2013年 試合速報
2013 J1リーグ 9節 vs.ヴァンフォーレ甲府
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山本 脩斗
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ウーゴ
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松橋 優
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松浦 拓弥
金園 英学
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山本 脩斗
山崎 亮平
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ウーゴ
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山本 康裕
ペク ソンドン
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平本 一樹
オルティゴサ
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柏 好文
水野 晃樹
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金園 英学
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金園 英学
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ウーゴ
盛田 剛平
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
中銀スタ | 5/3(金) | 14:04 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝 | 大野 辰巳 | 吉田 寿光 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
晴れ | 90分 | 相樂 亨 | 山内 宏志 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
20.5度 | 26% | 山口 博司 | 角田 亜由美 |
5 | シュート | 5 |
10 | ゴールキック | 5 |
3 | コーナーキック | 10 |
12 | 直接FK | 8 |
1 | 間接FK | 0 |
1 | オフサイド | 0 |
2 | PK | 0 |
ジュビロの予想布陣は[3-4-2-1]。GKに川口能活、3バックは右から伊野波雅彦、チョ ビョングク、藤田義明。ダブルボランチに小林裕紀と山本康裕。中盤右ワイドに駒野友一、同左に山本脩斗。2列目右に松浦拓弥、同左に山田大記。ワントップに前田遼一という並びか。
前節はホームで湘南ベルマーレに4-0で勝利。山田大記、松浦拓弥、山本脩斗、山崎亮平のゴールが決まり、今季リーグ初勝利をマークした。前節は今季キャンプから取り組んできた[3-5-2]から[3-4-2-1]へシステム変更したが、ここまで積み重ねてきたスタイルと上手く合致し、攻守の精度をさらに高めることができた。「いいサッカーをして、なおかつ結果を出すことができた」(森下仁志監督)。もがき、苦しんだからこそ掴み取ったこの1勝は大きな価値を持つ。ここから勝点を積み重ね続け、順位を上げていくだけだ。
対する甲府はリーグ開幕8試合で2勝4分2敗の10位。前節はアウェイで横浜F・マリノスと対戦し、1-1の引き分け。序盤に中村俊輔にFKを直接決められたものの、その後大きく崩れず、ハードワークを継続。最小失点で踏ん張り、終盤に青山直晃の同点ゴールで引き分けに持ち込んだ。予想布陣は[4-4-2]。GKに河田晃兵、最終ライン右から福田健介、青山直晃、土屋征夫、松橋 優。ダブルボランチに山本英臣と佐々木 翔。中盤右に柏 好文、同左に羽生直剛。2トップに平本一樹とウーゴという並びか。ベンチには以前ジュビロ磐田でプレーしたマルキーニョス パラナが控える。
アウェイゲームとなるジュビロにとって、この試合のポイントは前節の躍動感溢れるパフォーマンスを継続できるか。森下仁志監督は「甲府は粘り強く勝点を積み重ねているチーム。だからこそ、自分たちもさらに走り続けないといけない。場所が違っても自分たちのサッカーをしたい」と闘志を燃やす。昨季、さらに今季もここまでアウェイゲームでは思うような結果を残せていないが、ここが踏ん張りどころだ。「一番大切なことはホーム、アウェイ関係なくアグレッシブに戦うこと」と語るのは駒野友一。改めてチームの真価を問われる大一番になる。
会場となる山梨中銀スタジアムの天気は晴れ。キックオフは14時。今季初のリーグ2連勝で一気に波に乗りたい!!!
甲府、「DFに入った時、コースを切るのか、人に行くのかが曖昧。はっきりすること」、「マークの受け渡しをコミュニケーションを取りながらはっきりすること」、「後半は追い風になる。攻撃はミドルもある。守備はロングボールに対しての処理を注意しよう!」。
――感想
今日もバックスタンド、ゴール裏が埋まるほどのたくさんのサポーターの方に来ていただき、本当に感謝しています。ゲームに関しては一言、PKのシーンに象徴されるようにサッカーの本質的な部分で負けたと思います。
――PKの場面についてはやってはいけないミスと見てよいのでしょうか?
やってはいけないというより、準備の部分も含めあのシーンが球際を含めて今日の試合を象徴したシーンだったと思います。90分通して戦い続けたのは甲府さんだと思いますし、それが今日の試合の結果だと思います。
――前節素晴らしい活躍をした山本康裕選手がなかなか前を向けない場面が目立ちましたが?
