2014年 試合速報
2014 J2リーグ 3節 vs.ロアッソ熊本
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前田 遼一
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前田 遼一
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齊藤 和樹
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松井 大輔
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巻 誠一郎
岡本 賢明
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園田 拓也
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中山 雄登
五領 淳樹
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齊藤 和樹
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松井 大輔
ペク ソンドン
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山崎 亮平
松浦 拓弥
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仲間 隼斗
ファビオ
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前田 遼一
金園 英学
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
ヤマハスタジアム | 3/16(日) | 16:00 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝、乾燥 | 髙橋 正紀 | 家本 政明 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
晴れ | 90分分 | 聳城 巧 | 佐藤 貴之 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
14.4度 | 36% | 高寺 恒如 | 花澤 秀登 |
14 | シュート | 9 |
13 | ゴールキック | 6 |
7 | コーナーキック | 1 |
16 | 直接FK | 10 |
1 | 間接FK | 1 |
2 | オフサイド | 1 |
0 | PK | 0 |
目指すは今季初の連勝。今季ホーム初ゴールを奪い、主導権を握る!
「我々にはJ1昇格という高い目標がある。満足せず、さらなる向上心を持ってやっていきたい」(シャムスカ監督)。
前節、アウェイ・カマタマーレ讃岐戦(3月9日)に4-1と勝利し、今季初勝利をマークしたジュビロ。だが、指揮官は表情を緩めなかった。“シャムスカ・ジュビロ”として初めて掴んだ白星でもあったが、今季の目標はあるまでも“いるべき場所”に戻ること。長丁場のリーグ戦はまだ始まったばかりだ。ゲームキャプテンを務める松井大輔も「この1勝で勢いに乗れればと思う」とした上で、「まだまだ修正点があると思うし、しっかり分析していきたい」とすぐに次の一戦を見据えた。
新チームのコンビネーションは試合を重ねることによくなっている。「チームが今後さらによくなっていくという感触がある」と語るのは前節2アシストのポポ。チームとして今季開幕戦・コンサドーレ札幌戦(3月2日)から2戦連続で2桁のシュート数を記録した。常にシュートを意識した攻撃を展開できているだけに、その精度をさらに磨いていきたい。
今節ホームに迎えるのはロアッソ熊本。昨季J2ではクラブワーストとなる19位。今季は日本代表コーチの経験もある小野剛氏が新監督に就任し、巻き返しを目指す。このオフに南 雄太(現・横浜FC)、北嶋秀朗(現ロアッソ熊本アシスタントコーチ)と2人のベテランが戦列を離れただけに、昨季チーム最多の8得点をマークした齊藤和樹、6得点の仲間隼斗ら若手の活躍がカギを握る。
今季はここまで1勝1敗。第1節はホームでアビスパ福岡と対戦。片山奨典、新加入・園田拓也のゴールで2-1と競り勝ち、今季初白星を掴んだ。しかし、第2節ではホームで松本山雅FCと対戦し、0-1。後半に相手の新加入・サビアにゴールを許し、今季初黒星を喫している。連敗を阻止するためにも必要な部分を修正し、敵地に乗り込んでくるに違いない。
この試合のポイントはやはり今季ホーム初得点。コンサドーレ札幌戦では数多くのチャンスを作りながらゴールを奪えなかっただけに、やはりホームグラウンドでゴールを決めたい。前節FKで今季初ゴールをマークした駒野友一は「札幌戦の借りを返すためにもホームで勝ち、サポーターのみなさんと共に喜びたい」と意気込む。前節、エース・前田遼一に今季初得点が生まれたこともチームにとって明るい材料だ。今季初めてヤマハスタジアムでゴールを決めるのはだれか――。序盤からアグレッシブに仕掛け、今季初の連勝を目指す。
熊本・小野 剛監督、「ミスは誰にでもある。ただ、できることを1つのミスで捨ててはいけない」、「攻守とも自信を持って、堂々と戦おう」、「絶対にあきらめないこと!!」。
――感想
コンバンハ(※日本語で)。我々にとって非常に重要な試合でした。開幕戦をホームで敗れてしまったということで、サポーターはこの勝利を待ちわびていたと思います。試合中、常に結果を求める姿勢を見せることができたと思います。後半、攻撃の姿勢を続けた中で追加点を決めることができず、相手がそれを自信にして挑んできました。もっと点差を広げることができた試合だったと思いますし、少し危ない場面も見受けられました。ただ、大事なことはこういったことは今後も待ち受けていると思いますし、修正点を見つけ出し、それを修正していくことだと思います。90分間、勝者のスピリットを持って戦ってくれた選手たちに感謝しています。
――後半、相手に自信を持たせてしまった要因は?
そのあたり、チャンスのたびに確実に決めなければいけないと思います。それを修正点の1つとして修正していきたいと思います。
――前半3得点できた要因は?
