2014年 試合速報
2014 J2リーグ 14節 vs.カターレ富山
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小林 祐希
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ポポ
ペク ソンドン
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苔口 卓也
三上 陽輔
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キム ヨングン
ソ ヨンドク
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駒野 友一
宮崎 智彦
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木本 敬介
國吉 貴博
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松井 大輔
山崎 亮平
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
富山 | 5/18(日) | 16:00 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝、乾燥 | 望月 豊仁 | 村上 伸次 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
晴れ | 90分分 | 高橋 佳久 | 馬場 規 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
20.6度 | 49% | 大矢 充 | 布原 潤子 |
10 | シュート | 10 |
14 | ゴールキック | 8 |
4 | コーナーキック | 3 |
12 | 直接FK | 16 |
6 | 間接FK | 1 |
5 | オフサイド | 1 |
0 | PK | 0 |
前節のホーム・大分トリニータ戦で連勝が止まったサックスブルー。ここからはアウェイ2連戦となるが、再び白星を積み上げていきたい。
この試合、『2014 FIFAワールドカップブラジル』前最後のリーグ戦となる日本代表・伊野波 雅彦はベンチスタート。シャムスカ監督は「ケガのリスクを考慮して」とその起用理由を説明している。このため、木下高彰をセンターバックに起用。背番号27にとっては第8節・横浜FC戦以来のスタメンとなる。藤田義明とコンビを組むことが予想されるが、彼らしいアグレッシブな守備を見せてほしい。櫻内 渚、小林祐希も含め若手選手にとっては改めてアピールのチャンスとなる。攻守両面で積極的なプレーを見せてほしい。
対するカターレ富山は第2節・FC岐阜より6連敗と苦しみ、第10節・松本山雅FC戦で今季初勝利を挙げたが、その後思うように白星を積み上げることができていない。今季はここまで1勝2分10敗。勝ち点5の21位と苦しい序盤戦を強いられている。しかし、シャムスカ監督は「今の順位にいるようなチームではない」と相手を警戒する。とりわけ鋭いカウンターアタックには要注意だ。「スピードがあり、クオリティーが高い選手がいる」(シャムスカ監督)。とりわけJ1でのプレー経験もある苔口卓也、年代別日本代表の注目選手・中島翔哉、清水エスパルスより期限付きで移籍加入している白崎凌兵の3選手を自由にさせてはならない。
ジュビロの予想フォーメーションは[4-2-3-1]。GKに八田直樹。最終ライン右から駒野友一、木下高彰、藤田義明、櫻内 渚。ダブルボランチにフェルジナンドと小林祐希。中盤右サイドから松井大輔(キャプテン)、ポポ、山田大記。1トップに前田遼一という並びか。
対するカターレ富山の予想フォーメーションは[4-2-3-1]。GKに水谷雄一。4バック右から木村勝太、吉川拓也、御厨貴文、平出 涼。ダブルボランチに秋本倫孝とキム ヨングン。中盤の右から木本敬介、白崎凌兵、中島翔哉。1トップに苔口卓也という並びか。
戦いの舞台は富山県総合運動公園陸上競技場。天気は晴れ。風は試合前の段階ではホームゴール裏からアウェイゴール裏へ向かって吹いている。遠方ながらこの試合も大勢のサックスブルーサポーターが足を運んでくれた。スタンドに勝利をプレゼントするためにも『勝!!!』。
ご声援よろしくお願いします!!!
富山、安間貴義監督、「もっと仕掛けて積極的にシュートを打っていこう」、「出足の15分は特に注意すること」、「ゴールを奪って勝つためにやるべきことをやり続けよう」。
――感想
我々はもちろん勝ちにいきましたが、タイトなゲームになったと思います。すごく大事な時に得点が入ったことは嬉しく思っています。おそらく彼らのプランとしては前半を0-0で終わらせようということだったと思いますが、それを見事に打ち崩せたことは嬉しく思っています。また、以前よりもロングシュートを打とうと。その点により重きを置いて1週間取り組んだので、その成果が出たと思います。やり慣れているスタジアムと違うせいか、技術的なミスが目立ちました。スタジアム全体の施設は非常に素晴らしいものだと思います。ただ、ピッチがそれに伴えば、さらにいいスタジアムになるのではないかと思います。
終盤に関しては非常にひやひやしたものになったと思います。ただ、これがJ2だと選手たちに伝えていますし、選手たちが最後まで走りきってくれたことに感謝しています。
――駒野選手を途中交代させた理由は?
日本代表のところの30人の枠に入ったということで、次の松本戦に出られないということで、次の試合に備えて交代しました。その意味でも宮崎を投入しました。彼は練習復帰はしていますが、試合勘を取り戻すという意味もあります。
――前半、前田選手がいつもよりも高い位置でプレーしていたように見えましたが、戦術的な変更でしょうか?
