2014年 試合速報

2014 J2リーグ 6節 vs.ザスパクサツ群馬

ジュビロ磐田
ジュビロ磐田

3 勝
1 分
1 敗
12 得点
6 失点
勝点 10
順位 2

2
  • 0
  • 0

  • 2
  • 0

0
zaspa
zaspa

3 勝
0 分
2 敗
5 得点
6 失点
勝点 9
順位 5

前半 ハーフタイム 後半
山崎 亮平
ペク ソンドン
7分
8分
小林 竜樹
ポポ
9分
12分
小林 竜樹
青木 孝太
23分
野崎 桂太
宮崎 泰右
松井 大輔
小林 祐希
28分
ペク ソンドン
31分
32分
黄 誠秀
横山 翔平
ポポ
松浦 拓弥
39分
39
藤ヶ谷 陽介
2
菅沼 駿哉
5
駒野 友一
19
伊野波 雅彦
10
山田 大記
22
松井 大輔
32
フェルジナンド
33
藤田 義明
7
ポポ
9
山崎 亮平
18
前田 遼一
SUB
1
八田 直樹
25
櫻内 渚
4
小林 祐希
8
ペク ソンドン
11
松浦 拓弥
14
阿部 吉朗
17
金園 英学
監督
シャムスカ
22
北 一真
4
小柳 達司
5
乾 大知
32
クォン ハンジン
2
夛田 凌輔
6
小林 竜樹
8
坂井 洋平
19
黄 誠秀
21
永田 亮太
9
ダニエル ロビーニョ
20
野崎 桂太
SUB
1
内藤 圭佑
7
青木 孝太
14
横山 翔平
25
宮崎 泰右
17
大津 耀誠
監督
秋葉 忠宏

7,014
スタジアム名 試合日 キックオフ
ヤマハスタジアム 4/5(土) 15:00
ピッチ状態 コミッショナー 主審
全面良芝、乾燥 猿沢 茂 佐藤 隆治
天候 試合時間 副審 副審
晴れ 90分分 田中 利幸 岩田 浩義
気温 湿度 第4の審判員 記録員
12.5度 35% 櫻井 大輔 花澤 秀登
16 シュート 8
6 ゴールキック 15
7 コーナーキック 2
17 直接FK 17
3 間接FK 1
3 オフサイド 1
0 PK 0

ホームで見せろ!ゴールラッシュ!

ジュビロが開幕5試合で奪ったゴールは『13』。この試合も序盤からアグレッシブな仕掛け、相手の守備を切り崩す。

第5節のアウェイ・栃木SC戦は2-0で勝利。ペリクレス シャムスカ監督は前田遼一、松井大輔、ポポ、山崎亮平、山田大記の5枚のアタッカーを同時起用する超攻撃的布陣[4-1-4-1]を採用し、序盤から積極的な仕掛けを見せた。36分に松井大輔のPKで先制。さらに72分には途中出場の金園英学の今季初ゴールで試合を決定づけた。

指揮官は「攻撃的にも、守備的にもなれる」と新布陣の特長を語る。攻撃のポイントは中盤中央の松井大輔、山田大記、フェルジナンドの逆三角形。3人が攻撃の経由地点となってリズムを作り、右サイドバックの駒野友一の攻撃参加もさらに生きるようになった。攻撃的なフォーメーションではあるが、守備を疎かにしているわけではない。栃木SC戦では今季初の完封勝利をマーク。アンカーのフェルジナンドが最終ラインの前で相手の攻撃を潰し、左サイドバックへ回った藤田義明の守備も光った。ゲームキャプテン・松井大輔は「攻撃ではさらに流動的に。守るところはしっかりと守る」とこの一戦を見据える。前回のホームゲームの第4節・アビスパ福岡戦では2点のリードを守ることができなかっただけに、安定した試合運びもポイントになる。

開幕6戦目の相手は5位・ザスパクサツ群馬。昨季はリーグ20位。J2残留争いを経験したが、終盤の第41節ではヴィッセル神戸に、第42節ではガンバ大阪に粘り強い戦いを見せ、いずれもドローと奮闘を見せている。今季はジュビロより金沢 浄、ジェフユナイテッド千葉より青木良太らを補強。また、一度は契約満了となった青木孝太と再契約を結んだ。

