2013年 試合速報

2013 ヤマザキナビスコカップ vs.ヴァンフォーレ甲府

ジュビロ磐田
ジュビロ磐田

3 勝
0 分
2 敗
9 得点
6 失点
勝点 9
順位 3

1
  • 1
  • 1

  • 0
  • 0

1
vanforet
vanforet

1 勝
1 分
3 敗
5 得点
8 失点
勝点 4
順位 7

前半
駒野 友一
6分
伊野波 雅彦
29分
30分
オルティゴサ
ハーフタイム
オルティゴサ
金子 昌広
後半
金園 英学
山崎 亮平
16分
21分
ウーゴ
石原 克哉
チョン ウヨン
阿部 吉朗
36分
崔 誠根
伊東 輝悦
山本 康裕
松浦 拓弥
46分
21
八田 直樹
5
駒野 友一
13
宮崎 智彦
19
伊野波 雅彦
33
藤田 義明
7
小林 裕紀
10
山田 大記
22
チョン ウヨン
23
山本 康裕
17
金園 英学
18
前田 遼一
SUB
1
川口 能活
20
山本 脩斗
24
チョ ビョングク
6
田中 裕人
11
松浦 拓弥
9
山崎 亮平
30
阿部 吉朗
監督
長澤 徹
21
河田 晃兵
6
佐々木 翔
13
崔 誠根
19
盛田 剛平
28
橋爪 勇樹
5
マルキーニョス パラナ
10
井澤 惇
15
河本 明人
30
保坂 一成
9
オルティゴサ
11
ウーゴ
SUB
1
荻 晃太
7
石原 克哉
27
伊東 輝悦
31
三幸 秀稔
20
金子 昌広
監督
城福 浩

5,367
スタジアム名 試合日 キックオフ
ヤマハスタジアム 5/22(水) 19:00
ピッチ状態 コミッショナー 主審
全面良芝、乾燥 川上 覚 山本 雄大
天候 試合時間 副審 副審
晴れ 90分 大塚 晴弘 穴井 千雅
気温 湿度 第4の審判員 記録員
21.8度 63% 野田 祐樹 花澤 秀登
9 シュート 8
10 ゴールキック 12
7 コーナーキック 8
10 直接FK 13
1 間接FK 3
0 オフサイド 3
0 PK 0

今季のヤマザキナビスコカップもいよいよ予選リーグ最終節。この試合で全てが決まる。

決勝トーナメント進出の可能性を残すのは3クラブに絞られた。前節終了時点で湘南、大宮、清水、甲府の予選敗退が決まり、横浜FM、川崎F、ジュビロの3クラブで2つの椅子を争うことになる。首位は勝ち点12の横浜FM。5月15日(水)の予選リーグ第6節でジュビロにホームで勝利し、1位で予選リーグ最終節・清水戦(アウェイ)に臨む。2位は勝ち点10の川崎F。第6節ではアウェイで大宮に2-0と勝利し、最終節・湘南戦(アウェイ)に臨む。そして、勝ち点9の3位でこの試合に臨むのがジュビロ。第6節・横浜FM戦に敗れ、3位に後退することになったが、まだ望みはある。

3クラブの勝ち点差で明らかではあるが、ジュビロとすれば予選リーグ突破のために勝って他会場の結果を待ちたい。引き分けでも2位・川崎Fが敗れれば決勝トーナメントに進出できる可能性もあるが、複雑に考える必要はない。この試合に勝つことが第一目標だ。

そして、この試合は甲府へのリベンジを果たすための一戦でもある。甲府とは5月3日(金・祝)のリーグ戦で対戦しており、その際はアウェイで1-2と敗戦。その翌日に森下仁志前監督退任が発表された…。連戦ということもあり、互いに前回の対戦からメンバーを入れ替えて臨む可能性もあるが、ゲームの焦点は変わらない。勝利のためにはゴールが絶対条件。甲府からいかにゴールを奪うかがこの試合最大のポイントになる。前回の対戦では相手のタイトな守りをなかなか崩すことができず、ジュビロのシュート数はわずかに『5』。相手に許したシュートも同じく5本だったが、ローテンポな展開に持ち込まれ、接戦をものにすることができなかった。

