2014年 試合速報
2014 J2リーグ 9節 vs.東京ヴェルディ
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平本 一樹
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前田 直輝
南 秀仁
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ポポ
阿部 吉朗
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中後 雅喜
菅嶋 弘希
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松井 大輔
ペク ソンドン
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阿部 吉朗
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田村 直也
北脇 健慈
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フェルジナンド
岡田 隆
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
味スタ | 4/26(土) | 13:00 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝、乾燥 | 難波 邦雄 | 榎本 一慶 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
晴れ | 90分分 | 笹沢 潤 | 林 可人 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
24.4度 | 27% | 中原 美智雄 | 小山 修 |
8 | シュート | 13 |
15 | ゴールキック | 6 |
2 | コーナーキック | 5 |
6 | 直接FK | 12 |
5 | 間接FK | 1 |
5 | オフサイド | 1 |
0 | PK | 1 |
第7節のアウェイ・ギラヴァンツ北九州戦(4月13日)では逆転負け、第8節のホーム・横浜FC戦(4月20日)ではドロー。2試合勝ちなしという状況を打開するために、そして、連戦の初戦という意味でも非常に大きな意味を持つ一戦だ。この試合から第13節のホーム・大分トリニータ戦(5月11日)まで16日間で計5試合を戦うことになる。そのスタートを白星で飾ることはできるか――。
ジュビロの予想フォーメーションは[4-2-3-1]。GKに八田直樹。最終ライン右から駒野友一、伊野波雅彦、藤田義明、櫻内 渚。ダブルボランチにフェルジナンドと小林祐希。中盤2列目右サイドからポポ、山田大記、松井大輔(キャプテン)。1トップに前田遼一という並びか。注目は自身初のリーグ先発となる櫻内 渚。そして、古巣・東京ヴェルディとの対戦となる小林祐希。守備面では前節今季初先発となった八田直樹の活躍がカギとなる。
対する東京ヴェルディは第8節終了時点で20位。1勝2分5敗の勝ち点5と出遅れる結果となっただけに、この連戦で巻き返しを狙っているに違いない。前節はアウェイで水戸ホーリーホックと対戦。62分に相手に先制を許したが、終盤に途中出場の安西幸輝のクロスを常盤 聡が頭で押し込み、同点。勝ち越すことはできなかったが、アウェイで勝ち点1を得た。
第8節終了時点のチームトップスコアラーは3得点の前田直輝。期待の若手選手であり、特長はカットインからの左足のシュート。また、ベテラン・平本一樹も今季ここまで1得点2アシストと攻撃の軸となっている。チームを指揮するのは就任2年目の三浦泰年監督。
東京ヴェルディの予想フォーメーションは[4-2-3-1]。GKに佐藤優也。最終ライン右から安西幸輝、金 鐘必、井林 章、安在和樹。ダブルボランチに鈴木 惇、田村直也。中盤2列目右サイドから常盤 聡、前田直輝、中後雅喜。ワントップに平本一樹という並びか。
キックオフは13時。試合会場は味の素スタジアム。天候は晴れ。連戦の初戦を何としても白星で飾りたい!
ご声援よろしくお願いします!!!
前半アディショナルタイムは1分。
東京V・三浦泰年監督、「プレーの精度を上げてしっかりボールをつないでいこう」、「自由にフィードを蹴らさないよう厳しくチェイスしよう」、「もっと積極的にシュートを打とう」。
――感想
コンニチハ(※日本語で)。選手たちに与えた小さな目標を達成するというところで、今日の勝利は大事です。最低限の勝ち点を獲得できましたが、次も勝たなければいけません。ヴェルディというチームは常に手強く、守備的に、タイトにマークしてきました。ヴェルディというチームを研究したところ、彼らのDFラインは非常に強いと。その裏を突くことを選手たちに投げかけましたが、相手は対応が上手く、今度は足元でやってみようとバリエーションを与えました。選手たちはよくやってくれました。
試合中、それらの指示を彼らに伝えることは私の仕事ですが、どうしてもそこに時間がかかり、無駄なところもありましたが、彼らは見事に対応してくれました。後半、彼らも点数を取りに来るという姿勢が見れたので、均衡した展開になったと思います。
終盤、クロスからの攻撃が多かったので、もっとペナルティーエリアで戦わないといけないということで阿部を投入しました。(ペク)ソンドンはサイドのところでより活発に動かなければいけないということで投入しました。(岡田)隆のところは本来、(小林)祐希を代えるつもりでしたが、フェルジナンドから交代してほしいというジェスチャーがあったので、そこを代えました。
この勝利をサポーターの皆様に捧げたいと思っています。今日も大勢の方々に駆けつけていただきました。また、浜松でパブリックビューイングをしているということですので、彼らにも感謝したいです。
――セットプレーからの得点は今後につながりますか?
