2014年 試合速報
2014 J2リーグ 5節 vs.栃木SC
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松井 大輔
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湯澤 洋介
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湯澤 洋介
永芳 卓磨
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フェルジナンド
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松井 大輔
小林 祐希
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前田 遼一
金園 英学
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金園 英学
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イ ミンス
鈴木 隆雅
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ドゥドゥ
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近藤 祐介
久木野 聡
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山崎 亮平
ペク ソンドン
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
栃木グ | 3/30(日) | 13:00 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝、水含み | 髙林 敏夫 | 前田 拓哉 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
雨 | 90分分 | 堀越 雅弘 | 塚越 由貴 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
15.7度 | 89% | 宇田 賢史 | 諏訪 英司 |
4 | シュート | 16 |
13 | ゴールキック | 8 |
2 | コーナーキック | 11 |
13 | 直接FK | 16 |
1 | 間接FK | 4 |
1 | オフサイド | 4 |
0 | PK | 1 |
試合前日、ペリクレス シャムスカ監督は「栃木戦に勝利し、勝ち点を『10』に乗せたい」と意気込みを語った。開幕4戦で2勝1分1敗。勝ち点は『7』。この試合で3ポイントを積み上げ、勝ち点を2ケタに乗せる。
ジュビロ磐田の予想フォーメーションは[4-2-3-1]か。GKに藤ヶ谷 陽介。最終ライン右から駒野友一、伊野波雅彦、菅沼駿哉、藤田義明。ダブルボランチにフェルジナンドと山田大記。中盤2列目右サイドから松井大輔、ポポ、山崎亮平。1トップに前田遼一という並びか。フィールドプレーヤーのユニフォームカラーはホワイト。
ポイントはやはり先発メンバーの配置だ。藤田義明を左サイドバック、山田大記を2列目に近いボランチに置く並びは前節・アビスパ福岡(3月22日)戦の前の練習でもテストしていたが、公式戦では初めて。試合前日の3月29日(土)、指揮官は「嬉しい悩み」と攻撃陣のポジション争いについて語っていた。指揮官が下した決断は前田遼一、松井大輔、ポポ、山崎亮平、さらに山田大記の5枚のアタッカーの“共存”――。この采配がどう出るか。
対する栃木SCはここまで2勝2分と負けなし。第4節終了時点で失点はわずかに『1』と堅守が光る。昨季J2で対戦したポポは「しっかり走り、しっかりマーキングしてくるチーム」と相手の印象を語る。「スピードがあり、カウンターが鋭い」と警戒するのはシャムスカ監督。この試合も堅実な守りでボールを奪い、シンプルな攻撃を仕掛けてくるはずだ。前節はザスパクサツ群馬をホームに迎え、3-0で勝利。瀬沼優司が2得点、大久保 哲哉が1得点と攻撃陣が結果を残した。
予想フォーメーションは[4-1-4-1]か。GKに鈴木智幸。最終ラインは右から山形辰徳、チャ ヨンファン、ドゥドゥ、イ ミンス。アンカーに小野寺 達也。中盤の2列目は右から湯澤洋介、廣瀬浩二、大久保 哲哉、近藤祐介。1トップに瀬沼優司という並びか。フィールドプレーヤーのユニフォームカラーはイエロー。
試合の舞台はアウェイ・栃木県グリーンスタジアム。天気は朝から雨。あいにくの天気となったが、試合前からサックスブルーサポーターが熱い声援を送っている。そのエールに応えるためにも何としても勝って帰るぞっ!!!ご声援よろしくお願いします!!!
フィールドプレーヤーのユニフォームカラーはホワイト。
このこぼれ球を拾ったフェルジナンドがミドルを打ち、CKに。
ジュビロ、CK、このこぼれ球に反応した藤田義明が右足でミドルシュート。これはゴール右に外れた。
栃木・阪倉裕二監督、「コンパクトさを保ちながら我慢強く守っていこう」、「次のプランも持ちながら、落ち着いてボールをつないでいこう」、「ボールを持った時に勇気を持ってプレーしよう」。
――感想
こんにちは。試合中、声を出し過ぎて、声が枯れていますが・・・(苦笑)。今日の勝利は非常に大事でした。J1昇格、優勝ということは最低限でも達成しなければいけないと思っています。その意味でもこの試合、5試合で勝ち点『10』にすることが目標でしたし、この試合は非常に難しくなると思っていました。
栃木というチームは失点数は『1』(※第4節終了時点)ということで、守備が堅いチームだと思いました。また、近藤選手、大久保選手、瀬沼選手といった前線の選手のクオリティーが高く、その点も警戒していました。
この試合、我々は普段プレーしているフォーメーションとは異なるフォーメーションでプレーしました。なぜこのフォーメーションにしたかと言うと、もっとコンパクトに、もっと攻撃的にというところを重点に置いたためです。ダブルボランチではなくワンボランチにし、その分攻撃的な中盤を置きました。
後半に関しては守備に回ってしまいましたが、グラウンドが濡れている状態でシンプルにプレーしましたし、ロングボールにも対応できました。
――今季初の完封勝利となりましたが、守備面で修正した部分は?
