2013年 試合速報

2013 J1リーグ 28節 vs.ベガルタ仙台

ジュビロ磐田
ジュビロ磐田

3 勝
10 分
14 敗
35 得点
46 失点
勝点 19
順位 17

1
  • 0
  • 0

  • 1
  • 1

1
vegalta
vegalta

10 勝
10 分
7 敗
34 得点
27 失点
勝点 40
順位 8

前半
34分
ウイルソン
赤嶺 真吾
阿部 吉朗
35分
ハーフタイム
山本 康裕
ペク ソンドン
後半
17分
柳沢 敦
武藤 雄樹
18分
菅井 直樹
阿部 吉朗
安田 理大
27分
鎌田 次郎
前田 遼一
30分
34分
菅井 直樹
田村 直也
カルリーニョス
46分
21
八田 直樹
5
駒野 友一
13
宮崎 智彦
19
伊野波 雅彦
24
チョ ビョングク
7
小林 裕紀
23
山本 康裕
33
藤田 義明
50
カルリーニョス
18
前田 遼一
30
阿部 吉朗
SUB
31
竹重 安希彦
2
菅沼 駿哉
15
菅沼 実
20
山本 脩斗
26
松岡 亮輔
37
安田 理大
8
ペク ソンドン
監督
関塚 隆
16
林 卓人
2
鎌田 次郎
3
渡辺 広大
5
石川 直樹
25
菅井 直樹
6
角田 誠
10
梁 勇基
11
太田 吉彰
17
富田 晋伍
13
柳沢 敦
18
ウイルソン
SUB
21
関 憲太郎
8
松下 年宏
14
佐々木 勇人
23
田村 直也
9
中原 貴之
19
武藤 雄樹
24
赤嶺 真吾
監督
手倉森 誠

