2013年 試合速報
2013 ヤマザキナビスコカップ vs.川崎フロンターレ
![]()
|
![]() |
|
![]() |
![]()
|

![]() |
チョ ビョングク
|
![]() |
小林 祐希
|
大久保 嘉人
|
![]() |

小林 祐希
山田 大記
|

矢島 卓郎
|
![]() |
![]() |
阿部 吉朗
松浦 拓弥
|
![]() |
松浦 拓弥
|
![]() |
チョン ウヨン
金園 英学
|
![]() |
金園 英学
|
![]() |
金沢 浄
|
レナト
小林 悠
|
![]() |
大久保 嘉人
稲本 潤一
|
![]() |
![]() |
金園 英学
|
ジェシ
中澤 聡太
|
![]() |








































スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
等々力 | 4/3(水) | 19:00 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝、乾燥 | 山田 等 | 吉田 寿光 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
晴れ | 90分 | 中野 卓 | 高橋 佳久 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
14.8度 | 50% | 蒲澤 淳一 | 大高 常勝 |
17 | シュート | 9 |
6 | ゴールキック | 11 |
5 | コーナーキック | 4 |
20 | 直接FK | 10 |
2 | 間接FK | 4 |
2 | オフサイド | 4 |
0 | PK | 0 |
目指すはカップ戦3連勝。予選リーグ突破へ前進するためにも、そして、リーグ戦へ向けてさらなる弾みをつけるためにも勝利が欲しい。
ジュビロ磐田の予想布陣は[3-5-2]。GKに八田直樹、最終ライン右から菅沼駿哉、チョ ビョングク、伊野波雅彦。中盤のアンカーにチョン ウヨン。2列目右に小林裕紀、同左に小林祐希。中盤右ワイドに駒野友一、同左に金沢 浄。2トップに前田遼一、阿部吉朗という並びか。注目は今季公式戦初スタメンとなる阿部吉朗と小林祐希。前田遼一とコンビを組むことが予想される阿部吉朗は昨季の等々力競技場で行ったリーグ・川崎フロンターレ戦で加入後初ゴールをマーク。「(等々力は)相性がいい」とアピールに燃えている。今季ここまで出番は限られているが、居残りでシュート練習を行うなど常に準備してきた選手の一人だ。小林祐希も3月の練習試合でゴールをマークするなどいい状態を維持しているだけに、活躍を期待したい。
今季のヤマザキナビスコカップでは第1節・大宮アルディージャ戦で2-0と勝利、第2節の清水エスパルスとの静岡ダービーでは5-1と大勝し、2連勝。この試合に勝てば2010年以来となる決勝トーナメント進出が大きく近づく。タフな連戦を乗りきるためにもやはりここで勝利が欲しい。
対する川崎フロンターレは今季公式戦未勝利と波に乗れていないだけに、勝利に飢えているに違いない。リーグ戦では開幕戦で柏レイソルに1-3で破れ、第2節では大分トリニータに1-1と引き分け。第3節ではサガン鳥栖との打ち合いを4-5で落とし、第4節・ヴァンフォーレ甲府戦も1-1と勝ちきれなかった。ヤマザキナビスコカップでは第2節に試合がなかったため、この試合が予選2試合目。第1節・横浜F・マリノス戦を0-1と落としており、予選突破のためにも落とせない一戦となる。日本代表の中村憲剛、突破力に優れたレナト、さらに今季は神戸より実力派ストライカー・大久保嘉人も加わり、攻撃陣の層はさらに厚くなった。甲府戦で同点ゴールを決めた矢島卓郎、第3節・鳥栖戦で加入後ゴールを決めた新外国人・パトリックも身長189センチと高さがあり、クロスに強い。ジュビロ磐田とすれば彼ら強力アタッカー陣をいかに封じるかがポイントとなる。
試合の舞台となるのは等々力陸上競技場。18時の時点ではピッチ上空にやや雲があり、肌寒さを感じる。風は弱風。キックオフは19時。敵地での一戦を制し、決勝トーナメントを引き寄せたい!
川崎F、「攻撃の時のリスク管理をしっかりと」、「セカンドボールの処理をしっかりと」、「攻撃は落ち着いて中に入り、落ち着いてシュートを打とう」、「前半よりももっともっと集中力を高めて勝ちにいこう」。
――感想
まずはじめに、この近辺のジュビロのサポーターの方、それから遠くから来ていただいたジュビロのサポーターの方に感謝したいと思います。
ゲームに関しては、僕の判断的なところで、選手に少し勇気を与えられなかったことがひとつ反省点です。そのことが前半少し受身になった展開につながってしまったのかなと。0-1のままで行っていれば必ず最後はこういう展開になると思っていましたが、2点目の取られ方が少し悪かったと思います。次に切り替えてやっていきたいと思います。
――フロンターレがジュビロのよさを消してきたと思いますが、そのあたりの戦況はどう見ていますか?