前節に関しては(スタメンを前節から)3箇所をいじらざるを得なかったということで、あまり冷静になれなかった試合でした。ただ、今節はしっかりといいポジショニングが取れたと思います。さらにコンパクトになりましたし、最終ラインもよくコントロールできていました。栃木はカウンターが危険なチームということで、我々が素早くポジショニングを取ったことで彼らがてこずったと思います。
――山田選手のポジショニングはボランチでしょうか?2列目でしょうか?
山田もそうですが、松井にも同じ役割を与えました。それはボールを持っている時に攻撃的になるということです。サイドに行くとか、中で動くとか、ボールを持っている状態では攻撃的な選手にと。ただ、ボールを持っていない選手に関してはしっかりとセカンドボールを拾うようにと。
フェルジナンドに関してはワンボランチという考えでした。今までは彼は攻撃のところで活躍していましたが、今回は守備的にと伝えました。その点、(小林)祐希が入っても考え方を変えず、ボールを持ったら積極的にという指示を出しました。
――[4-1-4-1]についてですが、[4-2-3-1]と比較してよかった部分は?
このフォーメーションを使うことで三角形の関係が非常によく取れていました。いろんな経験のある選手、質の高い選手を一緒にし、融合させたいというところもあります。そうすることでもっと戦術的になりますし、彼らは試合を読む力を持っていますので、非常に助かります。
――この試合の[4-1-4-1]は栃木を意識した部分もあるのでしょうか?また、これを継続していくというお考えでしょうか?
栃木はこれまで[4-2-3-1]という試合が多かったと思いますが、前節の群馬戦では[4-3-3]でした。ただ、我々は栃木が[4-2-3-1]で来ても、[4-3-3]で来てもどちらにも備えていました。
なぜ、我々が[4-1-4-1]にしたかと言うと、我々が持っている質の高い選手を全員使おうということもありました。もし、[4-2-3-1]だと前田、ポポ、松井、山崎、山田のだれかを外さなければいけないので。それを避けたかったので、このフォーメーションにしました。また、これを継続する可能性もありますが、毎節に重点を置き、決めていきたいと思います。
それと、金園がいい入りをしてくれました。我々のDFを助けるということで、いい入りをしてくれました。彼はターゲットになれますし、スピードのある選手です。我々にとってスピードが必要な時間帯でしたし、これからも期待したいです。
――前節は試合のリズムを修正点に挙げていましたが、この試合はどうでしたか?
今までは前線からプレスをかけ続けるということをやってきましたが、勝っている状況になってからは非常に上手くコントロールできました。行くところ、行かないところをしっかりと分けることができたと思います。
――左サイドバックの藤田選手の評価は?
大分時代、彼は左サイドでプレーしていますし、ナビスコの決勝戦でも左サイドでプレーしています。期待通りの活躍だったと思います。
([4-1-4-1]について)もう少し流動的に動ければいいかなと思います。攻めの時は流動的にチェンジしながら、相手がマークしにくいところにポジションを取ったり、走ったり、そういったことができればさらにチームとして強くなると思います。あと、守るところは守るということをさらに徹底できればと思います。
ボールを奪った時にすぐに相手に渡してしまうところもありましたし、起点を作って前に行ければというところもあったので、そういったところはみんなで話し合いながらやっていきたいです。
(今季初ゴールについて)前節ベンチ外でしたし、やはり嬉しいですね。(阿部)吉朗さんも前節(福岡戦)ゴールを決めましたが、この試合は出場機会がなかったですし、競争は激しいと思います。ただ、その中でも結果を残していかないと試合に出ることができません。また練習からアピールしていくだけです。
楽しくできました。
([4-1-4-1]で意識したことは?)まずはバランスが一番です。あとは攻撃に出ていくことです。フェルジナンドも前に行けと言ってくれるので、攻撃面では自由に行ければと思っていました。
PKになったシーンは(松井)大輔さんから(パスが)来るなとわかっていました。(PKのキッカーを務めてもよかったのでは?)正直、ちょっとびびりました(苦笑)。下手ですから(苦笑)。3-0だったら蹴っていたかもしれませんが、0-0という状況だったら上手い人が蹴った方がいいと思います。
しっかり自分たちから守備をはめ、高い位置でボールを取れたと思いますし、セカンドボールも拾えましたし、その中で1点取ることができました。あと、追加点はセットプレーからということで、こういった試合の中でセットプレーが鍵になると思っていましたし、取れてよかったです。
(先制点につながった右サイドの連係について)自分がボールを持った時はフリーでしたし、松井が上手く裏に抜け出してくれました。前半からああいう形ができていました。やはり一人(裏に)抜けることで相手のDFラインが崩れるますし、その意味でも前半からそれができていたと思います。いい形でできたことがPKにつながったと思います。
(2点目のCKの場面について)蹴る前に(菅沼)駿哉からファーサイドに欲しいと言われていました。
――感想
雨の中、大勢のサポーターの方に来ていただき、結果を出したいということで臨みましたが、今日の試合で言うと完敗なのかなと思っています。ただ、3月の5試合を振り返れば、ポジティブな部分もありましたし、今日の試合だけの評価というよりは5試合を通じて自分たちの課題と、改善しなければいけない点をもう一度見つめ直し、もう一度進めていきたいと思っています。そういったことは選手たちにも話しましたし、今日の負けを次に生かすことが一番大事なことだと思っています。