今季は開幕5試合で3勝2敗。開幕戦のアウェイ・V・ファーレン長崎戦に0-2で敗れ黒星発進となったが、第2節のホーム・東京ヴェルディ戦では1-0で勝利。さらに第3節のアウェイ・ファジアーノ岡山戦では2-1と競り勝ち、今季初の連勝となったが、第4節のアウェイ・栃木SC戦では0-3と大敗。しかし、第5節のホーム・カターレ富山戦で挽回した。シュート数では相手に上回れたが、粘り強い守備で完封。72分に平繁龍一のPKで先制し、80分に瀬川和樹のクロスを青木孝太が頭で決め、2-0で勝利した。チームトップの3得点をマークしている平繁龍一らが攻撃の起点となり、今季2度目の連勝を狙う。

第5節終了時点で首位は勝ち点15の湘南ベルマーレ。2位・ジュビロとの勝ち点差は『5』。5位・ザスパクサツ群馬との上位対決を制し、首位奪取の足がかりとしたい。このゲームも序盤からアグレッシブに戦い、ゴールを奪う!!!

前半1分、ジュビロボールで前半キックオフ!
前半1分、この試合、最初のシュートは群馬。敵陣右サイド・小林竜樹が前線へパス。これを受けた野崎桂太が反転し、右足でシュート。これは藤ヶ谷 陽介の正面。
前半2分、ジュビロの最初のシュートは山田大記。敵陣左サイドからのスローインをつなぎ、最後は藤田義明が中央へパス。これを受けた山田大記がゴール左から左足でシュートを打つが、これは枠の上に外れた。
前半3分、ジュビロのフォーメーションは[4-1-4-1]。GKに藤ヶ谷 陽介。最終ライン右から駒野友一、伊野波雅彦、菅沼駿哉、藤田義明。アンカーにフェルジナンド。中盤2列目右サイドからポポ、松井大輔(キャプテン)、山田大記、山崎亮平。1トップに前田遼一という並び。フィールドプレーヤーのユニフォームカラーはサックスブルー。
前半5分、ジュビロ、山崎亮平のミドルからCKを獲得。バックスタンド側からポポがショートコーナー。駒野友一とのパス交換からポポがクロス。これを前田遼一が頭で合わせるが、枠の上に外れた。
前半6分、対する群馬のフォーメーションは[4-4-2]に近い形。GKに北 一真、4バック右から夛田凌輔、クォン ハンジン、乾 大知、小柳達司。ダブルボランチに黄 誠秀(キャプテン)と坂井洋平。中盤の右サイドに小林竜樹、左に永田亮太。2トップにダニエル ロビーニョ、野崎桂太という並びか。
フィールドプレーヤーのユニフォームカラーはホワイト。
前半9分、ジュビロ、自陣中央で群馬にパスをつながれるが、山田大記が体を張ってブロック。小林竜樹と激しくコンタクトし、群馬のファウルに。ジュビロのFKとなった。
前半10分、群馬、敵陣正面のダニエル ロビーニョの強烈なミドルでCKを獲得。バックスタンド側から坂井洋平が左足でキック。ファーサイドへこぼれ、小林竜樹が右足でシュートを打つが、これはゴール横に外れた。
前半11分、ジュビロ、前田遼一のパスを受けたポポが敵陣右サイドの深い位置でキープ。その後、右サイドで細かいパスをつなぎ、最後は駒野友一がドリブルでインサイドへ切れ込むが、これは群馬にカットされた。
前半13分、ジュビロ、敵陣左サイドで山崎亮平がFKを獲得。キッカーは駒野友一。これは北 一真が直接キャッチ。
前半14分、ピッチ上空は晴れ。ただし、風が強い。ホームゴール裏からアウェイゴール裏へ向かって吹いている。
前半16分、ジュビロ、ポポのクロスからCKを獲得。バックスタンド側から駒野友一がキック。こぼれ球に反応したポポが右足でロングシュート。これは大きく枠の上。
前半17分、ジュビロに決定機。ロングボールに反応した前田遼一が相手DFラインの背後へ抜け出し、GKと1対1に。左足でシュートを打つが、これは北 一真にブロックされた。
前半17分、ジュビロ、前半途中から山崎亮平が中盤の右サイド、ポポが中盤の左サイドでプレーしている。ポジション変更か。
前半19分、ジュビロ、敵陣右サイドでボールを受けた駒野友一がドリブル、インサイドへパス。これを山田大記が受けるが、マークしていた黄 誠秀にクリアされた。