前半立ち上がりはそんなに悪くなかったと思いますが、守備のところで少し受身になった部分もあったかなと。ただ、90分通して全部が悪かったわけではなく、前半の途中に守備のところで受け身になったかなと。それが攻撃が後ろ向きになってしまったことにもつながったという感じはあります。
――『選手に少し勇気を与えられなかったこと』とはどのあたりですか?
試合前、試合中もそうですが、言葉にすることは難しいのですが・・・。その点は選手にも伝えましたし、僕の責任だと思います。
――今季公式戦初出場となった阿部選手、小林祐希選手の評価は?
なかなか公式戦のゲーム感もなく、難しかったことは難しかったと思いますが、自分たちの持ち味をよく出してくれたと思います。そのあたり、もう少し時間を与えられればよかったと思いますし、その意味でも前半の失点は少しもったいなかったと思います。
――中2日でリーグ・浦和戦があるが?
まだ何も考えていません。
――小林祐希選手を先発起用した中で、後半から山田選手を投入したことでボールが回るようになったように見えたが?
練習はやっていますが、うちは個人というよりコンビネーションを重視しているやり方でもあるので、そういう難しさや、もちろん相手もジュビロのストロングを消してきますし、その中でもよさを出そうとするとなかなか時間が必要だと思います。(小林)祐希はけがで出遅れていた部分もありますし、これから先はまだまだ長いですし、能力は高い選手ですので慣れていけば問題ないと思います。
――リーグ・鳥栖戦同様、終盤の追い上げは次につながりますか?
選手は去年からやり続けてくれていますし、前回のリーグ戦もこの試合もそうですが、2点は取れると言うか、選手たちも自信を持っています。やはりこういう状況にしないことが一番だと思いますし、試合の最初からより勇気を持ってサッカーができるようにしてあげたいと思います。
ビハインドの状況でしたし、出たら点を取ることしか考えていませんでした。ピッチに入ったらやれるという感触はありました。暖かくなってきたので、体がいい感じで動いています。
――得点場面を振り返ると?
(駒野からは)やはりいいボールが来ます。ちょっと叩きつけが甘かったのですが、入ってよかったです。やはりFWとしては得点は元気の源です。前田さんにマークが行く分、自分のマークが空きますし、もっともっといい関係を作れると思います。
――リーグ戦へ向けて
まだリーグで勝っていないですし、内容うんぬんよりやはり勝点3が欲しいです。
――試合を振り返って
積極的に裏へ飛び出したり、サイドに流れて、シュートで終わろうというイメージでしたが、後ろに重くなってしまった部分もあり、ゴールまでの距離が長くなってしまった部分もありました。そのあたり、前線と中盤の関係がもっと近い位置でプレーできればと思いますし、ロングキックもちょっと多くなってしまってしまったかなと・・・。
後半は点を取らなければいけない状況でしたし、2列目から飛び出せていましたし、チャンスも作れていました。ああいったプレーを前半から出せればと思います。
――試合を振り返って
前半はみんなが中に中にパスを通そうしていたと思いますし、一つ時間が遅れたことで、相手に上手く守られていたと思います。あそこでもう少しワイドにひらかせることで違った展開になったと思いますし、後半そういった形を出すことができました。
――リーグ戦へ向けて改善点は?
前半と後半で違うサッカーになってしまった部分もありましたし、アウェイでも前半から自分たちのサッカーをすることが一番だと思います。
――試合を振り返って
決められる時間が悪かったかなと・・・。前半あれだけ耐えていましたが、前半終了間際のところで決められてしまったので、そこでしのげればもっと後半勢いをつけることができたと思います。後半も立ち上がりに決められてしまいましたし、チームとして大きい2点目でしたし、そのあたりがチームとしても自分自身として甘さがあるかなと。あそこで耐えていれば、同点、逆転もあったと思いますし、踏ん張るところで踏ん張れなかったと思います・・・。
ちょっと緊張してしまいました。自分自身、ポジションにとらわれてしまったり、考え過ぎてしまった部分もあったかなと。今日出た45分を大事にして、次に切り替えます。チームメイトとの連係もわかった部分がありますし、試合に出てみなければわらないこともありました。ボールに触る回数もさらに増やさないと。この悔しさを次につないでいきたいです。クリアボールが相手に渡ることが多かったので、もっと前線でためをできるよう、それをやれるように練習していきたいです。
今日に臨むにあたり、しっかり戦ってこれだけ応援してくれるサポーターの前で、しかも等々力でしっかり勝とうということをみんなが忠実にやってくれたと思います。特に前半は素晴らしい試合運びができたと思います。ほとんど水も漏らさずに自分たちのテンポでボールをつなげました。あえて言うと、少しシュートに立ち上がり運が無いかなと思いましたが、着実にチャンスを作ってくれました。ただ後半少しだけ途中で2点目を取った後、自分たちがやれるということでテンポが遅くなったり、自分たちがボールを持っていないときに狙いすぎてピンチになったりと、このへんの時間を改善しなければならないと思います。ただし、90分を通して選手の集中力、それからいろんな技術ですね。これは選手それぞれがしっかりやってくれたんじゃないかと思います。以上です。