2014年 試合速報
2014 J2リーグ 6節 vs.ザスパクサツ群馬
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山崎 亮平
ペク ソンドン
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小林 竜樹
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ポポ
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小林 竜樹
青木 孝太
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野崎 桂太
宮崎 泰右
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松井 大輔
小林 祐希
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ペク ソンドン
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黄 誠秀
横山 翔平
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ポポ
松浦 拓弥
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
ヤマハスタジアム | 4/5(土) | 15:00 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝、乾燥 | 猿沢 茂 | 佐藤 隆治 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
晴れ | 90分分 | 田中 利幸 | 岩田 浩義 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
12.5度 | 35% | 櫻井 大輔 | 花澤 秀登 |
16 | シュート | 8 |
6 | ゴールキック | 15 |
7 | コーナーキック | 2 |
17 | 直接FK | 17 |
3 | 間接FK | 1 |
3 | オフサイド | 1 |
0 | PK | 0 |
ホームで見せろ!ゴールラッシュ!
ジュビロが開幕5試合で奪ったゴールは『13』。この試合も序盤からアグレッシブな仕掛け、相手の守備を切り崩す。
第5節のアウェイ・栃木SC戦は2-0で勝利。ペリクレス シャムスカ監督は前田遼一、松井大輔、ポポ、山崎亮平、山田大記の5枚のアタッカーを同時起用する超攻撃的布陣[4-1-4-1]を採用し、序盤から積極的な仕掛けを見せた。36分に松井大輔のPKで先制。さらに72分には途中出場の金園英学の今季初ゴールで試合を決定づけた。
指揮官は「攻撃的にも、守備的にもなれる」と新布陣の特長を語る。攻撃のポイントは中盤中央の松井大輔、山田大記、フェルジナンドの逆三角形。3人が攻撃の経由地点となってリズムを作り、右サイドバックの駒野友一の攻撃参加もさらに生きるようになった。攻撃的なフォーメーションではあるが、守備を疎かにしているわけではない。栃木SC戦では今季初の完封勝利をマーク。アンカーのフェルジナンドが最終ラインの前で相手の攻撃を潰し、左サイドバックへ回った藤田義明の守備も光った。ゲームキャプテン・松井大輔は「攻撃ではさらに流動的に。守るところはしっかりと守る」とこの一戦を見据える。前回のホームゲームの第4節・アビスパ福岡戦では2点のリードを守ることができなかっただけに、安定した試合運びもポイントになる。
開幕6戦目の相手は5位・ザスパクサツ群馬。昨季はリーグ20位。J2残留争いを経験したが、終盤の第41節ではヴィッセル神戸に、第42節ではガンバ大阪に粘り強い戦いを見せ、いずれもドローと奮闘を見せている。今季はジュビロより金沢 浄、ジェフユナイテッド千葉より青木良太らを補強。また、一度は契約満了となった青木孝太と再契約を結んだ。
今季は開幕5試合で3勝2敗。開幕戦のアウェイ・V・ファーレン長崎戦に0-2で敗れ黒星発進となったが、第2節のホーム・東京ヴェルディ戦では1-0で勝利。さらに第3節のアウェイ・ファジアーノ岡山戦では2-1と競り勝ち、今季初の連勝となったが、第4節のアウェイ・栃木SC戦では0-3と大敗。しかし、第5節のホーム・カターレ富山戦で挽回した。シュート数では相手に上回れたが、粘り強い守備で完封。72分に平繁龍一のPKで先制し、80分に瀬川和樹のクロスを青木孝太が頭で決め、2-0で勝利した。チームトップの3得点をマークしている平繁龍一らが攻撃の起点となり、今季2度目の連勝を狙う。
第5節終了時点で首位は勝ち点15の湘南ベルマーレ。2位・ジュビロとの勝ち点差は『5』。5位・ザスパクサツ群馬との上位対決を制し、首位奪取の足がかりとしたい。このゲームも序盤からアグレッシブに戦い、ゴールを奪う!!!
フィールドプレーヤーのユニフォームカラーはホワイト。
群馬・秋葉忠宏監督、「1対1で負けないこと」、「球際を大事にすること」、「ボールを大事にしっかり意図して渡すこと」、「もっともっとシュートすること」。
――感想
コンニチハ(※日本語で)。どの試合でも厳しい試合になりますが、この試合もそうでした。特に相手は自由自在にポジションチェンジを行ってきます。また、彼らは我々にしっかりとプレッシャーをかけるために布陣を変えてきました。彼は今季4バックを敷いたことはありませんでしたが、我々との対戦でそういった布陣できました。ですから、最初はやりづらいところはありました。ただ、しっかり立て直し、数字を見ればわかりますが、相手の2倍のシュートを打ち、前線からプレッシャーをかけて高い位置でボールを奪うことができました。前節、そして、この試合と新しい布陣(※[4-1-4-1])を試し、2試合連続無失点ということは喜ばしいことです。
――ペク ソンドン選手の投入の意図は?
この試合、(ペク)ソンドン“らしい”試合だったと思います。山崎はサイドにひらき、しっかりボールを受けてドリブルを仕掛けるタイプです。ソンドンはサイドもできますし、中でも仕掛けることができます。そういった意図で彼を投入しました。
――相手は平繁選手などがベンチ外となりましたが、想定外だった部分はありますか?
ロビーニョ選手は非常にアグレッシブで、スピードがあり、やっかいな選手でした。試合前に彼らの映像を分析しましたが、映像よりスピーディーな試合になったと思います。
――2試合連続完封ということで、守備面に手応えを感じている部分は?