5月19日(日)に新監督に関塚隆氏が就任することが発表されたが、指揮を執るのは5月25日(土)のリーグ・大分戦終了後から。5月の公式戦残り2試合は現体制のまま臨むことになる。難しい状況で常にベストを尽くしてきた長澤 徹監督、そしてサックスサポーターの皆様に勝利をプレゼントするためにもこの試合は何としてもものにしたい。決戦の舞台はヤマハスタジアム。チーム一丸となり、今季最高のパフォーマンスで勝利を掴み取りたい!

前半1分、甲府ボールで前半キックオフ!
前半1分、ジュビロ、布陣は【4-4-2】。GKに八田直樹。最終ライン右から駒野友一、藤田義明、伊野波雅彦、宮崎智彦。ダブルボランチに小林裕紀とチョン ウヨン。中盤右に山本康裕、同左に山田大記。2トップに前田遼一、金園英学。フィールドプレーヤーのユニフォームカラーはサックスブルー。
前半2分、甲府、布陣は[4-4-2]。GKに河田晃兵、最終ライン右から橋爪勇樹、佐々木 翔、盛田剛平、崔 誠根。ダブルボランチにマルキーニョス パラナと保坂一成。中盤右に河本明人、同左に井澤 惇。2トップにウーゴとオルティゴサ。フィールドプレーヤーのユニフォームカラーは青。
前半3分、ジュビロ、前線で山田大記がボールキープからスルーパス。金園英学につながり、金園英学が左足でシュート。しかし、これはオフサイドの判定。
前半4分、ジュビロ、敵陣中央でこぼれ球を拾った小林裕紀が縦にスルーパス。これは前線の前田遼一と合わず、甲府のゴールキックに。
前半6分、ジュビロに先制点!!!!!!!!!!!敵陣右サイドの高い位置でボールを持った駒野友一が切り返しから、左足でクロス。これが河田晃兵を越え、そのままファーサイドのゴールネットに吸い込まれた!!!!!!!!!!!!!!【1-0】
前半8分、ジュビロに決定機!敵陣左サイドから宮崎智彦が前田遼一とのパス交換でゴール前に侵入。左足でシュートを打つが、惜しくも甲府にブロックされた・・・。
前半10分、ジュビロ、CK、メインスタンド側から山本康裕がキック。これは甲府にクリアされた。
前半11分、ジュビロに決定機!右サイドの駒野友一が高い位置でパスを受け、右足でクロス。これに山本康裕、前田遼一が飛び込むが、押し込むことはできず、ファーサイドへ流れた・・・。
前半17分、ジュビロ、敵陣左サイドから宮崎智彦がアーリークロス。これを金園英学が競るが、オフサイドの判定。
前半19分、甲府が敵陣でボールを動かす。しかし、ジュビロはブロックを組んでしっかりと対応。クロスもしっかりとクリアした。
前半21分、ジュビロ、敵陣右サイドでボールを持った駒野友一が切り返しから右足でクロス。これは甲府・盛田剛平にクリアされた。
前半22分、ジュビロ、CK、メインスタンド側から山本康裕がキック。ファーサイドの金園英学がヘディングシュート。しかし、惜しくも甲府にクリアされた・・・。
前半23分、甲府、盛田剛平が顔面から出血。しばらくプレーが中断。盛田剛平は一旦ベンチへ。
前半24分、ジュビロ、八田直樹の自陣からのパスでプレー再開。甲府は1人少ない状況。
前半24分、甲府、盛田剛平が額にテーピングを施してピッチに戻った。
前半25分、ジュビロ、山田大記が左サイドの高い位置からクロス。クリアボールを駒野友一が右足でミドル。これは甲府にブロックされた。
前半27分、甲府、中盤の配置を変更。井澤 惇を右サイド、河本明人を左サイドに。
前半29分、ピッチ上空はほぼ風がない状態。
前半29分、甲府、オルティゴサが相手ゴール前でドリブル。コンタクトプレーでFK獲得。伊野波雅彦にイエローカード。
