2013年 試合速報
2013 J1リーグ 28節 vs.ベガルタ仙台
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ウイルソン
赤嶺 真吾
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阿部 吉朗
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山本 康裕
ペク ソンドン
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柳沢 敦
武藤 雄樹
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菅井 直樹
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阿部 吉朗
安田 理大
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鎌田 次郎
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前田 遼一
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菅井 直樹
田村 直也
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カルリーニョス
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
ヤマハスタジアム | 10/5(土) | 15:00 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝、乾燥 | 田中 賢二 | 吉田 寿光 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
晴れ | 90分 | 相樂 亨 | 山内 宏志 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
27.3度 | 56% | 日比野 真 | 花澤 秀登 |
11 | シュート | 10 |
8 | ゴールキック | 7 |
6 | コーナーキック | 9 |
5 | 直接FK | 12 |
0 | 間接FK | 3 |
0 | オフサイド | 2 |
0 | PK | 0 |
仙台・手倉森 誠監督、「相手のカウンターに注意すること」、「守備ではマークを明確に落ち着いて対応しよう」、「後半、もう1度集中してゲームに入ろう!」。
――感想
今週けが人が出たこともあり、辛抱の時間帯もありましたが、その中でもしっかりと守備、その中からの攻撃という形を作りながらよくやれていたと思います。その中で先制点を取られましたが、その後に足を止めず、同点、逆転のチャンスを作っていたと思います。選手たちは最後まで集中力を切らさずにやってくれたと思います。それもサポーターのみなさんが本当に熱い声援を最後まで送ってくれたおかげです。これをぜひ次につなげていきたいと思います。
――前半を0-0で折り返しただけに、やはり先制点を奪って主導権を握りたかったという試合だったでしょうか?
このところ相手に先制点を奪われていたので、今日はホームゲームでもありますし、ぜひそういう形にもっていきたいと考えていました。
――チョ選手を先発起用した狙いは?
彼も調子が上がっていましたし、やはり高さのところです。ポストに当たった場面もありましたが、リスタートの面などそういった総合的なところを含めて今日は彼の起用を考えました。
――後半途中に安田選手を投入した意図は?
だいぶコンディションも上がってきましたし、彼がこれからどのように前のところで我々にパワーを与えてくれるかという状況になってきたと思います。どのタイミングで彼を投入しようかというところでもありました。
――終盤にチョ選手を前線に上げた狙いを改めて教えてください。
この試合、勝点3を取らなければいけないという戦いでした。短い時間ではありましたが、それで勝負をかけていきました。
――序盤からカウンターの攻撃が多かったように見えましたが、それはゲームプラン通りだったのでしょうか?
ゲームプランと言いますが、どういう入り方ができるかという部分は練習をご覧になっていただければわかると思います。やはり相手のサイドに入った時、特に後半は押し込んだ形でしたが、今日はセレッソ戦のような形で、ただし、速い攻撃だけではなく、厚みのある攻撃ができたからこそサイドから入れた時もしっかりと枚数も足りていたと。それをどのような形でどう出すかところはあったと思います。仙台さんの最初の入り方も非常によく、迫力もありましたし、我々はホームでしたが、そういう形になってしまったなと。最初から狙っていたわけではありません。
――勝点1という結果をどう見ますか?
ゼロよりは『1』というところです。我々はやはり勝ち点を積み重ねなければいけない状況ですし、そこをしっかりと次につなげていかなければいけません。気持ちの面で、先制されながらホームで勝点を奪い返したというところを次につなげていきたいと思います。
――山本康選手のけがの具合は?
今の段階ではだちょっとわからないです。ただ、後半はちょっとプレーが難しいということで交代しました。
――けが人の山田選手、金園選手、山崎選手はリーグ・川崎F戦あたりに復帰できそうですか?
