2014年 試合速報
2014 J2リーグ 4節 vs.アビスパ福岡
![]()
|
![]() |
|
![]() |
![]()
|

山崎 亮平
|
![]() |
前田 遼一
|
![]() |
![]() |
イ グァンソン
|

パク ゴン
平井 将生
オ チャンヒョン
石津 大介
|

ポポ
山田 大記
|
![]() |
![]() |
石津 大介
|
![]() |
坂田 大輔
金森 健志
|
松井 大輔
阿部 吉朗
|
![]() |
山本 康裕
小林 祐希
|
![]() |
阿部 吉朗
|
![]() |
小林 祐希
|
![]() |
![]() |
武田 英二郎
|
![]() |
中原 秀人
|
山田 大記
|
![]() |








































スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
ヤマハスタジアム | 3/22(土) | 19:00 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝、乾燥 | 古賀 満 | 村上 伸次 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
晴れ | 90分分 | 八木 あかね | 山際 将史 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
7.8度 | 43% | 唐紙 学志 | 花澤 秀登 |
11 | シュート | 15 |
10 | ゴールキック | 9 |
4 | コーナーキック | 9 |
11 | 直接FK | 13 |
0 | 間接FK | 4 |
0 | オフサイド | 4 |
1 | PK | 0 |
サックスブルーの攻撃力を存分に発揮し、連勝街道をひた走れ!!!
2試合連続で大量得点を奪い、連勝。新生・ジュビロの攻撃陣が徐々に噛み合ってきた。
攻撃のポイントとなっているのは中盤の2列目である。第1節・コンサドーレ札幌戦では中央に松井大輔、左サイドにポポという並びだったが、第2節・カマタマーレ讃岐戦より中央にポポ、右サイドに松井大輔という並びに変更。シャムスカ監督が重視するサイド攻撃がより機能するようになった。カマタマーレ讃岐戦では中央から右サイドに流れたポポのクロスから、ロアッソ熊本戦では右サイドの松井大輔のクロスからそれぞれ先制点が生まれている。2010FIFAワールドカップ南アフリカ大会で松井大輔と右サイドでコンビを組んでいた駒野友一の攻撃参加もさらに生きるようになった。この試合もサイドを効果的に突き、相手守備陣に揺さぶりをかける。
今節ホームに迎えるのはアビスパ福岡。昨季はリーグ14位。就任2年目のマリヤン プシュニク監督の下で上位を目指す。今季はガンバ大阪より平井将生、ヴィッセル神戸よりイ グァンソン、松本山雅FCより阿部 巧、ギラヴァンツ北九州より森村昂太ら新戦力を補強した。今季はここまで1勝1分1敗。開幕戦ではアウェイでロアッソ熊本に1-2と敗れたが、第2節ではホームでJ1昇格候補の京都サンガF.C.を1-0で撃破。第3節はホーム・愛媛FCに1-1と引き分けた。
アビスパ福岡のチームのスタイルはアグレッシブな守備とスピーディーな攻撃。愛媛FC戦の得点シーンはその典型的な形だった。1トップのプノセバッチが前線からプレッシングをかけ、ボールを奪ってからは手数をかけずにゴールまで結びつけた。この試合も全員がハードワークを怠らず、奪ったボールをシンプルな形で前線へつないでくるだろう。そのパスを受けるアタッカーは多彩だ。昨季チーム最多得点の11得点をマークした石津大介、坂田大輔。背番号10の城後 寿、昨季ブレイクした若手・金森健志。新加入の平井将生のスピードにも十二分に注意しなければいけない。
相手攻撃陣を封じる意味でも、ジュビロはこの試合もサイドのスペースを狙う。相手のプレッシングを上手くいなし、長短のパスをつなぎながらその背後を突きたい。攻撃のポイントはこの試合も中盤の2列目。ゲームキャプテン・松井大輔、加入後初ゴールを狙うポポ、好調のドリブラー・山崎亮平が相手の背後で上手くボールを引き出し、攻撃の起点となりたい。
「修正すべきところを修正していきたい」。シャムスカ監督は勝利したロアッソ熊本戦の後も表情を緩めなかった。松井大輔も「修正点はまだまだある」と語る。今季初の連勝に満足している者はいない。今週の練習でもコンディショニングと共に、攻撃の質に磨きをかけてきた。この試合も圧倒的な攻撃力を見せつけ、連勝街道をひた走る。
福岡・マリヤン プシュニク監督、「しっかりアプローチして連動した守備を」、「高い位置からプレッシャーをかけよう」、「自分たちのサッカーをしよう」。
――感想
コンバンハ(※日本語で)。3連勝を狙いに行った結果がドローということで、我々が待ち望んでいた結果ではありませんでした。ただ、全体的に見れば、すごくバランスが取れていたゲームだったと思います。特にお互いに攻撃的というところがすごくよかったと思います。ただ、序盤の15分で先に2点を取り、2-0になった時点で少なからず油断があったと感じました。ただ、この勝ち点1をすごく大事にしていきたいと思っていますし、最後まで結果を求めていった選手たちに感謝したいと思います。彼らの最後まで結果を求める姿勢が非常によかったと思っています。
――伊野波選手、宮崎選手が負傷離脱した中で、連係面が合わない部分があったのでしょうか?
