2014年 試合速報
2014 J2リーグ 17節 vs.水戸ホーリーホック
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ポポ
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馬場 賢治
鈴木 隆行
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中里 崇宏
西岡 謙太
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鈴木 隆行
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内田 航平
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松井 大輔
松浦 拓弥
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小林 祐希
岡田 隆
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駒野 友一
木下 高彰
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小澤 司
吉田 眞紀人
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西岡 謙太
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八田 直樹
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
ヤマハスタジアム | 6/7(土) | 14:00 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝、乾燥 | 福田 寛 | 窪田 陽輔 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
晴れ | 90分分 | 藤井 陽一 | 藤田 稔人 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
26.3度 | 50% | 鈴木 規志 | 花澤 秀登 |
15 | シュート | 9 |
4 | ゴールキック | 11 |
10 | コーナーキック | 0 |
20 | 直接FK | 8 |
4 | 間接FK | 1 |
4 | オフサイド | 1 |
0 | PK | 1 |
磐田市内の小学生の声援もパワーに変え、3試合ぶりの勝利を掴め!
この試合は『磐田市小学生一斉観戦授業』と題し、磐田市が、市内全23校の小学5・6年生(約3,200名)をヤマハスタジアムへ招待する。磐田市が目指す「Jクラブと地域社会が一体となって実現する、スポーツが生活にとけ込み、人々が心身の健康と生活の楽しみを享受することができる町」の取り組みの一つだ。2011年にスタートし、今季で4度目を迎える。
この試合に先立ち、ジュビロ磐田選手会では、5月下旬に2度に分けて磐田市内の全小学校を訪問し、児童たちと交流した。訪問した際には児童から『絶対に1年でJ1に昇格してください!』という激励も受けた。「勝利をプレゼントしたい」と語るのはゲーム主将・松井大輔。サックスブルーサポーターはもちろん、スタンドに駆けつけた子どもたちの声援も力に変え、浮上へのきっかけを掴みたい。
前節・ファジアーノ岡山戦(5月31日)の前半に頭部を強打し、途中交代となった八田直樹は6月3日に全体練習に合流。「サポーターのみなさん、そして、応援に来てくれる小学生のみんなに感謝の気持ちを伝えるためにもいい試合をしたい」と意気込む。負傷でファジアーノ岡山戦を欠場した山田大記は今週の前半の段階では全体練習に合流できていない。だが、攻撃陣の駒は豊富。「いつ出番が回ってきても勝利のためにプレーするだけ」と語るのは山崎亮平。サックスブルーの総力を結集させ、3試合ぶりの白星を目指す。
今節ホームに迎えるのは11位の水戸ホーリーホック。昨季は15位と上位に食い込めなかったが、就任4年目となる柱谷哲二監督の下、継続的にチーム作りを進めてきた。前節はホームで松本山雅FCと対戦。今季初の3連勝を懸けて臨んだが、ミスもあり序盤から2点を追う展開に。終盤に途中出場の小澤司のゴールで1点を返したが、1-2で敗れた。
第16節終了時点で総得点は『18』とけして多くないが、総失点は『17』と少ない。組織的で、献身的な守備をベースとしつつ、前線には多彩なFWを要する。今季ここまでのチームトップスコアラーは新加入・馬場賢治。抜群の得点感覚を生かし、5得点をマークしている。空中戦に強い三島康平、さらに昨季のチームトップスコアラーであり、日本代表経験もある鈴木隆行にも要注意だ。
試合の焦点はやはり2点目になる。シャムスカ監督は「チャンスは作っている。あとはそれをしっかりと決めきること」と語る。今週もシュート練習やゲーム形式にメニューを行い、攻撃の連係を磨いてきた。今季、複数得点は第10節・ジェフユナイテッド千葉戦(4月29日)以来ないが、今こそサックスブルーの攻撃力を爆発させ、いい形で勝利を掴みたい。
水戸、柱谷哲二監督、「競り合いで負けないように」、「奪った後、よく見て正確につなぐこと」、「最後まで走りきろう!」。
――感想
目標としては勝利を持って帰るということで、もちろん常に安心をして勝ちたいと思います。先制点を決めた後にいくつかのチャンスを作り出すことができましたが、それを生かすことができませんでした。我々が試合で見せているものが、結果に結びついていないと思います。前半、先制点を決めたことで後半にシュート数が増えたと思います。それはチームとしてよくなった点ですし、さらによくしていかなければいけない点でもあると思います。コンパクトさがさらに出てきて、最後まで戦い抜き、我々は勝利にふさわしかったと思います。八田が相手の決定機を止めてくれたことは感謝したいです。ただ、全体的なところではもっと安心して勝ちたかったです。
――駒野選手に代わり木下選手、小林選手に代わり岡田選手を投入しましたが、意図は?
先制した後に松浦を投入することは計画していました。カウンターアタックが必要でしたし、スピーディーな選手を入れると。特に松浦に関しては今週非常にいいトレーニングをしてくれました。また、この試合、途中から求めていた選手は声が出せる選手、リーダーシップを発揮できる選手でした。その意味で(岡田)隆を入れました。特に中盤のところでのマークは相手が数的有利を作っていたので。(木下)高彰に関しては、駒野が運動量豊富なプレーを見せていて、疲れが見えたので。また、(相手が)2トップに高い選手を入れてきたという部分です。高い選手が駒野と競ると。1-0でリードしていたので、攻撃のところではできるだけいじりたくなかったです。2点目を決めた後に彼を入れるという考えもありました。もしくは試合終盤に投入するつもりでした。途中出場の選手はみんなよくやってくれたと思います。
――なかなか2点目を取れない試合が続いていますが、攻撃面の評価は?