8,218
スタジアム名 試合日 キックオフ
ヤマハスタジアム 10/5(土) 15:00
ピッチ状態 コミッショナー 主審
全面良芝、乾燥 田中 賢二 吉田 寿光
天候 試合時間 副審 副審
晴れ 90分 相樂 亨 山内 宏志
気温 湿度 第4の審判員 記録員
27.3度 56% 日比野 真 花澤 秀登
11 シュート 10
8 ゴールキック 7
6 コーナーキック 9
5 直接FK 12
0 間接FK 3
0 オフサイド 2
0 PK 0
前半1分、ジュビロボールで前半キックオフ!
前半1分、ジュビロの布陣は[4-4-2]。GKは八田直樹、最終ライン右から駒野友一(キャプテン)、チョ ビョングク、伊野波雅彦、宮崎智彦。ダブルボランチに藤田義明とカルリーニョス。中盤の右サイドに山本康裕、同左に小林裕紀。2トップに前田遼一と阿部吉朗。フィールドプレーヤーのユニフォームカラーはサックスブルー。
前半2分、ジュビロ、前線・中央で阿部吉朗がボールキープ。左サイドへ展開。小林裕紀が敵陣左から左足でクロス。これは仙台にクリアされた。
前半3分、仙台の布陣は[4-4-2]。GKは林 卓人、最終ライン右から菅井直樹、渡辺広大、鎌田次郎、石川直樹。ダブルボランチに富田晋伍と角田 誠。中盤の右サイドに太田吉彰、同左に梁 勇基。2トップにウイルソンと柳沢 敦(キャプテン)。フィールドプレーヤーのユニフォームカラーは金。
前半3分、仙台、前線へロングボール。これに柳沢 敦が走り込むが、伊野波雅彦がしっかりとブロック。ジュビロのゴールキックに。
前半5分、ピッチ上空にはアウェイゴール裏からホームゴール裏へ向かってやや強い風が吹く。ジュビロのロングキックが風でやや戻される印象。
前半6分、ジュビロ、中央から攻撃。浮きパスを阿部吉朗が落とし、以後、山本康裕、前田遼一と縦につなぐが、これはオフサイドの判定。
前半7分、ジュビロ、カルリーニョスの浮きパスを前線・中央の前田遼一が頭でおとし、山本康裕が中央のスペースの走り込む。あと一歩で仙台の最終ラインを突破できたが、仙台にクリアされた・・・。
前半9分、仙台、この試合両チーム通じて初のCK。梁 勇基がメインスタンド側からキック。ファーサイドへ流れたボールを、フリーの石川直樹が左足でボレー。これはポストに当たり、外れた・・・。ジュビロにとっては危ない場面だった・・・。
前半13分、仙台、左サイドから攻撃。前線のウイルソンを走らせるが、マッチアップした駒野友一が鋭いタックルでボール奪取。マイボールとした。
前半14分、駒野友一のタックルを受けたウイルソンがピッチに倒れ込み、プレーが一時中断。ジュビロボールでプレー再開。ウイルソンはピッチの外へ運ばれ、治療を受けている。
前半16分、ジュビロ、敵陣左サイドでボールを持った小林裕紀がクロス。これに前田遼一が反応するが、わずかにタッチできず、ファーサイドへ流れた。仙台・ウイルソンがピッチに戻った。
前半19分、ピッチ上空の風はやや不規則。アウェイゴール裏→ホームゴール裏。さらにバックスタンド側→メインスタンド側と巻くような風が吹く。
前半20分、ジュビロ、敵陣左サイドで小林裕紀のパスを受けた阿部吉朗が右足でミドルシュート。これは大きく枠の外に外れた。
前半21分、仙台、カルリーニョスのパスをカットした太田吉彰がミドルレンジから右足でシュート。枠内に飛ぶが、これは八田直樹がパンチングで防いだ!!!仙台のCKに。
前半22分、仙台、CK、メインスタンド側から梁 勇基がキック。これはジュビロがクリアした!
前半25分、仙台、CK、メインスタンド側から梁 勇基がキック。これはファーサイドへ流れた。
前半27分、ジュビロ、前線で前田遼一、山本康裕、阿部吉朗とリズミカルにパスがつながる。最後はゴール前でパスを受けた阿部吉朗がシュートを打とうとするが、仙台にブロックされた・・・。
前半27分、ジュビロ、藤田義明の横パスを受けた駒野友一がマイナスのクロス。これを藤田義明がスルーし、その背後のカルリーニョスが左足でミドルシュート。これは仙台にブロックされた。
前半29分、仙台、ウイルソンがゴール正面からミドルシュート。これは八田直樹の正面。
前半30分、仙台、富田晋伍がゴール正面からミドルシュート。これは大きく枠を外れた。
前半32分、仙台、ピッチ上で倒れ込んだウイルソンが担架でピッチの外へ運ばれた。
前半33分、ジュビロに決定機。敵陣右サイドをえぐった駒野友一が右足でクロス。これをゴール前の小林裕紀が頭で合わせるが、ゴール横に外れた・・・。惜しい場面だった・・・。
前半34分、仙台、選手交代、ウイルソンに代わり赤嶺真吾を投入。そのまま前線へ。
前半35分、ジュビロ、中盤でのコンタクトプレーで阿部吉朗にイエローカード。
前半37分、仙台、敵陣右サイドから菅井直樹がスローイン。赤嶺真吾がボールを受け、リターンパス。これを受けた菅井直樹が右足でクロス。これはジュビロがクリア!
前半37分、仙台、敵陣左サイドを突き、最後は赤嶺真吾が左足でミドルシュート。これはジュビロがブロック!
前半38分、ジュビロにチャンス。敵陣右サイドをえぐった駒野友一が右足でクロス。これをゴール前の阿部吉朗が頭で合わせるが、ゴール上に外れた。
前半41分、ジュビロ、敵陣で藤田義明がスライディングタックルでボールをカット!カルリーニョスが左足でミドルシュート。林 卓人がボールを弾き、ジュビロのCKに。
前半42分、ジュビロ、メインスタンド側からショートコーナー。駒野友一のパスを受けたカルリーニョスがクロス。これは林 卓人にパンチングでクリアされた・・・。
前半43分、仙台、CK、メインスタンド側から梁 勇基がキック。これはニアサイドのカルリーニョスが頭でクリア!
前半45分、前半のアディショナルタイムは4分。
前半アディショナルタイム2分、ピッチ上空に雲が多くなってきた。
前半アディショナルタイム2分、仙台、CK、バックスタンド側から梁 勇基がキック。これは八田直樹がパンチングで大きくクリア!