前半20分、ジュビロ、自陣でパスをつなぎ、最後はDFラインの伊野波雅彦がロングフィード。これは前線と合わず、群馬のゴールキックに。
前半22分、群馬、敵陣右サイドで野崎桂太がFKを獲得。坂井洋平が左足でキック。しかし、ボールが長く、直接ラインを割ってジュビロのゴールキックに。
前半25分、群馬、ダニエル ロビーニョが敵陣左サイドの深い位置でボールキープ。しかし、伊野波雅彦、藤田義明がしっかりと囲い込み、ジュビロのゴールキックに。
前半26分、ジュビロ、敵陣右サイドで前田遼一が相手からボールを奪い、FKを獲得。キッカーは駒野友一。ニアサイドへ。これに伊野波雅彦が飛び込み、ボールがこぼれるが、最後は北 一真にキャッチされた。
前半28分、ジュビロ、敵陣左サイドで山田大記、松井大輔、ポポとつなぎ、最後はポポが左足でクロス。このこぼれ球に反応した駒野友一が正面から右足でミドルシュート。これは北 一真の正面。
前半29分、前半は残り約15分。ここまで互いに多くの決定機を作ることができていない。
前半33分、ジュビロ、前田遼一がエリア内で相手を背負いながらボールを受け、パス。しかし、その後がつながらず、群馬にクリアされた。
前半34分、ジュビロ、敵陣で山田大記がFKを獲得。ゴール左、直接狙える位置。ポポが右足で直接狙うが、惜しくもニアサイドのゴールネットに外れた・・・。
前半36分、群馬、敵陣左サイドの高い位置で黄 誠秀のパスを受けた小柳達司がクロス。これは駒野友一がクリア!
前半37分、群馬、敵陣中央でダニエル ロビーニョがFKを獲得。ダニエル ロビーニョが右足でロングシュートを打つが、これはジュビロがブロックし、クリア。
前半39分、群馬、相手ゴール前で永田亮太、ダニエル ロビーニョとつなぎ、最後は小林竜樹がシュートを打とうとするが、山田大記がカット。そのままジュビロのカウンターへ。松井大輔のスルーパスに山崎亮平が反応。相手ゴール前でフリーとなりボールにタッチするが、強いシュートは打てず、群馬のゴールキックに。
前半41分、ジュビロ、敵陣右サイド・駒野友一がドリブルでボールを運び、中へパス。これを受けた山田大記がミドルシュート。このこぼれ球に山崎亮平がつめるが、群馬にクリアされた。
前半43分、ジュビロ、敵陣右サイドで山崎亮平のパスを受けた駒野友一がクロス。ファーサイドへこぼれるが、これをつなぎ、最後はポポが右足でミドルシュート。これは大きく枠の上に外れた。
前半45分、前半のアディショナルタイムは1分。
前半アディショナルタイム2分、ジュビロが敵陣右サイドでボールを持ったところで前半終了のホイッスル。【0-0】
後半1分、群馬ボールで後半キックオフ。
後半2分、ジュビロ、自陣でパスをつなぐ群馬に対して前線からプレッシャー。山田大記がボールを奪い、敵陣右サイドでジュビロボールのスローインに。これを山田大記がすぐさまスロー。山崎亮平がゴール正面でパスを受け、左足でシュート。これは北 一真の正面。
後半4分、群馬に決定機。敵陣右サイドから黄 誠秀がクロス。このこぼれ球をゴール前の野崎桂太、さらにダニエル ロビーニョがシュートを打つが、ゴール上に外れた。
後半5分、ジュビロ、ベンチサイドでペク ソンドンが交代の準備を進めている。
後半6分、ジュビロ、敵陣左サイドで山田大記のパスを受けたポポが右足でミドルシュート。これは北 一真の正面。
後半6分、ジュビロに決定機。山崎亮平が敵陣右サイドへのロングボールに走り込み、相手に競り勝ち、右足でシュート。これは惜しくもゴール横に外れた。
後半7分、ジュビロ、選手交代、山崎亮平に代わりペク ソンドンを投入。
後半8分、群馬、中盤でのコンタクトプレーで小林竜樹にイエローカード。
後半9分、ジュビロに先制点!敵陣左サイドからFK。ポポが右足でキック。ゴール前に合わせたライナー性のボール。これにだれも触ることができなかったが、ボールの勢いが強く、そのままファーサイドのゴールネットに吸い込まれた!【1-0】
