2014年 試合速報
2014 J2リーグ 12節 vs.愛媛FC
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山田 大記
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松井 大輔
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ハン ヒフン
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山田 大記
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表原 玄太
堀米 勇輝
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櫻内 渚
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松井 大輔
ペク ソンドン
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前田 遼一
山崎 亮平
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ハン ヒフン
近藤 貫太
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西岡 大輝
河原 和寿
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原川 力
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岡田 隆
田中 裕人
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
ニンスタ | 5/6(火) | 18:00 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝、乾燥 | 山本 好彦 | 福島 孝一郎 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
晴れ | 90分 | 長谷 忠志 | 武部 陽介 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
15.3度 | 30% | 宮部 範久 | 重松 寛紀 |
8 | シュート | 8 |
8 | ゴールキック | 7 |
0 | コーナーキック | 1 |
17 | 直接FK | 13 |
3 | 間接FK | 3 |
3 | オフサイド | 3 |
0 | PK | 0 |
前節、ホームでV・ファーレン長崎に1-0で競り勝ち、今季初の3連勝を飾ったサックスブルー。しかし、首位・湘南ベルマーレとの勝ち点差は縮まらず、『10』のまま。その差を埋めるためにも落とせない試合が続く――。
この試合、ジュビロ磐田の予想フォーメーションは[4-4-2]。GKに八田直樹。最終ライン右から駒野友一、藤田義明、伊野波雅彦、櫻内 渚。ダブルボランチに岡田 隆と小林祐希。中盤右サイドに松井大輔、同左に山田大記。2トップに前田遼一、阿部吉朗という並びか。
対する愛媛FCの予想フォーメーションは[3-4-2-1]。GKに児玉 剛。3バック右から代 健司、林堂 眞、西岡大輝。ダブルボランチに村上 巧と吉村圭司。中盤の右アウドサイドにハン ヒフン、同左に藤 直也。中盤2列目に表原玄太、原川 力。1トップに西田 剛という並びか。
中2日かつ、移動もあるアウェイゲーム。GWの連戦の中で最もタフなゲームになることは間違いない。ペリクレス シャムスカ監督は、2日間の準備期間について「連戦の3戦目ということで疲労も蓄積してくると思う。まずやるべきことは回復。映像分析を進めつつ、試合に絡んでいるメンバーは回復力を高めた」と語る。
注目選手は今季初スタメンとなる阿部吉朗と岡田 隆。共に出番を得られない中でも真摯に練習に取り組んできただけに、その活躍に期待したい。
対する愛媛FCは今季ここまで2勝4分5敗の18位。第7節・カターレ富山戦(4月13日)より勝利から遠ざかっており、第10節のホーム・栃木SC戦(4月29日)、第11節・アウイ・松本山雅FC戦(5月3日)で連敗を喫しているだけにこの試合に懸ける意気込みはいつも以上に強いだろう。第11節終了時点で総得点は9点にとどまっているが、総失点はジュビロ磐田と同じ11点。3バックが状況に応じて5バック気味になり、堅実な守備ブロックで応戦してくるはずだ。
ペリクレス シャムスカ監督は相手のキーパーソンについて「原川選手はすごく技術的に優れている。ずば抜けている」と話している。
試合会場は愛媛県松山市にある『ニンジニアスタジアム』。試合前の天候は晴れ。風は弱く、サッカー観戦日和と言っていい。連勝を『4』に伸ばし、首位・湘南ベルマーレを追走するぞっ!!!
ご声援よろしくお願いします!!!
愛媛・石丸清隆監督、「奪った後のパスを大事にしよう」、「パワーを持っている選手をシンプルに使おう」、「もう少しラインを高く保とう」。
――感想
コンバンハ(※日本語で)。我々にとって非常にタフなゲームになりました。もちろん愛媛の分析をしてきましたが、相手は我々が分析したチームとは全く違うチームで臨んできました。ただ、選手たちはその中で何をやるべきかを理解してくれ、我々の方が上手くコントロールできていたと思います。ポゼッションを大事にしながらやりましたが、しっかり結果を求める姿勢も見せることも同時にできました。
(ペク)ソンドンと山崎の交代についてですが、カウンターでスピードを生かそうと。ただ、もっと楽に試合を終えるためにはチャンスを生かすことが最優先となってきます。
逆に終盤では危険な場面もありました。冒険すると危険な試合になってしまいます。もっとノーリスクでできたと思います。ブラジルではクリスマスに、年によってですが、イベントとしてバギーがあります。運転手が子どもたちに感動的な冒険がいいのか、普通の冒険がいいのかということを質問するのですが、やはり子どもたちは冒険をしたいと言う。ただし、冒険してしまうとこのような危険な試合になってしまうと。選手たちはどうしても冒険をしてみたかったのかなと。もっとノーリスクにできればよかったと思います。
――4試合連続完封となりましたが、スタメンを入れ替え、岡田選手、阿部選手を起用した中でも結果を残せたことへの評価は?