前半アディショナルタイム4分、仙台、敵陣右サイドで太田吉彰のパスを受けた角田 誠が右足でクロス。これはファーサイドへ流れ、ジュビロのゴールキックに。これを八田直樹が大きくキックしたところで、前半終了のホイッスル。【0-0】
後半1分、仙台ボールで後半キックオフ。ジュビロ、ハーフタイムに選手交代、山本康裕に代わりペク ソンドンを投入。
後半2分、ジュビロ、敵陣右サイドから駒野友一がクロス。これに阿部吉朗が飛び込むが、ファウルの判定。仙台のFKに。途中出場のペク ソンドンはそのまま右MFに入った。
後半5分、ジュビロ、敵陣左サイドで横パスを受けた小林裕紀が上手く反転。相手の寄せをかわし、右足でミドルシュート。これはゴール上に外れた。
後半6分、ジュビロ、敵陣でパスがつながる。左サイドから宮崎智彦、藤田義明、カルリーニョスとつなぎ、最後は敵陣右サイドのペク ソンドンがクロス。これは林 卓人にキャッチされた・・・。
後半7分、ジュビロに決定機。敵陣右サイドをえぐった駒野友一がクロス。これをニアサイドの小林裕紀が右足で合わせるが、惜しくもゴール上に外れた・・・。
後半8分、仙台、梁 勇基のミドルからCKを獲得。メインスタンド側から梁 勇基がキック。これはゴール前の藤田義明がクリア!
後半9分、ジュビロ、カウンターからCKを獲得。メインスタンド側から駒野友一がキック。これは仙台にクリアされた。
後半11分、ジュビロ、CK、バックスタンド側からカルリーニョスがキック。これはニアサイドで仙台にクリアされた・・・。
後半12分、ジュビロ、中盤の右サイドに小林裕紀、同左にペク ソンドンという並びになっている。
後半14分、ハーフタイムコメント、ジュビロ・関塚 隆監督、「相手はサイドバックの背後を狙ってきている。注意すること」、「FWにボールが入った時に速くサポートしていくこと」、「後半立ち上がりから相手は来るぞ。集中して入ろう」。
仙台・手倉森 誠監督、「相手のカウンターに注意すること」、「守備ではマークを明確に落ち着いて対応しよう」、「後半、もう1度集中してゲームに入ろう!」。
後半16分、仙台に決定機。敵陣右サイドからのクロスをゴール前でフリーとなった赤嶺真吾がおとし、フリーの富田晋伍が左足でシュート。これはゴール上に外れた。ジュビロにとっては非常に危ない場面だった・・・。
後半17分、仙台、選手交代、柳沢 敦に代わり武藤雄樹を投入。そのままFWに入った。
後半18分、仙台に先制点。右サイドからの浮きパスをゴール前のチョ ビョングクがクリア。このこぼれ球をエリア内の菅井直樹が反転しながら左足で押し込んだ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。【0-1】
後半23分、ジュビロ、相手のCKからカウンター。最後は敵陣左サイドから阿部吉朗が右足でミドル。これは相手にブロックされた。
後半24分、ジュビロ、中盤の右サイドにペク ソンドン、同左に小林裕紀という並びに戻った。
後半25分、ジュビロ、敵陣左サイドの高い位置で、宮崎智彦から横パスを受けた小林裕紀が右足でシュート。これは仙台にブロックされた・・・。
後半26分、仙台、CK、メインスタンド側から梁 勇基がキック。これはニアサイドで小林裕紀がヘディングでクリア!
後半27分、仙台、中盤でのコンタクトプレーで鎌田次郎にイエローカード。
後半27分、ジュビロ、選手交代、阿部吉朗に代わり安田理大を投入。安田理大を左MF、ペク ソンドンをFWに。
後半28分、ジュビロ、CK、バックスタンド側からキック。このこぼれ球を藤田義明が頭でつなぎ、最後はチョ ビョングクがヘディングシュート!これは惜しくもゴール横に外れた・・・。惜しい場面だった・・・。
後半30分、ジュビロに同点ゴール!!!敵陣右サイドの深い位置から駒野友一がクロス。ニアサイドに安田理大が飛び込み、このこぼれ球をファーサイドの前田遼一が左足で押し込んだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!【1-1】
後半34分、仙台、選手交代、菅井直樹に代わり田村直也を投入。
後半37分、仙台、赤嶺真吾がゴール正面からミドルシュート。これはチョ ビョングクがブロックした!
後半38分、ジュビロに決定機!!!敵陣左サイドでパスを受けた安田理大がドリブル。鋭い切り返しで相手をかわし、左足でクロス。これをファーサイドでフリーとなった前田遼一が右足で合わせるが、ゴール上に外れた・・・・・・。極めて惜しい場面だった・・・・・・・。
後半42分、仙台、角田 誠のパスを受けた太田吉彰が右足でクロス。これに赤嶺真吾が飛び込むが、ファウルの判定。ジュビロのFKに。
後半43分、ジュビロ、チョ ビョングクを最前線に上げた。その分、藤田義明を最終ラインへ下げ、カルリーニョスをワンボランチ気味にした。
後半44分、仙台、CK、バックスタンド側から梁 勇基がキック。これはチョ ビョングクがクリア!
後半45分、後半アディショナルタイムは4分。
後半アディショナルタイム1分、ジュビロ、カルリーニョスにイエローカード(ラフプレー)。
後半アディショナルタイム3分、ジュビロ、敵陣左サイドでボールを持った安田理大が左足で強引にクロス。これはそのままラインを割り、仙台のゴールキックに。
後半アディショナルタイム4分、仙台、角田 誠が敵陣左サイドからクロス。これはファーサイドへ流れ、ジュビロのゴールキックに。
後半アディショナルタイム5分、ジュビロに決定機。敵陣右サイドの駒野友一のクロスをフリーとなった前田遼一が頭で合わせるが、惜しくもゴール横に外れた・・・。ここで試合終了のホイッスル・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。【1-1】
関塚 隆 監督