前半のところでは高い位置ということもありましたが、戦術的でもフォーメーションの変更でもありません。ただ、後半に入ってからは[4-3-3]に変え、そこでさらに攻撃的になったのではないかと思います。ただ、彼は技術がすごく高い選手です。これからも彼の特長をしっかりと使いたいと思います。
――小林選手の評価は?
彼に関しては与えられたチャンスをしっかりと生かしてくれました。その後も一定の力を出し続けてくれたことで中心選手になっていると思います。ただ、それは彼に限らず、彼の以外の選手もしっかりと準備ができていればチャンスを生かせると思います。
――後半はどんなゲームプランでしたか?
後半、選手たちに求めたことは2点目を取りにいこうということです。2点目を取ることで安定した試合運びができると。そういった部分で彼らを送り出しました。難しいところもありましたし、最後はひやひやせずに勝ちたいと思います。
――後半[4-3-3]にした意図は?
セカンドボールを拾えていなかったので、中盤にさらに人数をかけ、数的優位な状況を作ってそこでセカンドを拾うために[4-1-4-1]に代えました。ボールを持っていれば[4-3-3]です。
――木下選手の評価は?
すごく若く、才能豊かな選手ですし、期待している選手です。(櫻内)渚もしっかりとチャンスを生かすことができた選手ですし、そのおかげでA契約の条件に達したと。今度は木下の番ではないかと思っています。
それと、余談ですが、また歯医者に行こうと思っています。歯医者の前日に試合があると必ず勝つので(笑)。予約をもっと増やそうと思っています(笑)
――伊野波選手の抜けた最終ラインの評価は?
彼がワールドカップに行く期間について、チームとして心配は全くありません。(菅沼)駿哉も帰ってきてくれると思います。伊野波をベンチに入れたのは最後の最後までチームと帯同させたいと思ったからです。この試合でも伊野波を使うことはできましたが、けがをさせたくないという理由でベンチとしました。ワールドカップのための最善の準備につなげてくれればと思います。
――得点シーンについて
(前田)遼一くんに縦パスが入った時点で最後まで見えていました。あとは出して動くだけでした。ああやって点を取れるわけですから、練習でもっと合ってくれば、もっと点を取れると思います。
――攻撃参加について
試合を重ねていく中、毎回前に前にと言っていましたが、前に行くタイミング、行き方、ボールへの絡み方が今日はすごいいい感じで絡めていました。そのあたりの行くタイミング、どうやって行くかといった部分を考えずに、感覚でできていました。それが一番いいと思いますし、それをもっと研ぎ澄ませられるようにしていきたいです。
前回先発した時は2失点して勝てなかったので、いつも以上に勝ちたいという気持ちが強かったです。安定した守備を見せることができればという思いでした。守備面では前回よりも落ち着いて対応できたと思います。ただ、前半の立ち上がりにミスが何度かあり、相手に流れを持っていかれそうになってしまったので、そういった試合の入り方は今後につなげていきたいです。
前半は攻撃、後半は守備という試合になってしまいました。後半、ボールを受ける動きといったところで全体が止まってしまう部分もありました。そのあたり、相手にはめられ、ボールを取った後もボールをすぐ失ってしまい、押し上げることができない場面もありました。ここ数試合続いていますし、修正点です。後半もさらに点を取りにいかなければと思いますし、そういう形を作りたいです。
チャンスはあったので、それが決まっていれば、2-0、3-0になっていたと思います。追加点が取れればさらにいい試合になると思います。最終ラインとしてちょっとバタバタしてしまった部分もありましたし、後ろがちょっと重たかったという時間帯もありました。そのあたり、もっと上手く守ることができればと思います。
ここ数試合左サイドで使ってもらい、無失点で抑えられた試合もありましたが、前節失点してしまったので、いつも以上にゼロに抑えたいという気持ちでした。右サイドでプレーしてからもそれは変わりませんでしたし、違和感なくプレーできていたと思います。
――感想
多くの方に来場していただき、後押ししてもらったことに感謝しています。また、今週、課題であるセットプレーの守りの練習に協力してくれた金沢星稜大のみなさんにも感謝しています。その成果が出て今日はセットプレーから失点しなかったので、これを続けていきたいです。選手は果敢に挑んでくれました。しかし、前半の勝負どころで失点しました。スペースのないところでパスをつなぎ得点した相手をほめるべきだと思います。しかし、思いを断ち切り、後半に再び挑んでいくことができました。これまでの課題を修正できました。最後まで走り切ってゴールを目指した姿勢は今後につながります。(ゴールを)入れるところで入れるのが課題です。決定機は作れているので選手を信じて根気強く取り組み、数字に示し、クラブに関わってくれる人と喜び合えるようにしたいです。この状況は自分たちで変えることができると思っています。強い意志を持ち、取り組んでいきたいです。