調子がよくない時にチャンスを決める時もあれば、調子がいい時に決めることができないこともあるのがサッカーだと思っています。選手たちには結果を求める姿勢を最後まで出すようということを常に求めていますし、それがポジティブな結果につながったのではないかと思っています。ただ、もっと上手い試合運びができていれば、もっと楽に(試合を)終わらせることができたと思っています。コンパクトではなく、距離感が空いてしまった時間帯に関しては活性化させるために(ペク)ソンドン、松浦というスピードのある選手を入れました。そこ(コンパクトにできなかったこと)は修正点です。ゾノ(金園英学)に関しては攻守で貢献できる選手ですし、活性化させるために投入しました。前田の交代に関してはブラジルでは活躍した選手に対してサポーターから拍手してもらうために途中交代させることもあります。そういった意味での交代です。
――前田選手、松井選手がゴールを決めたことの意義は?
前田に関してはペナルティーエリアで力を発揮できる選手ですし、ペナルティーエリアにいれば、結果を出してくれる選手だと思っています。松井のゴールに関しては彼が非常にいいポジショニングを取っていたことで、こぼれ球が自然に足元に流れてきたという結果だと思っています。
――松井選手の存在がチームに与える影響とは?また、3試合連続で途中交代となっているが、その意図は?
彼は経験がある選手ですし、試合を“読む力”があると言うか、試合の“リズム”がわかる選手です。非常に大切な存在です。
彼の交代に関しては守備ができる選手を入れなければいけないという意図で交代させています。特に今日の試合は上下運動しなければいけない展開でしたし、その中で彼は非常によく走ってくれて、疲れも見えたので、フレッシュな選手を入れるという意味での交代です。
勝ててよかったです。得点場面では松井がいいボールをくれました。ボールを入れる前から目が合っていました。次も勝利に貢献できるように頑張ります。
ホームでなかなか勝てていないと聞いていたので、勝てて安心しました。(前田)遼一が決めてくれてよかったです。あの得点がなければ、今日の勝利はなかったと思いますし、よかったです。ただ、残念なことは僕がマン・オブ・ザ・マッチではないということですね(笑)。遼一はこの1週間僕におごってほしいです(笑)。昼メシは彼のおごりで食べたいと思います(笑)
――自身の加入後初得点について
開幕戦で決めたかったのですが、3戦目で取ることができました。ただ、これを続けることが大事です。1戦、1戦、しっかり引き締めていきたいと思います。
――試合全体について
僕個人としてはもう少しつなげるところはしっかりやらなければいけないと感じましたし、後半に間伸びした雰囲気になった時にもっと前線の選手が動き出したり、キープだったり、時間帯によって上手くやらなければいけないと思いました。そのあたりを修正していかなければいけません。
やはり先制点が大事でしたし、早い時間帯に自分たちが取れたので、その意味でも相手の形を崩すことができたと思いますし、すごくよかったと思います。やはりクロスにしっかりと人数をかけることができれば、ゴールにつながります。早い時間帯に取れてよかったです。
まずはホームで勝てたことがよかったです。ただ、チームとしても自分自身もまだまだ足りない部分はあります。守備面では相手にクロスを上げられてしまいましたし、カバーリングの部分ももっと突き詰めなければいけません。
――攻撃面について
個人的には前に前にという意識でいます。さらに相手にとって嫌な選手にならなければいけませんし、左サイドも怖いと思われるようにならなければいけません。
――今季初の連勝について
ホームで勝てましたし、連勝ということでよかったです。ただ、前節も今節も最後のところでばたばたしてしまったので、そこはもっと上手くゲームをコントロールできるようにしていかないとこれから厳しくなるかもしれませんし、そこは反省してやっていきたいです。
(松井)大輔が決めてくれるとやはりチームが盛り上がります。これからどんどん点を取ってくれればと思います。(前田)遼一はうちのエースですし、そこから攻撃が始まります。ヘディングも強いですし、相手にとっては嫌な存在だと思います。
勝てたことはよかったのですが、反省点もあります。後半は0-0というつもりで入ったのですが、さらにコンパクトにして、さらにセカンドボールを拾わなければいけませんでした。
――感想
残念ながら3失点で負けてしまいましたが、選手たちは最後の最後までよく戦ってくれたと思っています。できることなら、我々の経験の浅い選手たちにどれだけ恐怖心を払拭させ、自信を持ってピッチに送り出せるかというところが一つ勝負でした。相手の日本代表選手が並ぶ中、ちょっと最初バタバタした時間帯があり、そこでミスが出てしまったと。ただ、それは選手たちが懸命にやろうとした中で、私がもっと自信を持って送り出せなかった部分で力不足だと思っています。ただ、3失点してからはそこで下を向くことなく、非常に熱いハートを見せたこと。球際でも果敢に行き、最後までゴールに迫ることができたこと。このあたりは敗戦の中でも今季においての大きな収穫ではないかと思っています。なんとかこれを次は勝ち星につなげていきたいと思っています。