2013年 試合速報
2013 J1リーグ 19節 vs.名古屋グランパス
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小川 佳純
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ペク ソンドン
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ダニルソン
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山田 大記
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増川 隆洋
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伊野波 雅彦
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ケネディ
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ペク ソンドン
金園 英学
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小林 裕紀
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松浦 拓弥
山崎 亮平
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玉田 圭司
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金園 英学
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伊野波 雅彦
山本 康裕
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小川 佳純
ダニエル
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山田 大記
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藤本 淳吾
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玉田 圭司
矢野 貴章
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
ヤマハスタジアム | 8/3(土) | 19:00 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝、乾燥 | 高橋 信光 | 佐藤 隆治 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
晴れ | 90分 | 川崎 秋仁 | 原田 昌彦 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
26.5度 | 81% | 武部 陽介 | 花澤 秀登 |
13 | シュート | 7 |
9 | ゴールキック | 9 |
13 | コーナーキック | 3 |
13 | 直接FK | 16 |
1 | 間接FK | 1 |
1 | オフサイド | 1 |
0 | PK | 1 |
“関塚・ジュビロ”にとって真価を問われる一戦となる。
前節・浦和レッズ戦(7月31日)は勝利まであと1歩だった。序盤から均衡した展開となり、前半は0-0。後半に駒野友一の今季リーグ初ゴールで先制したが、終盤に2失点。シュート数では相手を上回ったものの、勝ちきることはできなかった。試合後、関塚 隆監督は「勝負事は一瞬の隙で決まってしまう」と敗戦を悔やんだ。ラスト10分で試合をひっくり返され、ゴールを決めた駒野友一も「すごく悔しい敗戦だった」と唇をかみ締めた。結果として関塚体制として初の黒星となったが、ここが踏ん張りどころとなる。指揮官は「試合は続く。しっかりと準備し、勝点3を狙って戦いに挑みたい」とすぐに次の試合を見据えた。勝利まであとわずかだっただけに気持ちの切り替えは簡単ではないが、「自分たちは1試合1試合負けられない」(藤田義明)。この試合もチーム一丸となり、勝利を目指すのみ。連敗は何としても避けたい。
今節ホームに迎えるのは調子を上げてきている名古屋グランパス。前節はホームで鹿島アントラーズと対戦。前半にケネディ、玉田圭司のゴールで2点をリード。後半にケネディのゴールで試合を決定づけた。これで今季初のリーグ3連勝。5月はリーグ5連敗と思うように結果を残せなかったが、リーグ中断期間で修正を図り、波に乗って白星を積み重ねている。7月に韓国で行われた東アジアカップの日本代表メンバーはいないが、楢崎正剛、田中 マルクス闘莉王ら実績ある選手を数多く揃えており、選手層は厚い。選手個々の能力が高く、攻守でアグレッシブに仕掛けてくるチームだ。
前回の対戦は3月のリーグ開幕戦(アウェイ・豊田スタジアム)。前半にオウンゴールで1点を先行されたが、後半に山田大記のゴールで同点。背番号10のシーズンチーム初ゴールで勝点1を得たが、勝ちきることができなかっただけに、ここで決着をつけたい。
この試合は7月下旬に改修工事が完了したヤマハスタジアムでの“オープニングマッチ”となる。「とにかく勝つこと。チームの力を合わせて勝ちたい」と語気を強めたのはゲームキャプテン・山田大記。スタンドのサックスブルーサポーターと共に戦い、メモリアルな一戦を何としても白星で飾りたい。
ジュビロ、布陣は[4-2-3-1]。GKに川口能活、最終ライン右から駒野友一、チョ ビョングク、伊野波雅彦、宮崎智彦。ダブルボランチに藤田義明と小林裕紀。2列目右からペク ソンドン、松浦拓弥、山田大記(キャプテン)。ワントップに前田遼一。フィールドプレーヤーのユニフォームカラーは紺。
名古屋、布陣は[4-4-2]、GKに楢﨑正剛(キャプテン)、最終ライン右から田中隼磨、田中 マルクス闘莉王、増川隆洋、阿部翔平。ダブルボランチに中村直志とダニルソン。中盤右サイドに藤本淳吾、同左サイドに小川佳純。2トップにケネディと玉田圭司。フィールドプレーヤーのユニフォームカラーはホワイト。
名古屋・ストイコビッチ監督、「味方同士の距離感を大切にしていこう」、「空いているスペースを意識して有効に使っていこう」、「パスを丁寧につないで相手を走らせよう」、「最後まで集中力、精神力を保って戦い抜こう」。
――感想
スタジアムがリニューアルされ、なおかつ20周年のイベントがある今日の戦いで勝利できず、サポーターのみなさん、スポンサーのみなさん、そして、今日は岩手から多くの方々が応援に来ていただき、我々を応援してくれたのですが、本当に申し訳なかったという気持ちです。
試合は、名古屋の力の部分、特に立ち上がりに来た部分をどうしても耐えきれなかったなと。あそこの時間帯をしっかりとクリアしていれば、その後我々の時間帯も来ていたので、そういう内容だったと思いまず。やはり、前節は縦に速い攻撃、今節は高さに対する対応、このあたりを全て対応した守備という部分で、もう少しこれからもトレーニングを積み、しっかりと戦っていけるようなチームにしていきたいと。攻撃の方は、あの高さに対して2点を奪い返したという部分で、ここ3試合1点しか取れなかったのですが、2点を積み上げることができたと。これも継続してやっていくしかないと思っています。
――1点取った後に勝ち越したかったという展開でしたか?
