2013年 試合速報
2013 J1リーグ 20節 vs.サンフレッチェ広島
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ミキッチ
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佐藤 寿人
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清水 航平
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チョ ビョングク
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ペク ソンドン
前田 遼一
松浦 拓弥
山崎 亮平
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チョ ビョングク
山本 康裕
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清水 航平
ファン ソッコ
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金園 英学
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ファン ソッコ
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ミキッチ
井波 靖奈
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森崎 和幸
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佐藤 寿人
岡本 知剛
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
Eスタ | 8/10(土) | 19:00 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝、乾燥 | 山城 大 | 福島 孝一郎 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
晴れ | 90分 | 中井 恒 | 木川田 博信 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
29.0度 | 86% | 武田 光晴 | 金城 泉 |
15 | シュート | 12 |
7 | ゴールキック | 9 |
6 | コーナーキック | 7 |
17 | 直接FK | 10 |
3 | 間接FK | 1 |
3 | オフサイド | 1 |
0 | PK | 0 |
3試合ぶりのアウェイゲーム。今季敵地での勝利はまだなく、この試合もタフなゲームとなることは間違いないが、チーム一丸となって勝点3を目指す。
前節は名古屋グランパスとホーム・ヤマハスタジアムで対戦。前半、後半の立ち上がりに失点を喫する苦しい展開となった。山田大記、金園英学のゴールなど粘り強く反撃を仕掛けたものの、失点が響き、2-3でタイムアップ。改修工事が完了したヤマハスタジアムの初戦を白星で飾ることはできなかった。
巻き返しの一戦。ジュビロの予想布陣は[4-2-3-1]。GKに八田直樹、最終ライン右から駒野友一、チョ ビョングク、伊野波雅彦、宮崎智彦。ダブルボランチに藤田義明と小林裕紀。2列目右からペク ソンドン、松浦拓弥、山田大記。ワントップに前田遼一。フィールドプレーヤーのユニフォームカラーはサックスブルー。
やはり注目は先発起用となった八田直樹と金園英学。プレッシャーのかかる一戦となるが、しっかりと準備してきただけに活躍を期待したい。大宮アルディージャより期限付き移籍加入したカルリーニョスはベンチスタート。8月6日(火)より全体練習に合流しており、こちらもコンディションをこの試合にしっかりと合わせてきた。
対するサンフレッチェ広島は首位を快走。組織的な攻撃、守備でリーグ2連覇を視野に入れている。前節はアウェイで浦和レッズに1-3で敗戦。今季4敗目を喫することになったが、今季ここまで連敗はゼロ。しっかりと修正してくるに違いない。タレントの数はJリーグトップクラス。7月の東アジアカップを戦った日本代表に西川周作、青山敏弘、髙萩 洋次郎、千葉和彦と4選手がメンバー入り。8月8日(木)に発表された日本代表メンバーにも西川周作、青山敏弘が選出されている。
予想布陣は[3-4-2-1]、GKに西川周作、3バック右から塩谷 司、千葉和彦、水本裕貴。ダブルボランチに青山敏弘と森﨑和幸。中盤右ワイドにミキッチ、同左に清水航平。2シャドーに石原直樹と髙萩 洋次郎。ワントップに佐藤寿人。
前回の対戦は4月のホームゲーム。試合開始直後にエース・佐藤寿人にゴールネットを揺らされ、1点を追う展開となった。その後は反撃を仕掛け、シュート数でも相手を上回ったが、無得点。試合終了間際に石原直樹にゴールを許し、0-2で敗れた。その借りを返すためにも是が非でも勝利が欲しい。
試合の舞台はアウェイ・エディオンスタジアム広島。天気は晴れ。アウェイゲームで久々に勝利し、大きな弾みをつけたい!
――感想
広島まで多くのサポーターが来てくれたことに感謝したいと思います。
試合ですが、広島さんは非常に特長のある戦い方をしてきます。守備のところで“5-4”のブロックを作りながらそこをいかにこじ開けるかと。そして、ボールを奪うとカウンターも非常に速いと。GKを交えたビルドアップと言いますか、どうスイッチを入れるところかというところの変化がつけられるチームなので、ここのところを様々考えたのですが、自分たちがボールを持って主導権を握っている時には攻めきろうと。その時間帯、回数を同等にして戦っていこうという流れの中で、落ち着いてプレーしていくという中で試合に入りました。その意味では前半0-0でいってくれればよかったのですが、ちょっとした縦パスのミスから2、3度と相手の速い攻撃を受け、その一つが失点につながったというのが前半だったと思います。
後半、勢いという部分で立ち上がりからいこうということを伝えたのですが、それが出ず、メンバーを変更しながら活力、エネルギーを加えていったゲームだったと思います。ゴールに近づく回数、押し込む回数は増えていました。そこから同点になってこれからという時にミドルで突き放されたと。ただ、その後も選手たちは足を止めず、足を動かして相手のゴールに向かってくれましたし、そこを次へつなげ、この暑さですが、この1週間でもう一つチームとして一つになり、次に試合に向かっていきたいと思います。
――開幕から先発していた前田選手、川口選手をベンチスタートとした理由は?