ベースがあるチームということを考えると、選手交代であったり何らかのアクシデントがあった時に少なからずコンビネーションがよくない部分も出てくるかなと。2選手の負傷で藤田を一列下げたり、計3か所ポジションを入れ替えましたが、中でも森下は非常によくプレーしていたと思いますし、藤田もよくディフェンスしてくれました。(山本)康裕に関しては、少し試合勘が鈍っているところがあったと思いますし、望んでいたリズムを与えてくれなかったのかなと思います。ただ、我々の控えにいる選手たちは優秀な選手ばかりですし、長いシーズンで必ず彼らの力が役に立つと思います。
――勝ち試合だったと思いますが、ゲーム運びに課題は?
少なからず油断はありましたが、2点を取ったことで裏への動きの量が少なくなったと思っています。(アビスパ福岡が)点を取ったところからモチベーション高く挑んできましたし、そこもつらかったのかなと。ただ、我々が戦った相手は質の高い選手がいますし、決して弱いチームではなかったと思っています。そのあたり、特に前線のところではお互いに非常にバランスが取れたゲームだったのかなと思っています。
――前節・熊本戦もリードしてから失点を喫していますが、修正点は?
熊本戦と状況は違ったものだと思います。熊本戦の状況に関しては(攻撃面で)必要のないボリュームを出していたと。まるで我々が負けているかのような試合運びをしてしまっていたと。今日に関しては逆に動きが少なくなってしまい、相手がつけ込んできたと。そのあたりは違うと思います。
――開幕戦からまだ無失点の試合がないですが、守備面の修正点は?
我々のチームはとても高いところに目標があるので、常に攻撃的に行きたいと思っています。その中で失点もあると思いますが、それは致し方ないことだと思っていますし、我々の哲学は常に攻撃的にあることです。もちろんバランスの取れたチームという面でもしっかりとやっていきたいですが、攻撃に重点を置いてやっていきたいと思います。
――戦い方はこれまでと変えないということでしょうか?