後半12分、群馬、選手交代、小林竜樹に代わり青木孝太を投入。
後半13分、両チームのハーフタイムコメント。ジュビロ、ペリクレス シャムスカ監督、「相手の動きに対して、もっとマークを厳しくいこう」、「相手の裏への動き、スペースを上手く使って攻撃しよう」。
群馬・秋葉忠宏監督、「1対1で負けないこと」、「球際を大事にすること」、「ボールを大事にしっかり意図して渡すこと」、「もっともっとシュートすること」。
後半14分、ジュビロ、途中出場のペク ソンドンは中盤の右サイドに入った。
後半17分、ジュビロ、相手のクリアミスからCKを獲得。バックスタンド側からポポがキック。ライナー性の際どいボールだったが、そのままラインを割り、群馬のゴールキックに。
後半18分、群馬、敵陣右サイドからFK。坂井洋平が左足でキック。ファーサイドへ。これは群馬にオフサイドの判定。ジュビロのFKに。
後半20分、ジュビロ、敵陣右サイドで山田大記がFKを獲得。駒野友一がキック。これは群馬にクリアされた。
後半22分、群馬、DFラインでパスをつなぎ、最後は敵陣右サイドへフィード。これに野崎桂太が走り込むが、伊野波雅彦がカット。マイボールとした。
後半23分、群馬、選手交代、野崎桂太に代わり宮崎泰右を投入。
後半24分、群馬、中盤の中央からFK。夛田凌輔が右足でキック。これは藤ヶ谷 陽介がキャッチ。
後半26分、ジュビロ、CK、バックスタンド側からポポがキック。これはエリア内でジュビロにファウルの判定。群馬のFKに。
後半26分、ジュビロ、小林祐希が交代の準備を進めている。
後半28分、ジュビロ、選手交代、松井大輔に代わり小林祐希を投入。キャプテンマークは駒野友一に。
後半29分、ジュビロ、小林祐希はそのまま中盤の中央に入った。
後半31分、ジュビロに追加点!中盤中央・フェルジナンドが右サイドへ展開。これを受けたのはペク ソンドン。中央へドリブルで切れ込み、山田大記とのパス交換で相手守備網を突破し、右足でゴールを決めた!【2-0】
後半32分、群馬、選手交代、黄 誠秀に代わり横山翔平を投入。
後半35分、ジュビロ、山田大記のバー直撃の惜しいシュートからCKを獲得。バックスタンド側からポポがキック。これはニアサイドで群馬にクリアされた。
後半36分、ジュビロ、中盤の中央・フェルジナンドが左サイドへ展開。これを受けたポポが右足でミドルシュート。これは大きく枠の上に外れた。
後半38分、群馬、敵陣右サイドを突き、最後は横山翔平が左足でミドルシュート。これは枠の上に外れた。
後半39分、ジュビロ、選手交代、ポポに代わり松浦拓弥を投入。
後半39分、ジュビロ、松浦拓弥は中盤の左サイドに入った。
後半40分、ジュビロ、伊野波雅彦がコンタクトプレーで右肩を気にしている。一度ピッチの外へ出て、メディカルスタッフのケアを受けた後にピッチの中に戻った。
後半42分、ジュビロ、CK、バックスタンド側から小林祐希がキック。ショートコーナー。最後は伊野波雅彦がクロスを上げるが、これは群馬にクリアされた。
後半43分、群馬、敵陣左サイドから横山翔平がクロス。これは菅沼駿哉がヘディングでクリア!
後半45分、後半のアディショナルタイムは4分。
後半アディショナルタイム1分、群馬、センターバックのクォン ハンジンが最前線に攻撃参加。敵陣左サイドからのクロスに飛び込むが、これは伊野波雅彦がクリア!
後半アディショナルタイム2分、群馬、ダニエル ロビーニョがスルーパスに走り込むが、これはオフサイドの判定。
後半アディショナルタイム4分、群馬、CK、メインスタンド側から宮崎泰右が左足でキック。これはファーサイドへ流れた。
後半アディショナルタイム5分、ジュビロ、自陣右サイドでペク ソンドンがクリアしたところで試合終了のホイッスル。【2-0】
シャムスカ 監督