前半30分、甲府、ゴール正面でFK。橋爪勇樹が右足で直接狙うが、これは壁に入っていた前田遼一が頭でクリア。甲府のCKに。
前半30分、甲府に同点弾・・・・・・・。CK、メインスタンド側から橋爪勇樹がキック。これをニアサイドのマルキーニョス パラナに頭でそらされ、ファーサイドのオルティゴサに右足で押し込まれた・・・・・・・・・・。【1-1】
前半34分、甲府、右サイドの橋爪勇樹が高い位置からクロス。CK獲得。バックスタンド側から井澤 惇がキック。これはジュビロがクリア!
前半35分、ジュビロ、敵陣右サイドの駒野友一が縦パス。これに走り込んだ右サイドの山本康裕が右足でクロス。このこぼれ球を山本康裕が左足でシュート。これはゴール横に外れた・・・。
前半37分、ジュビロ、中盤の左サイドでボールを持った宮崎智彦が左足で縦パス。これに山田大記が走り込むが、相手にブロックされ、甲府のゴールキックに。
前半39分、ジュビロ、敵陣の中央でボールを持った小林裕紀が右サイドへ展開。これを受けた駒野友一が深い位置からクロス。これをゴール前の金園英学が頭で合わせるが、強いシュートは打てず、河田晃兵にキャッチされた。
前半39分、ジュビロ、前線にロングボール。これに反応した金園英学が最終ラインの裏に走り込むが、飛び出した河田晃兵に頭でクリアされた・・・。
前半42分、甲府、中盤のやや前の位置でFK獲得。崔 誠根が右足でロングシュート。無回転のシュートが枠内に飛ぶが、これは八田直樹がパンチングでクリア!
前半44分、ジュビロ、敵陣右サイドで駒野友一、小林裕紀、前田遼一とパスがつながる。最後は前田遼一のスルーパスに走り込んだ小林裕紀が右サイドからクロスを上がるが、甲府にクリアされた。
前半45分、前半アディショナルタイムは2分。
前半アディショナルタイム1分、ジュビロ、左サイドの宮崎智彦の縦パスを受けた山田大記がドリブルし、クロス。これは河田晃兵にキャッチされた。
前半アディショナルタイム3分、甲府が自陣でボールを持ったところで前半終了のホイッスル。
後半1分、ジュビロボールで後半キックオフ!
後半1分、甲府、ハーフタイムに選手交代。オルティゴサに代わり金子昌広を投入。
後半1分、甲府、ゴール前の混戦から最後はウーゴが右足でシュート。これは枠の上。危ない場面だった・・・。
後半3分、甲府、金子昌広は中盤の左サイドに入った。同右に井澤 惇。2トップにウーゴと河本明人。
後半6分、甲府、前線のウーゴが河本明人とのワンツーで縦に突破を狙うが、伊野波雅彦がカバーに入り、クリア!
後半8分、ピッチ上空は後半もほぼ風がない。
後半9分、後半立ち上がりは甲府がボールを支配。マルキーニョス パラナが中盤の中央から縦パス。これをウーゴが受けるが、背後から伊野波雅彦がカット!
後半10分、ジュビロに決定機!敵陣左サイドを山田大記が宮崎智彦とのワンツーで突破。クロス。ファーサイドの前田遼一が右足でシュート。しかし、これは惜しくもゴール横に外れた・・・。
後半12分、ジュビロ、前田遼一のボールキープから敵陣左サイドの深い位置でFK獲得。いい位置だ!
後半12分、ジュビロ、FK、敵陣左サイドの深い位置から駒野友一がキック。これをゴール前の藤田義明が頭で合わせるが、惜しくもゴール横に外れた・・・。
後半14分、ジュビロ、自陣から山田大記がスルーパス。これに前田遼一が走り込み、一発で甲府の背後を狙うが、河田晃兵にキャッチされた。
後半15分、甲府、金子昌広のドリブル突破でCK獲得。メインスタンド側から金子昌広がキック。これを佐々木 翔が頭で押し込むが、甲府にファウルの判定。危ない場面だった・・・・・・・。
後半16分、ジュビロ、選手交代、金園英学に代わり山崎亮平を投入。