現代サッカーでセットプレーから得点することは非常に重要です。現代サッカーのゴールの約半分がセットプレー絡みから成り立っているということで今後に必ずつながると思っています。
我々は1週間に1回はセットプレーを練習していますし、その成果は出たと思っていますが、流れの中から得点についてはもう少し決めるべきところで決めていればよかったと思っています。
――『決めるべきところで決めていれば』というお話がありましたが、改善点は?
今日はすごく守備が堅いチームとやりましたが、彼らを混乱させるという部分ではラストパスの精度をさらに上げなければいけません。今日の試合では例えばダイレクトのコンビネーションといったところにあたるのではないかと思います。
――完封勝利となりましたが、守備面の評価は?
(櫻内)渚を左サイドに置きましたが、上下運動できますし、左サイドを活発にしてくれました。攻撃面でも円滑にプレーしてくれました。ロングボールもしっかり競れていましたし、期待通りの活躍でした。彼の今年最初の試合ということでこれからもっとよくなると思っています。試合勘を取り戻せればさらによくなると思っています。
――連戦となりますが、この連戦の目標は?
数字的な部分ではまだ定かではありませんが、まずはしっかりと回復させることが目の前の目標だと思っています。私自身、この後に歯の矯正に行くので、その先生にもこの勝利を伝えたいと思います(笑)
――前田選手がPKを外しましたが、その点はどう評価していますか?
私自身も練習でよく外したことがありますよ(笑)。冗談はさておき、彼が責任を持って蹴った結果です。そこに関しては何も言うことはありません。もちろん彼が蹴る回数が多いという部分では外す回数が多いと。それは致し方ないと思っています。
――決勝ゴールについて
自分のスペースのところで、ボールをセットされた時に相手がどうついてくるかを確認していました。コマちゃん(駒野友一)がどういうボールを蹴るということよりも、こう動いたら相手がどう着いてくるかと。こういうボールが来れば勝てるというのがありましたし、だから思いきり飛べました。イメージがあってよかったと思います。ボールにスピードがあったので、当てることだけを意識していました。ファーのバーに当たるかと思いましたが、日頃の行いがいいのかなと(笑)
立ち上がりから優位に進めることができ、チャンスもありましたし、あとは得点だけでした。あの時間帯で得点を取ることができ、勝ち点3という結果はすごく大きいと思います。
――最終ラインの連係について
前線からプレッシャーに行くところはしっかりと行けていましたし、ブロックを作って守備をしていた時もしっかりできていました。守備面で全員にそういった意識があったからこそ、ボールを取れていたと思いますし、失点していた試合よりも集中してみんなできていたと思います。
――決勝点につながったFKのキッカーを務めたが?
アウトスイングの方がいいということだったので。
前の試合よりは試合に対する入り方、雰囲気に慣れていたと思います。経験豊富なセンターバックの2人が様々なサポートをしてくれましたし、その通りに動けばやれるという感じでした。
ペナルティーエリアの中に入るところで、クロスだけではなく、もう少しくさび、ワンツーといったイメージをもっと持っていければと。バリエーションをさらに増やすためにも自分が縦パスを入れ、スイッチになれればと思っていました。こうして1-0の試合で勝つということはすごく大事だと思います。
――味の素スタジアムについて
やはり懐かしいです。スタジアムに入って、右側のロッカー(※アウェイ側)に行くのはちょっと不思議な感じもしました。
左サイドということは関係なく、与えられたポジションをやることが自分の考えていることですし、チャンスがあれば、しっかりとやっていきたいと思っていました。無失点で終えたことはプラスでしたが、危ない場面もありましたし、完璧かと言われればそうではないと思いますので、もっと連係を高めてやっていければと思います。(攻撃面の)最後のクオリティーもさらに上げていきたいです。
――感想
我々のプラン通りゲームは進んでいったのかなと思います。もちろん個の力だったりがしっかりとした選手がジュビロにはいるわけですから、守備のところをしっかりとやらなければいけない中、我々のプラン通りのペースで進め、最終的にはチャンスをゲームの展開として自分たちのものに持ってこれるギリギリのところまでは行っていたのかなとは思います。当然、結果はわかっている通り、87分のFKからの失点で結果というものは出せなかったものの、内容的には準備してきたものが、またはコンセプトを積み重ねてきたものを集中して選手たちがまとまり、最後に笛が鳴るまでやったと思っております。中2日で札幌戦がありますので、早くメンタル的なものをクリアにし、当然中2日では疲労が残らないわけではないと思いますので、そこは明日からまた準備をして、札幌戦ではこれにまた積み重ねられるようにしたいです。何よりもサポーターがいつも言う『勝点3』を目指して次もまたしっかりとしたサッカーをやりたいと思います。