、そういった意味でもしぶとく勝ち点3取れたことはチームとして非常によかったと思います。
現在2位のジュビロ、メンバー的には攻撃陣のところでかなりいい選手がいます。そこをどうチームとして抑えていくかというところが1つのポイントでした。あとは攻撃のところでどれだけいい形でシュートが打てるかというところが、今日の大きなポイントだったんじゃないかなと思います。前半などはかなり集中してディフェンスラインも対応できていて、攻撃もいい形でシュートまで持ち込めました。やはりチャンスがある時に点が取れなかった前半が痛かったです。後半、ジュビロが大きく変えてきたというより、自分たちのミスでなかなかボールが前に進まないという形になってしまいました。やはり後半も前半と同じような対応ができるようにしていかなければいけないんじゃないかなと思います。