やはりチームの中でエネルギーと言いますか、変化をここで加えながら広島さんとの戦いの臨みたいというところはありました。けしてここでその2人が、というわけではなく、僕が就任してから2か月やってきましたし、エネルギーという部分でここが一つのタイミングかなと考え、決断しました。
――ゲームキャプテンを山田選手から駒野選手へ代えた理由は?
これもやはりチームの部分です。キャプテンシーという部分で山田も背負っているところがあるなというところがあったことと、連敗したこともあったので。僕自身ゲームキャプテンと言うか、みんなでチームのことを考えながらというところで考え、今日からスタートということにしました。
――この試合の収穫は?
もう一つ、みんなで一つになって勝つという気持ちをもう少し出していきたいなというところはあります。球際、やはり、最後ゴールネットに突き刺す、あるいはゴール前でそのあたりをしっかりと防いでいくといったところだと思います。その意味では力が入り過ぎているかと言われると、この試合、その流れではありませんでした。ただ、もう少しそこの流れを掴むと。それをやるためにはやはり日頃からみんなで積み上げていくという作業をしていくことが大事だと思います。その意味では攻守両面でやっていることが積み上がっていると思いますし、ここでもう一つやっていくし、それをやり続けるという強い気持ちが大事だと思います。
チームとしてチャンスはたくさんありましたし、僕も含めあとは個人の部分なのかなと思います。
(得点について)ニアからファーというよくあるパターンでしたし、上手くいったと思います。最初は入ったかどうかよくわかりませんでしたが。折り返そうと思ったらGKが先に動いたので、上手く最後までGKを見ることができました。ただ、その後です・・・。1-1でしたし・・・。
(久々のスタメンについて)まだ実力で他の選手より上回っているとは思っていません。次の試合でどうなるかもわかりませんし。ただ、ゴールを取れるという感覚はあるので、今度こそそれを勝点につなげたいです。
やはり取られる時間帯がよくない試合が続いていますし、耐えているときに取られてしまうと、これからという時にしんどくなってしまいます・・・。前半は自分たちの方がカウンターを仕掛けて、という形になっていましたが、やはり失点シーンは失い方がよくなくて失点につながってしまいました。後半も自分たちが主導権を握って得点を取りましたが、やはり粘りきることができなかったことが失点する要因の一つだと思います。
(ゲームキャプテンとなったが?)特別意識することはありませんでした。ただ、流れを変えたかったですし、勝つことができなかったので残念です。今週、(関塚 隆監督から)そういった話があり、試合前に改めて『引っ張っていってほしい』という話がありました。
(3連敗となったが、改善点は?)やはり試合の中でいい時はいいのですが、耐える時に失点をしてしまっています。失点の時間帯を改めて見直さないともったいない試合をこれからもしてしまいます。これからは下位のクラブとの対戦もあるので、勝点をしっかりと取って上に行きたいです。
勝たなければいけない試合でしたし、勝たなければ何も残らない試合でした。立ち上がりもけして悪くなかったのですし、チーム全体として絶対に勝ちたいという思いで1点を返すことができました。ただ、最後の踏ん張りのところだと思います。
あのミドルシュート(※2失点目)は止めなければいけないと感じています。ああいうところで止めていかないと上には行けないと思いました。コースは見えていましたし、反応もできていました。思ったよりボールが伸びてきたという感じはありましたが、自分自身としてはあれはミスです。やはりああいったシュートを止めていかないと。悔いが残ります。
――感想
まずは、今日もたくさんのホームのサポーターに駆けつけていただき、勝つための雰囲気作りをしていただき、試合が終わるまで熱い声援を送ってくれました。そのことが選手が最後まで走り、戦うことができた要因だと思います。感謝の気持ちを伝えたいと思います。
試合は、形はどうであれ前節の敗戦を受け、ホームで絶対に勝つという意気込みで試合に臨みましたし、苦しい展開は多かったのですが、選手はホームで勝利を目指し、最後まで走り、戦い抜いてくれたことで勝利をもぎ取れてよかったと思います。内容を細かくというより、ジュビロは非常に個々の能力の高く、チーム力のある戦いをしてきた中で、苦しい場面もありましたが、勝つために選手が攻守共にチームとして戦い抜いてくれたことが勝利につながったと思います。
最後に、今日2万人近くのサポーターが来てくれて、帰りのところで渋滞もあると思いますが、そこで勝利で振り返ってもらえるような試合にできたことは僕自身嬉しく思います。それと、今日も多数のちびっ子が駆けつけてくれたと思いますが、勝利を届けることができ、強いサンフレッチェを見せることができてよかったです。