後半17分、ハーフタイムコメント、ジュビロ、「相手の前線の選手へいいボールを入れさせない」、「サイドからの攻撃をもっと多くすること」、「目の前のゲームを持って帰ろう」。
甲府、「ラインコントロールをしっかりコミュニケーションを取っていこう」、「前にボールを入れるタイミングを落ち着いて見極めよう」、「自分の頭を超えたボールに対して次の準備をしよう!」。
後半18分、ジュビロ、途中出場の山崎亮平はそのまま前線に。
後半21分、甲府、選手交代、ウーゴに代わり石原克哉を投入。
後半22分、ジュビロ、山崎亮平のクロスからCK獲得。メインスタンド側から。駒野友一がショートコーナーからクロス。これをゴール前のチョン ウヨンが頭で合わせるが、惜しくもゴールならず・・・。
後半23分、ジュビロ、右サイドの高い位置から駒野友一がクロス。これをニアサイドの山崎亮平が右足で合わせるが、惜しくもゴール上に外れた・・・。
後半25分、ジュビロ、CK、2本連続。メインスタンド側から駒野友一、バックスタンド側から山本康裕がキックするが、いずれも甲府にクリアされた・・・。
後半27分、ジュビロ、伊野波雅彦が中盤の左サイドから大きくサイドチェンジ。これを受けた右サイドの山本康裕がゴールラインぎりぎりのところからクロス。前田遼一が飛び込むが、クロスの段階で惜しくもラインを割っていた・・。
後半29分、ジュビロ、駒野友一のFKからCK獲得。バックスタンド側から駒野友一がキック。これは甲府にクリアされた・・・。
後半30分、甲府、保坂一成のパスを受けた河本明人が左足でミドル。これはゴール横に外れた。
後半32分、ジュビロ、敵陣でボールを動かし、最後は右サイドの駒野友一が縦パス。これを山崎亮平が受けるが、背後から甲府にカットされた・・・。
後半34分、甲府、河本明人のミドルシュートからCK獲得。メインスタンド側から金子昌広がキック。ショートコーナーから金子昌広がクロス。ファーサイドの盛田剛平が競るが、強いシュートは打てず、ジュビロのゴールキックに。
後半36分、甲府、選手交代、崔 誠根に代わり伊東輝悦を投入。ジュビロも選手交代、チョン ウヨンに代わり阿部吉朗を投入。
後半37分、甲府、伊東輝悦が右足でミドル。これは大きく枠の外。
後半38分、甲府、相手ゴール前で横パスを受けたマルキーニョス パラナが右足でミドル。これは八田直樹がパンチングでクリア。甲府のCKとなるが、これもしっかりとクリアした!
後半39分、ジュビロに決定機!相手最終ラインの背後でスルーパスを受けた阿部吉朗がGKと1対1となり、右足でスライディングシュート!これは惜しくもゴール横に外れた・・・。
後半41分、ジュビロ、敵陣左サイドから山田大記がスルーパス。これに反応した阿部吉朗が相手最終ラインの背後に走り込むが、甲府にブロックされ、甲府のゴールキックに・・・。
後半43分、ジュビロは後半途中から前田遼一と阿部吉朗の2トップに。中盤右サイドに山崎亮平。
後半44分、甲府、保坂一成のミドルからCK獲得。メインスタンド側から金子昌広がショートコーナー。石原克哉が右足でクロス。これはジュビロがクリア!
後半45分、後半アディショナルタイムは3分。
後半アディショナルタイム1分、ジュビロ、選手交代、山本康裕に代わり松浦拓弥を投入。そのままボランチに入った。
後半アディショナルタイム2分、ジュビロ、CK、メインスタンド側から駒野友一がキック。これは甲府にクリアされた・・・。
後半アディショナルタイム4分、自陣で甲府がジュビロの攻撃をクリアしたところで試合終了のホイッスル。【1-1】
長澤 徹 監督

