2014年 試合速報
2014 J2リーグ 8節 vs.横浜FC
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黒津 勝
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前田 遼一
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永田 拓也
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松井 大輔
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ドウグラス
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野村 直輝
ホナウド
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飯尾 一慶
野崎 陽介
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ポポ
ペク ソンドン
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ホナウド
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松井 大輔
金園 英学
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フェルジナンド
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
ヤマハスタジアム | 4/20(日) | 16:00 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝、水含み | 山本 好彦 | 吉田 寿光 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
雨 | 90分分 | 五十嵐 泰之 | 村上 孝治 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
12.1度 | 70% | 間島 宗一 | 鈴木 良規 |
11 | シュート | 8 |
7 | ゴールキック | 10 |
3 | コーナーキック | 4 |
10 | 直接FK | 14 |
1 | 間接FK | 8 |
1 | オフサイド | 8 |
2 | PK | 1 |
連敗阻止!ホームで前節の流れを払拭する!
「残念ですが、この試合をいい“薬”にしなければいけない」。
試合後の取材ゾーンで山田大記は悔しさを隠さなかった。どの選手も思いは同じである。前節のアウェイゲームの悔しさをこの一戦に全力でぶつける――。
前節のアウェイ・ギラヴァンツ北九州戦(4月13日)はまさかの展開となった。試合開始直後に山田大記の今季初ゴールで先制。しかし、その直後にクロスから失点。1-1で前半を折り返すと後半も点の取り合いとなった。決勝ゴールは2-2で迎えた80分。中盤を崩され、最後は風間宏希にゴールネットを揺らされた。
試合後、ペリクレス シャムスカ監督は「90分間、戦い続けた選手たちに感謝したい」と話した上で、「少し相手にスペースを与え過ぎた」と守備面を悔やんだ。やはり前節3失点を喫した守備は修正点の一つ。キーワードは『コンパクトさ』である。指揮官は「よくなっていた守備のコンパクトさが北九州戦ではよくなかったと思う」と語る。どのシステムでも前線から最終ラインまでの距離感がルーズになれば、相手に隙を与えてしまう。まずは最終ラインを的確にコントロールすること。その上で連動したプレッシャーをかけ、相手の攻撃を封じたい。
ただし、守備ばかりにウエイトを置いてはならない。前節は山田大記が今季初ゴールを、ポポに2試合連続ゴールをそれぞれマーク。チームとしても6試合連続で複数得点をマークしているだけに、その攻撃面にブレーキをかける必要はない。大事なことは『バランス』。コンパクトな守備を意識しつつ、攻撃に転じた際はこれまで通り、アグレッシブに仕掛けていきたい。
今節、ホームに迎えるのは横浜FC。今季はここまで2勝2分3敗。勝ち点8の18位と思い通りの滑り出しとはならなかった。第3節・カターレ富山戦、第4節・モンテディオ山形戦に勝利し、今季初の連勝をマークしたが、その後、3連敗。前節のホーム・岐阜FC戦は0-1で惜敗。シュート数で相手を大きく上回るなどゲームを支配したが、序盤の失点に泣いた。3連敗かつ、3試合連続無得点という簡単な状況ではないからこそ、その流れを払拭すべく、強いメンタリティーで敵地に乗り込んでくるに違いない。
だが、流れを変えたいのはサックスブルーも同じ。4月下旬からはハードな連戦が始まる。その前のホームゲームでしっかりと結果を残し、弾みをつけたい。「前節の試合からしっかりと切り替えなければならない」と語るのはシャムスカ監督。まさにサックスブルーの“修正力”を問われる一戦。前節の敗戦を“良薬”としなければいけない――。
横浜FC・山口素弘監督、「慌てずボールを動かすこと」、「守備をコンパクトにしてボールを奪う」。
――感想
コンバンハ(※日本語で)。試合序盤に関しては彼らの方が上手くプレーできたのではないかと思います。そこで彼らに先制されましたが、そこから何とか復活してコントロールできていましたし、そこでいろんな力を発揮して逆転できました。後半も我々がコントロールした中で、いいビルドアップやいい攻撃がたくさんあったと思っています。ただ、我々がいい状態であるのにそこでチャンスを生かすことができませんでした。特にJ2を戦っていく上ではしっかりと点差を広げないと非常に危険だと思っています。同点とされた中、いい結果を持ってくるために最後まで戦いましたが、結果にはつながりませんでした。
――前節からメンバーとフォーメーションを変えた理由は?