ぶれずにやっていきたいと思います。その中でも1試合1試合成長しながらやっていくことに全く変わりませんし、哲学もぶれずにやっていきたいと思っています。
勝ち試合だったと思いますし、もったいないと。
――先制ゴールについて
コマさんがいいタイミングでボールをくれました。ああいった形をもうちょっとできればと思います。
――先制後の試合展開について
セットプレーから前半で失点してしまい、そこで失点0で抑えて後半に入れればと思います。ボールを後ろで持った時に動きが少なくなり、それで蹴ってしまって、それで失うことが多かったので、もっと全体的に動ければよかったかなと思います。
勝ちきりたかったです。ただ、負けていないと。まだシーズンが始まったばかりですし、積み上げている状態です。1つずつ階段を上がっていき、最後のところで勝負できればと思います。(ドローという結果は)決してよくはないですが、少し前に進めたと思います。
――ゴールシーンについて
自分の中でシナリオがありましたし、そういったところで力を発揮するために準備しています。(山田)大記がボールを持った時にDFとDFの間で待ってようと思い、動き過ぎず、自分の前にスペースを作っていました。あとはもう信じるだけでした。その前にヤマちゃん(山崎亮平)が動いてくれましたし、そのことで中にポジションを取れました。
勝てなかったので、すごく残念です。悔しいです。最初は緊張もありましたが、いい意味で楽しめたかなと思います。ただ、チームは勝っていないので、まだまだだと思います。左利きなので、左サイドでもらってスペースに落とすことを意識していました。序盤2-0で勝っていて、その後ちょっと全体的に落ちてしまったかなと。そこで踏ん張らないと優勝はないと思いますし、後ろは失点0ということをやっていかなければいけません。ずっと試合に出て、その上で試合に勝つということを目標にやっていきたいです。
序盤に2点取り、試合を優位に進められる展開だったと思いますが、結果としてホームで追いつかれて引き分けということで残念な気持ちです。うまくボールをつなぎ、相手が前から来れば裏のスペースと。2点を取るまでいい流れでできていましたが、2点を取ってから相手のプレッシャーがかかってきて、つなげず、裏に出ることもなく、セカンドボールも相手に拾われてしまいました。やはり最後まで気持ちを切らさないことが大事ですし、もう1度気を引き締め直し、来週からやっていきたいと思います。
――先制ゴールのアシストについて
ターンしてから、ヤマちゃん(山崎亮平)がフリーになっていたのが見えました。上手くGKの前にヤマちゃんが入ってくれました。
リードしていた2-1の状況、3-2の状況で“カウンター合戦”にすることはリードしているチームの選択する戦い方ではないですし、自分自身、そこで落ち着かせることができませんでした。もう少しうまくできればよかったのですが。
――阿部吉朗のゴールのアシストについて
ヤマちゃん(山崎亮平)が走ってくれないと、(阿部)吉朗さんが空かなかったと思います。後ろ気味のボールでしたが、吉朗さんが決めてくれました。ただ、個人的に貢献度は低いかなと思います。
勝ち点3を取れる試合だったと思いますが、負けていないということを前向きに捉えて、次につなげていきたいと思います。
――3失点目について
壁の下を通され、それが足に当たり、逆を突かれて。そのあたり、細かい部分をもう一度再確認することが大事だと思いますし、1失点目もセットプレーからですし、もったいない感じがあります。反省しなければいけません。
こんばんは。みなさま。この試合の観客にとって良い試合だったと思います。6つのゴールがあってお互いにたくさんのチャンスがありました。我々のチームの入り方、特に立ち上がり20分に関しては大惨事のサッカーになってしまいました。我々のゲームプランはあのような入りではありませんでした。私はハッキリとした理由はわかりませんが、磐田さんのことを怖がっていたのかもしれないし、アウェイ戦ということでちょっと引いてしまったのかもしれません。
我々が0-2になった後、我々のプレーはよくなりました。我々はカムバックしました。ですから、その点に関しては選手らを褒めました。磐田さんは非常に大きなクラブです。伝統があっていい選手が揃っています。我々の3倍の予算があります。でも、試合の中での内容では差が見当たりませんでした。0-2になった後からの試合ということは我々は同等、または我々の方がよかったです。フェアに考えて磐田さんにもおめでとうと言いたいですし、私の選手にもおめでとうと言いたいです。
――監督がおっしゃったように0-2から選手たちはガラッと変わりましたが、監督の目から見てどんなところが変わったと思われますか?
選手のメンタリティーが変わりました。最初の20分で悪いプレーをしろとは誰も言っていません。我々のゲームプランは引いて守るわけではありません。我々はプレッシャーをかけると。日本で選手のキャラクターや人格を変えていくのは非常に難しいです。でも、入りは悪かったかもしれないけど、その後のカムバックはよかったです。ですから、私はその部分に関して非常に褒めたいです。机上の面で磐田さんと福岡を比べた場合、磐田さんの方がいいクラブです。同時に経験もあります。選手にも経験がある選手が豊富で平均年齢を見たら磐田さんは29歳で我々は24歳です。磐田さんの選手は色々な経験を積んでいます。でも、我々はいいプレスをかけましたし、後半にはよりいいプレスをかけ続けることができました。
――京都戦に引き続き入りは悪かったですが、去年はなかなかできなかった試合を通して最後までプレスをかけ続けること。それができるようになったと思いますが、手ごたえは?
もっと選手たちはできるはずです。もっとできるはずです。でも、そのあたりも頭の中の意識の問題です。少しずつでも我々は変化していかなければいけません。