――感想
まずは、平日にもかかわらずサポーターのみなさんにこれだけに入っていただき、応援していただき、非常に感謝しています。
ゲームとしては、最初に幸先よくクオリティーの高いプレーで1点取れ、その後2つ3つとチャンスが来ましたが、一瞬の隙を突かれました。ゲームとしては多少オープンなものになりかけましたし、刺さなければ刺されるというイメージもありましたが、攻守のバランスを整えながら阿部や山崎が決定機を生んでくれ、そこを決めきれず、というゲームでした。相手もミドルシュートで2つ非常に素晴らしいプレーが出ましたが、八田のファインセーブで何とかゲームを持ち込みましたが、届かずというゲームでした。
――たたみかけられないことが攻撃面の課題ですか?
そうですね。おそらくポジションバランスは上手く取れていて、セカンド、サードと終盤のように拾うことができればと思っていました。前半でチャンスがありましたが、そこでマッチアップのボールを入れ違ってしまったり、球際のところで少し劣勢になってしまった部分もありましたが、そこは後半修正し、いわゆるたたみかけるという状況、例えば、サイドから入って拾い直して拾い直してこじ開ける寸前まで行きました。ただし、前半のたたみかける時間帯でそういったプレーをできなかったことは少し心残りです。
――他会場の結果をハーフタイムに選手たちに伝えたのですか?
いえ、基本的には我々は勝ち点には勝つことが選択肢でしたし、それは入れないで勝つというテーマだけでいきました。もし、何かあれば動かざるを得ない状況ということはベンチでは思っていましたが、選手にはあまり余計なことを考えさせず、勝つしかないという状況で今日のゲームに送り出しました。
――長いボールや、裏を狙うボールが多い印象を受けましたが、意図的ですか?
最初、長いボールと言うか、起点をどこに作るかという部分です。前田と金園がいたので、ただいるところに蹴るのではなく、多少コーディネーションを入れつつ、そこで一つ起点を作り、前向きにサポートする時間もあっていいということです。選手の判断でそのようなプレーで持っていき、徐々に動かしていくという部分に関しては非常に意図通りやってくれたと思います。
――2日後の大分戦も重要だと思いますが、主力を温存させるという点で悩みましたか?
いえ、次のことよりもこの試合、トーナメントの勝ち抜けがかかっていた試合なので、しっかり戦い抜いてというところです。もともと選手たちは有酸素といった数値が高いですし、そこは心配なしに一つ戦い、明日、明後日で回復して、と考えていました。
――八田の先発起用はポジション争いの中から生まれたチョイスですか?
そうですね。チョイスと言うか、お互いに切磋琢磨している中、勝利から逆算してということです。(川口)能活ももちろん頑張っていますし、牲川、植村も頑張っています。その中で今八田が出てきて、それ相応に活躍してくれたと思います。
――ヤマザキナビスコカップで予選敗退となりましたが?
置かれた状況ですし、タイトルが一つなくなりましたが、我々はリーグ戦の勝ち点を回復させ、現状を打破しなければいけない状況です。タイトルが一つなくなったというよりは目線を改めてしっかりと固め、チームとしてしっかり臨んでいきたいと思います。
――リーグ・大分戦へ向けて
うちの選手たちの回復状況、それから相手チームもある中なので、今こう戦いますというより、自分たちの状況をしっかり確めたいですし、それは明日以降戦略的にしっかり考えていきたいです。今の時点ではどう、とは確立できない状況です。