まず、八田についてですが、八田と藤ヶ谷はそれほど力の差はないと。彼にもチャンスをあげたいと思って起用しました。タカアキ(木下高彰)に関しては急に彼を試合に出すという決断がありましたが、彼はずっと一生懸命に練習に取り組んでいましたし、成長できていました。信頼して彼を送り出しましたし、見事に期待に応えてくれました。そして、ユウキ(小林祐希)に関してはポポを中に入れることで、よりたくさんの攻撃のバリエーションにつながることを期待しました。特に松井と山田のところでしっかりと距離を取って常にサポートしていたと思います。常に我々が戦ってきたフォーメーションは相手に分析をされた中で変化を加えなければいけないと感じたので変えました。やはり常に試合を戦っていく中で様々なリニューアルはしなければいけないと思っています。
――菅沼駿哉選手と金園英学選手の状態は?
シュンヤ(菅沼駿哉)に関してはプレーできるまで6週間ほどかかると思います。右足を痛めました。ゾノ(金園英学)に関しては詳しい医療報告が明日以降になると思います。
――この試合、2失点ということはどう捉えていますか?
1点目に関しては彼らにメリットがあると思います。彼らがいいロングボールをフィードして、裏を取る動きが非常に上手く、その流れの中で得点を決めたと思います。ただ、守備面に関しては非常によく頑張っていたと思います。相手が我々のボランチの脇を使っていたというところをしっかりと修正できていましたし、その点はしっかりと褒めたいと思います。
――後半の立ち上がりについてはどう見ていますか?
負けているチームはやはり必ず結果を求めてきます。その中でやられたのかなと。ただ、彼らは様々な動きをしてきましたが、我々のペナルティーエリアの中にはあまり入ることができていなかったと思います。
前半、それから後半の途中まではジュビロらしいサッカーができたのですが、最後の最後に勝ちきれないことはやはり何かが足りないということだと思います。複数失点している試合もありますし、修正できればと思います。攻撃面ではチャンスは何度かあると思いますし、さらに話しながら次の試合に向けて準備していければと思います。自分が得点を取るかどうかにかかわらず、やはり勝つことが目標です。もう一度引き締めていきたいと思います。
個人的に立ち上がりにミスがありましたし、バタバタ入ってしまいました。最初の15分で相手を仕留めるぐらいの気持ちでいければと思います。自分自身、シュートをふかした場面もありましたし、1本だけではなく、もっと打たなければいけません。勝てなかったことが悔しいです。次は絶対に勝ちたいです。
ミスしても積極的に行こうということは思っていました。やれた部分もありましたが、課題もありました。これからに生かしていきたいです。前半消極的になっている部分があったので、後半はより積極的にと思っていました。少しは自分らしさを出せたかなと思います。ただ、もっと守備の選手として安定させるためにボールに行ければと思います。攻撃の部分ではちょっとミスが多かったので、前線の選手にもっとやりやすくプレーしてもらうためにも、もっと落ち着いてプレーできればと思います。
同じことを繰り返している、というゲームになっていると思います。先に点を取られましたが、逆転して、自分たちのゲームに戻すことができました。ただ、後半、自分たちが攻めている時にダメ押し点を取ることができず、悪い流れの中で取られてしまったと思います。攻められている時間帯に盛り返すことができないことも自分たちの課題だと思いますし、試合の運び方がまだまだ上手くいかないと思います。
試合前に(阿部)吉朗さんとも話していたのですが、木下のデビュー戦だったのでやはり勝たせてやりたいと。それはチームみんなで思っていたことです。『ケガした菅沼駿哉のために』ということも試合前にカルロスからもありました。様々懸けるものがあった試合だったので、残念です。
力のあるジュビロさん、そして、今の自分たちの状況を踏まえ、アウェイという本当に厳しい状況の中で選手たちは全体的に非常にいいプレーをしてくれたと思っています。いい入り方をしましたし、サッカーにはいろいろなことがあると常に言っていますが、いろんなことがあって逆転されましたが、しっかりとしたメンタルでプレ-して、後半ああいった形で追いつくことができました。その後もいいチャンスを作ることができたことで選手たちはよくやってくれたと思います。ただ、今も引き分けてロッカールームで選手たちは悔しい顔をしていました。もちろん勝ちたいという気持ちでしたし、今日のゲームだけではなく今週も練習してきたので悔しい顔をしていました。次も非常に力のある湘南さんですが、またみんなでいい準備をして勝ち点3を取るという意欲を持ってやっていきたいと思います。