このシステムをやることで守備面でよりコンパクトになったと思います。そして、彼らの守備意識がよくなったと思います。やはりそのどちらの点で我々はさらに守備がよくなったと思います。ただ、試合中に修正しなければいけないところもありました。彼らは両サイドに広くポジションを取る選手がいましたよね?小林選手と永田選手です。彼らのどちらかが我々のボランチの裏でフリーでポジションを取っていたので、最初はフェルジナンドは前がかりになってしまい、そのスペースを使われてしまいました。ただ、そこは後半に向けて修正できたと思います。
――先制点となったポポ選手のFKについて
セットプレーに関して非常に危険な選手だと思います。また、なかなか打っても入らない場面もありましたし、そこで得点が生まれ、安堵の表情を見ることができました。彼はチーム内で一番シュートを打っている選手です。シュートを打ち続けるということで相手にとってやっかいな選手であり続けると思います。セットプレーではなくても流れの中からのシュートも脅威だと思います。この後さらにゴールを決めてくれることを期待しています。
――伊野波選手はケガですか?
全くもって重傷ではなく、脱臼のクセがあると言いますか。この後、連休があるので、連休明けにはいい状態で戻ってきてくれると思います。彼にとってはいいタイミングで連休がありました。オフ明けにはしっかり練習できると思います。
――加入後初ゴールとなったが?
待ちに待った得点です。息子にも『早くゴールを決めないの?』とプレッシャーをかけられてきた中で決めることができ、本当に嬉しく思います(苦笑)。選手入場の時に彼(息子)が一緒にグラウンドに入ってくれたということで、勝利の女神ではありませんが、そういった存在になったのではないかなと思います。彼にとっても一生の思い出になったのではないかなと思います。
――加入後初ゴールの場所がヤマハスタジアムとなったが?
非常に嬉しく思っています。シュートを打ち続ける中で必ずいつか入るという確信がありましたし、シャムスカ監督に感謝したいです。我慢して起用し続けてくれましたから。
――得点シーンについて
いつもシャムスカ監督から速いボールを蹴ってほしいと言われています。その指示通りのキックです。駒野選手が蹴る場面でもありましたが、背の高いGKでしたし、低くて速いボールを蹴ろうと思って蹴りました。
このゴールをサポーターに捧げたいと思っています。なかなかシュートを決めきれなかった場面でも私の名前を叫び続けてくれましたから。チームとしても2試合連続無失点ということで、非常に成長を感じました。
チームの勝利に貢献したいという思いでピッチに入りました。完全に満足できるというわけではないですが、得点でチームに貢献できたことはよかったと思います。ベンチで自分が出たらどういったプレーで貢献できるかということを考えて、備えていました。
――得点シーンについて
自分がドリブルで入っていき、一人で決めるのは難しい場面でしたが、山田選手が上手く動いてくれました。そこに預け、もう一度受けてということで上手くコンビネーションでき、ゴールを決めることができました。
――今後へ向けて
先発で出る選手も、途中出場の選手もいますが、とにかくチームが一つになることが大事です。自分もそこに貢献できるようにどういった場面で出番を得ても全力を尽くしていきたいと思います。
前半、守備のところで上手くフィットしない部分もありましたが、監督から指示があり、後半はだいぶ修正できたと思います。危ない場面としてはそれほどなかったと思いますが、さらに自分たちの狙いを持った守備ができればと思います。そのあたり、後半修正できたことはよかったのですが、試合中、自分たちで修正できればと思います。
――2点目のシーンについて
(ペク)ソンドンがしっかり決めてくれました。(パスを受けた時に)自分で打つことも考えましたが、状況的にソンドンの方がよかったので。チームには能力の高い選手がたくさんいます。ソンドン、ゾノ(金園英学)とベンチ外になったこともある選手が活躍していることは刺激になりますし、いいことだと思います。
前半は相手にちょっと自由にやらせ過ぎかなと。もっと行ければと思っていましたし、相手のボールに対して見てしまうと言うか、もう少し球際で厳しくできればと。そのあたり、相手に余裕を持たせてしまっていましたし、そのあたりはさらによくしていかなければいけません。後半はそういった姿勢が出てから、相手にミスが増えたと思いますし、前半から出せればと思います。試合中に修正できるようになっていければと思います。
前半は入りがよくなかったですし、こういったところで失点してしまい、難しい試合になってしまうこともあります。ただ、耐えていれば後半チャンスがあると思っていました。ハーフタイムにもこういった試合をものにしようと声をかけ合うことができていました。前半は流れが悪く、上手くいきませんでしたが、雰囲気は悪くありませんでした。こういった試合を1つずつものにしていき、完封という結果を出し続けることができれば、次につながっていくと思います。これを続けていきたいです。
磐田まで来ていただいたサポーターには本当にみっともない試合を見せてしまい、情けないの一言です。もちろんクラブの規模、資産、環境、歴史を考えれば妥当な結果だと思いますが、何について腹立たしいかと言うと、ぜんぜん勇気がなかったことです。自分たちのやろうとすることをしない、おどおどしている、前にボールをつけないと。話にならなかったです。去年からこういうチームとやるといろいろなものが見えるものです。特に選手の質、その違い、自信のある・なし、全ての面で大きな差があったと感じています。なおかつ、そこにトライできなかったことが非常に腹立たしいですし、僕自身、スタイルすら考えなければいけないのかなと思わせるほどの不甲斐なさ、腹立たしさでした。このままのメンタリティー、戦う姿勢であれば、一生J2だと思います。そういったことをもう一度選手たちに理解させて、僕自身ももう一度心を落ち着かせて、また1週間次の試合に向けていい準備をして臨んでいきたいと思います。