2014年 試合速報
2014 J2リーグ 7節 vs.ギラヴァンツ北九州
![]()
|
![]() |
|
![]() |
![]()
|

![]() |
山田 大記
|
池元 友樹
|
![]() |
![]() |
ポポ
|

山崎 亮平
ペク ソンドン
|

![]() |
前田 遼一
金園 英学
|
川島 大地
|
![]() |
![]() |
ポポ
|
![]() |
松井 大輔
松浦 拓弥
|
![]() |
駒野 友一
|
池元 友樹
渡 大生
|
![]() |
風間 宏希
|
![]() |
川島 大地
八角 剛史
|
![]() |
原 一樹
大島 秀夫
|
![]() |








































スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
本城 | 4/13(日) | 16:00 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝、水含み | 楠 勝好 | 山本 雄大 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
雨 | 90分 | 高橋 佳久 | 馬場 規 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
13.0度 | 82% | 内田 康博 | 青木 辰夫 |
6 | シュート | 11 |
10 | ゴールキック | 3 |
1 | コーナーキック | 5 |
17 | 直接FK | 10 |
2 | 間接FK | 1 |
2 | オフサイド | 1 |
0 | PK | 0 |
今季初の3連勝をマークし、一気に勢いに乗りたい――。
開幕戦こそコンサドーレ札幌に不覚を取ったが、その後は5試合負けなし。チームの安定感が増してきた。前節はホームにザスパクサツ群馬(4月5日)を迎え、2-0で勝利。前半こそ無得点に終わったが、後半の立ち上がりにポポの加入後初ゴールで先制。さらに終盤に途中出場・ペク ソンドンの今季初ゴールで試合を決定づけた。
攻撃面ではコンスタントにゴールをマークできており、試合を重ねるごとに連係を密なものにできている。3試合連続で途中出場した選手がゴールを決めるなど高いレベルで競争できていることも大きい。
また、守備面も2試合連続完封勝利と結果を残せている。開幕6連勝の首位・湘南ベルマーレとの勝ち点差は『5』だが、「現時点で勝ち点差は全く意識していない」とペリクレス シャムスカ監督。シーズン開幕から「一定の力を出すことが大事」(同監督)とのスタンスを変えず、継続的なチーム作りを進めている。
今季7戦目はアウェイでのギラヴァンツ北九州戦。知将・柱谷幸一監督が率いる難敵だが、このゲームを制し、このまま連勝街道を突っ走りたい。
対するギラヴァンツ北九州は今季ここまで2勝1分3敗。勝ち点7の16位とスタートダッシュを成功させることはできなかった。ただし、ここ2試合は負けなし。前節のV・ファーレン長崎戦(アウェイ)では相手に先制されたが、池元友樹のゴールで同点。勝ち点1を分け合う結果となった。
第6節終了時点でのチームトップスコアラーは原 一樹(2得点)。池元友樹との2トップについて、シャムスカ監督は「ダイナミックな動きをしてくる」と警戒していた。また、ナンバー『10』を背負う小手川 宏基は大分トリニータ時代にシャムスカ監督の指導を受けた選手。「ドリブルが非常に上手い選手」(同監督)ということで、こちらも要注意だ。
ジュビロ磐田の予想フォーメーションは[4-1-4-1]。GKに藤ヶ谷 陽介。最終ライン右から駒野友一、伊野波雅彦、菅沼駿哉、藤田義明。アンカーにフェルジナンド。中盤2列目右サイドからポポ、松井大輔、山田大記、山崎亮平。1トップに前田遼一という並びか。
対するギラヴァンツ北九州の予想フォーメーションは[4-4-2]。GKに大谷幸輝。4バック右から星原健太、渡邉将基、前田和哉、冨士祐樹。ダブルボランチに風間宏希と鈴木修人。中盤の右サイドに小手川 宏基、左に川島大地。2トップに池元友樹、原 一樹という並びか。
試合の舞台は北九州市立本城陸上競技場。天候は朝から雨。ピッチ上はスリッピーなコンディションとなっており、風も強い。悪天候のアウェイゲームとなるが、それでも大勢のサックスブルーサポーターの皆様がスタジアムに詰め掛けている。
今季初の3連勝を奪取し、皆様の熱いエールに応えたい!!!
このゲームもチーム一丸となって、『勝!!!』
ご声援よろしくお願いします!!!
北九州・柱谷幸一監督、「ファールをしないように近くまでアプローチを寄せること」、「取ったボールは大切に味方につなぐこと」、「スリッピーな状況をいかそう」、「絶対勝てる」。
――感想