もっとよくなればと思いますが、その前の攻撃を構築する部分、タメを作る部分というところではよくなったと思います。引き続きよくなるようにやっていきたいです。ただ、勝ち点3がのどから手が欲しいという状況で1-0で勝つことは非常にいいことだと思います。ブラジルでは1-0を大差だという表現もあります。特に2部リーグでは。その意味でも1-0でも十分だと思います。
――試合の観戦に来た小学生にメッセージをお願いします。
すみません。そのことで感謝を伝えないといけませんね。質問してくれてありがとうございます(笑)。スタジアムに子どもたちがいることは非常にいいことだと思います。選手たちにとって新たなモチベーションになったと思います。勝利することで子どもたちに恩返しできたと思いますし、勝者のメンタリティーを見せることができたと思います。最後まであきらめてはいけないという姿勢を見せることができたと思います。
――試合後の岡田選手のマイクパフォーマンスは何点ですか?
岡田は常にポジティブなものを持ってくる選手でもあります。マイクパフォーマンスを通じて、ジュビロを代表して素晴らしいことを言ってくれました。
とても幸せな気持ちでいっぱいです。なぜなら、先日、小学校を訪問し、試合のお誘いをしましたが、小学生たちがたくさん来てくれ、その試合で勝利できたからです。その上で自分が得点を決めることができましたし、満足しています。子どもたちが叫んだその声がボールをゴールに押し込んだのではないでしょうか。非常に嬉しく思いました。
チームとしても個人としてもこれよりももっともっとよくなると思って練習に取り組んでいます。続けることが大事ですし、さらに向上させていきたいです。内容には満足していませんし、さらに練習していきたいです。
――PKについて
『こっちに蹴ってくるかな』というのがありました。それぐらい見えていたので、止めることができたと思います。いい意味で余裕があったのかなと。(キックの前は)ずっとボールを見るようにしていました。今日、小学生もたくさん来てくれましたし、ここでいいプレーを見せることができればと思っていました。夢を与えることができればと。その意味でも仕事ができてよかったです。ただ、次も試合も勝たないと。次も勝ち点3を取れるように頑張りたいです。
――PKの直前にかなり大きな『八田コール』があったが?
あれだけ小学生も声を出してくれていましたし、正直、止めることができなくても(相手が)外すかなと思っていました。かなり重圧があったと思うので。今日の勝利は小学生のみなさんのおかげだと思います。
勝ったことはよかったのですが、自分のプレーを振り返ると何もできなかったという思いです。
――クロスが決勝点につながったが?
あれはポポがよく決めてくれたという感じですし、特別自分のパスが、ということではないと思います。自分が求められているプレーはできませんでした。反省しなければいけません。
――課題は?
相手もロングボールが増えてきて、そこで中盤も下がらなくてはいけません。守備から攻撃に切り替わる時にスペースでもらえず、足元になってしまったり、途中でミスをして取られてしまったりして・・・。チームとしてもっとボールを運んだり、前線で起点を作ってもっとマイボールの時間を長くできればさらによかったと思います。
勝てたことはよかったのですが、僕自身も含め2点目を取るチャンスはあったので、やはりそれを決めきらないと。今後への課題です。さらに戦わないといけませんし、さらに詰めていかないとレベルアップしないと思います。
――さらに戦わなければいけないとは?
後半の押し込まれた時間帯にもっと一人一人がプレッシャーではないですが、ボールへ寄せるという動作が遅い場面もあるので、さらに気持ちを出してボールへ寄せなければいけないと思います。
――磐田市の小学生が観戦に来てくれたが?
大きな声援は聞こえていました。ぜひまたスタジアムに来て欲しいです。見ていて楽しんでくれたかなと思います。僕たちとしても大きな声援を毎回聞けるようにさらにいい試合ができればと思います。
常に準備していましたし、その意味でもスムーズに試合に入れたと思います。誰よりも走って、声を出して、戦えればと思っていました。そこが自分の持ち味ですし、意識していました。こうやってしぶとく勝ち点3を積み上げることが大事だと思います。ただ、チームの課題としては2点目を取りに行くということだと感じています。
――試合後のマイクパフォーマンスについて
(試合後)歩いている時に何を言おうかなという感じでした。思いつきでしたが(苦笑)。自分か(山田)大記が話してほしいと言われていて、それで自分になりました。去年は(一斉観戦授業の試合で)勝てていませんでしたし、天気もなんとか持ちましたし、それも含めてよかったと思います。
個人的にチャンスもありましたし、あれを決めなければいけません。自分が出た意味という部分でももっとゲームを落ち着かせることができればと思いました。その意味でももっと期待に応えたかったですし、自分自身、もの足りないです。ただ、久々の試合でしたが、1本シュートを打てましたし、さらにたくさんシュートを打てるようになればと思います。
――感想
暑い中、選手たちは90分よく戦ってくれたと思います。PKを外して、この0-1という結果は受け入れられないかなと。内容として最後まで踏ん張りましたし、チャンスも作ったし、とても残念な結果だと思います。ただ、選手たちは90分間しっかり走って頑張ってくれたと思います。また体調を整えて次のゲームに進みたいと思います。