岡田を起用した理由は、フェルジナンドが試合までも回復できなかったことで彼を起用しました。彼は練習に非常にいい姿勢で取り組んでくれています。そして、試合を読む力がある選手でもあります。その中でも他の選手にも指示を出すことができると。また、マークをはめに行くという部分でも指示を出すことができ、試合を読む力があります。(負傷明けで)これまで90分間やっていないという部分ではガス欠になったことは致し方ないと思います。
阿部については、サイド攻撃のところで、ペナルティーエリアのところで戦わせようという意図で投入しました。ペナルティーエリアでしっかり仕事をしたことで(山田)大記のアシストにつながったと思います。相手は中を締めてくるチームです。ですから、しっかりサイドを使おうと。求めていたサイド攻撃の量とは真逆となりましたが、その中で共通意識を持つことでしっかり仕事をしてくれましたし、小さな目標としている5試合のピリオドという意味でも連勝となりました。
――連続完封となりましたが、守備面の評価は?
守備で選手たちに投げかけていることは前線から始まるということです。みんなの共通意識がしっかりとしていることでよりコンパクトになってきています。3バックの相手にプレッシャーをかけることは非常に難しいところですが、その中でもどの選手も共通意識を持って行けていたと思います。
――得点場面について
(阿部)吉朗さんが折り返してくれたので、決めることができてよかったです。ただ、その前にクロスを空振りしていたのでちょっとやばいなと(苦笑)。
――シュートコースは狙い通り?
高さとしてはちょっと浮いてしまいましたが、コースとしてはイメージ通りです。もう少しおさえることができればよかったのですが、入ってよかったです。
――今季2点目について
欠場した試合もありましたが、第12節終了時点で2得点なので…。個人的に取れる時期と取れない時期がありますが、やはり取れる時期をもっと長くしなければいけません。
――アシストシーンについて
クロスがファーサイドに来れば、自分のタイミングで飛ぼうと思っていました。最初はシュートを狙おうと思いましたが、角度がなかったですし、(山田)大記が視野に入ったのでそこがベストな判断だったかなと。
ただ、得点に絡めたことはよかったのですが、個人的にもチームとしても修正しなければいけない部分があるので。シンプルにプレーするところはよりシンプルにプレーしたり、そういった部分の使い分けをチームとしてやっていければと思います。
――地元・愛媛県でのプレーについて
知っている人が見ていてくれていれば嬉しいですけど、もう忘れられているかなと(笑)。また頑張らなければいけません。
ボランチ2人でかなり潰せていたと思います。得点を取れませんでしたが、前に出ていってカウンターの起点になったり、サイドチェンジで状況を打開したり今までできなかったことができるようになっているので、それを続けないと。勝っていることが一番大きいです。次も勝ちたいです。
――山田選手の得点につながったクロスについて
右足で頑張って上げただけです(苦笑)。GKの届かないところだけということを意識して、ファーサイドに高いボールを、と。
――得点場面では高い位置でスローインを受けてクロスを上げたが?
シンプルな攻撃がなかなかなかったと思うので、ちょっと無理して。(スローインを)ボランチがあの位置で受けることで相手も崩れたかなと思います。
石丸監督は京都時代に一緒に選手としてプレーしていた方ですし、やはり戦いにくい部分もありました。相手が3バックということで、それにちょっと慣れていないと言うか、押し込まれていた部分もありましたし、なかなか攻めきれない部分もありました。相手も(ジュビロを)研究してきていたと思いますし、難しい戦いでしたが、勝ててよかったです。
後ろがどっしりしていれば、選手が入れ替わっても問題ないと思いますし、やはり後ろの2人がぶれずにやれていることが大きいと思います。
苦しい時に勝つことがやはり強いチームだと思います。ただ、毎回苦しい試合を勝たせてもらっているので、やはり自分たちのいいサッカーをもっと見せなければいけないと思います。もう一つ上に行くためにも満足することなく、突き進みたいと思います。まだまだ要求し合えることはあると思います。
時間の経過と共にだんだん締めていって、後半も耐える時は耐えてまた(失点を)ゼロに抑えることができたことはよかったと思います。連戦で疲労もありましたが、それは他のチームも同じことですし、言い訳せずにプレーしようと思っていました。まだまだ課題はあると思いますし、満足せずやりたいと思います。
――感想
今日はたくさんのサポーターが駆けつけてくれて、最後まで後押しをしてくれて、選手たちは最後まで勝利を目指してくれたことに感謝したいです。前半、ゲームはプラン的には我慢強く守備から入っていこうということで、狙い通りにいったところは多かったのですが、30分頃から思った以上に引かされ、こぼれ球も取れなくなり、とってもつなげなくなって、それが失点につながりました。あそこで前からプレッシャーがかけられる状況であれば防げた失点だったと思います。ハーフタイムにはもう1つ前から怖がらず行こうということを選手たちはある程度体現してくれました。相手が磐田ということを意識したのか、判断スピードが遅かったり、スピードが上がったところの精度が低いという印象です。チームとして急には直らないですが、連敗を受け止め、次に向けてもう少し体はいい状態になると思うので、札幌戦に向けて準備をして連敗を止めたいと思います。