我々にとっては1戦1戦を勝つために考えて臨んでいますが、今日に関しては目標を達成できなかったということと、よくなっていた守備のコンパクトさが(この試合では)よくなかったのではないかと思っています。そして、我々も負けを受け入れなければいけないと思いますし、相手に賛辞を送らないといけないと思います。そして、90分間戦い続け、結果を求め続けた選手たちに感謝したいと思っています。
――守備が乱れた理由、間伸びした理由は?
我々のミスもありましたが、相手の攻撃に素晴らしいものがあったと思います。悪いところを言えば、少しスペースを与えすぎたのかなと思います。そして、1対1で彼らの方が力を発揮できたのではないかと思います。
――先制した試合ではありましたが、試合を通じて想定外だった部分は?
先制したことは選手たちを褒めたいと思いますが、相手の方が少ないチャンスを生かしたと思います。我々の方が相手よりも多くのチャンスを作りましたが、チャンスを生かすことができませんでした。試合中、試合をコントロールした場面もありましたが、特に彼らの同点ゴール(1失点目)に関しては、(クロスが)駒野に当たり、GKが出るタイミングをずらしてしまったことは残念に思っています。
――具体的に相手の攻撃が素晴らしかった部分とは?
我々のペナルティーエリアの近くでは彼らの力を発揮させなかったのですが、彼らの動きは素晴らしかったです。そして、すごく効率がよく、決めるところでしっかりと決めていたと思います。
――相手のミドルシュートに対して寄せが甘かったですが、その原因は?
試合の序盤、10分、15分のところはしっかりとプレッシャーをかけるようにという指示を出しましたが、ゴールを決めたところではちょっとリトリートしてしまいました。ポジショニングに関しては数的優位を作れていましたし、しっかりオーガナイズされていたと思います。ただ、繰り返しになりますが、相手は効率よく動いていましたし、チャンスを生かしていました。
――ミドルシュートから2得点していますが、相手の守備ブロックに手を焼いた部分はありましたか?
スリッピーなピッチということで、ペナルティーエリアの外からシュートを打つということは、試合が我々に求めていたことだと思います。それをきっちり決めることができたことは成長を感じました。
細かい部分でミスがあり、しっかり対応していかないとこういう結果になってしまうかなと。先制して、すぐに(得点を)取られてしまった後は相手が余裕を持ってディフェンスの間に顔を出し、パスを受けて、という展開になってしまいました。守備面としては後手後手になってしまったと言うか、狙いどころがちょっとあいまいになり、相手のペースを握られてしまいました。
――1失点目について
僕自身、(クロスの)コースが変わり、中途半端になってしまったかなと思いますし、そういうところもしっかりと対応しないと。せっかく先制点を取ってくれたのに簡単に同点にされてしまいました。申し訳ないです。
ミスが重なってしまい、得点を取りましたが、リズムを作ることができなかったと思います。プレッシャーの位置が定まらず、バラバラになってしまった部分がありました。前節までよかったところ、プレッシャーだったり、ポジショニングだったりという部分を今日もやり続けなければいけませんでした。
相手というよりも、自分たちが自分たちでゲームを壊した感じがしました。入り方や球際とかそういったところで、前半に1点取ってから気を引き締めていかなければいけないところで、それができなかったかなと。反省して、修正できればと思います。
(先制点を決めたが?)残念です・・・。チームとして集中してなかったわけではないのですが。やはりセカンドボールの予測と反応の部分で、跳ね返ってくるボールがスリッピーなところがあり、ボールがルーズな状況で追い越し過ぎたかなと。リスクマネージメントの部分で中盤、サイドが(ボールを)追い越すべきなのか、しっかりキープされているのか、といった部分をみんなで判断していければと。奪われる過程と言うか、もちろん奪われないことが一番ですが、奪われることもあります。そのあたり、前に急ぎ過ぎていると言うか、無駄に追い越し過ぎなくても、攻撃はいい形が作れているので。ただ、攻撃に関してはそれほど大きな問題を感じませんでした。
課題としてはこれまでもありましたし、それが出たのが今日の試合でした。いい薬にしなければいけません。
――感想
まず初めに雨の中たくさん来てくれたサポーター、ファン、観客のみなさんに感謝したいと思っています。磐田というビッグクラブとの対戦だったので、もっといい雰囲気でやりたかったのですが、その中でたくさん来てもらい、なおかつ勝ちゲームを見せることができてよかったと思っています。
ゲームの方は早い時間に失点したのですが、逆に早い時間だったのでみんなおそらく開き直ってまたリスタートし、ゲームを進めていくことができたのではないのかなと思います。前半のうちに1点返せたことが振り返れば大きかったと思います。攻撃も守備も1週間準備してきたことがゲームの中で出せ、なおかつ、勝つことができてチームにとっても自信になるゲームだったのではないかと思います。次すぐにゲームが来るのでしっかりいい準備をして、次も勝てるようにやっていきたいと思います。