駒野 友一 選手

駒野 友一 ――試合を振り返って
他会場の結果というより、自分たちがまず勝つということを考えて試合に入りました。自分たちが先に点を取ることが大事だと思っていましたし、逆に言えば、いつも(相手に)取られているような形であるセットプレーから取られてしまったので、そこを修正しなければいけないと思っています。
――前半、先制ゴールを決めましたが?
ただ、あれからもチャンスはたくさんありましたし、それをゴールにつながることができず、CKから失点してしまったので、そこから相手の流れに変わってしまったと思います。相手もメンバーをリーグ戦と変えてきた中で、自分たちはホームで勝つためにやっていましたし、先制点を取ってから流れを自分たちのものにできていましたが、失点してしまってから相手のペースになってしました。後半も流れを作っていましたし、チャンスをたくさん作っていましたが、どうしてもゴールネットを揺らすことができませんでした。みんな難しいことを考え過ぎてしまっているところがあると思うので、コースがあればシュートを打つ意識を持ってやれればといいかなと思います。
――リーグ・大分戦へ向けて
中断前の最後の試合ということで、自分たちが勝つという気持ちを相手よりも持ち、しっかりと先制点を取りたいです。セットプレーもさらに集中し、最後は笑って磐田に帰って来れるようにしたいです。

藤田 義明 選手

藤田 義明 ――試合を振り返って
課題のセットプレーでやれてしまいました・・・。やはりそこを乗り越えないと。攻撃面は今年の課題の最後の部分です。後ろから見ていてもかなりいいところまで行っていると思いますが、そこを決めるかどうかで結果は違ってくると思いますし、そこはまた練習からやっていくしかないです。
――ロングボールが多く見られたが?
前田さんとかゾノ(金園英学)とか、(山田)大記あたりもそうですが、裏を走ってくれているので、イノ(伊野波雅彦)もそうですし、僕も狙っていました。そうすれば相手もラインが下がりますし、そういうところも使い分けながらと思っていました。
――髪を短くカットしたのは?
髪はこの間の試合(リーグ・川崎F戦)から切り替えるためにと言うか、もう一度気持ちを入れようと思って。自分としては気持ちを入れて、チームが勝つためにやるしかないです。(丸刈りは)18歳以来です。

宮崎 智彦 選手

宮崎 智彦 ――試合を振り返って
ホームでも勝てていないですし、サポーターのみなさんに本当に申し訳ないと思います。
――前半にチャンスもあったが?
ああいうところで決めきれなければ、結果としてついてこないと痛感させられました。練習からやっていきたいと思います。
――クロスを多く上げていたが?
コマさん(駒野友一)を中心にバランスを考えながら僕も上がったり、コマさんが下がってくれたりというシーンもありましたが、そういったところではチームとしても自分たちらしさと言うか特長を出せたと思います。下を向いている選手はいませんし、チームとしてここから上がっていきたいです。

八田 直樹 選手

八田 直樹 ――試合を振り返って
失点場面では相手に上手くニアでそらされて、ファーサイドでだれも反応できない状況になってしまいました。この失点を次に生かせるようにやっていかないと。ほんとにそれだけでしたが・・・。ただ、勝負はそういうところですし、逆に自分たちがよくない時でもセットプレー1本で勝てる時もあると思うので。
――シュートブロックもあったが?
最近、シンさん(森下GKコーチ)からのシュートストップを毎日やっていたので、練習の成果が出たことは嬉しいですし、練習はうそをつかないと思います。ただ、やはり予選を突破できなかった責任はありますし、これだけナビスコで使ってもらって予選突破できなかったことは悔しいです。自分自身、まだまだ甘いところあると思いますし、リーグ戦で少しでも試合に出れるようにアピールしていきたいです。

ヴァンフォーレ甲府 ■城福 浩監督
 

――感想
我々は直近のリーグ戦で2試合で7失点をしていますが、内容的に悲観するものではありませんし、我々なりにしっかりと分析していましたが、特に前節最後崩れてしまったところを踏まえ、ここで踏ん張ることがヴァンフォーレ甲府の今季の戦いにとって非常に大事になると思っていました。また、数は多くありませんが、今日のような日に甲府から来ていただいたサポーターのためにも我々の気持ちを見せたいという思いもあり、選手はそういうものを心に宿して戦ってくれたと思います。もちろん勝ちたかったですが、今日のメンバーを考えれば今日に関しては彼らを労ってやりたいですし、甲府でテレビを見ている選手が今日の仲間の試合を見て、心に期するものがないはずはないと思っています。今日の試合を踏まえて土曜の試合にまた全員で向かっていきたいと思っています。