――感想
今週けが人が出たこともあり、辛抱の時間帯もありましたが、その中でもしっかりと守備、その中からの攻撃という形を作りながらよくやれていたと思います。その中で先制点を取られましたが、その後に足を止めず、同点、逆転のチャンスを作っていたと思います。選手たちは最後まで集中力を切らさずにやってくれたと思います。それもサポーターのみなさんが本当に熱い声援を最後まで送ってくれたおかげです。これをぜひ次につなげていきたいと思います。
――前半を0-0で折り返しただけに、やはり先制点を奪って主導権を握りたかったという試合だったでしょうか?
このところ相手に先制点を奪われていたので、今日はホームゲームでもありますし、ぜひそういう形にもっていきたいと考えていました。
――チョ選手を先発起用した狙いは?
彼も調子が上がっていましたし、やはり高さのところです。ポストに当たった場面もありましたが、リスタートの面などそういった総合的なところを含めて今日は彼の起用を考えました。
――後半途中に安田選手を投入した意図は?
だいぶコンディションも上がってきましたし、彼がこれからどのように前のところで我々にパワーを与えてくれるかという状況になってきたと思います。どのタイミングで彼を投入しようかというところでもありました。
――終盤にチョ選手を前線に上げた狙いを改めて教えてください。
この試合、勝点3を取らなければいけないという戦いでした。短い時間ではありましたが、それで勝負をかけていきました。
――序盤からカウンターの攻撃が多かったように見えましたが、それはゲームプラン通りだったのでしょうか?
ゲームプランと言いますが、どういう入り方ができるかという部分は練習をご覧になっていただければわかると思います。やはり相手のサイドに入った時、特に後半は押し込んだ形でしたが、今日はセレッソ戦のような形で、ただし、速い攻撃だけではなく、厚みのある攻撃ができたからこそサイドから入れた時もしっかりと枚数も足りていたと。それをどのような形でどう出すかところはあったと思います。仙台さんの最初の入り方も非常によく、迫力もありましたし、我々はホームでしたが、そういう形になってしまったなと。最初から狙っていたわけではありません。
――勝点1という結果をどう見ますか?
ゼロよりは『1』というところです。我々はやはり勝ち点を積み重ねなければいけない状況ですし、そこをしっかりと次につなげていかなければいけません。気持ちの面で、先制されながらホームで勝点を奪い返したというところを次につなげていきたいと思います。
――山本康選手のけがの具合は?
今の段階ではだちょっとわからないです。ただ、後半はちょっとプレーが難しいということで交代しました。
――けが人の山田選手、金園選手、山崎選手はリーグ・川崎F戦あたりに復帰できそうですか?
順調に行けば、その前後だと思います。その前後で一気に合流できればとは思います。ただ、それは今後次第だと思いますので。