個人的な評価というより、チーム全体として先ほど言ったように本質的なところで90分やり続けることができなかったという部分だと思います。途中から入った3人は本当によくやってくれたと思いますし、彼らのようなエネルギーを持った選手が一人でも多くないと、こういった粘り強い相手に対してはとても難しい試合になることは当然だと思います。
PKのどちらかは止められればよかったのですが・・・。とにかく止めることを考えていましたし、そこで流れを引き寄せたかったのですが、2本とも決められてしまいましたし、やはり悔しいです。負けは負けです。前半からちょっと全体的に重い感じがあったと思いますし、やはり立ち上がりからたたみかけるような攻めができればと。前節の湘南戦の勝利はやはりそれがあったからこそだと思いますし、その姿勢は失ってはいけません。僕らは下の順位ですし、けして上位ではありませんし、チャレンジャーですから。さらに挑むようなプレーができればと思います。
今日、負けた理由は球際に尽きるのかなと・・・。相手に全部やられてしまったかなと。相手が蹴ったボールのセカンドボールを拾われることも多かったですし。押し込むこともできましたが、自分たちからカウンターを受ける場面もありました。ボールの回し方としても外、外という形が多い時間帯もありましたし、あまりよくなかったかなと。もう少し中央にパスを入れたり、さらに2列目が前を向いて攻撃参加できればと。この試合に関しては前を向いても低い位置でしたし、仕掛けられる位置でボールを持てたかと言えばそうではなかったので。
後半の途中から[4-4-2]になって、相手と対峙することが多かったですし、もっと仕掛けることができればと思います。(チョ)ビョングクも上がってきて、ロングボールも増えた中で、もう少し自分たちでセカンドボールを拾う選手、競る選手という役割をはっきりさせることができればと。前田さんとゾノ(金園英学)が競るだけでも相手は苦労していたと思いますし、嫌がっていたので、なおのこと役割をはっきりさせることができればと。すぐ試合があるので切り替えてやっていければと思います。
久々にピッチに立つことができましたし、収穫はみんなと一緒にプレーできたことです。ただ、まだまだ足りない部分もあります。[4-4-2]の中盤の右サイドでのプレーでした。負けている状況でしたし、攻撃的なプレーを意識していました。
――終盤はロングボールが増えたが?
それは意図的にというより状況が状況でしたし、そういったプレーが出たと思います。次の試合に出るかどうかは僕自身が決めることではありませんが、出るチャンスがあればチームの助けになるようなプレーを心がけたいです。
後半の途中までは僕が入って、前田さん、山田の3人が前線で流動的に動く感じでした。途中からは僕と前田さんで2トップになる[4-4-2]でした。得点シーンに関しては2トップで崩せたことは大きいと思います。ロングボールからの攻撃でしたが、今日の試合に関してはセカンドボールをシンプルに拾っていく形も相手が嫌がっていたと思いますし、そういった引き出しもありなのかなと思います。
1失点目のところは相手のリスタートのところでもっともっと準備しなければいけませんし、2点目はカウンターの対応のところです。そこでももっと準備していればああいった場面を作らせなかったと思いますし、もっともっと準備しないと。ディフェンスとしてはそういったプレーをしていかなければいけませんし、そこを反省しなければいけません。ゾノ(金園英学)が途中から入ってきて攻撃が変わったイメージもありましたが、もっともっと相手に怖さを与えるようなプレーをしていければと。前節の湘南戦ではそれができていましたし、そういったプレーをさらに増やせればと思います。
――感想
磐田さんを今週ずっと分析してきました。分析すればするほどサイドからの攻撃もある、ポストプレーヤーもいる、中のボールを持った選手の力もある、持っていない選手の力もある、キックの質の高い、と本当に武器の多いチームだと思いました。チャンスの数ではJリーグでもトップクラスだろうと。今上位に並んでいるチームよりもチャンスの数を多く作っているという点では難しいゲームになると思っていました。
チーム全体としてはジュビロの攻撃のよさを出させないところを全員で意識して準備してきました。そういう中で我々らしいサッカー、場面をいかに多く作れるかというチャンレジという意味では守備に関してはおおむね選手全員がやってくれたと思います。ただ、そういう守備のハードワーク、共通認識を持ちながら守備をするという上では我々がボールを保持し、保持する中でスペースを突いていけるような場面を多く作っていかないと、GKに助けられるような場面がないと勝点3を取れないようなゲームになってしまうのかなと。今日は2-0で終わらせられなければいけないゲームでしたし、そこで1点取られたことを含め、攻撃の保持のところと1失点のところはしっかり反省して次に生かしていきたいです。