そこは90分のゲームの流れですし、いくらそこで追加点を奪ってリードしたいと言っても相手がいることですし、そこのところはそれが全てだとは思いません。ただ、やはりPKで相手にまた勝ち越されたところは大きかったと思います。ただ、そこをしのぎながら、何とか2点を抑えながらこちらが同点に追いつくような形にしたかったと思います。そういう意味では2点目から3点目の失点がチームとして痛かったなと思います。
――後半の立ち上がりに押し込まれた要因は?
ボールを奪った後に近くを見ていると。そこでプレッシャーを受けて取り返されていたことが立ち上がりに2、3回続いたというところがあったので、もう少しそういったところのゾーンから抜け出て、相手の前へのプレッシャーを回避するような運び方ができればと。途中でそれは話していました。それから右から駒野が前田に出し、(名古屋に)イエローカードが出た場面がありましたが、ああいうような抜けたところで勝負するというところが出てくると、相手の背中を向かせるようなところができたのではないかと思います。
――後半途中に金園を入れて2トップに変更した狙いは?
やはり少し(ペク)ソンドンの攻撃のパワーが見られなかったので。松浦は相手に対して非常に嫌なプレーを見せていましたし、ここ最近のところで金園、それから前田が非常に今日は動き、収まりがよかったので、そこは2人でしっかりと(名古屋の)ダニルソン選手の3枚のところを見ながらという形で今日は行こうと思いました。
チームとしてこういう状況を乗り越えていかなければいけないと思います。全員で力を合わせていかなければいけません。反省することも大事ですし、自信を失わないことも大事です。次のために準備をしていくしかありません。
失点のタイミングが3つともよくなかったと思います。個人的にもミスも多く、迷惑をかけてしまいました。どの相手というよりも自分たちの甘さを見つめ直し、修正していきたいです。
ホームですし、勝点3を狙ったのですが、自分のミスからカウンターを受け、失点につながってしまいました・・・。絶対に取り返そうと思っていたのですが、残念です。
(得点場面について)声を出していたわけではなかったのですが、山田からいいパスが来たので、GKを見て冷静に決めることができました。いい関係を築けたと思います。サポーターの皆さんの声を真摯に受け止め、また強いジュビロを取り戻せるように強い気持ちでやっていきたいです。
前半、後半の入りのところで上手く入ることができませんでした。相手の前からのプレッシャーと、選手間の微妙なポジショニングのところで、自分たちからハイプレッシャーに行けない部分もありました。ただ、それは時間と共に解決できたと思います。ただ、勝利につなげることができませんでした・・・。
(前半のアシストの場面について)自分はああいうところが持ち味だと思っています。ドリブルが簡単に止められたら脅威ではないので、ゴールまで行ければと思って、粘りました。ただ、勝たなければいけない試合でした。本当にそれだけです。
全般的に言えばとてもエキサイティングな試合内容だったと思います。とてもオープンでしたし、どちらに転んでもおかしくない試合だったと思います。攻撃的なサッカーを展開し、全部で5ゴールというのは見ている方にとってはとても楽しかったのではないでしょうか。今日は我々が勝者となりましたが、結果が出たので満足しています。アウェイで勝つことは難しいと思いました。