駒野 友一 選手

駒野 友一 (試合を振り返って)90分を通して自分たちのやりたいサッカーができたと思います。守備の時にはピッチにいる11人の中でしっかりと行く時、行かない時をはっきりさせてできていました。高い位置でボールを取れた場面もありましたし、今までで一番いいサッカーをできたと思います。ただ、選手、そして、サポーターのみなさんもそう思っていると思いますが、今日の試合は自分たちが勝たなければいけない試合でした。
(残りの試合へ向けて)今日のようなサッカーができれば一番です。ただ、どんな状況でもピッチのみんなで同じ絵を描いてプレーすることが大事だと思います。
(サポーターの声援について)今日も試合前から大きな声を出してくれ、選手を勇気つけてくれました。本当に、勝利を届けたかったです。

阿部 吉朗 選手

阿部 吉朗 途中で中途半端な取られ方をして、そこからのカウンターが一番パワーを使いますし、シュートなどでやりきることや、そういったプレーを増やしていければと思っていました。
(残りの試合へ向けて)勝っていないのでやはり悔しいですが、ベストを尽くすしかありませんし、やり続けていくしかありません。今日は先に失点してしまいましたが、そこで耐えて2点目を与えなかったことが同点、さらに逆転のチャンスにつながったと思います。耐えるところは我慢して、声を掛け合っていこうと話し合っていましたし、それを続けて結果につなげていくしかありません。

伊野波 雅彦 選手

伊野波 雅彦 先に失点しましたが、0-1という状況でしたし、残りの時間もあったので、このまま我慢強くプレーできればチャンスもあると思っていました。
(勝点1という結果について)下を向いて時間はありませんし、自分たち次第だと思っています。

安田 理大 選手

安田 理大 ベンチやベンチ外を経験していましたし、やはりフィールドに立つ選手は立てない選手の分まで走らなければいけないと思っていました。こういった均衡した試合は途中から出る選手が大事だと思っていましたし、とにかく前に、とにかくアグレッシブに行くことを意識していました。
(得点場面について)コマちゃん(駒野友一)にクロスを上げてほしいということは伝えていました。ボールが来ることはわかっていましたし、結果的に得点につながってよかったですが、本当は自分が決めなければいけないところでした。ただ、ニアで潰れたらファーが空いてくると思っていましたし、絶対に(前田)遼一さんが入ってくると思っていました。
(残りの試合へ向けて)これでリーグ戦は一度空きますし、天皇杯を含めてしっかりと練習、試合をしてここから前に進んでいきたいです。

ベガルタ仙台 ■手倉森 誠監督
 

――感想
今日は両チームにとって何が何でも勝点3が欲しい試合でした。自分たちも上位に食い込むためには今日はどうしても勝点3が欲しかったです。ジュビロも残留争いに巻き込まれていますが、残留のためには(勝点)3が欲しいと。「その思いがぶつかれば、自然と激しいゲームになることを覚悟するべきだ」という話をしました。
本当に立ち上がりから激しかったですし、ゲームが落ち着くにつれてこのゲームを取るための狙いというものが駆け引きとして現れたゲームだったと思います。ジュビロはブロックを組んでのカウンターというところに勝機を見出したし、我々はブロックを組んでいる相手に対して工夫が必要なゲームでしたしし、その中で1点を取る前に富田晋伍のあの決定的なチャンスで仕留め、あの先制点が2点目になれれば、捉えられたゲームだったのかなと思います。しかし、1-0で進んでいれば、ジュビロも勝点3への可能性というものに対して、またエネルギーが出てくると。失点というものは、まさにそのエネルギーから我々が与えたものだと思っています。
やはりこれが磐田対仙台のゲームだなと思います。いつもがっぷり四つで、いつもドラマティックで。今回に関しては本当にセキさん(関塚監督)やテツ(長澤コーチ)やベンチの面々、森下さん(GKコーチ)も仲間同士の戦いで、誰も譲るわけにはいかないという思いが、本当にピッチに現れたゲームだったと思います。「これぐらいのゲームができるんだ」というものを、残り6試合でまた継続して表現していきたいと思いますし、自分たちが上位争いをするにはジュビロにもこれからの試合で勝ってもらわないといけないので、ぜひ頑張ってもらいたいと思います。
2008年のJ1・J2入れ替え戦を戦った雰囲気とはサポーターの位置が変わったりして様変わりしましたが、遠く仙台から来てくれたサポーターに勝点3を届けられなかったのは残念ですが、来てもらったことに非常に感謝しています。