――感想
コンニチハ(※日本語で)。どの試合でも厳しい試合になりますが、この試合もそうでした。特に相手は自由自在にポジションチェンジを行ってきます。また、彼らは我々にしっかりとプレッシャーをかけるために布陣を変えてきました。彼は今季4バックを敷いたことはありませんでしたが、我々との対戦でそういった布陣できました。ですから、最初はやりづらいところはありました。ただ、しっかり立て直し、数字を見ればわかりますが、相手の2倍のシュートを打ち、前線からプレッシャーをかけて高い位置でボールを奪うことができました。前節、そして、この試合と新しい布陣(※[4-1-4-1])を試し、2試合連続無失点ということは喜ばしいことです。
――ペク ソンドン選手の投入の意図は?
この試合、(ペク)ソンドン“らしい”試合だったと思います。山崎はサイドにひらき、しっかりボールを受けてドリブルを仕掛けるタイプです。ソンドンはサイドもできますし、中でも仕掛けることができます。そういった意図で彼を投入しました。
――相手は平繁選手などがベンチ外となりましたが、想定外だった部分はありますか?
ロビーニョ選手は非常にアグレッシブで、スピードがあり、やっかいな選手でした。試合前に彼らの映像を分析しましたが、映像よりスピーディーな試合になったと思います。
――2試合連続完封ということで、守備面に手応えを感じている部分は?
このシステムをやることで守備面でよりコンパクトになったと思います。そして、彼らの守備意識がよくなったと思います。やはりそのどちらの点で我々はさらに守備がよくなったと思います。ただ、試合中に修正しなければいけないところもありました。彼らは両サイドに広くポジションを取る選手がいましたよね?小林選手と永田選手です。彼らのどちらかが我々のボランチの裏でフリーでポジションを取っていたので、最初はフェルジナンドは前がかりになってしまい、そのスペースを使われてしまいました。ただ、そこは後半に向けて修正できたと思います。
――先制点となったポポ選手のFKについて
セットプレーに関して非常に危険な選手だと思います。また、なかなか打っても入らない場面もありましたし、そこで得点が生まれ、安堵の表情を見ることができました。彼はチーム内で一番シュートを打っている選手です。シュートを打ち続けるということで相手にとってやっかいな選手であり続けると思います。セットプレーではなくても流れの中からのシュートも脅威だと思います。この後さらにゴールを決めてくれることを期待しています。
――伊野波選手はケガですか?
全くもって重傷ではなく、脱臼のクセがあると言いますか。この後、連休があるので、連休明けにはいい状態で戻ってきてくれると思います。彼にとってはいいタイミングで連休がありました。オフ明けにはしっかり練習できると思います。

