2014年 試合速報
2014 J2リーグ 10節 vs.ジェフユナイテッド千葉
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山田 大記
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ポポ
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ポポ
ペク ソンドン
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山口 智
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前田 遼一
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松井 大輔
山崎 亮平
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谷澤 達也
井出 遥也
佐藤 健太郎
佐藤 勇人
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田中 佑昌
大塚 翔平
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小林 祐希
田中 裕人
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
ヤマハスタジアム | 4/29(火) | 16:00 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝、水含み | 古田 篤良 | 西村 雄一 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
雨 | 90分分 | 田中 利幸 | 山村 将弘 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
15.5度 | 83% | 鈴木 規志 | 花澤 秀登 |
13 | シュート | 11 |
14 | ゴールキック | 5 |
2 | コーナーキック | 7 |
14 | 直接FK | 10 |
1 | 間接FK | 0 |
1 | オフサイド | 0 |
0 | PK | 0 |
昇格争いのライバルを打倒し、ホーム2試合ぶりの勝利を!
ジェフユナイテッド千葉との対戦は11年の天皇杯以来。Jリーグでは09年以来の対戦となる。相手は2年連続J1昇格プレーオフで敗れているだけに、今季に懸ける意気込みはかなり強いはずだ。今季も昇格争いに絡んでくることは間違いない。昇格レースのライバルを下し、波に乗りたい――。
ジェフユナイテッド千葉は今季、横浜F・マリノスより天野貴史、京都サンガF.C.より中村太亮、柏レイソルより山中亮輔といった即戦力を補強。昨季22得点でJ2得点王となったケンペス、日本代表の経験がある森本貴幸、静岡学園高出身の谷澤達也など選手層は厚い。昨季のチームアシスト王・米倉恒貴がガンバ大阪へ活躍の場を移したが、充実の戦力でJ1昇格を狙う。チームを指揮するのは就任2年目の鈴木淳監督。今季開幕戦では栃木SCに0-2で敗れたが、第2節・ファジアーノ岡山戦で今季初勝利。第6節・水戸ホーリーホックでは今季初の連勝をマークしている。
昇格争いの好敵手との一戦で、サックスブルーの選手層が改めて問われることになる。大型連休の連戦を前に、菅沼駿哉(右母趾末節骨骨折、練習復帰まで6週間程度)、金園英学(右母趾IP関節脱臼・陳旧性骨折、3~4週間程度)を長期離脱で欠くことになった。第8節・横浜FC戦(4月13日)では八田直樹、小林祐希、そして、木下高彰が今季初めてスタメン出場。念願のプロデビュー戦となった背番号27を含め、結果的にドローに終わったが、3選手それぞれが熱いプレーを見せてくれた。「若い選手がどんどん出てくることはチームとしていいこと」と語るのは駒野友一。この試合も彼らのパフォーマンスがポイントになる。「チームの勝利に貢献したい」と語るのはボランチ・小林祐希。ホームで勝利という結果を残し、定位置を掴み取ることができるか。
連戦の2戦目という意味でも重要な一戦となる。第9節・東京ヴェルディ戦(4月26日)より今季最初の連戦がスタート。第12節・愛媛FC戦(5月6日)まで11日間で4試合を戦うことになる。「しっかり休養を取ることが大事」と語るのは新加入のフェルジナンド。タフな試合が連続することは間違いないが、首位・湘南ベルマーレとの差を縮める絶好のチャンスでもある。コンディションをしっかりと管理しつつ、サックスブルーの総力を改めて結集させ、粘り強く白星を積み重ねていきたい。ゲームの舞台はヤマハスタジアム。目指すはホーム2試合ぶりの勝利だ――。
千葉・鈴木 淳監督、「攻守の切り替えを早く。遅れたらやられる」、「コンパクトに保って距離感を大事に」、「角度のあるパスを出していこう」、「気持ちの問題。落ち着いて後半入ってしっかり結果を出して帰ろう」。
――感想
(※バナナを手にして)まず、試合のことを話す前にバナナを食べなければいけません。先日のバルセロナとビジャレアルの試合でアウベス選手(バルセロナ)に投げられたバナナを私も食べようと思います。今は21世紀です。宗教的なもの、人種的なものなど様々な差別がありますが、私は反対です。
試合については、後半、特にいいプレーができたと思っています。前半も悪くはなかったのですが、上手く前線にボールを収めることができませんでした。後半に関しては、特に中盤のところで非常にコンパクトになったと感じました。チャンスで決めることができたことと、またセットプレーから決めることができ、嬉しく思っています。
――試合中、フォーメーションチェンジがあったのですか?
[4-1-4-1]に変更しました。中盤のところで人数をかけることにより、(前田)遼一が1トップになってターゲットになりました。相手の前線の4人が我々の守備4人に対してプレッシャーをかけてきたということで、フェルジナンドと(小林)祐希がバランスを取っていたのですが、ワンボランチとし、(小林)祐希を1列上げることでよりバランスがよくなりました。そして、ポポを左サイドに置きました。相手の右サイドに関しては守備的な選手でしたし、そこまでオーバーラップする機会はなかったと思います。
――いい守備からいい攻撃につなげることができていたが?
今日の相手は非常に技術があり、我々と非常に似ているチームです。そして、相手が私たちに与えてくれたスペースを三角形を作ってしっかり打開できたと思います。そして、常に彼らに言っていることは我々はどんな状況でもしっかりと準備しなければいけないと。そして、我々の特長は短いパスをつなぐ時に出てくると。ただ、大事なことは足元へのパスではなく、裏への動きと使い分けることだと思っています。そのリズムチェンジで相手を混乱させることができると思っています。
――中2日の連戦となったが、影響はありました?