順調に行けば、その前後だと思います。その前後で一気に合流できればとは思います。ただ、それは今後次第だと思いますので。
(試合を振り返って)90分を通して自分たちのやりたいサッカーができたと思います。守備の時にはピッチにいる11人の中でしっかりと行く時、行かない時をはっきりさせてできていました。高い位置でボールを取れた場面もありましたし、今までで一番いいサッカーをできたと思います。ただ、選手、そして、サポーターのみなさんもそう思っていると思いますが、今日の試合は自分たちが勝たなければいけない試合でした。
(残りの試合へ向けて)今日のようなサッカーができれば一番です。ただ、どんな状況でもピッチのみんなで同じ絵を描いてプレーすることが大事だと思います。
(サポーターの声援について)今日も試合前から大きな声を出してくれ、選手を勇気つけてくれました。本当に、勝利を届けたかったです。
途中で中途半端な取られ方をして、そこからのカウンターが一番パワーを使いますし、シュートなどでやりきることや、そういったプレーを増やしていければと思っていました。
(残りの試合へ向けて)勝っていないのでやはり悔しいですが、ベストを尽くすしかありませんし、やり続けていくしかありません。今日は先に失点してしまいましたが、そこで耐えて2点目を与えなかったことが同点、さらに逆転のチャンスにつながったと思います。耐えるところは我慢して、声を掛け合っていこうと話し合っていましたし、それを続けて結果につなげていくしかありません。
先に失点しましたが、0-1という状況でしたし、残りの時間もあったので、このまま我慢強くプレーできればチャンスもあると思っていました。
(勝点1という結果について)下を向いて時間はありませんし、自分たち次第だと思っています。
ベンチやベンチ外を経験していましたし、やはりフィールドに立つ選手は立てない選手の分まで走らなければいけないと思っていました。こういった均衡した試合は途中から出る選手が大事だと思っていましたし、とにかく前に、とにかくアグレッシブに行くことを意識していました。
(得点場面について)コマちゃん(駒野友一)にクロスを上げてほしいということは伝えていました。ボールが来ることはわかっていましたし、結果的に得点につながってよかったですが、本当は自分が決めなければいけないところでした。ただ、ニアで潰れたらファーが空いてくると思っていましたし、絶対に(前田)遼一さんが入ってくると思っていました。
(残りの試合へ向けて)これでリーグ戦は一度空きますし、天皇杯を含めてしっかりと練習、試合をしてここから前に進んでいきたいです。
――感想
今日は両チームにとって何が何でも勝点3が欲しい試合でした。自分たちも上位に食い込むためには今日はどうしても勝点3が欲しかったです。ジュビロも残留争いに巻き込まれていますが、残留のためには(勝点)3が欲しいと。「その思いがぶつかれば、自然と激しいゲームになることを覚悟するべきだ」という話をしました。
本当に立ち上がりから激しかったですし、ゲームが落ち着くにつれてこのゲームを取るための狙いというものが駆け引きとして現れたゲームだったと思います。ジュビロはブロックを組んでのカウンターというところに勝機を見出したし、我々はブロックを組んでいる相手に対して工夫が必要なゲームでしたしし、その中で1点を取る前に富田晋伍のあの決定的なチャンスで仕留め、あの先制点が2点目になれれば、捉えられたゲームだったのかなと思います。しかし、1-0で進んでいれば、ジュビロも勝点3への可能性というものに対して、またエネルギーが出てくると。失点というものは、まさにそのエネルギーから我々が与えたものだと思っています。
やはりこれが磐田対仙台のゲームだなと思います。いつもがっぷり四つで、いつもドラマティックで。今回に関しては本当にセキさん(関塚監督)やテツ(長澤コーチ)やベンチの面々、森下さん(GKコーチ)も仲間同士の戦いで、誰も譲るわけにはいかないという思いが、本当にピッチに現れたゲームだったと思います。「これぐらいのゲームができるんだ」というものを、残り6試合でまた継続して表現していきたいと思いますし、自分たちが上位争いをするにはジュビロにもこれからの試合で勝ってもらわないといけないので、ぜひ頑張ってもらいたいと思います。
2008年のJ1・J2入れ替え戦を戦った雰囲気とはサポーターの位置が変わったりして様変わりしましたが、遠く仙台から来てくれたサポーターに勝点3を届けられなかったのは残念ですが、来てもらったことに非常に感謝しています。