ポポ 選手

ポポ ――加入後初ゴールとなったが?
待ちに待った得点です。息子にも『早くゴールを決めないの?』とプレッシャーをかけられてきた中で決めることができ、本当に嬉しく思います(苦笑)。選手入場の時に彼(息子)が一緒にグラウンドに入ってくれたということで、勝利の女神ではありませんが、そういった存在になったのではないかなと思います。彼にとっても一生の思い出になったのではないかなと思います。
――加入後初ゴールの場所がヤマハスタジアムとなったが?
非常に嬉しく思っています。シュートを打ち続ける中で必ずいつか入るという確信がありましたし、シャムスカ監督に感謝したいです。我慢して起用し続けてくれましたから。
――得点シーンについて
いつもシャムスカ監督から速いボールを蹴ってほしいと言われています。その指示通りのキックです。駒野選手が蹴る場面でもありましたが、背の高いGKでしたし、低くて速いボールを蹴ろうと思って蹴りました。
このゴールをサポーターに捧げたいと思っています。なかなかシュートを決めきれなかった場面でも私の名前を叫び続けてくれましたから。チームとしても2試合連続無失点ということで、非常に成長を感じました。

ペク ソンドン 選手

ペク ソンドン チームの勝利に貢献したいという思いでピッチに入りました。完全に満足できるというわけではないですが、得点でチームに貢献できたことはよかったと思います。ベンチで自分が出たらどういったプレーで貢献できるかということを考えて、備えていました。
――得点シーンについて
自分がドリブルで入っていき、一人で決めるのは難しい場面でしたが、山田選手が上手く動いてくれました。そこに預け、もう一度受けてということで上手くコンビネーションでき、ゴールを決めることができました。
――今後へ向けて
先発で出る選手も、途中出場の選手もいますが、とにかくチームが一つになることが大事です。自分もそこに貢献できるようにどういった場面で出番を得ても全力を尽くしていきたいと思います。

山田 大記 選手

山田 大記 前半、守備のところで上手くフィットしない部分もありましたが、監督から指示があり、後半はだいぶ修正できたと思います。危ない場面としてはそれほどなかったと思いますが、さらに自分たちの狙いを持った守備ができればと思います。そのあたり、後半修正できたことはよかったのですが、試合中、自分たちで修正できればと思います。
――2点目のシーンについて
(ペク)ソンドンがしっかり決めてくれました。(パスを受けた時に)自分で打つことも考えましたが、状況的にソンドンの方がよかったので。チームには能力の高い選手がたくさんいます。ソンドン、ゾノ(金園英学)とベンチ外になったこともある選手が活躍していることは刺激になりますし、いいことだと思います。

藤田 義明 選手

藤田 義明 前半は相手にちょっと自由にやらせ過ぎかなと。もっと行ければと思っていましたし、相手のボールに対して見てしまうと言うか、もう少し球際で厳しくできればと。そのあたり、相手に余裕を持たせてしまっていましたし、そのあたりはさらによくしていかなければいけません。後半はそういった姿勢が出てから、相手にミスが増えたと思いますし、前半から出せればと思います。試合中に修正できるようになっていければと思います。

菅沼 駿哉 選手

菅沼 駿哉 前半は入りがよくなかったですし、こういったところで失点してしまい、難しい試合になってしまうこともあります。ただ、耐えていれば後半チャンスがあると思っていました。ハーフタイムにもこういった試合をものにしようと声をかけ合うことができていました。前半は流れが悪く、上手くいきませんでしたが、雰囲気は悪くありませんでした。こういった試合を1つずつものにしていき、完封という結果を出し続けることができれば、次につながっていくと思います。これを続けていきたいです。

ザスパクサツ群馬 ■秋葉忠宏監督
 

磐田まで来ていただいたサポーターには本当にみっともない試合を見せてしまい、情けないの一言です。もちろんクラブの規模、資産、環境、歴史を考えれば妥当な結果だと思いますが、何について腹立たしいかと言うと、ぜんぜん勇気がなかったことです。自分たちのやろうとすることをしない、おどおどしている、前にボールをつけないと。話にならなかったです。去年からこういうチームとやるといろいろなものが見えるものです。特に選手の質、その違い、自信のある・なし、全ての面で大きな差があったと感じています。なおかつ、そこにトライできなかったことが非常に腹立たしいですし、僕自身、スタイルすら考えなければいけないのかなと思わせるほどの不甲斐なさ、腹立たしさでした。このままのメンタリティー、戦う姿勢であれば、一生J2だと思います。そういったことをもう一度選手たちに理解させて、僕自身ももう一度心を落ち着かせて、また1週間次の試合に向けていい準備をして臨んでいきたいと思います。