連戦の序盤戦ですし、あまり影響はないと実感しました。ただ、この先、疲労が蓄積されてきた時にしっかり注意しなければいけません。連戦ですし、その後に蓄積が出てくると思います。次の試合に向けては回復する時間があると。ですから、次の試合もしっかり戦えると思います。大事なことは我々がしっかりと練習量をコントロールすることです。回復というところに重点を置けば、選手たちは100パーセントで試合に臨めると思います。
――2試合連続でセットプレーから得点が生まれました。その点を評価されているのか、もっと流れの中から得点を取りたいという考えなのか、そのあたりはいかがですか?
流れの中の得点でも、セットプレーからの得点でも勝ち点3が手に入ればそれに越したことはありません。サッカーでは攻撃的に行き、チャンスを生かせず、1発のカウンターでやられることが多くあるので、それはもったいないと思います。
――前田選手の得点はチームにとって弾みになりますか?
すごくチームにとって大事なことだと思います。ただ、言っておきたいことがあって、彼はキャンプの時に1週間ほど風邪で休んでいた時期があったので、練習をできない時期があったので、試合の中で成長を感じることができています。特に試合を重ねるごとにしっかり前線の守備をやってくれますし、助かっています。それにゴールを決めてくれます。我々にとっては寂しい気持ちもありますが、ワールドカップにぜひ行ってほしいという気持ちもあります。今、彼が見せている動きはチームを活性化させる動きです。
――この5試合で勝ち点10を獲得できたが?
今回が2シーズン目と言いますか、次の試合から3シーズン目が始まります。今度は5連勝というところを目標としたいです。それを目標設定していく中で次の試合が“勝ち点6”に値すると考えています。(V・ファーレン長崎との)直接対決ですから。
――先制点の場面について質問です。右サイドからフェルジナンドがクロスを上げましたが、評価は?
ビルドアップをしている中でフェルジナンドが右サイドに行ったと。彼はそのスペースを見つけて出ていきました。フェルジナンドはスペースがあれば、勇敢にそこを使う選手です。だからこそ、あのシチュエーションが生まれたと思います。
相手に合わせてフォーメーションを変えたことがよかったと思います。
――自身のゴールについて
コマ(駒野友一)が最高のボールをくれました。コマのおかげです。いいボールをくれますし、僕がしっかりしていれば入ると思います。前の試合でPKを外し、迷惑をかけていたので、得点が取れてよかったです。守備面では試合中みんなで声をかけ合いながら守れたことがよかったと思います。
――次節へ向けて
楽しんで勝ちたいと思います。
――サポーターへ向けて
いつもありがとうございます。また応援よろしくお願いします。
――先制点について
とても幸せです。ただ、どの選手が決めてもチームが勝つことが一番だと思います。ただ、その中で自分が決めることができて嬉しいです。
――試合全体を振り返って
相手にプレッシャーをかけるという部分で上手くはまらなかったことと、ミスで簡単にボールを失ってしまったことが前半の反省です。ただ、ハーフタイムにその修正点を指摘され、それを修正できました。それとシステムを変更したことが功を奏して後半よくなったと思います。練習の時から様々な布陣を練習していますし、能力の高い選手が多いので、システム変更にも対応できます。
――次節へ向けて
まだ多くの試合が残っていますし、順位を気にすることは早いと思います。勝ったと言っても修正すべき点はしっかりと修正し、一つ一つの試合を大事にしていきたいです。
後半システムを変え、いい形で得点取れました。うまくギャップができましたし、ジュビロがいい時はボールを前で奪えている時ですし、それができたのは一番だったと思います。
前半、自分たちでミスが多かったですし、自分も含めみんながどこで起点になるかと。ハーフウェーラインをあまり超えられず、ずっと攻められ続けていた時間帯もありましたが、そこで我慢できたことはよかったですし、こういう試合もあると。上手く試合の中で修正できたと思います。
前半、守備陣が粘ってくれましたし、それが勝利につながったと思います。なかなか崩せない時間帯もありましたが、ああいった形で得点を取れることはいいことです。勝ちながら修正していきたいです。
――後半、パスが動くようになった要因は?
フォーメーションを変え、改めてコミュニケーションも取りました。セカンドボールを拾えていなかったですが、フォーメーションが変わり、自分と(小林)祐希が2シャドーのような形に戻したのですが、そこで拾えるようになりました。
2試合連続で失点0ということで、耐えるべき時に耐えられるようになり、守備が安定してきて、攻撃面ではチャンスの時に得点が取れています。このまま集中して続けていければと思います。
――感想
前半からいい戦いができていましたが、十分ケアしていた1発の動きにやられ、ちょっと上手くセンターバックとサイドバックのところで連係が取れず、拾われて決められてしまいました。
前半から非常にコンパクトで、守備も2トップにしたわりにはボールに行けていて、奪って早く取ったり、背後を突く動きがあったり、いい形でゴールまで持っていくことができていたと思います。
後半に入って、若干スペースに出ていく動きが少なくなり、相手のブロックを崩しきれない、ブロックの背後に走れない場面もあり、後半の方がボールが効果的に動かなかったかなと。
ただ、失点するまではそんなに悪くなかったと思っていて、失点後もゲームはそんなに悪くはなかったのですが、攻撃面で単調なクロスしかなく、そこで惜しい場面もあったと思いますが、ゴールにねじ込むことができませんでした。セットプレーも含めてだいぶ練習して、ゴールに向かって飛んでいく場面もあったと思いますが、ゴールできませんでした。連戦ですぐ次のゲームが来ますので、それに備えたいと思います。